中世末期に於ける名だたる古戦場史蹟と旧街道筋の宿場町たる街 上野國新町

2011/12/17 - 2011/12/17

神流川（かんらがわ）は群馬県西部を流れる利根川上支流の国土交通省管理の１級河川である。


中世末期の覇者、織田信長（おだ のぶなが）（天文３年（１５４３年）６月２３日〜天正１０年（１５８２年）７月１日）は、天正１０年（１５８２年）３月１１日に織田信長、及び、徳川家康（とくがわ いえやす）（天文１１年（１５４３年）１月３１日〜元和２年（１６１６年）６月７日）連合軍は甲斐國天目山麓で武田勝頼（たけだ かつより）（天文１５年（１５４８年）〜天正１０年（１５８２年）４月３日）を自刃に追い込み、武田家支配地たる甲斐國、信濃國、及び、上野國を手中にし、柴田勝家（しばた かついえ）（大永２年（１５２２年）〜天正１１年（１５８３年）６月１４日）は北陸、羽柴秀吉（はしば ひでよし）を中国、滝川一益（たきかわ かずます）（大永５年（１５２５年）〜天正１４年（１５８６年）１０月２１日）を上野國に武将配置した。
信長公記（のぶなが こうき）に拠れば、
「三月廿三日 滝川右近一益被召寄、年罷寄進國へ被遺候事痛雖被思食候、関東八州之御警護取次候也」
として、滝川一益に対し信濃２郡、及び、関東の押えを命じ、滝川一益は直ちに箕輪城（みのわじょう）に入城した。

北條高広（ほうじょう たかひろ）は厩橋城主だったが、武田側武将だった為に滝川一益に降伏し、此れに対し滝川一益は北條高広に対し厩橋城明渡しを命じ、北條高広が次男を人質に差出した為に翌月附にて知行安堵状が交付された。

然るに、織田信長が本能寺の変（ほんのうじのへん）に於いて横死した事実は、上野國厩橋城主で信長の忠実なる家臣を自任していた滝川一益は通信交通不備たる時代とは申せ、事変発生後２日後に耳に入ったと伝えられる。
滝川一益にとって直ちに行動すべき事は都に入洛し弔い合戦で勝利を得て次期覇者となる事であった。
その為には、上野國外に存在する北條一族に織田信長横死たる事実を伏せ、巧言を持って途中通過を得て京都に上洛する緊急性を要した。
当時の北條一族は全盛期を過ぎたとは申せ、北條氏邦（ほうじょう うじくに）（天文１０年（１５４１年）〜慶長２年（１５９７年）９月１９日）、及び、北條氏直（ほうじょう うじなお）（永禄５年（１５６２年）〜天正１９年（１５９１年）１２月１９日）は時代に対し敏感な嗅覚に長けていた事は想像に難くない。
相前後して北條一族も織田信長横死の事実を知り、滝川対北條間に合戦を要する事なり、天正１０年（１５８２年）６月１１日の合戦では北條一族の敗北であった。
然るに、両者の覇権を決する最終戦は同年６月１９日に神流川河畔での合戦で滝川派軍勢は大敗し、上洛への夢は絶たれる事となった。

江戸期承應年間（１６５２〜５４年）に緑野庄落合村、及び、笛木村が合併し新町村が成立させる。

新町は、平成１８年（２００６年）１月２３日多野郡から高崎市に編入合併し高崎市新町が成立。

エリア 高崎(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

神流川古戦場跡碑（かんながわ こせんじょう しひ）




昭和３８年（１９６３年）２月
新町郷土研究会建立。

高崎市新町１０８６−１１
?： ０２７４−４２−１２３４（高崎市新町支所）
高崎線新町駅 徒歩１２分
http://www.takasakiーkankoukyoukai.or.jp

神流川古戦場跡碑




昭和３８年（１９６３年）２月
新町郷土研究会建立。

高崎市新町１０８６−１１
?： ０２７４−４２−１２３４（高崎市新町支所）
高崎線新町駅 徒歩１２分
http://www.takasakiーkankoukyoukai.or.jp

神流川古戦場跡碑




昭和３８年（１９６３年）２月
新町郷土研究会建立。

高崎市新町１０８６−１１
?： ０２７４−４２−１２３４（高崎市新町支所）
高崎線新町駅 徒歩１２分
http://www.takasakiーkankoukyoukai.or.jp

神流川古戦場跡碑




昭和３８年（１９６３年）２月
新町郷土研究会建立。

高崎市新町１０８６−１１
?： ０２７４−４２−１２３４（高崎市新町支所）
高崎線新町駅 徒歩１２分
http://www.takasakiーkankoukyoukai.or.jp

