2009/07/31 - 2009/08/03
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ねりねり(nemo-lin)さん
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今回のトルコ旅行で訪れた都市は3つ。最初に、カッパドキアで洞窟ホテルに3泊、泊まりました。
個人旅行で悩むのは、ホテルの手配。今はネットで随分と情報は入手できるから有難い時代です。それでも、メールがつながるだろうか、とか、いろいろ悩むことは多くて、利用したホテルはいくつもある洞窟ホテルの中で、なぜかとても気になっていたところ。
ホームページはあるけれど、2006年に作って以来、内容の更新をしていないようで・・・。メールアドレスが2つ記載されていたけど、そのうち「予約アドレス」だか「問い合わせアドレス」だか忘れたけどそのどちらか一つがエラーになり、ちょっとショック。もう一つのアドレスはエラーが戻ってこなかったので、返事があることを祈っていたら、一日もたたないうちに、返事がありました。
問い合わせの内容には答えてくれるし、レスポンスは早いし、とにかく信頼が置ける印象だったので、予約をし、到着後の空港ピックアップとか、気球ツアーの予約とか、その他渓谷ハイキングツアーとか、出発前から、いろいろお世話になりました。
■7月31日 成田出発からカッパドキアへ
8月
■1日 カッパドキア 早朝到着。プライベート・ツアー、屋外博物館
2日 カッパドキア 熱気球ツアー、グリーン・ツアー
■3日 カッパドキア 屋上での気球見物、レンタルバイクでユルギュップ
4日 パムッカレ ヒエラポリス、遺跡温泉
5日 イスタンブール 旧市街の王道観光
6日 イスタンブール アジアサイドや渋い観光
7日 イスタンブール 新市街やガラタ橋
8日 イスタンブール 買い物やら最後の町歩き、出発
9日 成田到着
今回はちびパン3号さんあらためジャミ子を連れてトルコに入りました。
そのジャミちゃん(女の子)はカッパドキアで気球を初体験!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
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-
今回の移動は、初めてトルコ航空を使用しました。
昨年くらいに、ようやくエコノミーでもオンディマンドのエンターテイメント・システムが付いたということは、ネットで知りました。
機内では日本語吹替えで見るのが習慣になっています。半分寝ていても、耳からストーリーが追えるのでね。果たして、日本語サービスの映画はどれくらいあるかな?と、不安でしたが、片道で飽きない程度の本数はありました。
お食事は、写真の通り。エコノミー・クラスでも、スリッパが配布され、歯磨きやアイマスク・耳栓などのセット・ポーチがもらえます。
約12時間でイスタンブールに到着です。現地19時。まだ空は明るいですね(右下)。 -
ここからちょっと我慢の乗り換え待ち。入国審査は、最終地ではなく、ここイスタンブールで行います。荷物は、カイセリまで通しで預かってもらえるので、移動は身軽だにゃん。
その後、国際線ターミナルでトルコリラに換金して、国内線ターミナルに移動しますが、とてもじゃないけど、4時間という長い時間をつぶすことは苦痛ですねえ。
搭乗手続きしてしまうと、お店も限られるだろうから、ということで、スナック・コーナーで、フライドポテトと、旦那ドンはトルコ産のエフェス・ビール(でかい!)を、ニモりんはお水(ヘルシー!)で暇つぶし。
出発時刻まで1時間を切った頃にゲートをくぐり、搭乗ゲート前に移動しました。出発の15分前に搭乗開始のはずなのに、出発時刻になっても何も変化がありません。と、思ったら・・・。
その時刻になって、いきなり「1時間遅れ」とモニターが変わりました。えええーーーーー。遅れるなら遅れるで、もっと早く表示してよー。この時点で日本時刻の朝6時前ですよ。疲れ度合い2倍増し(悲)。ひたすら何もない搭乗ゲート前であと1時間待ちまして・・・
しかし、またまた1時間後に搭乗ゲート前は何も変化がなく、それどころか、更なる遅れが発表され、、、、
結局、搭乗開始は1時ごろでしたが、チケットもぎりが
手動でお姉さん一人きり。列は押し合って進まず。バスで飛行機まで移動して、離陸したのは午前2時近く。全てが非効率的で嫌気3倍増し。
はい、おもいきり2時間遅れコースで、イスタンブールの空港に6時間も滞在してしまいました。 -
1時間ちょっとのフライトで到着したカイセリ空港。もう午前3時ですよ。
ところが、到着しても我々のフライトの荷物がなかなか出てきません。英語で係員に聞いても、トルコ語しかわからない様子ですし。でもここしか荷物出てくるところなさそうだしな、と、ひたすら待つ。待つ。そして待つ。
少し前に到着したミュンヘン(一応国際空港らしい)からの便の荷物が長いことかかって出てきて、もう一つ、別の空港から着た荷物が長いことかかって出てきて、ようやくイスタンブールからの荷物がターンテーブルに・・・ -
2時間もフライトが遅れて、ホテルからのピックアップ・サービスはどうなるのか不安な気持ちで外に出たら、一番わかりやすい場所に「ニモりん夫婦様」と紙を持って待っていてくれました!
