三世代で行くアグリツーリズモとローマの旅　【4日目　ローマに帰還＆コロッセオ】

2013/07/27 - 2013/08/03

両親と私たち娘夫婦、8才・6才の子供たちの三世代で行ったイタリア・ローマとアグリツーリズモの旅行記です

【4日目】
アグリツーリズモからローマへ戻り、コロッセオを含む半日観光です。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

4日目になって、ようやく時差ぼけが治り、すっかり朝寝坊して8時の朝食がちょうどよくなった私たち。（これまでは4時、5時に目が覚めてしまってた。）

アグリツーリズモの最後の朝食も甘いケーキとカプチーノです。

カプチーノはスタッフのお姉さんが一杯ずつなかなか面倒くさそうな機械で作ってくれます。
パパはこれがものすごく気に入って、これまで頑なに私と父に通訳をさせていたのに、「カプチーノ、プリーズ」と初めて（？）英語を使って頼み、ガブガブ飲んでました。

お宿のワンちゃんともお別れ。

ここでは放し飼いの犬や猫がウロウロしており、お客さんが食事中にテーブルを回って食べ物をねだるので、よくスタッフに怒られていました。

午前中にアグリツーリズモを出発し、二時間ちょっとでローマに戻ってきました。
市内に入るほど渋滞が続いて、やっぱり田舎はよかったな〜とちょっと後ろ髪がひかれる思い。。

でもでもまだローマは全然観ていないので、帰ったらスーパーでお昼と水を調達し、午後からまた観光に出かけます。

まずはホテルの向かいのタバッキにてバスチケットを購入。

バスや地下鉄が乗り放題になるローマパスの購入と迷ったけれど、子供は乗り物は無料なのにローマパスに子供料金のものがなく、子連れには割高に感じました。
というわけで今回はバス・地下鉄の1回券を複数まとめて購入。

バスに乗ります。

「地下鉄やバスはスリがいっぱい！」と聞いていたけれど、あまり乗客がおらず、そんなに心配はありませんでした。
でももちろん鞄にはしっかり手をあてて乗りましたよー。

バスは次のバス停名を言ってくれないので、どこで降りればいいのやら、バス停に着くたびに次のバス停を確認するのに必死でした。
子供たちはのんきに「ママこっちに座ろう〜」とチョロチョロするし。。

とはいえ、コロッセオで誰も降りないわけがない。
他の観光客と一緒にまとめて降りました。

ドタバタでしたがコロッセオに到着〜。

コロッセオはネットで予約できるので、日本からしていきました。
が、ユーロ圏内以外の子供は大人料金と書いてあったのに、行ったら子供用の無料パスをくれました。
子供たちの分もちゃんと買ったのに無駄になってしまって残念！

入口のお姉さんによるのかもしれないので、次は大人のだけ買って、ダメだと言われたら買い足す方がいいかも。
追加や変更のチケット売り場は並ばずに行けるので。
まあ万が一、次に来る頃にはきっとうちの子供たちはもう子供じゃないでしょうけど。

このスケール、子供心にドカンときたようです。

「ここでライオンと人間が戦わせられて‥」と悲しい話をしたつもりでしたが、「それってかっこいい！」と捉えたらしく。。
息子は最終日にライオンと騎士のフィギュアを買ってもらい、帰りの飛行機の中でも、家に帰ってからも戦わせてます。

コロッセオはフォロ・ロマーノとパラティーノの丘の共通チケットですが、暑くていっぺんには無理〜ということで続きは翌日にまわすことにしました。（チケットは二日間有効）

少し離れた場所から。
どこから見てもコロッセオはかっこいい！

次はコロッセオから300メートルほど歩いたサンクレメンテ教会へ。

豪華な教会ですが、実は以前の教会を改装して造られた歴史があり、三階層（地下二階まで）になっている教会なのです。
地下に行くのは有料（大人5ユーロ）ですが、せっかくなのでもちろん下りてみました。

下の階へ行けば水が湧いているところもあり、中はずっとひんやり。
以前の壁の絵が途中で切られて上に次の階層が作られている箇所もあり、なんとなく恨みがこもっているような、不気味な雰囲気。
撮影禁止とのことでしたが、撮ったら何か写ってしまいそうで許可されても撮れません！
私たち6人の団体は暗闇の中、二組に分かれてしまい、下の子はけっこうびびってました。

行きたかったけど日程的に行かれなかったカタコンベもこんな雰囲気だったのかしら？
それはまた次回のお楽しみです。

すっかり地下で身も心も涼しくなったところで、また地上に出ました。

次は父の希望で、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂（Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele II）に登ろう！と目指したのですが。。
写真の先にある門の下が工事で通行止めになっており、迂回したら行き止まりだったりして、、フォロロマーノ半周分くらい歩いてしまったかもしれない。。

日本から持ってきた地図はあやしくて、ホテルでもらった地図が一番正確でした。（こっちにはちゃんと行き止まりが書かれてました）

すっかりくたくたになってしまったので、明らかに観光地価格のアイスクリームで休憩。

子供たちは大喜びで、キラキラの飾りがついた棒はしっかりお持ち帰り。
私はあまりの暑さに水しか喉に通らず。

ぐたぐたしている間に夕食のレストランの予約の時間になってしまいました。
お父さんには悪いけどエマヌエーレ2世記念堂は延期。
一応目の前にあったので写真のみ。

「明日ね」と言いながら結局登れなかったのですが、実際どこを登れるのでしょうね？

さて、お夕飯は楽しみにしていた「ローマで一番美味しいカルボナーラ」ロショーリです。
日本からネットで予約していきました。
メールの返信も早くて信頼できる感じです。

お店の中は食材と人で大混雑。
めずらしいものがたくさん棚にあり、どれもこれもおいしそう。
でもウロウロしていると、忙しそうに走り回るお店のお姉さんに「どいたどいた！」と怒られます。。

前菜の水牛のモッツァレラとセミドライトマト。

モッツァレラは大人の男性の拳くらいはありましたよ？
イタリア人、これを一人で食べるのでしょうか？？

セミドライトマトがものすごくチーズに合い、こわいお姉さんにも負けずに棚から探してお土産に買って帰りました〜。

有名なカルボナーラ。
一言で言うと「濃い！」。チーズも卵も、それぞれとにかく濃厚。
ベーコンもカリカリ感で主張してます。

このパスタの茹で具合が絶妙で、日本より断然硬いのだけど、全く芯はない。
生麺なら日本でもこんな茹で方ができるのでしょうか？

特に男性陣（父・パパ・息子）に人気で、結局4種類のパスタを全部注文しました。
人数が多いといろいろ取り分けて胃袋の大きさによって配分できるのいいですね。
一人や二人なら絶対食べられない種類をいただいて満足です。

更にセコンドまで〜。
女性陣はここまでたどり着けませんでした。
ドルチェは全員パス。

美味しいのですが、一品一品が濃いのであまり食べられなかったのです。
無念。。

6人でいただいて165ユーロくらいでした。
なんとビールがびっくりするくらい高かった！
イタリアならワインを頼むべきですね。

帰りはお店の方に6人一緒に乗れる大きめのタクシーを呼んでいただき、ホテルに帰りました。