明治43年(1910年)8月10日の集中豪雨は明治期に於ける最大水害被害をもたらし、関東地方を中心に1府18県に被害を与え...
続きを読む、当時の河川管理部門たる内務省土木局をして関東各地に所在する1級河川護岸工事を余儀無くさせ完成は昭和に至ったものすら存在する。
翌明治44年(1911年)3月某日、神流川氾濫決壊で復旧工事の為に早堂塚を取崩し、該土砂を以って道路改修に活用すべく撤去作業中、該塚内部から人間の頭蓋骨300体分が出土して大騒ぎになった。
群馬縣は該頭蓋骨数体分を東京帝國大学医学部法医学研究室に送り検死を依頼した結果、悉く首骨が鋭利な刀剣で切断された断面を有していた事から神流川合戦で敗軍となった滝川方武将首検分後、不要となった頭部を該地に埋葬したものと断定した。
地元では、祠を建立し死者の霊を祀ったものが該神社発祥。
頭部疾患症に効用有りと参拝者が多い。
旧無社格。
首塚八幡宮(くびづか はちまんぐう)
高崎市新町1998−2
高崎線新町駅 日本中央交通バス下郷停留所降車 徒歩2分
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投稿日:2012/01/20