2010/08/08 - 2010/08/11
1197位(同エリア1671件中)
敏じぃさん
劔岳を下り劔山荘で一休み、小屋に着いたら雨が本降りになりました。
でもここから今夜の宿の劔沢小屋に移動しなくてはなりません、雨具とザックカバーの完全装備で約30分移動しました。
劔沢小屋もなかなかでした、今夜は先に帰った1名を除き10名でしたので我々グループで1部屋もらいましたが約4畳に5名の2段ベッドでした。
落ち着いたら登頂記念の打上げです、反省会も続いて行いましたので今日の一番の問題点はこの暑い夏の行動に水を500ccしかもって行かない会員がいて途中で仲間から水をもらっていました、リーダーは水持参は常識なので装備チェックは、しなかったのですが今後このような山行には出発時に装備チェックが必要だと思いました。
この会員に話を聞いてみるとどうもハイキングくらいの気持ちで劔に来たようで呆れてしまいました。
また例の自己中男がシャッターを押してもらっているおばちゃんを怒らせたり、隊列に知らない人を入れて落石を起こしたりと問題大有りでした。
我が会の山行は基本的に例会はハイキング程度なので行く山について意識や装備を切り替えられない会員(これを初心者というのでしょう)がいるので出発前にこの点を周知徹底する連絡会が必要だと痛感しました。
私のことを言わせてもらえば、どんな低山の山行でも山行の予習、復習は必ずやります、これ初心者の頃から変りません。
また天気予報についても以前は午後4時にラジオの気象通報を聴いて天気図を書いて自分なりに予測していました、何回かの山行で私の書いた天気図が山小屋に貼り出されたこともありました。
下山の日は雨も降らず別山乗越への登りで劔岳が我々を見送ってくれました、帰りは雷鳥坂ではなく新室堂乗越からの緩やかな山道を歩きました、でも雷鳥平から室堂への階段状の最後の登りはちょっと堪えました。
室堂へ急いだので9:30発のトロリーバスに間に合いました、ロープウェイ、ケーブルカー、トロリーバスを乗継ぎ長野県の扇沢へ下山して大町温泉郷の薬師の湯で汗を流し打上げをして劔岳山行を締めくくりました。
追記
今年6月に病気で亡くなったNリーダーの元気な笑顔が悲しいです。
使用カメラ
PENTAX K7+シグマ28~200mm Panasonic DMC-FS20
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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雨の中劔沢小屋に到着、玄関で小屋のスタッフが親切にも濡れたザックカバーや雨具をタオルで拭いてくれました、そして乾燥室もありました。
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ほっと一息、お酒タイムです、劔を登った満足感でお酒が進みます。
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食事の準備だそうで食堂を出ましたが部屋で夕食まで、またまた飲み会です。
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17時40分 夕食開始。
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右のお皿は豚肉をロール状にして揚げたもの、肉入りのスープも出ました。
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小屋の前からラッキーなことに劔が顔をだしてくれました、皆さん嬉しそう。
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黒部川を隔てて後立山の天狗の大下りと唐松岳の展望 そして夜には唐松頂上小屋の灯りがはっきり見えました
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小屋に戻り部屋で一杯(もう何杯目??)。
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8月11日
朝食は5時から先着順とか、4時過ぎから並びました。 -
朝食メニュー、左上の小さな冷凍納豆には驚きました。
でもここの食堂、劔山荘と違って喫煙可です、劔山荘は館内全面禁煙、劔沢小屋は食事時は別としても喫煙可とは、確か数年前に火災で全焼した記憶があるのですが、味噌汁が劔山荘よりはるかに美味しかったのにこれは大減点。 -
イチオシ
小屋から劔岳。
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朝、雪渓を横断して劔に向かう登山者。
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5時半過ぎに小屋を出発、雲に隠れた劔をバックに劔沢源頭を別山乗越に登ってゆきます。
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途中眺めが良くなってきたので一本立てます。
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劔の雲が取れてきました、本当にラッキーです。
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別山乗越の小屋が見えてきました。
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別山乗越に着きました。
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イチオシ
劔岳と八ツ峰、八ツ峰の後ろに後立山が。
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後立山の旭岳、白馬岳、杓子岳を望遠で。
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なんと穏やかな山容の朝日岳もはっきりと指呼できました。
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イチオシ
いよいよ 劔よさらば!です。
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イチオシ
下りは足場の悪い雷鳥坂はやめて新室堂乗越経由にしました、緩やかな山道を歩いて行きます。
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お花畑の中の楽しい下り。
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雷鳥沢のキャンプ場が近くなってきた。
ここでは休まず、室堂に急ぎ早いバスに乗れました、後は只管乗り物を乗継ぎました。 -
途中の大観峰から黒部湖と針ノ木岳。
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ご存知黒部ダム、夏の放水中。
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左の鞍部は東一の越、立山から山スキーで何回かダムの近くまで滑ってきたことがあります、スキーを終えて汗びっしょりでスキーを担いでダムまで歩いて来たら、観光客にどこにスキー場があるのですか? と聞かれて答えに窮したことがあります。
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大町温泉郷 『薬師の湯』で汗を流して打上げ。
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ -
今回は女性が良く頑張りました。
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男性よりもはるかに頑張って強かった女性2名、でも女性がいると華やいでいいですね。
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信濃大町、15時過ぎのあずさに乗りました、勿論車中でも反省会です。
いつもはハイキング程度の山行が中心の会です、ちょっとハードな山行はNリーダーも苦労したようです、Nリーダーは劔の登りの『かにのたてばい』ではザイルで岩場に不慣れな女性をビレー(確保)してあげました、本当にご苦労様です、いろいろと課題も残った山行でした。
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