2013/11/01 - 2013/11/07
1311位(同エリア3131件中)
ひろさん
2週間前に出発を決め、そこからリサーチ・予約・決行の5泊7日弾丸個人旅行。
なんとかなるものですね…
ローマ~フィレンツェ~シエナ~ミラノを旅しました。
美しい写真はみなさまに任せ、ほんの些細な情報が誰かのお役にたてればと思います。
フィレンツェから移動しミラノ編(1泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅5日目。本日はフィレンツェからミラノへイタロに乗って移動します。
ホテルのお兄さんもお姉さんも、滞在中ずっと親切で、笑顔のかわいらしい方々だったので、2泊でチェックアウトするのはさみしい…
しかし一期一会。行くしかありません。 -
ということでほぼ目の前のサンタマリアノヴェッラ駅へ。
-
電光掲示板を確認すると、まだ発車ホームが確定していません。
-
ホームを正面に見て左奥にある、イタロ専用待合室で待つことに。
-
たいへんスタイリッシュな待合室。
WiFiも無料です。
表示の見やすい場所で待っていたら「どれに乗るのですか?」と声をかけられ
「8番ホームに決まりましたよ」とわざわざ教えていただきました。
自販機でチケットを買おうとしている人にアテンドもしていて、なかなかのサービスだなと感心。 -
ホームが決まると車両番号もあわせて表示されるのでその下で車両が入ってくるのを待ちます。
-
1等は横3列。
新聞と飲み物のサービスがあります。
フィレンツェで降りたお客さんたちの新聞なども発車後きちんとお片付けされていました。 -
まもなくするとワゴンが。
イタリア語でまくしたてられ私「イングリッシュプリーズ」。
「クッキーorソルティ?」
英語が通じるのは安心です。
ローマ発ではクッキーにしましたので
「ソルティ」に。
せんべいのようものをいただきました。 -
実際はもちろんせんべいではなく、乾燥フォカッチャといいますか、甘くなく、といってさほどしょっぱくもない、しかし妙においしいものでした。
メーカーを確認しなかったのですが、上等な品であろうことは何となく感じました。 -
車内はスタイリッシュで快適です。
WiFi無料なのでメールなどをチェック。
2時間などあっという間。ミラノ到着。 -
イタロが乗り入れているのはポルタ・ガルバルディ駅。
たいへんスタイリッシュで清潔な駅でした。
ここから中央駅前にとったホテルへ移動します。
メトロ2号線で2駅。
ローマに比べ新しい車両、こわい雰囲気もありませんでした。
NYの治安がかなりよくなったのも街の美化政策だったそうですが、清潔にすることで犯罪も減るというのは海外に来ると肌で実感します。 -
ホテル着。
相当早く着いたのですが「コンニチハ」と愛想の良いお兄さん、掃除の済んだ部屋に入れてくれました。
チップはいるかしら、と考えていたら察するかのように
「ここはヨーロピアンスタイル。チップはいらないよ」と。
テレビをつけるとちょうど料理番組で「日本の天ぷら」を作っていました(笑 -
レシピ。
-
さてお出かけ。
中央駅につながるメトロの駅、チェントラーレから3号線に乗って4駅、Duomoで下車。
まさにドゥオモ目の前に出ます。
どーん! -
広場にはすごい数の警察官。
それでも油断はいけませんが、もし強引な物売りやスリなどにあっても駆けつけてくれる距離にいるのは安心感がありますね。 -
遅延などがなかったので、最後の晩餐の予約時間まで余裕があります。
ドゥオモを見学します。 -
たいへんわかりやすい図です。
2ユーロ払えば撮影していいよとのこと。 -
こちらで支払。
ピンクの紙を腕に巻いてくれました。 -
すいていてゆっくり見ることができます。
屋上テラスへは階段とエレベーターがあり、階段の方が少しお安いそうで、疲れるながらも無数の突塔が近くで見えるとお聞きしました。
次回はぜひ上ってみたいと思います。 -
ステンドグラスが多く、柱に反射して幻想的です。
-
突き当りにある、聖バルトロマイ像が有名ですが、自身の皮をしょっているのでややこわいです。
-
地下にある礼拝堂は必見です。
ぜひ。 -
フィレンツェのやわらかい女性的な雰囲気、淡いレンガ色などは、わびさび文化の日本人には心地よいものでしょう。
印象派の絵画も水墨画に通じ、印象派の多いパリのオルセー美術館は日本人に人気とも聞きます。
この一見トゲトゲ見えるミラノのドゥオモは好みがわかれるかもしれません。
しかし細工が細かく、スタイリッシュな美しさをもっており、まさに都会的なミラノに映えるなあと感心するのでありました。 -
横にあるガッレリアにも入ってみます。
-
目当てはセンター付近、プラダの前に。
お、すでにやっている人がいます。 -
なぜ人が集まっているかというと、ここにある牡牛の大事な部分にかかとを乗せてくるり回ると幸せになるというお話があるからです。
聞く人によって、右足だったり左足だったり、1回転だったり3回転だったり、大みそか限定だったりと、違うようですが、せっかくなので私もくるりと回っておきました。
かかとを乗せるポイントはかなりすり減ってくぼんでいます(笑 -
すぐ近くにインテル専門店ができたと聞きのぞいたら改装中…
サッカー少年に長友グッズをお土産にと思ったのですが残念。 -
その先のデパート(リナシェンテ)横にある「ルイーニ」という揚げピザ屋さんに行ってみることに。
が、角を曲がった途端、行列! -
隣のおにぎりやさんもまずまず人が入っているのですが、比べものにならない混み具合!
