マレーシア旅行記　その１　－マラッカ－

2017/05/03 - 2017/05/07

今年のゴールデンウィークは５連休。カレンダーどおりにしか休めない我が家にとってこれは千載一遇のチャンス。少しだけ遠出をしてマレーシアのマラッカに行ってみることにしました。
ご存じの方も多いと思いますが、マレーシアはホテルの宿泊料金がとても手頃で、普段は手が届かない高級ホテルもこの国なら何とか手が届くのもこの国の魅力です。マラッカに３泊して直接クアラルンプール空港に戻ってもよかったのですが、クアラルンプールに移動してリッツカールトン・クアラルンプールに１泊して、アフタヌーンティーと飲茶を楽しんで帰ることにしました。

今回の旅程は次のとおりです。
１日目　関西国際空港発・マレーシア・クアランプール着　マラッカ泊
２日目　マラッカ泊
３日目　クアランプール泊
４日目　機中泊
５日目　帰国

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: エアアジアX
• 旅行の手配内容: 個別手配

エアアジアでクアラルンプールKLIA2ターミナルに到着。空港に着いて最初にすることはSIMカードを購入すること。空港には数社の通信会社の店舗がありました。DIGIのSIMカードを購入しようと思っていたのですが、すごく混雑していたので空いているHOTLINKの店で購入することにしました。HOTLINKのSIMカードですが、特に問題はなかったです。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

マラッカにバスで向かうとかなり遅い時間になるので、ちょっと奮発してタクシーでホテルまで向かうことにしました。

ここでタクシーチケットを購入します。

料金はちょっとサイズが大きめのプレミアムで252.2リンギッド（6,800円）でクレジットカードで支払うことができました。135kmの道のりなので安いのではないかと思います。

最初に乗ったタクシーのエンジンがかからなくて、車を乗り換えたりして空港を出発したのが18時過ぎになってしまいました。

途中は高速道路を快走します。

20時30分頃にようやくノボテルマラッカに到着。自宅を出てから約14時間、ちょっと疲れました。

ノーブル リゾート ホテル マラッカ ホテル

カードキーを受け取って部屋に向かいます。

エグゼクティブルームを予約していましたが、アコーホテルズのプラチナメンバーなので、The Executive Premier Roomにアップグレードしてもらいました。
これで1泊5,000円ほどと驚愕のコストパフォーマンスです。

ウエルカムスィーツも置いてありました。

1階のバー

ロビー

夕食はホテルの近くでお客さんがたくさん入っているレストランを見つけてすませることにしました。

チャーハン

エビマヨ

この後は、ホテルに戻って寝るだけです。

朝食は18階のラウンジか１階のレストランを選択できましたが、2日目の朝食は18階のラウンジでとることにしました。食べ物の種類が少ないのは残念ですが、落ち着いた雰囲気の中で、朝食をとることができるので、これはこれでありかなと思います。特に朝からあまり食べられないという方にはこっちの方がお勧めです。

眺望も良好です。

１階のレストランとは比べ物になりませんが、利用者の人数を考えると食べ物はそれなりのラインナップとも言えます。

こういう容器にいれてあると牛乳やオレンジジュースもいつもより美味しそうに見えますね。

朝食をすませて部屋でひと休みした後はいよいよ街歩きに出発です。

ホテルからオランダ広場までは20分ちょっとくらい。2kmもないのですが、蒸し暑いので結構堪えます。この辺からマラッカ中心部になります。

独立宣言記念館 博物館・美術館・ギャラリー

サンチャゴ砦に到着。ここから丘を登ればセントポール教会に行くことができます。

サンチャゴ砦 建造物

民族と美の博物館 博物館・美術館・ギャラリー

旧市街にはいるとトライショーの客引きからあちこちで声をかけられます。

この辺がマラッカの中心、オランダ広場です

オランダ広場 広場・公園

オランダ広場から橋を渡ってチャイナタウンへ。まずはマラッカで一番旅行者の評価が高かったババ・ニョニャ・ヘリテージへ向かいます。

マラッカ川 滝・河川・湖

プラナカン文化の香りがする家並みが続いていて、歩いているだけでタイムトリップをした気分に浸れます。

少し歩くとババ・ニョニャ・ヘリテージに到着。

ババ ニョニャ ヘリテージ ミュージアム 史跡・遺跡

どうやって入るのかなと入口に立っていたら、中から上品なおばあさんが扉を開けてくれました。たぶんこの家のオーナーではないかと思います。

いくつかの注意事項を了解して、入館料を払うと日本語の説明が入ったクリアファイルを一人一冊ずつ貸してくれます。個人所有のミュージアムですが、とても見応えがありました。唯一残念だったことは、玄関口以外は撮影禁止だったことです。