神流川



河川敷
神流川合戦場跡と称される。
江戸期には度々氾濫を反復させ、殊に、元文３年（１７３８年）発生の大洪水は川流が変更し現流となり合戦当時の川流とは全く異なる。

高崎市新町１０８６−２０
高崎線新町駅 徒歩１４分

新町駅 駅

神流川



河川敷

高崎市新町１０８６−２０
高崎線新町駅 徒歩１４分

神流川



河川敷

高崎市新町１０８６−２０
高崎線新町駅 徒歩１４分

首塚八幡宮



道路標識
胴塚稲荷神社の方は表示無。

首塚八幡宮 寺・神社・教会

首塚八幡宮（くびづか はちまんぐう）



明治４３年（１９１０年）８月１０日の集中豪雨は明治期に於ける最大水害被害をもたらし、関東地方を中心に１府１８県に被害を与え、当時の河川管理部門たる内務省土木局をして関東各地に所在する１級河川護岸工事を余儀無くさせた。


高崎市新町１９９８−２
高崎線新町駅 日本中央交通バス下郷停留所降車 徒歩２分

新町駅 駅

首塚八幡宮



該神社
全景

高崎市新町１９９８−２
高崎線新町駅 日本中央交通バス下郷停留所降車 徒歩２分

新町駅 駅

首塚八幡宮



明治４４年（１９１１年）３月某日、神流川氾濫決壊で復旧工事の為に早堂塚を取崩し、該土砂を以って道路改修に活用すべく撤去作業中、該塚内部から人間の頭蓋骨３００余体分が出土し大騒ぎになった。
群馬縣警務部は該頭蓋骨数体分を東京帝國大学医学部法医学研究室に送り検死を依頼した結果、悉く首骨が鋭利な刀剣で切断された断面を有していた事から神流川合戦で敗軍となった滝川方武将首検分後、不要となった頭部を該地に埋葬したものと断定した。


高崎市新町１９９８−２
高崎線新町駅 日本中央交通バス下郷停留所降車 徒歩２分

新町駅 駅

首塚八幡宮

地元では、祠を建立し死者の霊を祀ったものが該神社発祥。


高崎市新町１９９８−２
高崎線新町駅 日本中央交通バス下郷停留所降車 徒歩２分

新町駅 駅

胴塚稲荷神社（どうづか いなりじんじゃ）



早堂城を掘返した処、大量の頭蓋骨が発掘された事から、従来の説として堂古墳に胴体部分が埋められているとの事から早速発掘した処、説の如く大量の人骨が発見された。


藤岡市岡之郷８３５−９
日本交通バス下郷停留所降車 徒歩１分

胴塚稲荷神社



扁額

藤岡市岡之郷８３５−９
日本交通バス下郷停留所降車 徒歩１分

胴塚稲荷神社



戦死者御霊を祀る祠が塚上に建立されたのが該神社疎である。

藤岡市岡之郷８３５−９
日本交通バス下郷停留所降車 徒歩１分

無名塚



地元周辺には神流川合戦戦死者遺体埋葬伝承地が多数存在し、該地もその考察対象地とされている。
早期の学術発掘作業が待たれる。

高崎市新町２０３９−１
高崎線新町駅 日本交通バス下郷停留所降車 徒歩２分

新町駅 駅

新町堂塚郵便局（しんまち どうづか ゆうびんきょく）



神流川合戦場に於ける遺棄遺体を地名に残す唯一の存在。

高崎市新町２０４２−７
高崎線新町駅 日本交通バス団地入口 徒歩１分

新町堂塚郵便局



庁舎玄関

高崎市新町２０４２−７
高崎線新町駅 日本交通バス団地入口 徒歩１分

中仙道



見通し石燈籠（みとおし いしどうろう）

高崎市新町２７２８
高崎線新町駅 徒歩１０分

新町駅 駅

中仙道



見通し石燈籠
昭和５７年（１９８２年）復元。
オリジナルは文化１２年（１８１５年）建立の新町宿大燈篭で明治期以降も残存したが、明治２０年（１８９１年）に当時の石工を通し金２０円で売却され、転売の後、現在は群馬郡八木村が買取、後に、文化十二年建立の刻印を削除し明治二十四年建立と新削し現存。
大窪詩佛書が出自を示す。

