「イタリア弾丸個人旅行③」フィレンツェ編1

2013/11/01 - 2013/11/07

2週間前に出発を決め、そこからリサーチ・予約・決行の5泊7日弾丸個人旅行。

なんとかなるものですね…

ローマ～フィレンツェ～シエナ～ミラノを旅しました。

美しい写真はみなさまに任せ、ほんの些細な情報が誰かのお役にたてればと思います。

ローマから移動しフィレンツェへ（2泊）

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ローマ編からつづき。旅3日目。

今日はローマからフィレンツェへイタロに乗って移動します。

ローマのホテルの国際電話リストを見て改めてローマは世界中から観光客がくるんだなあと感心しながら身支度を整えます。

朝食を食べ移動開始。

利用するイタロの駅はテルミニ駅ではなくティブルティーナ駅。

テルミニ駅からB線Rebibbia行きで4駅、6分。
売店で1回券1.5ユーロ購入。

よし着いたぞと4駅目で下車。
しかし、あれ？ここティブルティーナじゃない…

どうやら3駅目のボローニャから枝分かれするものに乗っていたようです。
私が見ていた路線図にはそんな路線は書いておらん…

女性駅員さんに確認、ボローニャに戻り乗り直し、無事にティブルティーナに着いたのでありました。

ローマは遺跡の関係でメトロの工事が進まないなんて話も聞きましたが、間違えた駅はキレイで、設備なんかも新品で、条件をクリアした新しい駅なのかしらなんて思い写真を撮ってみました。