これも玄関口に置いてあった家具。

ババ・ニョニャ・ヘリテージには1時間くらいいたように思います。建物内はそれなりに涼しくて良かったのですが、街歩きを始めると暑い、暑い！

ジオグラファーズ カフェ カフェ

というわけで、休憩決定。涼めたらどこでも良かったのですが、なかなかこじゃれたカフェでした。

街歩き再開です。

少し歩くとマレーシア最古の寺院、チェンフンテン寺院（青雲亭）に到着です。

チェン フン テン寺院 寺院・教会

寺院の前には客を乗せたトライショーが何台も止まっていました。

チェンフンテン寺院のとおりを少し歩くと白亜のミナレットを持つカンボン　クリン　モスクがありました。このモスクも中にはいることができます。

カンポン クリン モスク 寺院・教会

お腹が空いたというより、暑いので「地球の歩き方」に紹介されていたリバービューカフェでランチです。

リバー ビュー カフェ カフェ

値段はとても手頃で味もよく、お勧めできるカフェでした。

リバービューカフェはマラッカ川側にも出入口があって川沿いの遊歩道に通じています。

リバービューカフェを後にして、マラッカ川沿いを歩きます。とてもよく整備された遊歩道で、ゆったりと落ち着いた雰囲気でした。

オランダ広場まで戻ってきました。

1753年、オランダ統治時代に建てられた教会です。

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

オランダ広場からタクシーを拾ってマラッカ海峡モスクに行こうとしたのですが、ドライバーの言い値は往復５０リンギッド。値段交渉をしても４０リンギッドから下がりません。ちょっと高い気がしたので、今回の旅行のためにスマホにインストールしたGrabアプリで車を呼んだら、片道６リンギッドで済みました。日本ではなじみがないアプリですがアジアでは急速に普及していて超便利です。

オランダ広場からマラッカ海峡モスクに到着しました。

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

マラッカ海峡モスクの中は撮影禁止ですが、中に入ることはでき、無料で案内もしてもらうことができました。

再びGrabで車を呼んでオランダ広場に戻ります。

1521年に建てられた教会跡です。この教会に日本でもお馴染みのザビエルの遺骨が９ヵ月安置されたそうです。

セントポール教会跡 寺院・教会

教会がある丘の上からの眺めはなかなかのものでした。

暑いので飲み物もそれなりに売れているようでした。

教会の内側はこんな感じです。映画のセットを裏側から見たみたいな感じです。

ホテルに戻って、１階のバーでチェックインの時にもらったウエルカムドリンクチケットでビールをいただきました。暑いのでビールがうまいです。

ノーブル リゾート ホテル マラッカ ホテル

部屋でひと休みして、18階のラウンジへ。夕方から20時まで軽食とワインなど飲み物のサービスがあります。これで1泊5,000円は驚愕のコストパフォーマンスです。

ホテルの軽食サービスでそれほどお腹が空いているわけでもなかったのですが、近くにマラッカでも最も古いニョニャ料理のレストラン　オレ　サヤンがあるので行ってみました。

オレ サヤン(親切餐舘) 地元の料理

値段はやや高めな気がしますが、店内はお客でいっぱいでした。メニューは高いものを勧めてきましたが、お腹があまり空いていないので軽めのものを注文しました。味はまあまあですね。

一夜明けて、ホテルの1階のレストランで朝食です。

パンはヨーロッパのノボテルと比べるいまいちな気がしましたが、すごくたくさんの種類があり楽しめました。

ホテルをチェックアウトして、マラッカバスターミナルへ。Grabで１２リンギッドでした。ここで日本で予約しておいたクアラルンプール行のバスのチケット（プリントアウトしたもの）にスタンプを押してもらいます。結論から言うと、クアラルンプールまでは複数のバス会社が頻繁にバスを運行していて、よほどの混雑時でないと予約は必要なさそうでした。