そんなピックアップ・マンがわしゃわしゃいて、とても午前3時半とは思えない、カイセリ空港。
このあと、時速100km以上でぶっとばしてくれて、通常1時間半かかると言われている距離を約1時間でホテルに到着しました。
いやあ、こんなことなら「最初の夜はイスタンブールに泊まればよかったかな」と、ちょっと反省も頭によぎりました。
しかーし、朝便で移動するとしても、エアポートホテルは混んでいるという噂でした。ということは、市内のホテルからまた空港まで行かねばなりません。
幸いにもエアポートホテルに泊まれたとしたも、逆に、市街へ食事へ行って帰ってくるのがタイヘンかもしれないし(あとで地下鉄など便利とわかりましたが往復2時間はみないと)、そもそも翌朝便だって定時運行する保証もなく、同じようにフライトが遅れれば、2日目の半分を無駄に使ってしまうわけで、なんとも難しい選択でした。
まあカッパドキアはそれだけ遠いということですね。
あ、イスタンブールから深夜バスという手もあったな。でもこれはこれでネブシェヒールのバス広場の悪徳勧誘が怖かったので、使えなかった手段なのでした。 -
希望していたジャグジー付きの部屋へ到着したのは、明け方5時近くだったかな。
通された部屋は、期待通りの洞窟部屋。と言っても、もともとあった洞窟家屋を増築して、洞窟の雰囲気を壊さず仕上げたような造りで、ベッドルームは増築部で石を積み上げた箇所。
でもこれがかえって良かったのです。(あとで理由を述べます) -
一方、部屋の入口から奥とバスルームの部分は、元々からの洞窟をくり抜いた箇所になるので、綺麗に掃除されているんだけど、朝起きるとなんとなく洗面台の上も、ザラっとした小さな粒が落ちているんです。
ぜんそく持ちのニモりんは、それらの粒が寝ている間に落ちていたら、おそらく連日発作を引き起こしていたかもしれず、結果として大満足な3泊でした♪ -
たった6室しかない、洞窟ホテル。
その名はキャニオンビューホテル Canyon View Hotel。
http://www.canyonviewhotel.com/ -
元々の奇岩を利用した家屋を改造してますから、この写真のゲートをくぐったところまでも、そもそも少し階段を上るんですけど、ゲートをくぐったところに先ず、2部屋。1号室と2号室。
そして階段をぐるりと上って、ニモりんたちの利用した中2階の3号室。
そこからまた上がると、2階に4号室と5号室そして朝食を食べるテラスがあって、その奥にレセプションがあります。 -
レセプションの部分は、奇岩そのもので、くり抜いた様子がわかります。この広間で、Wi-Fiインターネットがつなげます。
レセプションの広間からは奇岩の裏手側のテラスに出られるようになっていて、そこから更に階段を上ると3階の6号室があります。この裏手のテラスから見える奇岩群も美しい景色でしたよ。 -
ホテルに到着したのは、明け方5時近く。
日本時間では午前11時近くですから、自宅を出てから26時間かかったわけです。
ホテルのオーナーのおやじHasan(ハサン)は、トルコ式挨拶・2度の抱擁で出迎えてくれて、「とにかく先ず、寝たいでしょ?手続きその他は起きてからね。朝食は7時半から10時までだけど、二人の分は取っておくから10時から朝食でいいよ」と言って、部屋の鍵と簡単な部屋の説明だけで去って行きました。とにかく床につきたかったので有難い配慮でした。
でも、洞窟ホテルの周囲の景色があまりにも奇岩ばっかりで、ちょっとだけ部屋のプライベートテラスに出て撮影タイム。どうです?ちょっと白んでき始めた頃の部屋からの景色です。 -
そして、4時間くらいぐっすり寝て起きましたら、とてもよいお天気。外を見ますと・・・
「うわあ、本当に奇岩の町にやって来たんだなあ」と、あらためて感動してしまいました。 -
部屋には付いているテラスに出てみて、右手を見てもまた奇岩。
「カッパドキア」とは、このあたりの地方一体を指す地名になり、その中にいくつか町や村があって、カッパドキアに泊まる場合は、これらの町や村の一つを拠点にして行動することになります。
私たちは今回、ギョレメという町(村?)に滞在しました。現地で参加するツアーが便利そうなのと、やはりこのホテルに一目ぼれしてしまったから、というのが一番の理由かな。 -
洞窟ホテルでは、朝ごはんは毎日、奇岩の町を見ながらテラスでいただきました。
トルコは猫天国。カッパドキアに限らず、町には野良猫がたくさん。でも住民が適当にエサを与えたりしているので、猫があちこち、気楽に過ごしています。
因みに、あまりブログでは触れておりませんが、ニモりんは猫派なのです。実家では生まれてから亡くなるまでのにゃんこを2度ほど飼っておりました。(どーでもいい) -
