白や黄色のスイセンのじゅうたんと、色彩鮮やかなチューリップ畑が目に焼きついた～！！

2012/04/15 - 2012/04/15

毎年、国営ひたち海浜公園のこの時期は、スイセンファンタジーと称し、スイセンガーデン一面に、白や黄のスイセンが敷き詰められたように咲き誇るお花畑が見られる時。約１haの敷地に約６００品種・１００万本のスイセンが咲き誇り、かなり見ごたえのある光景となります。

今年は、やはり少し遅めの開花状況でしたが、やっと見頃になったようで、１５日（日）に、でかけてみることにしました。色々な種類のスイセンがあるので、どうしても全部の種類が同時に満開というわけではないのですが、主だった目立つ大き目のスイセンなどほとんどの品種が、ちょうどきれいに満開で、かなりゴージャスな美しいお花畑が見られました。

森林の中にあるたまごの森フラワーガーデンには、毎年チューリップが植えられ、約１７０品種２７万本が次々に咲き誇るのですが、スイセンの時期は、ちょうど蕾がふくらみ始める頃。こちらは、まだ全体的な見頃には早かったですが、それでも開花している種類もあり、色とりどりの鮮やかなチューリップの花々を楽しむことができました。

エリア ひたちなか(茨城)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつも遅出のわが家にしては、頑張って、珍しく午前中に出発しました〜！高速を使って、うちから１時間４０分くらいで国営ひたち海浜公園に到着。

スイセンガーデンのある西駐車場へ（って、西駐車場しか行ったことないので、迷うと怖いので他の駐車場へは行けない・・・ってことですが）。

西口から入ると、まずは、ビオラがお出迎え。

国営ひたち海浜公園 公園・植物園

国営ひたち海浜公園は、総面積３５０haに及ぶ広大な敷地で、まだ見開園エリアもあり、今は、半分くらいの部分が開園されています。

樹林、草地、砂丘、海浜、湧水地など自然条件を生かした整備がされており、ゾーンごとに色々な施設やお花の名所があります。

西口から入ると、左手のほうに、華やかな黄色いスイセンのじゅうたんが見えるので、そこがスイセンガーデンだとわかります。

スイセンガーデンは、約１haの敷地で、約６００品種・１００万本のスイセンが植えられています。

わりと大ぶりな鮮やかな黄色いスイセンが、わっさわっさに咲いています。

やっぱり、この大ぶりな黄色は目立つな〜。

同じ品種かと思うと、副冠の色や形が微妙に違っていたり、花びらの形や色が違っていたりします。ちゃんとお花ごとに名札が立っているのですが、私はほとんど名前は見ず、単に見た目で、あっちこっちに引き寄せられるだけ・・・。

うわ〜！きれ〜！こっちの黄色は、やや丸っこい感じの花びら。

副冠が、蜜柑色でクシュクシュっとなっているのもかわいい。

たまに、周りにムスカリが植えてあったりするので、色合いに変化があります。

わ〜！これも満開〜！

スイセンガーデンでは、毎年スイセンの頃、桃の花も咲いていて、ピンクと黄色の組み合わの写真をつい撮りたくなるのですが・・・木の背が割と高いので、なかなかうまく撮れません。

これは、ひとつひとつのお花は小さ目だし、花びらも細長いけれど、数個ずつくっついて咲いています。スイセンにしては、ちょっとはかなげな感じ。

ラッパスイセンの副冠の中に、カメラをむけて覗いてみたりして・・。

白と黄色の絨毯みたいになっています。

しつこく、桃の花を入れたところを撮りたくて、粘ってみるものの、スイセンはあっち向き気味〜(T_T)。

これも、副冠がクシュクシュした感じの種類だけれど、色が異なっているのね〜。

スイセンガーデンの花壇を通り抜ける小路は、うまく曲線になっていたり、ちょっとスペースがあったりするので、三脚を使う人も、歩く人たちの邪魔にはあまりならないです。地面に這いつくばって撮っているデジイチの女性もいました。どんな写真が撮れたのか見てみたいですね〜。

私たちは、自分たち撮りをするために三脚を使ってみました。使い慣れず、もたもたと何度か撮り直しする私たちでしたが、通る人たちの邪魔になることもなく、マイペースで撮影できました。

