西地中海クルーズ紀行2013SW～④チュニス－カルタゴ遺跡

2013/09/13 - 2013/09/24

ジャンボツアーズ、輝きの地中海5カ国クルーズ12日間に参加。
9/13-24、ツアー参加43名。
旅程は
　 9/13　名古屋-（バス）-関空－ドバイ
　 9/14　ドバイ－ミラノ（ミラノ市内観光、ミラノ泊）
　 9/15　トリノ市内観光後、ジェノバへ移動し、ＭＳＣ社Preziosaに乗船
　 9/16　ナポリ（ナポリ、カプリ島観光）
　 9/17　シチリア島メッシーナ（タオルミーナ観光）
★9/18　チュニス（チュニス旧市街、カルタゴ遺跡観光）
　 9/19　終日航行
　 9/20　バルセロナ（市内観光）
　 9/21　マルセイユ（アルル、アヴィニヨン観光）
　 9/22　ジェノバで下船、ジェノバ市内観光後、ニース、モナコへ移動、市内観光（ニース泊）
　 9/23　エズ観光　ニース-ドバイ
　 9/24　ドバイ-関空-（バス）-名古屋

エリア チュニス(チュニジア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

チュニジアはＥＵ圏ではないため、パスポートを持って入国となります。
レセプションに預けたパスポートを引き取り、上陸です。がチェックはゆるいです。
岸壁では、ラクダや鷹との写真がありますが、これもＭＳＣと提携しており、後で船内のフォトショップで買えます。

少し前にアフリカの民主化の始点となったジャスミン革命のチュニス。

ヨーロッパとの接点の近い地理的関係が無縁ではないのでしょう。

街中にはフランスの影響が色濃くあります。

街灯の様子や、警察官の服装、車の種類など。
かつての植民地...という意味が良く分かります。

さすがにチュニジアの首都で、新旧混在していますが、想像以上に都会です。

ここでもトラム（路面電車メトロ）が足になっています。郊外とはＴＧＭが運行しています。

バブ・ブハル（フランス門）；チュニスのランドマーク。

ゴチャゴチャしたスークを散策。

旧市街の様子。

現在の政治の中心地、周辺は警備が厳重です。

2015年3月19日のテロ事件は、この周辺で起こったようです。　(><)

右手に国会議事堂、左奥がバルドー博物館だと思います。

カルタゴ遺跡に移動。

ビュルサの丘からのパノラマ。

　ビュルサとは牛の皮のこと。
フェニキア王女エリッサが、現地人から土地を購入する際、ビュルサ1枚分の土地を譲るといわれ、これを細長く切って、それで囲える土地を手に入れたという逸話があります。

曇っていますが、地中海がコバルトブルーにみえます。

サン・ルイ教会（アクロポリウム）。

遠くにPreziosaもみえます。

ミニチュア効果で撮ってみました。

カルタゴ博物館へ入場します。

ローマ時代のモザイクや大理石の彫像などがあります。
イタリアと変わらぬローマ時代の痕跡が残っています。

カルタゴはローマ帝国との数度の戦争の後、徹底的に破壊され、作物が出来ぬように塩を蒔かれ...　その後ローマ支配で栄えた時期がありました。
そのため、残る史跡の多くはローマ時代のもののようです。

貨幣。　動物のモチーフとか。

ローマ時代のモザイクでしょう。

壺などの日用品。
生活の程度が高いのがわかります。

用途不明。なにかの取っ手か。造形が面白い。文化的な余裕がある。
羊（女神の象徴？）とライオン（男神の象徴？）を抑えながら...？

怠惰に眠る子供？
造形がなんとも心和む。

この時代の彫刻のレベルの高さはすごい。

サン・ルイ教会（Acropolium）。

船近くのレストランに戻って、昼食です。

皆、２ユーロのビールを注文。気のよさそうな店主、ホクホク。
　
食事はクスクス。（澱粉質を細かい粒状にしたもの）
チキン、ポテトなどの煮込み。
日本人に合わない味ではないと思う。　私はほぼ完食。　
あと、シャーベットとミントティー。

サボテンの花肉を2個１ユーロで店外で売っていたが、それは彫"った栗？

道路のロータリーのオブジェ。

午後はアントニヌスの共同浴場跡へ。

この左側の宮殿側へカメラを向けると撃たれます（？・？）。

ローマ時代のもの。
輸入された大理石のレリーフはこれも現代に比肩するレベル。
　本当にこの時代に彫られた物か？

次は、シディ・ブ・サイド。民芸店などが並んでいる。

これ、砂漠の花。　塩分の固まったもの。

因みに、亀を売っていたが、幸福を呼ぶ動物として、ペットとして飼われてもいるそうだ。

荒木飛呂彦さんもこのあたりを旅行したようだ...。
ジョジョの奇妙な冒険の、ね。

白壁と扉や窓の青のコントラストが眩しい。

この日は曇りだったのが残念。

表紙の店のテラス席で、松の実入りティー。　やや甘い。実の味はあまりない。

港まで戻ってきました。

乗船までの間のアーケードに土産店がいくつかあります。
値段は、他の観光地と変わりません。

港は、他の寄港地と同じような雰囲気でした。

若干、アフリカっぽい？？

チュニジアン　フェリー

カジュアルナイト。
皆さん、ツアーメンバーとも打ち解けてきました。
ビールやワインも進みます。

当日のシャーベットはチュニジアンブルー！

　次寄港地は⑤バルセロナ。明日は終日航海です。
http://4travel.jp/traveler/tomotaku/album/10817200/

　（最大級客船ですが、少しは揺れます。弱い私ですが船酔いする程度ではありませんでしたが。）