珍しく一人旅　マヨルカ島　２　島縦断ドライブ

2009/03/07 - 2009/03/08

１日目、州都パルマ・デ・マヨルカを観たあと
北へ40キロ、宿泊するLloseta（ジョセタ）という内陸の村へ。

２日目
マヨルカ島最北部のCap de Formentor（フォルメントール岬）はじめ
海を求めて周辺の町を点々と移動しました。

エリア マヨルカ島(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: イベリア航空

今回、私が運転したルートです。

この高速道路の左側は山。
沿岸にも素敵な村々が散らばっているようなのですが、クネクネした道が大嫌いなので、そちらに行くのはやめました。

今回は行きませんでしたが、マヨルカ第２の都市は島東部のManacor（マナコール）。
ここは有名なマヨルカ真珠の産地であり、ラファ・ナダルの出身地です。

マヨルカ真珠は工場生産の偽真珠。
日本人にとってはちーっともありがたくない。
なのにスペイン人はこれが本物だと思ってる。

ラファ・ナダル（Rafa Nadal）は現在世界ランキング１位のプロテニスプレーヤー。
スペインのヒーロー♪

迷わずにすいすい着いた。
小さな村のプチホテル。

エントランスからワクワク♪

CAS COMTE

http://www.hotelcascomte.com/

SPAアクセス＋朝食ビュッフェ付き
ダブル・・・139ユーロ
シングル・・・107ユーロ
（税込み　１泊）

石造りの可愛い建物がホテル。

左隣は教会

右隣は素敵なお屋敷

ホテルの人に聞いたら、持ち主が全然管理しないので、内部は荒れ放題だとか。

ホール

昔の家具や道具をさりげなく飾って
石造りの建物にとても良く合う。

左の家具の上に置いてある金色の物体は、ロウソク立て。金属の板で火の光を反射させて明るさを増した。

床の観葉植物が入れられてる木の台は、昔のスペイン版コタツ。中央の金属のたらいに炭を入れて蓋をし、この木の台ごとテーブルの下に入れ、テーブルには床までのテーブルクロスをかけて覆った。
日本のコタツと同じ。
違いは床に座るか、椅子に腰掛けるか。

素敵なパティオ

この階段を上がって部屋へ行きます。

パティオの一角には井戸

もう一角には瓦を使った噴水と
陶器のフクロウ

夜ライトが灯ってなかなか幻想的

部屋

ひとりでこれはもったいない！

ミニバーも充実

スペインには珍しい、
無料のコーヒー・紅茶サービス

マヨルカ島はイギリス人観光客が多いからかな？

バスルームもとっても広くて
アメニティーも豊富でお洒落

小さいけれどSPAもあるので、
バスローブとスリッパもある。

知らない村で暗くなってから一人で出歩くのが億劫になったので、夕食までの時間SPAを貸し切り状態で利用しました。

食堂

家族経営のプチホテルなので、チェックインの時に夜ホテルで食事をするか、するならメニューからもう選んでくれと言われた。

注文に合わせて、アテンドしてくれたお兄さんのお母さんが材料を抱えてお料理しにホテルにやって来る！

この夜は、私の他にアメリカ人８人のグループがいた。

ホテルのお兄さんとの会話を聞くともなしに聞いてると、どうも１週間くらい滞在するらしい。
「滞在中にパエージャ（パエリア）が食べたいけど可能か」なんて聞いてる。

写真は「待たせてごめん、これでも食べてて」とサービスで持ってきてくれたTRAMPO（マヨルカ風サラダ）。

注文したのは黒鯛

Dorada a la Plancha

お兄さんのママ、なかなかのシェフさんです。

寝る前に、これもサービスのCAVAを頂く。

翌朝

部屋のバルコニーから見える隣の屋敷。
気になるな〜

内部は荒れ放題だというお屋敷

ちょっと柵から覗いてみました。

？？？

幌馬車　

？？？

どんな人が持ち主なんでしょう。

村を去る前に、ちょっとプラプラ。

レモンがたわわに生ってる！

これが、２日間の私のお供。
フォードのＫ

このレンタカー会社初めてだったんですが、安くて感激！
クチコミ参照↓
http://4travel.jp/overseas/area/europe/spain/tips/10115971/