今日は、わりと冷たい風が強くて、日向に出るとまぁ暖かい感じですが、日陰に入ると、とても寒いです。

これも花びらが丸っこい。副冠の色がオレンジ色なので、わりと華やかな感じ。

ここの種類のスイセンは、まだつぼみが多い。

スイセンガーデンの中に、別のお花のちょっとした花壇があったり・・。

細かいお花のスイセンです。

これは、副冠が黄色にオレンジの縁どり。

ゴージャスですぅ。

木陰のたもとに、スノーフレークがひっそりと可憐なお花をつけていました。

白いお花の競演。

スイセンガーデンに来てから、気づくと２時間ほど経っていました。

連れ合いは、私が撮影する間ぼーっと待っているだけで、お腹もずいぶんと空いてきたようです。私も、お腹が鳴ってます。

ランチを食べに園内のレストランへ向かうことにしました。

海に近いせいか、園内には松の木がたくさんあるので、松ぼっくりがいっぱい落ちていました。

だいぶ日が傾き気味になってきて、スイセンの後ろから光が射し込んでいます。

スイセンガーデンを抜けると、スイセンの丘という小高いところに、スイセン品種見本園があるのですが、そこの東側斜面は、菜の花で黄色く塗りつぶされていました。

スイセンの丘にあるスイセン品種見本園の花壇。

ムスカリの目に痛い位の青紫に、白いスイセンがよく映えます。

こんな薄い水色のムスカリもあるんですね〜。

先ほど、ランチを食べに行こうと言ってから、もう３０分以上たってしまっています。私は、写真撮るのに懸命なのでいいのですが、連れ合いは、もうスイセンよりも、ごはんのことで頭がいっぱいのようで・・。

スイセンガーデンの近くには、カフェしかないので、ごはんを食べるには、プレジャーガーデンという遊園地エリアまで行かなくてはなりません。

プレジャーガーデンに行くには、どうしても（ってわけでもないけれど）、チューリップのエリアであるたまごの森フラワーガーデンを通らなければなりませんね・・・。

たまごの森フラワーガーデンには、約１７０品種２７万本のチューリップが植えられています。

今はまだ咲き始めという状態なのですが、種類によっては、咲いているものもあります。

お花はまだ閉じているけれど、こういう閉じた感じの方が、チューリップっぽい。

チューリップのあるところには、たいがい風車・・・。

これは、とんがっていて、おもしろ〜い！

ランチに行くと言いながら、なかなか進みません。

公園は５時までで、今３時半ごろなので、ここで撮っておかないと・・・という気持ちもあって・・・連れ合いには、ごめんね〜（えへっ）です。

お花はまだ開いていないけれど、葉っぱの色が紫っぽくてきれい。

お花たちの色鮮やかさに次々に目を惹かれますが、まだほとんどの花はつぼんで閉じられたままの状態です。

スイセンも絨毯みたいで圧倒されたけれど、ほぼ白と黄色だったので、チューリップを見ると、彩りが華やかで、自分ではたぶんチューリップの方が好きなのかもしれないと思ったりして・・・・。

何とも、カラフル〜っ！！

いかにもチューリップって画です〜！

公園の開花情報によれば、４月下旬頃が全体の見頃の予定だそうです。

この品種なんかは、まだ花の蕾が緑色。

花びらがたくさんあって、バラの花みたい。

ムスカリの青紫と朱色の組み合わせもまぶしい〜！

この種類だけは、満開のような感じでした。

チューリップが植えてあるたまごの森フラワーガーデンは、松林の中にあるので、枝の間から差し込む光の加減により、お花の見え方も変わっていきます。

やっとチューリップのフラワーガーデンを終えて、いよいよお待ちかねのランチを食べに、プレジャーガーデンへと向かいます。

形の良い松の木がたくさん立っています。

プレジャーガーデンが見えてきました。

ここには、観覧車などのちょっとしたアトラクションもあり、子供連れで賑やかなエリアです。

ちなみに、観覧車、海が見えるくらいで、周りには他に何もないので、あまり乗った甲斐はないかも・・・。

模擬店もあります。

そして、ガーデンレストランで、やっと待望のランチタイム。

連れ合いは、ハンバーグ。

私は、オムライス。

あ〜！お腹すいた〜！！もう４時です。レストランへ向かおうと言ってから、１時間半もたってしまっていました。

５時閉園だし、４時半近くになったし、何よりすご〜く風が冷たいので、帰ることにしました。

とにかく寒くて、手袋がほしい〜というくらい冷えてしまいました。

いいな〜、綺麗なお花を見てデートですね・・・。

園内には、ワンちゃん連れもたくさん。

ちなみに、サイクリングコースもあって、貸し自転車もあるし、自転車持ち込みもOKみたいです。広い敷地だけれど、自転車なら、奥の海側の方までスイスイ行けちゃいますね。