トルコと言えば、チャイが有名。要はアップルティーなんですけど。チャイを飲むチャイグラスの形に特徴あります。普通のカップでもよく出てきましたけどね。砂糖を入れて、スプーンでくるくるかき回しながら飲むのがトルコ風。正直甘いです。暑い時期は冷たいチャイが美味しいなあ。
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ここで、奇岩を整備してホテルにしてある様子がわかる写真をご紹介します。
左上はホテルの外面なんですが、四角い石を積み立てて整備されているので、見た目も綺麗ですね。
右上はテラスの一角。角石で整備しているものの、屋根の奥のほうにもともとの洞窟に丸い石を積み重ねている部分がチラっと見えます。
そして下半分の写真は、我がホテルのはじっこで、ちょっと奇岩がむき出しになっている箇所。(わかるかな?)この部分も、少し整備して回りを角石で囲むと、もう一部屋くらいできそうな感じです。対照的に、道の向こうの建物はほとんど、奇岩の周囲を角石で整備しているのが見えますよね。
最近は、洞窟ホテルと謳っていても、角石を積み重ねた「洞窟風」のホテルがどんどん増えているとか。実際に私たちがギョレメに滞在中も、あちこちでこの手の角石を積み重ねて建築中のホテルが沢山ありました。
私たちは今回、洞窟を生かした整備したホテルを選びましたが、人によっては、もっと奇岩バリバリのホテルを選ぶか、気分だけ味わえればいいので、比較的設備の整ったそれらしい風味の新型ホテルを選ぶか、お好みで判断して決めることになるんでしょうね。 -
滞在した洞窟ホテルのテラスからは、三角奇岩ではなく山肌が平らに続いて見えるピンク色のローズバレーと呼ばれる山が一望できます。
ローズバレーから見る、ギョレメなどの町並みも、夕日に照らされてとても美しいらしいのですが、町から見る夕日を浴びるローズバレーのピンクの山肌もとっても美しい景色でした。 -
ローズバレーをアップでよく見ると、これが風化して、やわらかい部分が削られると、キノコ岩のように不思議な岩へと進んでいくんだろうなあ、という様子がわかります。自然の神秘だわあ。
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ロースバレーは町の東側にあるので、夕日で照らされて綺麗です。そして逆側の西を見ますと、をを!別の山に沈んでいく夕日が拝めるではありませんか。
正に今、日没タイム。(20時近く)ということで、旦那ドンのNew一眼レフにて撮影成功。
今回の旅は、お天気に恵まれ、おかげでビーチでもないのに日焼けしてしまいましたよ。 -
さて、ホテルの窓からの景色。3日目の朝の話。
ボーーーーというバルーンに熱を吹き込むバーナーの音で目覚め、テラスに出ると、目の前に気球が接近中!あわててカメラを取りに部屋に戻り、あらためて空を見上げると・・・ -
うわあ、気球がいくつも見える!!
テラスから左が東にあたるんですけど、そちらの方角を覗き込むと、まだまだ気球が確認できそうなので、屋上テラスに移動してみることにしました。 -
そしたら、やっぱり!
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えー、すっご!! -
ええええーーーー!!!
なんとカッパドキアの空は、カラフルな気球が沢山飛んでいるではありませんか!
(写真は東の空を写したため、朝陽で思いっきり逆光でゴメンナサイ。) -
逆光の写真ばかりではナンなので、北側を見てみましょう。北の方角はバルンの数は少ないけれど、美しい写真が撮れました。
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気球は時には、低空飛行というパフォーマンスを繰り広げます。手を振ると振り返してくれるんですよ。
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バーナーの炎もよく見える!!(旦那ドンの一眼レフはすごいなあ)
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現在、気球ツアー会社は10社くらいあるとか。
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屋上で不思議な体験を堪能し、部屋に戻る頃は
気球ツアータイムも終盤に差し掛かり、
ほとんどの気球が着陸し始めたのですが、
ひとつの気球の着陸地点が、ホテルの部屋の真正面で
気球がだんだんしぼんでいく様子までよーく見えました。
町全体がまるでテーマパークのようなカッパドキア。
最初の朝は、到着したてで爆睡していたようで、全く気がつきませんでしたが、気付いてしまうと、もうたまらなくラブリーな世界にひたすら感激してしまったニモりんでした。
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