2009/08/03 - 2009/08/04
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ねりねり(nemo-lin)さん
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3泊滞在したカッパドキアを離れ、深夜バスで次のパムッカレへと移動です。
フライトでは、カッパドキアとパムッカレ(デニズリ)をダイレクトに結ぶ便がなく、イスタンブールに一度戻ってから乗り継ぐ必要がありました。それでもいいかな、と思ったのですが、旅程4日目が丸々移動で終わってしまうことや、イスタンブールでの待ち時間が、またまた長くなること、などから、今回は深夜バスを利用することに決めました。
我々夫婦は、バックパッカーではないので、そのような旅は初体験なのですが、いろんなかたのブログを見ていると、車輪付きのスーツケースで深夜バスに乗っている人もいるし、リュックじゃないといけないわけでもなさそうだったので、ここは1日だけバスを使ってみよう、ということになりました。
トルコは長距離バスが発達していて、乗り心地も悪くない、という情報も得ていました。果たして、実際も本当にそうでした。オトガルは空港ターミナルさながらに大きくて、いろんな方面へ行くバスが発着していて、活気がありました。
ギョレメの予約代理店も悪質な感じはしませんでしたし、良い体験でしたね。夏季など客が多い季節は、デニズリ止まりではなく、パムッカレ行きもバスもある、ということでした。(その結果を次の記事でお知らせします。)
出発前に、一番情報がなかったのが、早朝にデニズリのオトガルに到着した後、パムッカレ村までの移動手段のことでした。これについては、次のパムッカレの記事での冒頭で触れることにします。お楽しみに。
7月
31日 成田出発からカッパドキアへ
8月
1日 カッパドキア 早朝到着。プライベート・ツアー、屋外博物館
2日 カッパドキア 熱気球ツアー、グリーン・ツアー
■3日 カッパドキア 屋上での気球見物、レンタルバイクでユルギュップ
4日 パムッカレ ヒエラポリス、遺跡温泉
5日 イスタンブール 旧市街の王道観光
6日 イスタンブール アジアサイドや渋い観光
7日 イスタンブール 新市街やガラタ橋
8日 イスタンブール 買い物やら最後の町歩き、出発
9日 成田到着
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カッパドキアの町とも、そろそろお別れ。
まだまだ堪能し足りないというところで、次の町へと移動しなくてはなりません。 -
小さい村は小さいなりに、楽しかったし、素敵な風景が目の前に広がっている。
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あちらこちらにたなびく、トルコの国旗。
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そして何より、やっぱり一番の思い出は、この気球ツアーの体験かな。
今、PCのデスクトップを飾っているのは、この写真なのです。 -
レンタルバイクを返して午後3時。
その後、ちょっと町をぶらついて、ホテルへ戻り、最後にジャグジー風呂に入ってさっぱり。このためにレイト・チェックアウトをお願いしたようなもの。
結構動いたり適度に汗もかいたので、お風呂に入ってから深夜バス移動というのは実に有難いです。
レイト・チェックアウト:
7時半まで部屋を使えて、1泊の半分の20ユーロ。
そしてパッキングを終え、ホテルの料金を清算して、ギョレメの広場のオトガルへと向かいます。 -
ホテルから坂を下りきって表通りに出たところに、毎日夜遅くまでやっている、ビールやお水を買っていたお店があります。ここのおやじさんともさようなら。
夕方一旦ホテルに戻り、お風呂に入って休んでから、夕食をとりに再度待ちに出る、というのがいつもの私たちの観光パターン。
今回も、夕方には、お風呂あがりに飲むビールやジュースを買い、食事の後ホテルに帰る時にまた、ビールや明日の分のお水を買う、と最低でも毎日2度は使っていたので、おやじさんにすっかり顔を覚えてもらっていたのです。 -
バスの集合時刻は19時
18時前にはオトガルに到着
オフィスに荷物を預かってもらい身軽になった状態で、
かなり早めの夕食をとることにしました。
オトガルのすぐ近くのお店でメニューを見ていると、気さくな美しいトルコ娘さんが声をかけてきます。メニューの説明を一生懸命してくれるのですが、実はこの時点であまり空腹ではない状態の私たち。
でも深夜バスに乗る前に何かで腹を満たしたい。どうしようかなー、とメニューを見ていたので、そのことを伝えましたら、その娘さんは機転がとてもきき、「うちの料理は母の手作りよ。野菜料理を何点か盛り合わせして、ヨーグルトをかけて食べたらどうかしら?それなら重くないんじゃない?」と明るく提案してくれました。 -
「それはいい響きね!」ということで出てきた料理がこの写真。確かに肉肉した料理にちょっと食べ飽きていたところだったし、夕陽がまだ強い時間帯に、お風呂でさっぱりした後に、ビール(とニモりんはジュース)でいただく野菜料理はさっぱりして美味しかった!