Lloseta村を出て、北上します。

マヨルカ島内には鍾乳洞がいくつもある。
１０年前に来た時には一番有名なドラック鍾乳洞へ行きましたが、それは島東沿岸。

今回のルート上にもひとつあるようなので、まずはそこへ寄ってみることに。

COVES DE CAMPANET
カンパネット鍾乳洞

１０時オープンってあるくせに、ある程度人が集まってからガイド付きで見学するため、
「１１時まで待て」と言われる。

そんなの嫌だ〜

土産店を冷やかして
トイレを借りて
猫とジャレて・・・

時間がもったいなかったので、
鍾乳洞見学は諦めました。

マヨルカ島北部のフォルメントール半島までやって来ました。

地図で見ると結構クネクネした山道。
不安だったけど、ここは絶対に行きたいと思ってたので頑張りました。

岩場の上の道を向こうまで行くと・・・

ここがマヨルカ島最北端の見晴台

CAP DE FORMENTOR

最高の見晴らし！！

真下、迫力の眺め。

昇り降りのクネクネ道。
何が嫌だったかって、ロードサイクリング愛好者が多数エッチラオッチラ自転車で上がってくること。
唯でさえカーブが多くて狭い車道を、自転車を避けながら運転するのは気疲れします。

こっちは内陸方面の眺め。

フォルメントール半島の付け根の
ポルト・デ・ポジェンサ
Port de Pollenca

町中心部の広場

地べたに直接座り込んで遊んでいる地元の子供達。

町章入りのマンホール

町章にはニワトリの図

ここも他ヨーロッパからの観光客の方が多いんだなーを思わせる町並み。

アイリッシュパブ

キオスクで売っているのも
イギリスの週刊誌だし・・・

英語やドイツ語の新聞も・・・

スペインのは？？？

よーく見ると
MALLORCA MAGAZIN　？！

マヨルカ在住ドイツ人用の地元新聞！！
なんちゅーこと
ここは本当にスペインなの？

港をのんびり散歩してみました。

どんな人が乗ってるんだろぅ

ちょっと乗せてくれないかなー

マヨルカ中の港で見られる光景。

スペイン中、ヨーロッパ中のお金持ちのヨットが停泊してます。

ヨットの名前を見て楽しみました。

TRIXY DIXY　だって
LONDONってあるから
イギリス人のでしょうか。

こちらもイギリス人かな？

ヨットクラブのモザイク絵

水の透明度高いです。

何の稚魚でしょう？

ヨットスクールのようです。

先生に大声で指図されながら皆で出て行きました。

子供でもなかなか上手くできるもんですね。

しばし面白く見学しました。

次に寄ったのはアルクディア
ALCUDIA

城壁に囲まれた町です。

城壁内、雰囲気良いです。

教会

日曜日の青空市が出てました。

ちょっと見て回りましょう。

ハハハ・・・

外国人観光客向けですね。

スペインらしいけど、フラメンコ衣装はアンダルシア地方のものだから。

でも、服とお揃いの靴も一緒に売っているのがいいですね。

毒々しい色のグミ菓子

ざっくばらんな野菜の売り方

今そこでもいで来ました！
って感じのオレンジ

花屋

きれいきれい♪

トラックの３方を開けると、そのまま店。

町中散策を続けます。

お洒落な店が多い。

夏季シーズンなら随分と混雑するでしょう。

陶器がたくさん並んでいた店で選んだローソク立て。

コップの半分が欠けたようなデザインで、後ろにローソクを置く。

カラフルな魚の絵がとっても気に入った。

食事はこの看板に惹かれてここで。

マヨルカ島の民族衣装を着た女の人
バックには島独特の風車とオリーブの木

ソブラサダ（Sobrasada）はマヨルカ名物。

黒豚の生ソーセージです。
脂身が多いのでパンに塗れるくらい軟らかい。

マドリードのスーパーで買うのは塩辛くて脂ギトギトなのですが、本場のはやはり美味しい！

サラダもたっぷりでこの一皿でお腹いっぱいになりました。

どうってことない路地なんですが・・・

ワンワンワンワンうるさいの！

どこ？って探すと・・・

君たち、そんな所にいたの！

城壁から出て、ドライブ続けます。

城壁に囲まれた旧市街からちょっと離れた、アルクディアの港へ行きました。

Port de Alcudia

やはり、こういう光景を撮ってしまう・・・
ヨット持つなんて縁がない世界だから。

ヨットハーバーの隣はビーチ

ビーチがすぐ前のリゾートマンション

３月初旬のまだ冷たい水に勇敢に挑む２人。

結構遠くから見てたのですが、「ギャー」って声が私の耳にまで届きました（笑）

お姉ちゃんと遊びに来てたこの子。

タタターっと走ってきて、バタッと砂に倒れこむ。
単に砂の温かさと感触を楽しんでいる様子。

とーっても可愛かった♪

ヨットハーバーにあった風見は船長さん！

パルマに戻る前に、きれいなビーチでボーっとしたくて、町を離れて海沿いの道を行き、適当な所でチャポチャポしました。

車で運動靴をサンダルに履き替えて。

ん、冷たい・・・

シーズンオフのビーチはいいね〜

もっと東の方へ行こうかとも考えたのですが、日曜日の島の交通事情も知らないし、余裕を持ってパルマに帰ることにしました。


マヨルカ島旅行記　2/3　−完−