2008/03/02 - 2008/03/02
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まみさん
梅のリベンジのことばかり考えていました。
前回は梅まつりとは名ばかり、ちょっとしか咲いていませんでしたから。
でも、「梅と福寿草まつり」がまだ終わっていないということは、福寿草もまだ見られるということだったのです。
たっくん、連れてくれば良かった〜。
前回と去年、福寿草の撮影で大活躍した「たっくん」こと、岡本太郎の太陽の塔のミニチュア。
その白い体に赤い模様は、黄色い福寿草にとても似合うンです。
今回、連れてくるのを忘れました。
たっくんは家でお留守番です。
でも、やはり今回の2度目の森林公園の花木園では、ハイライトは梅の方でしょう。
福寿草は開花が進み、葉が伸びて背丈が高くなっていました。
私の好みは、地面からすぐに顔を出したような、まだ咲き始めの頃です。
それにピークというのは、早咲きの花がしおれているのも目につくものです。
接写に耐えうるきれいな花は、まだまだたくさんあったものの、全体的に熟し切った感じは否めません。
しかし、初々しい、一番好みの状態の福寿草の写真は、2週間前にたっぷり撮りました。
今回は、背丈が高くなって盛り上がっている分、群生している様子が離れていても目立つので、梅とのコンビネーション写真にチャレンジすることができました。
それはまさに、私を森林公園に引き寄せた、駅のチラシの写真の世界@
また、花木園には一本しかないと思っていたシナマンサクは、池のそばに数本もありました。
スイセンは、前回は花はまだほとんど咲いていませんでしたが、今回は咲きそろっていて、撮り応えありました。
サンシュユも、あちこちで見かけました。
近寄ってみると、まだほとんどつぼみでしたが、黄色い粒々を見せ始めたサンシュユはとても魅力的で、カメラを回したくなります。
他に、最寄りの東武東上線森林公園駅から森林公園入口までのサイクリングコースの途中で、クロッカスを見つけ、喜んで飛びついてしまいました。
2年前にデジカメを買って四季の花を追い求めてきた私ですが、意外とクロッカスは、撮影のチャンスがほとんどなかったのです。
今回の旅行記の構成
□(1)ウメ、リベンジなる!
■(2)花木園のウメ以外
□(3)サイクリングで雪割草展へ
□(4)自生じゃなくても、本物の雪割草
関連の旅行記
2週間前の森林公園の旅行記
「梅と福寿草まつりの森林公園(1)たっくんと福寿草」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219776/
「梅と福寿草まつりの森林公園(2)マンサクと、まだちょっとのウメ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219779/
「梅と福寿草まつりの森林公園(3)野草コースまで足をのばして」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219782/
初めて梅と福寿草まつりに訪れた、去年(2007年)の森林公園の旅行記
「武蔵丘陵 森林公園その1:福寿草は、お友達と一緒に@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10125121/
「武蔵丘陵 森林公園その2:これもみんな、福寿草@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10125170/
「武蔵丘陵 森林公園その3:癒しの梅花、近くで撮れれば満足さっ!」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10125281/
国営武蔵丘陵森林公園公式サイト
http://www.shinrin-koen.go.jp/
- 交通手段
- 自転車 私鉄
PR
-
駅前から森林公園入口へのサイクリングコースで見つけたクロッカス
「クロッカス(アヤメ科)
特徴は細い剣状の葉に銀色の条。花では赤い雄しべの品種も。ただし同属のサフランほど雌しべは長くない。冬の終わりを告げる花とされ、ギリシャ神話では、ゼウスと妻ヘラが野で寝そべっている時、そのぬくもりで芽吹き、咲いたという。また、魔女メディアが調合した不死の薬の雫から生じたとも。」
(「花おりおり その1」(朝日新聞社)より) -