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それでも満腹になって料理が余っちゃって、ダメもとで娘さんに「あまりに美味しいので、残った分を持ち帰りたいけどいいかな?」なんて言ったら、彼女は、そうしてあげたいけど汁もあるのでどうしようか最初はちょっと困っていた様子。が、すぐに目が光って「そうだ!残ったバケットの間にはさんでサンドイッチのようにしたらどうかしら?ね、良いアイディアでしょ?」と自画自賛気味に言ってくれました。
美しくって、頭の回転が速くて、素直そうで魅力的なトルコ娘さんでした。つい、お願いして写真を撮らせていただきました。記念、記念。
包んでもらったサンドは、もちろんバスの途中でいただいたのですが、味がしみこんでいてすっごく美味しかった〜。忘れられません。 -
ギョレメの町のオトガル(バスターミナル)です。
バス会社は10社くらいあるらしくって、各バスの代理店や、ツアーデスクなどが揃っています。 -
因みに、Green Tourで使った代理店もここにありました。アンドロメダという代理店でした。
ここに限らず、Red、Green、Blueツアーはギョレメの代理店ならどこも持っているみたいです。 -
ネヴシェヒルバスのチケット
(お土産屋さんでもらったナザール・ボンジュウのキーホルダーとともに)
我々が利用したバス会社は、パムッカレのホテルの人が
前もっておすすめしてくれていたネヴシェヒル。
ギョレメからパムッカレ行き 40リラ(ひとり)
食事を終えオトガルに戻ったのが18時50分。
同じ時間帯にトルコの各地へ出発する深夜バスが次々あるので、オトガルは乗車予定の客でいっぱい。 -
さあ、19時を過ぎ、我々のバスもやって参りました。
ここで一つ、驚いたこと。ギョレメから隣町のネヴシェヒルまでは、他方面行きの客も混載で自由席で、ネヴシェヒルのオトガルで、各方面行きの正式なバスが待っていて、誘導により乗り換えるというのです。
荷物は方面ごとに仕分けして預けられ、席も方面ごとに
○○行きの人は前の右側、△△行きの人は前方左、■■行きの人は後方右側、パムッカレ行きの人は後方左の席に、それぞれ固まっていてください、などといいます。
荷物の仕分け預けの関係で、パムッカレ行きの我々は最後にバスに乗り込むことになったのですが、何と、この日は客が一杯で、ネヴシェヒルまでは、我々も含めてパムッカレ組は全員(10人くらい)が立ち乗りとなりました。どこかの国の客は猛烈に怒ってました。怒ったところで席はないので、仕方ありません。
ギョレメ発のこのバス自体がパムッカレ(デニズリ)行きだったので、我々はバスから降りず、ネヴシェヒルからは、チケットに書かれている指定席通りに座りましたとさ。ほっ。 -
夏休みのハイシーズンのため、ネヴシェヒルのオトガルから新たに乗り込んだ客たちでバスは満席状態。ハイシーズンだとバスの予約は早めにしたほうが良い、と言われていますが、本当にそうです。私たちは前々日にチケットをGet。観光で忙しいのでホテルにお願いして、手数料ナシで予約を入れてもらいました。
因みに、ベンツの大型観光バスで、シートも皮。座り心地は良かったです。 -
デニズリを出発して間もなくすると、ちょうど日没タイム。夕焼けが綺麗で、動いているバスの中から撮影してもこんなにすてきな色合いが再現できました。
さてさて、深夜バスは2〜3時間おきにサービスエリアに立ち寄り、その都度20分から30分くらい休憩を取ります。全ての休憩に全員が降りなくてはいけないわけでもないので、適当にトイレに行ったり飲み物を飲んだり、タバコを吸う人は吸ったりと自由に過ごします。
トルコの深夜バスは、確かにきちんとしていました。名物のコロンヤ(レモンのような香りのお水)と飲み水を
休憩が終了する都度、スチュワートの男性が全員に配ります。あ、乗車早々にはクッキーも配られましたよ。
スチュワートの手には、その都度使い捨ての簡易グローブをつけての給仕なので、清潔感もあります。
休憩で停車中のバスも、長ーいホースがやって来て、窓ガラスや車体があっという間に洗われるので、車体も汚くありません。
車内は禁煙なので、ぜんそくのニモりんも安心でした。ただ、サービスエリアのモクモクした空気を避けながら、トイレに行かねばならない、とうい試練はありますけどね。でもバス乗車中は、辛い思いをせずに過ごせるので、有難い移動となりました。
ということで、カッパドキアから離れ、次の目的地パムッカレへと到着します。
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