高崎市新町２７２８
高崎線新町駅 徒歩１０分

新町駅 駅

中仙道



新町宿
新町道路元標
明治２２年（１８８９年）設置。
行在所公園横に存在。

高崎市新町２８２２
高崎市新町駅 徒歩５分
http://www.takasaki-kannkoukyoukai.or.jp

新町駅 駅

行在所公園（あんざいしょ こうえん）



明治天皇が北陸東海方面巡幸の際に新町宿泊跡地が公園。

高崎市新町２８２２
高崎線新町駅 徒歩５分
http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp

新町駅 駅

明治天皇新町行在所（めいじてんのう しんまちあんざいしょ）


明治１１年（１８７８年）９月２日に北陸東海方面巡幸の際に新町宿泊時に利用した平屋建施設。
行在所公園敷地内所在。
内部非公開。

高崎市新町２８２２
高崎線新町駅 徒歩５分
http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp

明治天皇新町行在所



昭和８年（１９３３年）１１月２日
國聖蹟指定。

高崎市新町２８２２
高崎線新町駅 徒歩５分
http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp

明治天皇新町行在所



高崎市新町２８２２
高崎線新町駅 徒歩５分
http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp

明治天皇新町行在所



高崎市新町２８２２
高崎線新町駅 徒歩５分
http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp

明治天皇新町行在所



高崎市新町２８２２
高崎線新町駅 徒歩５分
http://www.takasaki-kankoukyoukai.or.jp

於菊稲荷神社（おきく いなりじんじゃ）



高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社


忠霊碑
西南ノ役から大東亜戦争まで新町村から出征し戦死した御霊を祀る、

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



扁額

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



手水舎
文政６年（１８２３年）地元住民の浄財奉納。

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



手水舎

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



手水舎

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



手水舎

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



石盤水
文政９年（１８２６年）奉納。
冰杏

銘書は江戸中後期の漢学者 大窪詩佛（おおくぼ しぶつ）（明和４年（１７６１年）〜天保８年（１８３７年）３月１７日）。
江戸中期特有の格式ばらず洒脱な性格だった為に誰からも好まれ、徳川幕府幕吏 太田南畝蜀山人（おおた なんぽ）（寛延２年（１７４９年）４月１９日〜文政６年（１８２３年）５月１６日）や、頼 山陽（らい さんよう）（安永９年（１７８１年）１月２１日〜天保３年（１８３２年）１０月１６日）等々と交遊を有した。

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



石盤水
文政９年（１８２６年）奉納。
冰杏

太田南畝蜀山人の狂歌に、大窪詩佛をして、
詩は詩佛、画は文晁、芸者は小萬に狂歌こそ我
と詠み絶賛していた。

手水舎桶書は当時の於菊稲荷神社宮司が大窪詩佛と個人的交遊が存在した名残。

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社


狛犬

高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

於菊稲荷神社



高崎市新町２４７
?： ０２７４−４２−３３０３
高崎線新町駅 徒歩８分
http://www6.ocn.ne.jp/~okiku/

八坂神社



芭蕉句碑（ばしょう くひ）

高崎市新町２７５７−３
高崎線新町駅 徒歩１０分

八坂神社



芭蕉句碑

傘におしわけわけみたる柳かな

松尾芭蕉（まつお ばしょう）（寛永２１年（１６４４年〜元禄７年（１６９４年）１１月２８日）は江戸期の俳人。
柳茶屋に於ける芭蕉句碑。


高崎市新町２７５７−３
高崎線新町駅 徒歩１０分

八坂神社



芭蕉句碑



現在の八坂神社境内

高崎市新町２７５７−３
高崎線新町駅 徒歩１０分

旧高瀬邸跡



一茶句碑

手枕や 小言いふでも 来る蛍

小林一茶（こばやし いっさ）（宝暦１３年（１７６３年）６月１５日〜文政１０年（１８２８年）１月１５日）は江戸後期の徘徊師。
一茶が旅行中、神流川が大雨出水の為に川留になり、更に、烏川も渡し舟が出払った事で渡河不能となった事から陸の孤島化した新町宿高瀬邸に逗留を余儀無くされる。
然し、専福寺男が新町宿内を徘徊し燈明代と称し一茶にも喜捨を求めて現れたが、一茶は旅行中を以って路銀過少を理由に峻拒するが、尚しつこく喜捨を求められた為に根負けし仕方無く金を払わされられた。
かくて、一茶が旅先記録を以って高瀬家、専福寺、及び、見通し灯篭を罵倒に均しい表現し記述を残すのは上野國新町宿が唯一の存在。

高崎市新町２７５７−３
高崎線新町駅 徒歩１２分

八坂神社 寺・神社・教会

この旅行記へのコメント （8）

• ベンジャミンさん 2014/07/01 17:23:34

  新町の芭蕉句碑に書かれた句

  句碑の句を誤って引用されておられるようです。
  
  句碑の句は、正しくは、
  
  「傘におしわけみたる柳かな」　（傘：からかさ）
  
  と書かれているそうで、
  　
  　手に持った傘を柳の葉の間に押し入れて見ている
  
  という情景を表しているそうです。
  
  訂正のほど、よろしくお願いいたします。
  
  

  横浜臨海公園さん からの返信 2014/07/02 12:20:01

  拝復

  ベンジャミンさま、こんにちは。
  
  
  確認致しました処、小生のメモの書き違いから来た誤謬でした。
  謹んで早速訂正させて頂きました。
  
  誠に有難うございました。
  
  
  
