2013/11/01 - 2013/11/07
2717位(同エリア6773件中)
ひろさん
2週間前に出発を決め、そこからリサーチ・予約・決行の5泊7日弾丸個人旅行。
なんとかなるものですね…
ローマ~フィレンツェ~シエナ~ミラノを旅しました。
美しい写真はみなさまに任せ、ほんの些細な情報が誰かのお役にたてればと思います。
ローマ編(2泊)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
飛行機編で書いた通り、テルミニ駅横のホテルを予約。
まさにテルミニ駅ビューの部屋にチェックイン。
1泊目はこれにて終了です。 -
23時ころでも駅の正面やバス乗り場は観光客でにぎわっていましたが、ちょっと端っこに目をやると、外で寝ている方々が見えました。
-
西は時差が調整しやすくスッと起床。
ええ天気の予感。 -
朝は冷たいものが多い中、スクランブルエッグとはいえホットミールが朝食にあり、ありがたや。
-
朝8時バチカンに向かいます。
最後の晩餐やウフィツィ美術館など、時間指定のあるものを軸にスケジュールをたてネット予約していましたが、バチカン美術館は休館日じゃないことだけ確認し後回しにしておりまして…
出発の1週間前頃、あれ?日本と同じくイタリアも連休の週末で前後日休館?混むんじゃね?とあわてて予約を取ろうとしたところすでにクローズ。
団体ツアーで入場することに。
到着やいなやバチカンの周囲をぐるりと囲むこの行列。
この日、予約者だけで1万7千人だったそうで… -
バチカン美術館入場口。
ああ、ガイドさん付きで大正解。
こんな混雑の中、個人では歩くだけで精一杯になってしまうところでした。 -
ガイドさんにくっついてすんなり入場。
まずは庭園でシスティナ礼拝堂のお勉強です。
というのも礼拝堂は私語・写真NG。
各国のガイドさん、解説パネルの置かれているこの庭園で事前説明をする段取りのようです。
色々な国の団体さんがそぞろ歩いています。 -
松ぼっくりを横目にいよいよバチカン美術館へ。
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たいへん人気のラオコーン。
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テルマエロマエ的な。
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アニマルゾーン。
来年は午年ですね。 -
バッカス。
酒もってこい状態です。 -
床のモザイクも見事です。
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いったい自分がどのガイドさんの、どの棒について行ったらよいのやら。
無線に耳を澄ませます。
「ドントストップ」と言われ立ち止まれないことも多く、iPhoneだし、写真はたいがいピンボケです…
(言い訳です) -
ラファエロの間に到着!
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ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ本人など当時の有名人がたくさん登場しているこの壁画。
たいへん人気ですね。 -
さあいよいよシスティナ礼拝堂へ。
ここでガイドさんとはさよならです。
ナビゲートありがとう!
最後の審判を前に最後の難関、ぎゅうぎゅう進みます。 -
すばらしかったです。
徳島は大塚美術館のレプリカ、上野で開催中のミケランジェロ展などは観ましたが、やはり本物は違います。
学術的、芸術的なことはもちろんですが、単純に、1人でこれだけの面積を書くという労力も相当なものです。
まさに偉業です。
歩くのもたいへんなほどの人、私語禁止とはいえザワザワ、ほんの数分の滞在でしたが、観ているあいだは時が止まったような静寂を感じました。 -
礼拝堂をあとにし、クーポラからの絶景を見ようかと外に出た途端、広場までのびるすさまじい行列。
この行列では何時になるかわからない…
今回はやめておきました。 -
礼拝堂の右側出口から出ると、サンピエトロ大聖堂のセキュリティチェックの行列を免除されますので、すんなり大聖堂の中へ。
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美術館よりゆったり観ることができました。
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広場に出ます。
お天気に恵まれ暑いぐらい。 -
無事に鑑賞、バチカンをあとにします。
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時間、体力、天気とコンディションがよかったので、この後は歩いて観光することに。
テーマ:私的「天使と悪魔」ツアー
まずはバチカンの正面の道を10分ほど歩き、サンタンジェロ城へ。 -
橋から徒歩10分ほど。
続いてはナヴォナ広場。
ベルニーニ作の4大河の噴水。
ほれぼれします。 -
広場から徒歩5分ほどで、パンテオン。
-
入場無料。
ラファエロのお墓もあります。
ここもまたたくさんの人が見学していました。
下から見上げると大きさを実感し、技術力に驚愕です。 -
天使と悪魔には出てこないけれど、トレヴィでコインを投げようと先に進みます。
途中浮いている人がいました。 -
パンテオンから歩くこと10分。
………。
ライブかっ!(笑) -
ここはめげてはダメだと自分をふるいたたせ、ライブハウスで最前列に向かうかのごとく、なんとかコインを投げたのでありました。
1枚、2枚、3枚と意味が違うそうですね。 -
そして別角度からもう一度。
ライブかっ!
