イギリス　West country ドライブの旅　(後）

2009/08/01 - 2009/08/01

ソールズベリー、ストーンヘンジ、バース、ブリストルとドライブしてきました。そのうち、３-４日目の旅行記です。

初日：ロンドンからソールズベリーへ、ストーンヘンジの近く泊
２日目：ストーンヘンジ→Stourhead （ブリストル泊）
３日目：バース観光（ブリストル泊）
４日目：ブリストル観光、ロンドンへ

エリア バース(イギリス)

三日目。Bristolのホテルを出て、Bath へ。
途中の景色が本当にきれいです！！

Bath は古い町で道がせまいので、車で乗り入れなくてもいいように「Park ＆　Ride」というシステムがあります。街の外に大きな無料駐車場があるので、そこに駐車して、そこから10-15分おきくらいに出ている街の中心行きバスに乗ります。バス代がかかるだけで、駐車時間や時間を気にせず観光できます。

イギリスの街には結構この制度があります。

Park & Ride　の駐車場横にはパブがあったのですが、　

ここからボートに乗れるようでした。

駐車場からバスに乗ってバース市内へ。

建物が、やっぱり全部石造りです！　普通の家さえも！　レンガじゃないことが、バースへきたのだなぁと感じます。

バース到着です！　世界遺産の街です。

なんとなくローマっぽい？

うろうろしていたら、ローマ兵がおで迎えしてくれました。


この兵隊のそばのカフェへ。

地元の人でいっぱいのカフェでした。
お茶をいっぱい飲んでから、バースの由来となった
「ローマン・バス」へ向かいます。

中に入って、音声ガイドを聞きながら歩きます。
音声ガイドはかなりボリュームがあるのですが、英語版はさらに、こっちで有名な旅行作家のBill Brisonno話とか、日本語版よりもっといろんな説明がついているようで、もし英語がわかるのなら、英語版を選んだほうが、いろいろ解説を選べると思います。

ここがお風呂です。
昔は実際に使って湯治していたそうですが、今はお湯の処理をしていないので、触らないようにと書いてありました。こっそりお湯の注ぎ口を触ったら、生ぬるかったです。近くのイギリス人観光客のおばさんが、「触るなって書いてあるのに」みたいなことを言われてしまったけど、触ってみたくなりますよね･･･

でも触らないほうがいいかも。あまり清潔ではないから。

あるのはお風呂だけかと思ったらサウナ部屋などいろんな部屋や展示があって、結構たくさん見るところがありました。地下の下水道などは、目を凝らすとネズミが走り回っていておもしろかったです。

ローマンバスを出て、建物内にあるレストランで、お風呂のお湯を飲ませてもらいました。チケットを見せると、ただで飲むことができます。

体のためだと思って、いっき、いっき！　

次はバースで一番古い建物へ。
ここは、ちょっと変わったパンを売っているカフェになっています。

これがその、パンです。
フランスからの難民であったサリーが作って売ったと言うパンです。フランスの「ブリオッシュ」という、バター、ミルク、卵を使った甘くておいしいパンのレシピに似ているようです。（イギリスの普通のパンは、この三つの材料はつかいません）

味もかたちもコッペパンです。

ここのカフェでお昼を食べました。奥に移っているのはトースト・サンド、手前に移っているのは「Welsh rarebit」という食べ物です。

Welsh...は、パンにウスターソースを塗って、チーズをのせた、いわゆるチーズトースト。ロンドンではあまりこの「Welsh...」がメニューにあることはないのですが、このあたりではよく見かけました。名前の通り、ウェールズ出身のめにゅーなのかな？？　（バースは結構ウエールズの近くにあります。）

このお店の地下は博物館になっています。
昔は、地面が低く、地下室が地表レベルだったそう。
たぶん、馬の糞やらごみやらが堆積して、地表が挙がったのでしょう。

昔の台所が展示してありました。

かわいいスイーツのお店を発見！

http://www.bathshopping.com/sanfranciscofudgefactory.htm

どうやらFudgeの専門店のよう。

Fudgeとは・・・キャラメルとヌガーの間のような激甘のスイートです。イギリスにいる間に、ぜひ食べてみてください。

あまり甘くなさそうな、カプチーノ味のFudgeを買いました。一番小さな一切れを注文しましたが、日本人の私たちには、かなりの甘党でない限り、1人で一切れ食べきることは不可能ではないかと･･･。

別のFudgeのお店で、Fudgeの製作過程を名が見てみました。

こういう長いものを、金太郎飴みたいに切って売ります。

主人はFudgeを食べたくないと、アイスクリームを食べていました。

どうやらWest country　では有名なアイスクリームブランドらしいです。おいしかった！！！　こっちに来ることがあったら、ハーゲンダッツではなく、このブランドのアイスを探してみてください。

http://www.marshfield-icecream.co.uk/index.htm

バースの有名な三日月形のマンションを見に行きました。

これかなと思ったら違いました。次の建物でした。

これが有名なRoyal Crescent。さっきの建物と似ているけれど正面が公園になっていました。

近くにはきれいな家もありました。

大体有名どころは見終わったので、バースを流れるAvon川のほとりへ行ってみました。

リバーサイドの景色も、きれいでした。
これは運河を走っている船のための水門。

雨がぱらついていたのですが、雨が上がると、きれいな虹が。

このあと、この虹の上にももう一つ虹がかかってとてもきれいでした。

バスに乗って駐車場へ向かいます。
世界遺産だけあって、きれいな町でした。帰りの道にあった看板。

そしてホテルでは･･･こっちにもクリスマス・デコレーションが。

まだ8月なんですけど・・・

4日目。ブリストルの街を散策しました。

バンクシーというアーティストのふるさとだそうです。バンクシーは、一見、落書きかと思うようなアートで有名なアーティストだそうです。

バンクシーのふるさとらしく、いろんなところで壁画（？）を目にしました。

カフェの写真

市内の様子

港近く

ブリストルは、「バンクシー」というなぞのアーティストのふるさとでもあります。街の壁などに突然、落書きのようなアートを残すことで有名なアーティストです。

ブリストルにもいくつかバンクシーの作品があるそうなので、行ってみました。

まずはこれ。みえるかな。

思ったより小さくてびっくりしました。

私たちの行った数日前までは、ここブリストルの美術館で「バンクシー」の展覧会があり、ものすごい行列だったそう。３時間待ちくらいの。間に合わなくてちょっと残念でした。

町外れのほうも散策。

遠くに見える教会は、エリザベス一世がイングランド一きれいだと褒め称えた教会だそうです。

こんな落書きもありました。
さすがバンクシーの町。

まだ時間があるので、もう一つバンクシーの絵を見に行くことに。

バンクシーの次の作品は、子ども病院の向かいにあるそう。河岸から、少し小高い丘のようになっている子ども病院の方向へ歩きました。

途中の町並みもなかなかだったので、のせておきますね。

あっ、発見！　

そしてこちらが子ども病院です。

この間ニュースになっていた、巨大なプライマーク・ブリストル店です。プライマークは、イギリスのユニくろ？　安売り服屋さんです。

安いものにはわけがある・・・途上国での子どもの奴隷労働などの問題があるとのうわさなのであまり好きではないお店ですが･･･一応のぞいてみました。

すごーく込んでいました！

これで、４日間の旅行終了です。
こういうドライブの旅もなかなかいいなと思った４日間でした。

（完）