2009/03/07 - 2009/03/08
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MILFLORESさん
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ひと月前に、「どこか安い行き先ないかなー」って航空会社のHPをうろついてたら、
イベリア航空(IB)でマドリード=パルマ・デ・マヨルカ往復58ユーロというのを発見!
「買うよー」「いいよー」と即決。
ホテルも雰囲気良さそうな所を見つけたし、
レンタカーは激安(2日間40ユーロ)で予約できた。
ところが、土壇場になって夫は都合で行けなくなり、
航空チケットもホテル代も戻って来ないからもったいない、
私だけでも行くことにしました。
久し振りの一人旅。
10年振り2度目のマヨルカ島。
気ままでいいや〜と思ったけど、でもやっぱり一人じゃちょっとつまらなかった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- イベリア航空
-
Mallorca Menorca Ibiza
Formentera Cabrera 他小島を合わせて
バレアーレス諸島と呼びます。
マヨルカ島はその中心で、州都はパルマ
Palma de Mallorca -
バレアーレス諸島とカナリア諸島
(アフリカ大陸北西沿岸)には
ドイツやイギリスから太陽を求めて
やって来る観光客が多い。
私が着いた時も、到着便のパネルを見たら
ニューカッスル・バーミンガム・リヴァプール・ロンドンからのローコストフライトが並んでいた。
ニューカッスルやバーミンガムからの直行便なんて、首都マドリードには来ないぞ〜
街中でスペイン語より英語やドイツ語の方が聞こえることになりそうな予感・・・ -
空港の観光案内所でパンフレットをもらい、
予約していたレンタカーを拾って
とりあえず市内へ行く。
泊まるのはパルマから40KM北の内陸だけど、パルマの主だった見所は日曜日には閉まっている所が多かったので、土曜日の初日に観光することにしました。
海沿いの道を気持ちよく運転していると、
右側にカテドラルが見えてきた。
ちょうど駐車場があったので、車を入れる。 -
大聖堂(カテドラル) La Seu
パルマ市内で最も目立つ建築物
14世紀建設
ガウディも修復に携わったことがある。 -
カテドラルの隣にはアルムダイナ宮殿。
Palau de l'Almudaina
スペインに国家財産の宮殿は7つあります。
4つはマドリード県
(王宮・エスコリアル・パルド・アランフェス)
2つはセゴビア県
(リオフリオ・ラグランハ)
そして、マヨルカ島のこの宮殿だけが
首都から離れて存在してます。
スペイン王家は毎年、夏季休暇の2ヶ月間をマヨルカ島で過ごします。
その間、この宮殿には住みませんが
ここで公式の晩餐会や訪問行事などが行われます。
また、他国の国家元首のマヨルカ島公式訪問の際には、ここが宿となります。
天皇皇后両陛下も最後のスペイン公式訪問の時に、ここにお泊りになったそうです。 -
王宮のバルコニー
-
バルコニーの天井は珍しい白黒の模様。
-
全国の宮殿の中で見学したことないのはここだけだったので、早速入ってみることに。
自由見学できるけど、せっかくだからガイドツアーがないか聞くと、20分待てば出るという。
スペイン国王夫妻の肖像写真を売ってます。
スペインでは、国王の写真を普通に飾っている一般企業や家庭があります。 -
なんと、ガイドツアーは私ひとりだけ。
自由見学料(2.30ユーロ)
ガイドツアー(2.70ユーロ)
40セントの違いとは得。
若い感じのいい美人ガイドさんを独り占めして王宮見学です。
スペイン本土と同じように、マヨルカ島もイスラムに占領されていた時期がありました。
この王宮も元々はイスラムの王が住んでいた場所。
こっち側がその一番古い部分。
地中海沿岸とバレアーレス諸島からイスラムを追い出したのは、アラゴン国王ハイメ1世「征服王」(1208-1276)。
Jaime I 'El Conquistador'
ハイメ1世は諸島を次男に継がせる「マヨルカ王国」とし、長男が継いだアラゴン王国とは独立した国になった。
でも、結局その後アラゴン王国に合併されたので、「マヨルカ王国」として成り立ったのはハイメ王から3世代、73年間のみ。 -
カテドラルの塔がすぐそこに迫っています。
-
イスラムの過去を彷彿させるライオンの噴水。
-
王宮の古い部分には、
現国王夫妻の仕事場もあります。
ここは、ソフィア王妃の書斎。 -
王妃の書斎の壁上部には
昔のフレスコ画が残っています。
天井はイスラム時代のもの。 -
ゴシック・サロン
ここは公式レセプションに利用される。
例えば、国王夫妻は夏季滞在の最初と最後に、ここで晩餐会を開く。 -
奥のタピストリーは17世紀、
ベルギー製。
この王宮にはたくさんのタピストリーがあって、どれも保存状態が大変良い。
ガイドさんがそれぞれのテーマ(神話モチーフが多い)を解説してくれる。
ベルギー製とスペイン製の違いも分かるようになりました。
(スペイン製の方が色使いが明るい♪) -
こっちは国王の書斎。
ガイドさんが、太陽とビーチを求めてマヨルカ島にやってくる他の国の観光客と違って、日本人は皆さん文化的観光にも興味を持ってくれるし、おまけにマナーがとても良いので大好きです、と言ってくれました。
どの地に行ってもこう思われ続けたいですね。
一トラベラーとして嬉しく感じました。 -
アルムダイナ王宮の一部は
軍の駐屯地となっています。
この、余り広いとは言えない通りを挟んで