と突っ込みをいれながらトレヴィの泉をあとにします。 -
泉から徒歩10分。
バルベリーニ広場へ到着。
広場中央にあるベルニーニ作「トリトーネの噴水」は修復中でした。 -
端っこにあり見つけずらいですが、もう一つの作品「蜂の噴水」。
かわいらしいです。
地元の方にいまだ利用されてるとかで、おじさんが何やら洗っておりました。 -
ここいらで疲れが出てきました。
予約しているボルケーゼ美術館へはタクシーを利用することに。
広場のタクシー乗り場から乗車、ヴェネト通りの坂をグングン上り数分で到着。
メーターには料金5.3ユーロ。
美術館はボルケーゼ公園の中にあるのですが、一番近い場所までスムーズに届けてくれたので、6ユーロ渡し「少ないですがおつりは取っておいてください」 -
ボルケーゼ美術館は基本的に完全予約制。
私が予約した方法をざっくりメモしておきます。
公式HP(英語あり)
http://www.galleriaborghese.it/default-en.htm
↓
Tickets reservations
↓
Borghese Gallery
↓
カレンダーから日付選択
↓
好みの時間の枚数選択しnext
↓
チケット保険1.5ユーロはお好みで。
郵送or現地引換の選択が出てくる場合もありますので、どちらか選び
「Recalculate」クリック、再計算
↓
アカウント登録
↓
登録したメールアドレスに注文番号、現地引換の方はピックアップコードなるものが書かれたメールが届きます。
↓
このメールを印刷
↓
美術館正面・半地下になっているところから入場、
入って右手にあるチケットボックスでチケットと引き換え。
↓
左手にあるクロークで荷物を預ける。
といった流れです。
予約時間の30分前には行っておいた方がよいようです。
料金は合計12.5ユーロ(カード払)でした。
(Tickets9+PresaleFee2+ServiceFee1.5)
※日本は企画展をやっていていも、常設展だけ選べたりしますが、
こちらは美術館によっては企画展を開催していると勝手に込み料金になってたりします。
※サイトのリニューアル、ガイド本も追いつかない速度での値上げなどもありますので、あくまで参考まで。
※たいがいのサイトは英語対応しています。
英語が苦手、伊語しかない場合も、予約程度なら翻訳サイトで感覚的に理解できます。
それでも心配という方は、代行している会社もありますのでお好きな方法を選択ください。 -
パニーニなど簡単な食事ができるバール(席少なめ)、お土産売り場、トイレなども同じフロアにあります。
初利用だとちょっと戸惑う「バールの利用方法」は、
先にレジで注文
↓
そのレシートを作る人に渡す
↓
呼ばれたら受け取る
といった日本のファーストフードと同じですが、レジの人が作る人に伝達してくれず、こちらが一手間請け負うあたり、日本人が段取りわるいなと感じる点かと思います(笑
パニーニとエスプレッソ。
これで5ユーロ。 -
早く着いてしまったので休憩がてらバール利用。
写真撮影禁止なので大好きな「アポロとダフネ」のポストカードなどを購入。
入場口付近のベンチで待機。 -
時間通り入場。
ここから先は写真NG。
やはり見どころはベルニーニ、ラファエロ、カラバッジョでしょうか。
上野で開催した「ボルケーゼ美術館展」に来ていた絵や彫刻とも再会です。
大きな美術館ではないので、サーっと観るだけなら30分〜1時間かなと思います。
街の中心から離れているし、わざわざ行くのもなーと言う方もいるかと思いますが、ベルニーニ好きな方には断然おススメします! -
美術館をあとにし、セグウェイや自転車などに乗った人とすれ違いながら、公園内にも入ってくる116番バス停に向かいます。
116番はミニバスで、バルベリーニ広場まで戻れ、そのまま乗っていればパンテオンやナヴォナ広場あたりも通る使い勝手のよいルートです。
ボルケーゼのバールでは乗車券は販売していませんでした。
ミニバスは車内で買えるという情報も小耳にはさみましたが確認が取れなかったので、事前に用意しておいた方がよいかもしれません。 -
しかし、地元のちびっこが遊んでいて、のどかだなあ、ええなあ、などと歩いていたら、バス停を通り過ぎ、公園の敷地外に出てしまってました…
ここから歩いてスペイン広場に行く方もいるようですが、
私はお目当ての教会に向かいます。 -
帰りは下り、ステキな道だったのでタクシーできた道を歩いてバルベリーニ広場まで戻ることに。
-
バルベリーニ広場まで徒歩10分
さらに広場から10分ほど歩くと「天使と悪魔」ツアーをしめくくる教会にたどりつきます。
途中ローマ映画祭の看板もよく見かけましたが、日本からは、生田斗真主演・三池監督・クドカン脚本「土竜の唄」が参加します! -
そして到着
「サンタマリアデッラヴィットリア教会」
そう、天使と悪魔に登場する「聖テレサの法悦」がある教会です。 -
小説ファン、ベルニーニファンともに人気の教会。
さほど大きくない教会ながらも、次から次へと観に来る方がいらっしゃいました。 -
公式HPで時間を確認できます。
http://www.chiesasmariavittoria.191.it/files/Orari.html -
聖テレサの法悦
高い位置にある、この時間薄暗いなどから写真はダメダメですが、目の前で観るこの彫刻はたいへん美しいものでした。 -
天井のかわいらしい天使や教会の文字、パイプオルガンもじっくり眺めます。
女性的な美しさ、かわいらしさを感じる教会でした。
ポポロ教会には行きませんでしたが、
天使と悪魔をテーマに、ベルニーニ作品を堪能した1日でありました。 -
教会から徒歩10分ほどでテルミニ駅、ホテルに戻ることができます。
途中、共和国広場があったり。 -
遺跡があったり。
ここの前で「コンニチハ・マヤク・ボクメツ・ショメイ」とよってきた兄さんがいましたが、そこに人がいないかのごとくガン無視して通り過ぎました。皆さんもご注意を。
無事ホテル到着。
トラブルなく、天気にも恵まれ、好きな作品を観て歩くことができて感謝感謝です。
たくさん歩いたので明日に備え、足腰に湿布を貼って寝ることとします。
ローマ編おわり。
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