たった一つだけあった紫のクロッカスと
ちょっと花びらが丸まっていますけどね。
「クロッカス(アヤメ科)
別名=はなサフラン、はるサフラン
花言葉=青春の喜び
球根植物で高さ10cm前後。細い葉が伸びかけのころ、1株から3〜4個の花を咲かせます。花は花径3〜4cmで、黄色のほか紫色、淡紫色、白などの花色もポピュラー。水栽培にもよく用いられます。
クロッカスとはギリシャ語で糸という意味で、この花のめしべの状態をあらわしています。
ギリシャ神話では、美しいニンフに恋して死んだ青年クロークスの生まれ変わりの花。欧米では、春先に咲くので青春を象徴する花とされているのが、花言葉の由来。」
(「花言葉【花図鑑】」写真&監修・夏梅陸夫(大泉書店)より) -
迫力のラッパズイセン@
2週間前は、このあたりはまだ寂しかったものです。
「ラッパ水仙(ヒガンバナ科)
別名=雪中花
花言葉=自尊、報われぬ恋
球根植物で、6枚の花びら(外花被3枚、内花被3枚)とその中央に副花冠があります。らっぱずいせんという名は、副花冠が大きく、文字どおりらっぱのようであることからついたもの。まぶしいような黄色で、野を彩る早春の花です。すいせんは英語でナルキッソスですが、本種だけは、ダッフォディルと呼ばれています。これはギリシャ神話に出てくる死者の国の花、アスフォデロスを語源とする名前。この死者の国の花にちなみ、花言葉もひじょうに悲しいものになっています。」
(「花言葉【花図鑑】」写真&監修・夏梅陸夫(大泉書店)より) -
すっかり背が伸びた福寿草たち
接写でなくても、このくらい背丈があると、福寿草の群生ぶりが容易に撮れます。
「福寿草(キンポウゲ科)
別名=元日草
花言葉=幸福
別名を漢字で「元日草」と書くように、正月の床飾りとして知られている多年草。花期には草丈10cm前後。花は花径3〜4cmで、黄色や橙色。ぱっといっぱいに花びらを広げた姿はなんとも可憐です。
花期には葉がめだちませんが、やがて葉が出るにつれ草丈も伸びて、最終的には20cmくらいになります。
おめでたい花として知られ、花言葉も同じく演技のよいものですが、実はアセボトキシンなどの配糖体を含む有毒植物。呼吸困難や心臓マヒを起こすので、食用や薬用は厳禁です。」
(「花言葉【花図鑑】」写真&監修・夏梅陸夫(大泉書店)より) -
すっかり背の伸びた福寿草たち
背景に、うっすら梅も入れてみました@ -
ラッパズイセンと梅林
背景の梅林がもっと色あざやきかに咲いているともっと嬉しかったんですけどねぇ@ -
2週間前も撮ったシナマンサク@
花の様子は前回と変わっていませんが……好きなのです、この枯れ葉を従えた様子が@
いろんなアングルを楽しめますしね。
光がよく当たってレモン色に輝いている花を狙いました。
前回のシナマンサクの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13420482/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13420483/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13420484/
関連の旅行記
「梅と福寿草まつりの森林公園(2)マンサクと、まだちょっとのウメ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219779/ -
福寿草の群生と梅林
「フクジュソウ
キンポウゲ科
雪の中から咲く花。旧暦の正月のころに咲き始め、貝原益軒は福寿草と共に元日草の名を記す。現代も正月に鉢植えを飾るが、それは秋に彫り上げて促成栽培したもの。岩手や青森では、マンサグとかツチマンサグと呼ぶ。「土からまず咲く」の意。盃状に半開きの花弁は太陽光を受けやすい。」
(「花おりおり その1」朝日新聞社より) -
なんと、池のそばにもあった、シナマンサク
前回は気付きませんでした。
たぶん、そんなに花をつけていなかったんだと思います。
いや、ひょっとしたら前回、単に私が気付かなかっただけかも……ええっ、でも、その付近も歩いていたのに? -
池を背景にシナマンサク
アングルを変えて@
「マンサク(マンサク科)
花言葉=ひらめき、霊感
本来は10cm近くになる落葉小高木ですが、最近はあまり高い木は見かけません。花は黄色い毛糸を枝に結びつけたようなユニークな花。これは正確にいうと、長さ1.5〜2cmの線形の花びら4枚からなる花が2〜3個集まったものです。