今回利用するイタロ。

フェラーリの会長も出資している、2012年に新規参入した高速鉄道。
フェラーリ色のかっこいい車両です。

最高時速360kmでローマ〜フィレンツェ間は約1時間半。

特・１・２等の3種類の車両あり。

早割などだと２等２０ユーロなんて噂も聞きましたが
１週間前なので２等も５０００円近い。
５８００円の１等にしてみました。

１等車両は横３列（１・２）

広い座席で、WiFi無料、席にはコンセント、ゴミ箱なんかもあります。

週末とあってイタリア人の家族旅行も多く見かけました。

１等は飲み物とお菓子のサービス付き。

なかなか上等なクッキーをいただきました。

※私がリサーチした時もイタロの情報はまだ少なかったので、詳細はまた別にアップしようと思います。

イタロ利用客は、フィレンツェのバスなどが到着から24時間、出発前24時間無料という特典もあるそうです。

定刻通り、あっという間にフィレンツェ着。

駅近くのホテルに荷物を預け、街に出ます。

フィレンツェはこじんまりした街。
駅からドゥオモまで徒歩5分など、各ポイント間は徒歩5〜15分が目安。

トラブル対策として余裕をもった時間でウフィツィ美術館を予約しており、時間が余っています。

ということでぶらぶら。

ジョットの鐘楼。

ヴェッキオ宮。

ぶらぶら。

ウフィツィ美術館。

またあとで来ます。

ぶらぶら。

ウフィツィの中庭を抜け。

アルノ川に出ました。

体力を温存しておきたいけれど、対岸まで散歩してみます。

恋人たちの鍵がこっそり。

なんともオツなポンテヴェッキオを渡ります。

橋の上とは思えない生活感。

日本人夫婦がいらっしゃいました。
ステキな後姿。

ピッティ広場に着きました。

広場に直接腰をおろし、のんびりしている皆さんにまぎれて、私ものんびりしてみます。

ワンワン。

黒めの鳩クルック―。

今回は入りませんでしたが、ここピッティ宮には５つの博物館と美術館、庭園があるそうです。
えらい豪商だったのですね。

そろそろウフィツィ美術館に戻ります。

ぽかぽか陽気で気持ちがいいです。

日本の団体ツアーの方々にも数組遭遇しました。

ウフィツィ美術館の中庭には絵描きさんがいっぱい。

川に向かって右にチケット引換の３番窓口、
左に予約者用入場口１番、予約なし入場口２番があります。

ここで私が利用した「ネット予約」の方法をメモしておきます。

公式HP（英語あり）
http://www.uffizi.firenze.it/en/musei/index.php?m=uffizi
↓
Buy tickets on line
※ものすごく探しにくいですが真ん中あたりです。
どうしても見つけられない方はCtrl+Fでページ内検索して下さい(笑
↓
The Uffizi GalleryのBuy>>
※ちなみにこの画面からアカデミアも予約できます。
↓
Buy
※通常チケット6.5+予約4=10.5ユーロですが私は企画展込でだったので合計15ユーロでした。
↓
希望日横のTicketsをクリック
※なんとも妙なサイトで、切り替わると伊語になる時や、またたくさんの美術館からウフィツィを選ばされることもあります。
焦らずプルダウンからウフィツィを選びましょう。
↓
好みの時間で枚数選択
※大人・18-25歳、フリーがありますが大人はFULLです。
※1枚しか選べないときはその時間はもう1枚しかないということです。
↓
Shopping cart
↓
□承諾にチェック
↓
Continue
↓
アカウント登録
※持ってない人はI am a new customer. 「Register」へ
↓
Continue
↓
金額を確認（私はカードで15ユーロ）
↓
Buy now
↓
登録したアドレスに届いたメールを印刷
↓
3番窓口でチケットと交換
↓
1番窓口から入場

という流れでした。

予約なしでも入れますが、予約なし2番窓口前はかなりの行列でなかなか入れてもらえてませんでしたので、予約されるとスムーズかと思います。

予約時間に入場。

入ってすぐに飛行機並みのセキュリティチェックあり。

階段か、入って左奥のエレベーターで３階にあがります。

回廊になっていますので（学校の廊下っぽい）グルリと鑑賞します。

撮影は禁止。

ちなみにウフィツィ美術館はグーグルビューで館内を観ることができます（笑

ここの目玉はなんといっても
ボッティチェッリのヴィーナス誕生とプリマベーラ。

予約制なのでギュウギュウということはありませんが、
この絵の前が一番にぎわっておりました。

思いのほか大きいのですよ。

ウフィツィ美術館はポンテヴェッキオ〜ピッティ宮まで回廊でつながっています。

そのヴァザーリの回廊は別に予約が必要とのことです。

そしておススメはテラスからの眺め。

バールは利用しなくとも、ヴェッキオ宮とドゥオモが一望できますのでぜひ立ち寄ってみてください。

ヴェッキオ宮が目の前に見えます。

旅行中は野菜不足に陥りますので、この眺めのよいバールでお茶だけでなく野菜を摂取することに。

山盛りサラダにパンもついてきました。
サラダとカプチーノで１７ユーロ。
ツナが缶じゃないので、値段は高めですがとてもおいしいです。

他にもお安いメニューもたくさんあり、気軽に利用できます。

カラバッジョやラファエロなども堪能し、お土産売り場へ。

日本語コーナーが充実しています。

日本人観光客の多さがうかがえます。

最後の出口手前に郵便局の派出所があります。

日本に出してみてはいかがでしょうか。

定価１．６ユーロですが、ここは２ユーロ。

手数料入りですが、ウフィツィから出したのよと言ったら喜ばれるかもしれません。

ちなみに日本からのエアメール葉書（定型）は現在70円。
日本は安いですねえ。

※後日談：ここから出した分は1週間ほどで日本に届きました。ローマの売店から出したはがきは2週間かかりました。

無事に鑑賞を終え帰路へ。

気候もよいので、帰る途中にある老舗ジェラート屋「ペルケ・ノ！ 」に。

シチリア産ピスタチオ使用とのこと。

観光客向けのチープなものではなく、しっかりピスタチオの味がします。

一番小さいこのカップで２ユーロ。

ドゥオモ周辺にて。
美術館でも会った修学旅行生たちが制服姿でとても目立っていたせいか、周囲の外国人観光客がザワザワ集まり、学生さんたち、写真を撮られていました…笑

本日は日曜日。ドゥオモはお休み。
見学は明日に。

駅近くのスーパーによってから帰ります。

旅行中はスーパーに必ず行きます。

食事や土産の節約だけでなく、野菜不足など体調管理、物価の把握、食文化への興味、周辺の治安など、その土地の雰囲気をつかむことができるからです。

ピザや惣菜、野菜、生ハム、水などはお安いですが、輸入フルーツ、寿司などはお高め。

買ってみました。

サラダ
（具材豊富で約２５０円、野菜自体も甘味があっておいしい）

ピザ（一切れがかなり大きく約１８０円、味はいいが生地が固くなるのでお店の方がよい）

サラミ（とてもおいしく約１００円、日本にもあったらよいのに）

パイナップル（輪切り２つで約３００円、味はいいけど他に比べると割高）

水(1Lで約80円）

といった感じでした。

美しい夕日に明日も楽しい予感です。

今日もたくさん歩いたので足腰に湿布を貼って寝ることとします。

フィレンツェ１泊目おわり。