-
しかしイートインがなく、店員さんの手際もよく、回転が早っかたのでめげずに並びました。
観光客よりも地元の人でいっぱい。
1888年創業とあります(驚
長く愛されているのですね。 -
メインは手前にあるパンツェロットという包み揚げされたピザ。
トマトとチーズをチョイス。
揚げてあるのに重すぎず、味も濃すぎず、スッと食べてしまいました。
外で立って食べている人、歩きながら、大量に買って持ち帰っている人、様々でした。 -
横のデパートにも入ってみます。
服やコスメは東京でも買えるものが多く、買い物するなら路面店や職人さんのお店がよいのかなと個人的には思ったりしましたが、雑貨のフロアだけは、カラフルでハイセンスな土地柄の出るものがそろっていました。
そんな中、無印も。
最近は世界中どこでも見かける気がするのですが、ついつい品ぞろえをリサーチしてしまいます。
店先に紙相撲セットと折り紙がありました(笑 -
ヨウジヤマモトデザインのアディダスも発見。
海外で活躍する日本人の名前を目にすると嬉しいものです。 -
デパートを出て、まだ少し時間があります。
ドゥオモの裏手にサッカーグッズ屋があるという情報を思い出し、行ってみます。 -
入口にナーガトーモ!
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サインユニフォームもありました。
-
デルピエロなどと同じようにかざってあります。
たいへん誇らしいです。 -
専門店のほうならもっと品ぞろえ豊富かと思いますが、長友と同じ愛媛出身のサッカー少年にお土産を買うことはできました!
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ボールもあります。
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ユニフォームのセールコーナーなんかも。
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インテルひいきというより、地味ながら努力の人、長友ひいきな私なのでありました。
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そろそろ最後の晩餐のあるサンタマリアデッレグラツィエ教会に向かいます。
ドゥオモから16番トラムで5駅、約10分。
目の前に止まります。
ドゥオモにはいくつか乗り場がありますが、ロレックス前から乗るのが正解です。
あと何分で来るかなど電光掲示板があるのでわかりやすいです。 -
前後のドアどちらから乗ってもよく、切符に打刻、降りる場所でブザーを押します。
細い道に入り始めると、右手に教会が見えてきます。 -
到着。教会と同じ名前の駅名です。
ミラノは1回券1.5ユーロ、90分有効。
90分の間ならバス、トラム乗り放題ですがメトロは1回のみ。
この日は何度か乗るので、ミラノに着いた時点で売店にて1日券4.5ユーロを買っておきました。 -
帰りはこの向かい側から乗車します。
見学は15分おきの完全予約制なので、周囲が混雑しているということありません。 -
シンプルながら美しい教会です。
左手にあるクリーム色の建物に向かいます。
間に広告スペースがありますが、世界中から来た観光客が見る、ほとんどの人が写真を撮る、人に見せる、このようにネットにあげる等、効果は大きいでしょう。大人な話ではありますが、維持していくのにお金は不可欠ですね。 -
私が利用した「ネット予約」の方法をメモしておきます。
公式HP(英語あり)
http://www.vivaticket.it/?op=cenacoloVinciano
↓
CENACOLO VINCIANO の Buy Online
↓
CENACOLO VINCIANO の buy
↓
カレンダーから希望日を選択
※クリックできる所のみ予約可。
※月曜、1/1、5/1、12/25休館
※ここで取れなくても、もう一つの方法である電話予約なら取れることが多いようです。英語可。番号(+39)02-92800360