「ひらめき」という花言葉は、このパッとはじけたようなおもしろい形から生まれたもののようです。早春に「まず咲く」のが転訛して「まんさく」という名前になりました。強靭な枝や樹皮は、昔はかやぶき屋根の骨組みを結ぶのによく使われたそうです。」
(「花言葉【花図鑑】」写真&監修・夏梅陸夫(大泉書店)より) -
シナマンサクと八重寒紅(やえかんこう)
前回はこのあたりの梅はまだまだだったので、こんな写真はとても無理でした。
「マンサク
「寒地の山で春最初に花をつける木。「満作」の字をあてるが、東北方言の「まんず咲く」からとするのが理に合う。中部地方ではネソ。「練り麻(そ)」の意で、粘りがあり強靭な樹皮が結束に向く。富山県五箇山や岐阜県白川郷の合掌造りの梁を締める。いろりの煤(すす)で虫がつかず数十年間屋根を支える。」
(「花おりおり その1」(朝日新聞社)より) -
夢の福寿草と梅のコンビネーション
……背景の梅、ちょっとボカしすぎたかな。 -
ひっそりと立つ福寿草
ほとんどの福寿草が群れていたので、1つだけはなれて咲くこの花が、寂しげで可憐に見えました。
「フクジュソウ
雪の中から新春を待ちわびていたように黄金色の花を開きます。新年をことほぐめでたい花を意味する福寿草と書きます。別名元旦草ともいい、松や竹、梅などと寄せ植えにして正月の床飾りにする江戸期の風習が現代にも引き継がれています。自生地は北に多く、アイヌ民族はこの花を美しい女神クナウの化身だとする伝説からクナウ・ノンノ(母の花)と呼んでいるそうです。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
ここ、福寿草がぎっしり@
背景に白梅もうっすらとね。 -
お花見しながら、お弁当を@
-
梅の木の影の指す福寿草
ここの白梅は、満開はまだ先ですね。 -
赤い福寿草、見っけ@
一層、福が感じられますね。
「赤花のフクジュソウ
属名の学名はアドーニス。この名はギリシャ神話で美の女神アフロディーテが愛し、イノシシに突き殺された青年に因む。その流れ出た血から赤い花が最多という。それにリンネはフクジュソウをあてた。日本の野生種は黄色でそぐわない。しかし欧州には赤花があり、日本でも園芸品に赤花も。」
(「花おりおり その3」(朝日新聞社)より) -
ほころびかけたサンシュユ
よく見るとまたまだつぼみなのですが、ちっちゃな黄色い花はなかなか存在感があります。
「サンシュユ、別名アキサンゴ、ミズキ科
葉が開花する前に、枝一面に黄金色の花の塊を付け、遠くから見ると木全体がまっ黄色に見えます。牧野富太郎博士は、そこから春黄金花(はるこがねばな)とも命名しました。中国、挑戦の原種で、薬用植物としてわが国に伝わりましたが、花が美しく風雅な趣があるので、庭木や盆栽、切り花など観賞用に広く栽培されています。秋の赤い実も美しく、果実種にできます。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
サンシュユ撮るのに凝っちゃった@
「サンシュユ(ハルコガネバナ、アキサンゴ)
早春、葉が芽吹く前に、黄金色の花を枝いっぱいに咲かせる。小さな花が20〜30個、手まりのように集まって咲く。葉の先は鋭くとがり、全体に葉脈が浮き出て見える。葉の裏側には、細かい毛が生えている。秋に赤く熟す実は、葉のわきからぶら下がる。木が古くなると、樹皮があらくはがれ落ちる。
すがすがしい早春の空に咲きほこるサンシュユの花。日本には享保年間(1720年ごろ)に、薬用植物として渡来した。」
(「ヤマケイポケットガイド(5) 庭木・街路樹」(山と渓谷社)より) -
サンシュユと筑紫紅(梅)
-
またまたサンシュユ@
だって気に入ってしまったんだもん。
これなど、扇のような広がり具合も気に入りました。 -
これもサンシュユ@
コンデジのピントを合わせるのに苦労したものですから。 -
月影の根元に福寿草が団子のように
-
一休み@
-
梅林と福寿草、撮り収め@
こうして梅と福寿草のリベンジを果たして花木園を出たのは14時40分でした。
再訪なのですが、2時間40分も時間をかけてしまいました。
このあとは駐輪場に戻り、雪割草を求めてサイクリングです。
その写真は、次の「(3)サイクリングで雪割草展へ」にて!
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