2010/08/27 - 2011/01/29
42509位(同エリア48089件中)
ドクターキムルさん
- ドクターキムルさんTOP
- 旅行記7569冊
- クチコミ134件
- Q&A回答247件
- 7,163,881アクセス
- フォロワー40人
湘南モノレールは、神奈川県鎌倉市の大船駅から藤沢市片瀬の湘南江の島駅まで結ぶ江の島線だけの路線である。懸垂式モノレールで、軌道は旧京浜急行自動車専用道路の上空に沿う形で設置されている。昭和45年(1970年)3月に大船−西鎌倉間が開業し、翌、昭和46年(1971年)7月に西鎌倉−湘南江の島間が開業し、全線開通した。今年が40周年である。路線距離(営業キロ)6.6 km間に、起終点駅含む8駅がある。これを14分弱で結んでいる。1日の乗降客数が5,000人を超える「特定旅客施設」に該当する駅が多い。それでも、まだ首都圏の交通網としてはPASMOも導入されていない。大船駅と湘南江の島駅の両終端駅には駅員が常駐し自動改札機も設置されているが、それ以外は全て無人駅で自動券売機のみ設置され、乗務員が集札を行っている。
開業以来の2両編成では利用客をさばききれなくなり1975年には現在の標準組成である3両編成が登場している。そうは言っても車両間の移動もできず、途中駅で停車した際にホームでしか車両を移動することができない。発車間際に大船駅で後の車両に乗車すると、前の車両が空いていても車両を移動することができないのだ。運行時には車両の揺れが大きいために、車両間の連絡デッキを通行禁止にしたのであろう。
富士見町・湘南深沢・西鎌倉・目白山下の各駅で列車交換(行き違い)ができる。単線ながら、早朝と夜間を除いて、全ての交換可能駅で列車交換が行われ、最少の7.5分間隔で運転が行われており、最高速度である75 km/hでの運行を長くしない限り、もうこれ以上運転間隔を短くすることはできない。
江ノ電と同様に、本来はローカル線なのだが、沿線の開発が進み、乗客数が増加して来ている。初めて乗車したのは昭和47年(1972年)であったが、40年近く経て乗車したのだが、その当時から変わったところは自動改札機が導入されたことぐらいか。江ノ電でもPASMOが導入されているのに、唯一、湘南モノレールだけがPASMOも導入されておらず、今の時代には全くのところ不便だ。
湘南江の島駅のホームは5階にあり、冬場や天気の良い日には窓から富士山が綺麗に見えるのだが、窓ガラスに鉄網が入っており、景観を活用できていない。通勤客だけではなく、片瀬や江ノ島を訪れる観光客のためにも、富士山の展望デッキを設置して欲しいものだ。
(表紙写真は湘南モノレール)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ドクターキムルさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
16