2013/02/11 - 2013/02/11
39位(同エリア150件中)
旅図鑑さん
マッターホルンを後にして、次の目的であるベルニナ線。
ベルニナ線に乗るには、クールもしくはサンモリッツまで行かなくてはなりません。
ツエルマットからだと
1.氷河特急の通るマッターホルン・ゴッタルド鉄道でアンデルマット経由で向かう
2.インターラーケンからルツェルンを経由して向かう
3.ベルンからチューリッヒを経由して向かう
などいろいろありますが、何度も乗り換えるも不便だし、日本人に人気のある氷河特急に乗ってみるのも面白いかと思い今回のルートを選択
夏期は満席だったり、日本人がいっぱいとのことですが、さすがに冬はほとんど乗車客もなく、また日本人に会うこともなくかなり快適に移動ができました。
乗車時間8時間6分は飽きてしまったというのが率直な感想です。氷河特急のほかに在来線も一時間おきに走っておりますので、窓を開けて写真を撮りたい人や乗り換えが苦痛でない方にはおススメです。
やはりこの路線は夏の方がステキなのか?いやいや1日中雪景色を堪能できる冬の方がよいのか。
人によって感じ方は違うと思いますが、我々は冬の方が好きです♪
なお、氷河特急はレイティシュ鉄道のHPで予約ができます。3カ月前から予約可能ですので、ぜひHPから予約することをオススメします。
レイティッシュ鉄道の英語の予約サイト
http://www.rhb.ch/Ticket-Shop.1671.0.html?&L=4
eチケットですので、手数料もありません。自宅にプリンターがあれば、メールにPDFでeチケットが送られてきますので、印刷するだけです。わざわざ旅行会社に手数料を払う必要はないかと思います。
多少の英語がわかれば、かんたんに予約でき、列車に乗って車掌にeチケットを渡すだけで、座席も用意されておりますし、料理もちゃんと運ばれてきます。
ただし、座席の指定はできませんので、混雑時は相席になる可能性もあるかと思います。
HPではログインせずに予約可能です。スイスフランでの決済になりますので、予約した時のレートで確定します。
車内からの撮影で、窓ガラスの反射を軽減するものも使わずに撮影しておりますことをご諒承ください。
↓旅の最初↓
http://4travel.jp/traveler/tabizukan/album/10751829/
1日目(2/8金)
自宅
↓電車
羽田空港
2日目(2/9土)
羽根空港
↓飛行機
シャルルドゴール空港
↓飛行機
ジュネーブ空港
↓電車
ジュネーブ
↓電車
ベルン
3日目(2/10日)
ベルン
↓電車
ツェルマット
↓電車
ゴルナーグラード
4日目(2/11月)
ゴルナーグラード
-----ここから----
↓電車
サンモリッツ
-----ここまで----
5日目(2/12火)
サンモリッツ
↓電車
ティラーノ
↓電車
ミラノ
↓バス
リナーテ空港
↓飛行機
シャルルドゴール空港
↓バス
パリ
6日目(2/13水)
終日パリ市内
7日目(2/14木)
終日パリ市内
8日目(2/15金)
パリ市内
↓バス
シャルルドゴール空港
↓飛行機
機内泊
9日目(2/16土)
成田空港
↓電車
自宅
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エールフランス JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ツェルマット駅構内
-
発車案内版
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ツェルマット発9:39 ブリーク行普通列車
-
客車の後部に連結された貨物列車
-
左が普通列車、右が本日お世話になる氷河特急
この冬から春のダイヤは
12月9日〜5月8日までは
列車番号910 ツェルマット⇒サンモリッツ
列車番号903 サンモリッツ⇒ツェルマット
の1往復
臨時で
12月25日〜1月3日と4月27日〜5月8日までは
列車番号900 ブリーグ⇒クール
列車番号901 クール⇒ブリーグ
が1往復プラスされます。
この臨時列車はまるで日本の休暇に合わせたかのようなダイヤです(笑)
でも、この日は氷河特急内で日本人には会いませんでした。 -
9:39普通列車が先に出発です
-
機関車を最後尾にし、山を下るようです。
日本ではあまり見ない光景ですね。
氷河特急は山を下った後も長距離を走りますので、機関車を先頭に付け替えております。 -
2等客車
パノラマカーです。 -
車両の電光掲示板
途中駅での発車時刻や様々な情報が掲示されます。 -
車内の様子
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ツェルマット駅は各国の言葉で歓迎しています
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食事を予約しているのでコップなどが用意されておりました。
この車両ではわたくしたちだけのようです(笑) -
座席ヘッドレストのロゴ
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出発と共に、ベルンで買ったおやつが待っております。
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2等でもパノラマカーです。
日差しが強い日は暑そうです。
彼女は曇りでよかったと言ってます(笑) -
空いている席も含め、全席予約になっています。
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ツェルマットを過ぎて、普通列車とすれ違います。
