おいしい合間にマレーカンポン(村)を歩く　∽ マラッカ 年末4日間の旅(5) ∽

2013/12/28 - 2013/12/31

マラッカでの3日目。今日もおいしく食べ続けております。

朝から危うく「あまちゃん10時間スペシャル」にはまりそうでしたが、マラッカに着いてから気になったところを今日は巡ってみます。
午前中はホテルの窓から見える伝統的な低層高床式住宅が集まるマレーカンポン(村)に行ってみました。
午後はオランダ広場近くから観光ボートに乗り、降りてからもう1度川沿いを歩いてみました。

＊前回のマラッカ旅行記
マラッカ日帰りツアー　∞ アジア・グランドサークル・ツアー(5) ∞
http://4travel.jp/travelogue/10422867
[オランダ広場～セント･ポールの丘、ハーモニーストリート(ヒンドゥー寺院、仏教寺院、イスラムモスク)が中心です]

エリア マラッカ(マレーシア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

*-*-*-* 3日目 *-*-*-*


青い線が3日目に歩いたルート。
今日も北へ南へ…。
マラッカは歩くのに丁度いい範囲にいろいろ集まっていて楽しい！

午前中はホテル周辺で


Ramada Plazaを出て、近くの南華鶏飯で朝食、そのままグースネックの中にあるカンポン・モルテンへ。
U字に沿って川縁を歩いてホテルへ戻るというルートです。

ホテルの窓から見えるカンポン・モルテン
Kampong Morten


高層ホテル街の中でニョキッと張り出す不思議な光景。
川向こうへ渡る小さな橋が見えます。あの橋を目指すことにしましょう。

ラマダ プラザ バイ ウインダム ムラカ ホテル

南華鶏飯
Nam Wah Hotel Cafe & Chikin Rice


待ちに待ったチキンライス。
マラッカ・ガイドを読んでいてここだ！と狙いを定めました。

ホテルから歩いて1分。1966年創業のマラッカで一番古いチキンライス店だそうです。

153 Jalan Bendahara, 75100 Melaka
06-2843-881
8:30-17:00　水曜休

マラッカ･ガイド
http://melakajp.com/best/b26.html

きれいな食堂でした

ご家族のようです


マラッカで訪れた店はどこも感じのいい方ばかりでしたが、このお店の方たちはまるで何年も通い詰めている常連客のようにあれこれ接してくれました。

そして最後にはお会計が11.2RMだったので切りよく12RMを出したら、「細かいのがないなら11RMでいいわよ〜」って。こんなことは中国系の店で初めてです。本当はもっと置いていきたいところですが、0.2RMのコインを取り出しました。
夕方店の前を通りかかると、店の中から皆さんで手を振ってくれました。

2種類のチキンライス


蒸し上げた鶏とローストした鶏。どちらもおいし―――っ!!
どうしたらこんなに柔らかくしっとり熱が通せるんだろう？

鶏の足で出汁を取ったスープは、今まで食べたチキンライスのお供のどれよりも濃くておいしい。

マラッカ独特の炊きたてご飯を丸めたおにぎり


これがもちもちっとしていて、もっと頼めばよかった…。

マラッカ風ソースの作り方

チリソースにしょうが、中華醤油を混ぜ合わせるのがマラッカ風と教わりました。
このチリソースとしょうががカオマンガイと違うのよね…。
ひとり2皿でもいける。

古い洋館がぽつんと残っていました


お腹いっぱい。歩かなくては。

ホテル街に取り残されたような古い洋館。
セント･ピーター教会かと勘違いしていましたが違うようです。
何かわからないけど映画に出てきそうな建物です。

カンポン・モルテンへ渡る橋


ホテルから見えた小さな橋。
花の模様がかわいい太鼓橋。川沿いの遊歩道には大きな盆栽のように鉢植えが並べられていました。

川にはいくつもの橋が架かっていて、どれも個性的なデザインでした。

遊歩道にもタイル

盆栽はブーゲンビリアでした

川に沿った謎のレール


モノレールか？それにしては華奢なような…。
モノレールが通るのを見たことがないし…。

…と思ったら、もっと川上にうち捨てられたモノレール駅と車両がありました。
事故があって廃線になったのかな。

橋から見えるRamada Plaza

ビラ・セントーサと勘違いしてしまいました…


ビラ・セントーサは一般に公開されているマレーハウスですが、年中無休のはずなのに閉まっています。年末だからかな？と諦めましたが、これはビラ・セントーサではなかったようです。
このお宅の塀に看板があったのに…