写真左側に、グオーンと大聖堂がそびえ建っています。 -
カテドラルはゴシック様式。
後期カタルーニャ・ゴシックというらしい。
1230年にハイメ1世がその場にあったメスキータ(モスク)を改築させたのが起源。 -
Portal Major (正門)
この部分だけはルネッサンス様式。 -
聖母の彫刻を、
聖母に関するオブジェが囲んでいます。 -
宝物殿はサラッと見るだけ。
こういう聖人の聖遺物を見る度に、
体をバラバラにされてあちこちに
散らばってしまってかわいそうな人たち。
聖人にされるのも楽じゃないわね〜
なんて変なことを考えてしまいます。 -
修復か清掃作業をしているようで、
主祭壇には足場が組まれていて
よく見えませんでした。 -
祭壇上のこの飾りはガウディのデザイン。
完成品ではないらしい。 -
主祭壇より目を引く隣の聖ペレ礼拝堂は
マヨルカ出身の芸術家
ミケル・バルセロの作品。
この人の作品はいつも賛否両論ある。
2007年に公開されたこの礼拝堂は
ちょっと不気味。
歴史ある大聖堂の中にモダンアートの礼拝堂が出来上がって、当時ニュースで映像見た時は「何でこんなものを!」ってビックリしました。 -
テーマはマヨルカ島の地と海の恵み。
左の壁は全面、海がモチーフとなってます。 -
よーくみると、魚がいっぱい。
-
怖いけど・・
でも、雰囲気でてる。 -
右側の壁には果物が並んでいる。
-
中央、白っぽく見える部分は多分キリスト像でしょう。
その下には、何故かドクロがいっぱい積み重なってる。 -
壺もたくさんあります。
-
ステンドグラスが一番不気味。。。
-
やっぱり、教会のステンドグラスは
こういうのがいいよね〜 -
こういう普通の祭壇もありました。
奇妙なのを見た後では、
何かホッとしてしまった。 -
教会回廊には、昔の農具が色々と飾ってあった。
-
他の街のカテドラルとは違う雰囲気の楽しめるところです。 -
ウーン 快晴!
海がキラキラ光ってます。 -
優雅だな〜♪ -
大道芸がけっこう出てた。
おっ! 透明人間! -
スパニッシュギター
いい音が石畳に響いていました。 -
マンホールのパルマ市章
バレンシア市章と同じく、
王冠の上にコウモリがいます。
伝説によると、イスラム教徒は蚊除けにコウモリを飼い慣らしていた。
イスラムから地中海沿岸の郷土を回復しようとしていたハイメ1世は、「コウモリが夜な夜な自由に飛んでいる間は、町はイスラムの手にあるだろう」と預言者に言われる。
ある夜、ハイメ1世の王冠の龍飾りに見とれたコウモリを、王は簡単に捕まえることができた。そして、その翌日、町は王の手に落ちた。
そこで、ハイメ1世が征服した町の紋章には、王冠とコウモリの図があしらわれているのです。 -
地中海沿岸やアンダルシアでよく見られる光景。
街路樹はオレンジ。 -
大通りに面しているレストランは、イギリス人やドイツ人観光客向けの店ばかり。
タパスメニューもこの通り、
スペイン語・ドイツ語・英語の3ヶ国語。 -
私はちょっと路地に入り込んで、
普通にスペインらしいレストランの
カウンターに陣取りました。
何食べよーかなー
トルティージャがデカイ!
灰皿と比べてください、
(トルティージャ=スペイン風オムレツ) -
目の前の土鍋に入っていたモンゴウイカを頼みました。
Sepia a la plancha -
それと、パドロン・ピーマン
Pimientos de Padron
ガリシア地方のシシトウみたいなもの。
揚げて、塩ふり掛けるだけ。
時々、辛いのに当たる。 -
お腹も満足したし、車に戻ります。
この人、胡坐かいてるにしては
座高が低いような・・・
すっごく気になったのですが、
遠くから眺めるだけにしておきました。
箱の中のぞいて見れば良かった! -
ミロのタイル壁画
バルセロナ生まれのジョアン・ミロ(1893-1983)は、奥さんがマヨルカ島出身だったため、この地には良く訪れ、最終的にアトリエもパルマ郊外に造り、1956年から死ぬまでマヨルカで制作活動を続けました。
今そのアトリエは美術館になっています。
ミロの作品、楽しくて好きなのですが、
今回は時間がなくて行けなかった。 -
Miro のサイン。
-
さて、次に向かったのは
パルマ市内を見下ろす山の上。
松林に囲まれて、一風変わった城があります。
ベルベール城
Castell de Bellver -
この城は円形なのです。
14世紀、マヨルカ王の夏の離宮として建築され、その後、一時期牢獄としても利用された。 -
お堀もカーブしてる。
-
中は1階・2階・屋上と
全てをグルリと回れます。 -
中央に井戸があるのですが、
脇に瓶と流し台まで石で出来てる井戸なんて、初めて見ました。 -
2階廊下
アーチが作る影が面白い。 -
彫刻コレクションもあります。 -
ここに来て、一番の見ものは
屋上からの見晴らし。
Bellverの意味する通りの
素晴らしい眺めです。 -
さっき見た王宮や大聖堂はあんな所! -
上から見下ろすと
円形なのがもっとよく分かる。 -
こんな感じで、山の上にポツンと城だけあります。
-
台所
煤汚れが残っています。 -
同じく、台所のタイル。 -
主塔は城本体から離れていて、
石のアーチが渡されている。
10年前に初めてマヨルカ島に来たときにも、ここは観に来たけれど、城好きなので再訪しました。
こんなに明るいけれど、これでもう17時過ぎていたので、知らない土地での一人運転だし、40KM離れた場所にあるホテルへ向かうことにしました。
マヨルカ島旅行記 1/3 −完−
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