※心配な方は代行会社もありますので状況に合わせてご利用ください。
↓
カレンダーの下に時間割が表示されますので希望時間を選択
※クリックできる所のみ予約可。
↓
Ssign in or Register
↓
新規なら登録
↓
年齢によって金額が違いますが大人はINTERO8ユーロで購入
(チケット6.5+予約料1.5)
※日本語音声ガイドは3.5ユーロですが、9:30と15:30は英語ガイド、10:00と16:00はイタリア語によるガイドが「強制的」につきますので、この時間しか取れなかった場合はプラス3.5ユーロ加算されます。
↓
登録したアドレスに届いたメールのリンクをクリック
↓
開いたページを印刷
※transaction(取引書)1枚、チケット用1枚、他にガイドなどあれば別に1枚
↓
クリーム色の建物の受付でチケットと引き換え。
という流れです。
予約時間ぴったりに入場、きっかり15分で出されますので、早めに着いた方がよいと思います。 -
この日は選択肢が少なく、私は15:30のガイドさん付き、合計金額11.5ユーロ(カード払)。
控えは3枚。
窓口では入場用、ガイド用の2枚のチケットを渡されました。
チケットの表には最後の晩餐の一部、裏には自分の名前も入るので、いい記念になるなあと思いました。 -
窓口に本日完売という案内が出ていたので、当日券が出ることもあるのかもしれません。
アジア人女性に1枚余りがあるから買わないかと話しかけられましたが、自分の持ち時間15分で堪能しますということでお断り。
待合室で待ちます。 -
いよいよ時間。このゲートが開きます!
この先にもいくつかの扉があり、最後の扉が開いたそこに最後の晩餐はありました。
美しい...淡い色合いがなんとも美しいです。
そして大きい。想像していたよりも大きなサイズでした。
対面にも壁画がありガイドさんが説明してくれているのですが、もう耳に入りません。
最後の晩餐ばかり観てしまいます。
あっという間の15分。
出るその直前まで目に焼きつけようと皆さん何度も何度も振り返り、名残おしそうに部屋をあとにしました。 -
お土産売り場を通って外へ。
-
撮影禁止なのでポストカードを購入しました。
いたるところで聞かれますが、ここでもレジのお姉さんから「小銭ありますか?」。
ここぞとばかりにより細かい小銭を放出しました(笑 -
たったの15分、されど濃い15分…きてよかった…(しみじみ)
-
来た道を戻ります。
ここの広場は地元の人の憩いの場にもなっているようですね。 -
近くに学校があるのでしょうか、ちびっこたちがトラム乗り場にゾロゾロと。
-
暗くなる前に中央駅に戻ってきました。
-
構内のお店を物色してみます。
飲食系はいまいちだなあと思っていたら、間口は狭いけど奥が広い、フードコートのオシャレ版みたいなところを発見。 -
ペットボトルなども売っていますが、お土産用のオシャレなパッケージのチョコやパスタなども。
パニーニなどしかないのかなあ、温かいものが食べたいなあと奥へ進みます。 -
ありましたありました!
サラダ、惣菜、パスタ、デザートなどが揃ったお店でパスタを茹でてもらいます。 -
茹でるので少々時間がかかりますが、お支払したらなんと4.5ユーロ!
さらにバゲットが5枚ほど付いてきました。 -
安いのに、生のトマトが入っておいしい。
お腹いっぱいです。 -
デザートはMottaにしました。
コーヒーも1杯1ユーロでこんなにおいしいなんてステキ。 -
ほぼ目の前のホテルに戻ります。
お土産が足りているかどうか、粛々とチェックし最後の1泊を過ごすのでありました。 -
旅6日目。朝。
駅右横の乗り場から空港行のバス10ユーロに乗車、マルペンサ空港から帰ります。
バスと飛行機の詳細は飛行機編にて。 -
2週間前に突然決め、5泊7日で4都市というせわしなさを駆け抜けたこの旅。
奇跡的にすべてオンタイム。トラブルもなく感謝感謝で終わります。
完。
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