鉢で育てるんですね


お庭が広いのにどこのお宅でも鉢植えで花を育てています。

カンポン・モルテンはマレー民族の居住区を保存しているようですが普通に住民が暮らしていて、夕方に通りがかって路地を覗くと夕餉の煙が上がっていたりしました。

静かで、遠くかすかに人の気配が聞こえます

こちらがビラ・セントーサ Villa Sentosa


派手な飾り付けのマレーハウス。
ゲストハウスだと思っていたら、家に帰って調べるとこちらが本物のビラ・セントーサ。
200年以上続く一族の家だそうです。見学をせずに残念です。

でもカンポン・モルテンの中でこのお宅の派手な様子は特に目立っていて、最初に勘違いした家の方が一般的な姿のように見えます。

ビラ セントサ 建造物

イスラムモスクのようです


マレー系はイスラム教徒。地区の寺院のようです。マラッカで見た他のモスクのように尖塔のマレー風寺院でした。

一般のお宅のようです


三角屋根は付いていても、どこか洋風で現代的なパティオを持っていました。

打ち水をして、パティオで涼めば気持ちよさそう

ここはゲストハウスで間違いなさそう

ロンガン(龍眼)かな？


鈴なりになってました。

ベルベットのような花、Tropical dogwood(ハンカチの花)というらしい

川の流れが穏やかです


時々風が吹くと気持ちいい。

観光ボートが通り過ぎました


あとであれに乗ってみよう。

U字の反対側の橋に着きました

今度の橋は看護婦さんの帽子のような太鼓橋

清掃中をお邪魔します


ポンプ車が出動して大がかりに掃除中。どうりできれいなはずです。

橋からの眺めがいい

ここはジャスミン

階段が凝っています


川沿いの遊歩道から街へ出る階段。公園のように整備されています。

いい散歩道でした

イスラム教徒用の衣料品屋さん


ホテルに戻る通りは地元の方のための商店街でした。

バナナリーフカレーの店


夜はここに来てみよう。でもお客さんが入っていないな…

昨晩のロッティの店の向かいの屋台街。お客さんがいっぱい


ホテル近くの屋台街Mei Sin Cafe。ここもいいなぁ。

トイレ休憩でホテルに戻ったはずが、また「あまちゃん」に見入り12:00に再出発。

昨晩のワンタンミー屋は叉焼屋台に変わっていました


この後中国茶の鄭和茶館に寄ってみましたが、またまたお客さんがひとりもいないので入らず。
何度もトライしたインフォメーションにはやっと入れる時間に行きましたが、これといって欲しい地図や資料がなかったです。本屋さんやKL空港で売っているマラッカ観光地図が一番詳しかったと思います。

海洋博物館の帆船の前を通って…


樽のような船。これがちゃんと動いてポルトガルからやってきたのはすごいなぁ。

海の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

Jalan PM 3


マラッカ･タワー近くの路地。
小さなオフィス街のような感じです。

Restoran S.Hin　順興茶餐室
(Tanjung Mee Goreng)


お昼はここにしましょう。

G23-25, Jalan PM 3, Mahkota Square, 7500, Melaka
016-663-0098
8:30-16:30

大きな食堂です

Mee Goreng　５RM(160円)


辛い！でもおいし〜

Nashi Goreng　5RM


たかが焼きめし、されど焼きめし。
何が違うのか、ここのナシ・ゴレンはおいしかった…（うっとり）。

突き当たりの乾物屋街を覗いてみる


PM 3の突き当たりは乾物屋が集まる小さなモールでした。
タンジュンのメニューでカヤトーストを見たら食べたくなり、土産にカヤジャムはないかと探しましたが見つからなかった。
スパイスやソースが中心のようです。


またまたお腹がいっぱい。でも歩くのはちょっと疲れてきた。
午後は楽をして、ボートツアーに乗ってみましょうか。

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リバークルーズ　∽ マラッカ 年末4日間の旅(6) ∽
http://4travel.jp/travelogue/10850305
に続く…