  横浜臨海公園

• ムロろ～んさん 2012/03/11 17:34:16

  高崎線沿いに住んでおり、馴染みがある地名でしたので興味深く読みました。

  横浜臨海公園様
  
  いつもお世話になっております、ムロろ〜んです。この度はマレーシア旅行記に投票をして下さり、そして書き込みをして下さいましてありがとうございます。航空会社の方や現地の方が私に親切に道などを教えて下さるので本当に旅しやすい国でした。宗教や価値観などが違うのにもかかわらず、お互いに尊重しあう精神を持っていることをガイドさんが説明をして下さったのを聞き、とても感銘を受けました。
  
  新町の旅行記を拝見しました。私の住んでいる所が高崎線沿線に住んでいるのでとても馴染みがあるのですが、実際には降りたことがなかったのでどんな所か分かりませんでした。
  
  実際に天皇陛下が泊まられた所があるとは全く知りませんでしたし、神流川の風景もまた落ち着く良い所だと思いました。
  
  ムロろ〜ん

  横浜臨海公園さん からの返信 2012/03/11 23:17:05

  拝復

  ムロろ〜んさま、こんばんは。
  
  
  拙稿旅行記にお立寄りと投票を賜りまして誠に有難うございました。
  新町は紡績の街として知られた存在でしたが、観光には馴染みが薄いせいか、群馬県内でも藤岡市と共に、極めて地味な存在でしょう。
  度重なる水害と火災で江戸期の建物は殆ど残っておりませんが、日帰りで訪れるには絶好の地だと思います。
  
  東南アジアに於いて、マレーシアはインドネシア、ベトナム、ミャンマー、インドと共に親日的な国です。
  大東亜戦争の結果、日本の為に国が独立できた事を今でも国民から感謝されます。
  
  
  
  横浜臨海公園

• zzr-cさん 2012/01/25 10:21:50

  今年もよろしくお願いします。

  横浜臨海公園さま　こんにちは！
  
  改めましてあけましておめでとうございます。
  
  今年もよろしくお願いします。
  
  信長死後関東武者の大半は寝返りを良しとせず滝川方に付いた
  武士も少なくなかったと聞きます。
  
  皮肉にも、北条は信長の後継者？秀吉によって滅ぼされてしまいましたね。
  
  じぃ〜

  横浜臨海公園さん からの返信 2012/01/25 16:50:10

  拝復

  ｚｚｒ−ｃさま、こんにちは。
  
  
  小生、昨年は喪中の為に年末年始のご挨拶を遠慮させていただいておりました。
  
  関東北部は南朝方武将が多く、織田信長が最後の足利将軍を排斥し、当時貧窮状態だった皇室を敬い、特に、後陽成天皇は即位したものの即位式する費用が無く、此れを敢行させ多額の費用を出費した事から、信長に好意を抱いた武将が多かった事が滝川方についた者が多かった事だと思っております。
  
  兎に角、資料の誇張や誤読もあるかと思いますが、合戦参加者が１８０００名余だったというのは関が原の合戦以前では最大級だったと思います。
  
  
  
  
  
  横浜臨海公園
  

• naniwa ladyさん 2012/01/25 08:18:14

  おはようございます8(*^o^*)8naniwa　

  神流川の古戦場跡、見せていただきました。
  いつもながらの丁寧な旅行記に、頭が下がります。
  関ヶ原の古戦場跡へ行きましたが。。。４００年以上前にここが戦場だったなんて、本当に想像がつかないのですが、実際にあったんですよね。道路工事で実際に骸骨が出てくるなんて、まさしくそのことをまざまざと思いしらされますね。
  歴史が現在に通じている、当たり前といえば当たり前なんですが、改めて思うと、現代に生まれてよかったなぁって思います、現代も自然の脅威にさらされて安全ともいえないですが。。
  昔のことを思えば、私がここにいるのも、不思議な縁のような。。。兄が家の先祖を調べたりしましたが、若いときはそんなこと考えもしなくて、日々に追われていたのに〜
  古戦場跡を見ると、ふと人間の魂のことなども考えたりします。

  横浜臨海公園さん からの返信 2012/01/25 16:05:06

  拝復

  naniwa ladyさま、こんにちは。
  
  
  
  新作旅行記へお立寄りと投票を賜りまして誠に有難うございました。
  
  新町は高崎市に合併されてから飛躍的に発展を遂げた町へと変貌した。
  然し、町のソコソコに合戦場の遺跡らしきものが残存し、少し掘ると直ぐ錆び付いた古刀や人骨らしき物が出土する為に、警察でもも慣れた取扱をされるそうですが、やはり地元の建設業者以外の方が新町での建設工事関係に従事するのを嫌がる傾向が有るのは今でも変らないそうです。
  
  鎌倉や関が原でも同様な状況なのは現在でも変らないようです。
  
  
  
  横浜臨海公園