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ツェルマット⇒ブリーグ
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ツェルマット⇒ブリーグ
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ツェルマット⇒ブリーグ
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ツェルマット⇒ブリーグ
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ブリーグ⇒フィエッシュ
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フィエッシュ駅
バスなどに乗り換えできる駅です。 -
フィエッシュ⇒オーバーヴァルト
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今日のお昼は〜♪
『incl. three-course lunch, served at your seat』
です。
座席指定料金13CHF
食事 43CHF -
アスパラクリームスープ
お味はん〜まぁまぁってとこです。
列車内ですから(笑)
現地時間12:07に配給 -
メインは
薄切り牛肉のストロガノフ
カロリンライス
ヴィシー風ニンジンのグラッセ
3人の支給人が容器をもって、よそってくれます。
電車が揺れるので盛り付けが微妙なのはご愛嬌。
都内の定食屋のランチと比べてはいけませぬが…。
まぁこんなもんでしょう。
他の方がおっしゃっている感じの味です。
ある程度食べると、途中でお代わりいらぬかと尋ねられます。
そ〜と〜頼んでいる客が少ないのか、多量に余っていました。
もう一両奥に車両があるのですが、わたくしたちの所で配給は終わりのようでした。
ニンジン以外、お願いしましたが、お代わりは最初よりも多い量が盛られました。
ちゃんと「あふゅーみーとえんらいす」と言いましたが、すべての思いは伝わらず。
スープ配給22分後の12:29に配給 -
パンかデザートが選べますが、デザートのティラミスをチョイス。
これまた、ふつーのお味ですが、強いていうなれば一番うまい!
食事の時間は、途中停車駅の時間を入れて、1時間半くらいです。
デザートはアンデルマット発車後の12:57に配給
アンデルマットでは6分間止まりますので、車外で食後の1本喫煙可能です。 -
隣の外国人(自分もスイスでは外国人)は車内にパンやハム、チョコレートソースそして、多量のドリンクを持ち込んでおりました。
旅慣れているのか、節約しているのか不明です。
英語ではなかったので、ほとんど交流はしませんでしたが、ツェルマットからフィリーズまで約7時間お隣でした。
お互い、車内放送が始まると我先にイヤホン付けてました。
向こうが始まったぁ〜と言ってくれるので、こっちもそれに合わせて、付けたり、その逆もありで。
途中で放送が途切れた時は、お互い「なんだよ〜」って感じである意味感動を分かち合えた戦友です。
退屈な時間を楽しませていただきました。 -
フィエッシュ⇒オーバーヴァルト
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フィエッシュ⇒オーバーヴァルト
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フィエッシュ⇒オーバーヴァルト
-
フィエッシュ⇒オーバーヴァルト
沿線ではかなり多くの方々がクロスカントリーをしていました。
この路線全体が、スキーリゾートのようです。 -
オーバーヴァルト⇒アンデルマット
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アンデルマット到着
やっと6分間の停車時間があるので、外でタバコが吸えます。 -
みなさんも外に出てタバコを吸います。
いつドアが閉められるかわからないので、喫煙組は次第に距離感を縮め、ドアが閉まるたびにボタンを押して開けていました。
スイスの列車は、ある程度の時間が経つとドアが閉まる仕組みになっています。
発車時刻のちょっと前に、車掌が完全にドアを閉めようとしていましたが、みんなで協力して、ボタンを連打していたのが日本にはない光景でした。
とりあえず全員乗って出発です。 -
アンデルマットを過ぎると見どころがあります。
アンデルマットはスイスの南北交通・東西交通が交わる要所のようです。
東にオーバーアルプ峠、西にレアルプ峠とフルカ峠、南にゴッタルド峠、北にゲシェナーアルプ峠があるとのことです。
アンデルマットとゲシュネンの間に位置するロイス谷のシェレネン渓谷には、悪名高い「悪魔の橋」があります。
車内放送にて繰り返し放送してました。
車内放送は10カ国語くらいあります。 -
スイス国鉄ゲシェネン駅
上から眺めると最高でした。
まるで模型を見ているようなそんな風景です。
いつかアンデルマットからゲシェネンに下ってみたいと思います。 -
アンデルマット⇒ディセンティス
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ローカル駅にも人が結構いました。
さよなら〜。 -
U字谷が美しい
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アンデルマット⇒ディセンティス