夏に催されるROCK IN JAPAN FESTIVALのステージのひとつが、この水のステージ。

もうすぐ５時になります。ちょうどよい加減で帰途につきます。

西口の翼のゲートから駐車場へ戻ります。暗くて見えにくいですが、シーサイドトレインが走っていて、徒歩ではちょっと広大すぎる園内を巡っています。

帰りは、順調・・と思っていたら、高速を降りるインターのひとつ前のインターあたりから、千葉県の方での事故のせいで、渋滞してました。約７キロくらい渋滞に巻き込まれてしまいました（写真撮るくらいの余裕があった〜）。

でも、公園が５時までと早かったおかげで、遅出・遅帰りが定番のわが家にしては、今日は早めに帰宅できました。

この旅行記へのコメント （6）

• kawakoさん 2012/04/25 16:44:56

  .きれいですね〜

  やはり日本は温暖湿潤で花にあふれているなあ〜と思いました。
  
  黄色くて大ぶりの水仙はスイスでもよく見かけるのですが、「イースターの鐘」と呼ばれています。ちょうどイースターのころに咲くので。
  
  スイスは今、牧場や草原にこの時期だけの黄色いじゅうたんが広がっています。
  近づいてみるとタンポポや菜の花畑なんですが、遠くから見ると黄色と緑のパッチワークになっていてキレイなんですよ。
  これを見るといつも、春だなぁと思います。

  こあひるさん からの返信 2012/04/26 01:02:22

  RE: .きれいですね〜

  kawakoさん、こんにちは。
  
  スイスの緑の牧草地に、黄色いお花のじゅうたん・・・想像しただけで、ときめきますね〜！！私は、そういう風景を身近に見れるkawakoさんがとてもうらやましい〜です。
  
  旅行記も、これからは春の風景になっていきますね。楽しみです。
  
  それではまた〜！！

• わんぱく大将さん 2012/04/17 08:52:37

  目線が違って。。。すみません

  こあひるさん
  
  わ〜水仙だらけ。　よくもまあ、いろいろと種類があるもんだ。でも、さすが、こあひるさんカラ―ですね。　ほれ、黄色。
  真中がサーモンピンクのは、初めて見ましたよ。　で、黄色と白のは、そのまま、ゆで卵やな、とか。
  
  チューリップはキューケンホフを思い出させていただきました。あそこも死ぬ位、種類多いですよ。　　う〜ん、楽しんだので、寝ます。２：００ＡＭ前です。
  
  　大将

  こあひるさん からの返信 2012/04/18 12:12:44

  RE: 目線が違って。。。すみません

  大将さん、まいど〜。
  
  日本のチューリップ畑は、どこもキューケンホフ公園を意識しているんでしょうね〜。数や広さじゃ全くかないませんけれど・・・。風車のオブジェを置くのも、オランダ風にしてるんでしょうし・・。
  
  一度、本場のキューケンホフ公園のチューリップを見てみたいな〜と思ったりして・・・。数の桁が違うので、凄そうですね〜！
  
  こあひる

• jackさん 2012/04/17 07:22:45

  実はJackは水仙が大好きです。

  こあひるさんへ
  久々にコメントさせて頂きます。
  実はJackは水仙が大好きです。
  決して派手じゃないけど・・・・・・・
  華々しくないけど・・・・・・・
  清楚で、控え目で、それでいて艶やかな、
  日本人の心に染みいるような美しさが好きです。

  こあひるさん からの返信 2012/04/18 12:05:52

  RE: 実はJackは水仙が大好きです。

  jackさん、こんにちは。
  
  いつも訪問＆投票ありがとうございます。
  
  ひたち海浜公園では、清楚で控えめなスイセンも綺麗に咲いていましたが、かなり華々しくわさわさに咲き誇っているものも多かったですよ〜（笑）。
  
  同じように見えても、名前が異なっていたりして、派手なものからはかなげなものまでたくさんの種類があるので、お花ってすごいですね。
  
  それではまた〜。
  
  こあひる