かなり険しい山岳地帯
この区間は道路がないのか、オーバーアルプ越えカーフェリーをしているようです。
時刻表がドイツ語で読めないのですが、そのような記載があります。 -
ダムが見えました。
スイスでは原発40%水力60%程度の割合で発電を行っているそうです。
人口800万人弱ですから、日本と比べるわけにはいきませんけど…。 -
ディセンティス/ミュンスター駅到着
この駅では32分間停車します。
マッターホルン・ゴッタルド鉄道からレーティッシュ鉄道に鉄道会社が変わります。
そのため、機関車の付け替えを行う重要な駅のようです。
どちらも交流電化区間なので、直通も可能そうですが、マッターホルン・ゴッタルド鉄道の機関車はラック式ですので、この先は不要ですね。 -
これからお世話になるレーティッシュ鉄道の機関車
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日本のようにいったん停止はせず、ゆっくりと連結します。
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おっちゃんがうまく合わせて
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ドッキング完了
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お世話になったマッターホルン・ゴッタルド鉄道の機関車が戻っていきます。
新旧交代式 -
連結が完了したようです。
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ほとんどの人が降りて、車内の疲れをほぐします。
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ディセンティス
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列車の最後尾
この車両は1等 -
13:54に到着して14:26に出発です。
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ちょっと駅前をふらふらしてみました
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駅舎
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食堂車(カフェカー)
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駅の売店
ちょっとしたおやつやサンドウィッチは購入できます。
お水も売ってます。 -
レーティッシュ鉄道になり、新しい車掌さんから配給品がありました。
JR東海からJR西日本の車掌に交代するようなものです。 -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
ディセンティス⇒クール
ライン川沿いにライン峡谷が続く -
15:35クール駅到着
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そして新しいここからライヒェナウ方面に戻るので機関車を付け替えます。
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連結OKの様子
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隣には姉妹提携している箱根登山電車と書かれた機関車がありました。
漢字で書いてあると、日本語か中国かわかりませんが、日本で説明書きもありました。 -
ホームに降りてのんびしていると、
電車が動いたぁ〜
車両の最後尾に乗っているおっちゃんに「どないなん?」聞いたら、「隣のホーム移動するから隣のホームにおいで」というニュアンスのドイツ語でなだめられました。
いやぁ〜案内がないので一瞬ビックリしました。 -
地下道をくぐりホームを移動します。
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クール駅の発車案内
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さきほど、行ってしまった氷河特急が戻ってきました。
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後ろに普通列車を連結して、サンモリッツへ向かいます。
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時刻表にはありませんが発車は15:58
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隣のホームにスイス国鉄の特急がやってきました
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クール駅の看板
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そしてクール駅を発車します。
この町に似つかない近代的な高層ホテルがありました。 -
そろそろ飽きてしまったので、コーヒーを頼むことに。
ここまで来ると誰も車両にやってこないので、カフェカーまで頼みに行きました。
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席まで持って行くから、座っててと言われましたが、大丈夫でした。
カプチーノ5.2CHF
コーヒー4.3CHF -
ライヒェナウ⇒トゥージス
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トゥージス⇒フィリズール
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トゥージス⇒フィリズール
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ランドヴァッサー橋が見えてきました。
ここを通過する数分前に車掌さんが来て教えてくれます。 -
ランドヴァッサー橋
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ランドヴァッサー橋
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ランドヴァッサー橋
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飲み込まれていきます。
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すごいところに橋をかけ、トンネルを掘ったものです。
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ランドヴァッサー橋
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ここまで来ると机上は荒れ放題です♪
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フィリズール⇒サメダン
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フィリズール⇒サメダン
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フィリズール⇒サメダン
トンネルを繰り返しながら、列車は登って行きます。
さすがにここまで来ると疲れてきました。 -
フィリズール⇒サメダン
わたってきた橋も見えます。 -
ここまで来ると誰もいません。
お隣の外国人たちは、ダボス方面に行くようでした。 -
ツェエリーナ付近
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ツェエリーナ駅
高級リゾートのようです。 -
そしてそして、長い長い旅の終着駅
ツェルマットを出て8時間6分やっとサンモリッツに到着です。 -
駅前のバス停の案内
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サンモリッツ旧市街地方面
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今日のホテルは駅前にある「ホテルベラバル」
駅から地下道をくぐって反対側にありますが、駅のホームから歩いて1分程度の非常に便利なホテルです。
サンモリッツ観光をしないので、駅からこれだけ近くてリーズナブルだと非常に助かります。 -
古さは否めない物の、広い部屋です。
ベランダに灰皿があるので、外でタバコが吸えます。
ベランダは積雪があるので、スリッパはムリです。 -
日本のペンションのような部屋ですが広い。
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この部屋は、シャワーとトイレ付ですが、廊下にシャワーとトイレがありますので、完備していないもっと安い部屋もあるようです。
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シャワーブース
古いのですが、広いので落ち着きます。 -
夕飯はホテルのレストランで食べる予定ですが、あまりにも疲れてしまったので、サンモリッツの駅でサンドウィッチを購入して、部屋で食べる事にしました。
サンドウィッチ8CHF -
部屋の窓からサンモリッツ駅が見えます。
車両の付け替えなど、夜遅くまで仕事をしてました。 -
湖方面
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ホテルのレストランにはレーティッシュ鉄道の客車を使用した部屋もあるようです。ここは誰も使用していませんでしたが、ホテルの駐車場は常にいっぱいでレストランは繁盛しているみたいです。
深夜にはほとんどのクルマがいなくなりました。 -
夜もだんだん更けてきましたので、この辺で今日は終了です。
そして、今晩が最後のスイスになりました。
明日はパリへ向かいます。 -
サンモリッツ発7:45の列車でティラーノへ向かうので、朝食前に準備完了です。
ホテルベラバルでは7時から朝食開始なので、助かります。 -
ここでも野菜がない気がします。
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昨日、氷河特急で隣の外国人がやっていたサンドウィッチを真似してみました。
うううう
うまい! -
ヨーグルトや飲み物系は充実しています。
スイスのホテルはどこでもクロワッサンがおいしかったです。 -
朝のサンモリッツ
※ホテル付近から -
朝のサンモリッツ
※ホテル付近から -
朝のサンモリッツ
※ホテル付近から -
そしてこの後はベルニナ線の旅が始まります。
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