2007/12/17 - 2007/12/17
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STAMP MANIAさん
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地方都市を走る私鉄電車を訪ねる旅。
長野電鉄は、長野近郊を走る割と大規模な私鉄路線。
長野駅と湯田中駅を結ぶ長野線と、しなの鉄道の屋代駅と長野線の途中にある須坂駅を結ぶ屋代線で構成されている。
中でも長野線は複線区間に加えて地下区間まであり、列車の運転頻度も高く、都市型鉄道の雰囲気。
最近、小田急ロマンスカーの車両を譲り受け、特急列車として運転を始めた。
その“ロマンスカー”に乗って、長野から湯田中まで往復してみた。
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JR長野駅前。
中央の地下道入口が長野電鉄の駅入口。 -
地下にある長野電鉄の改札。
長野電鉄は長野駅から善光寺下駅の先まで地下化されている。
もともと地上を走っていた線路を連続立体交差化する際、高架ではなく地下化を選んだ。 -
今回利用したのは「日帰り楓の湯クーポン」という切符。
出発駅(今回は長野駅)から湯田中駅までの往復乗車券・特急券と、湯田中駅前にある日帰り温泉「楓の湯」の利用券がセットになったもので、値段は長野駅からの場合\1,500。
長野〜湯田中間の普通運賃は\1,130、特急料金は1乗車\100なので、往復するだけで千円近くお得。
復路を利用する際には、切符の表紙部分に楓の湯の利用確認スタンプが必要。
2008年3月迄の期間限定切符だが、昨年度も07年3月迄の限定として発売されていたらしいので、来年度も継続が期待できそう(??)。 -
地下2階にある長野駅のホーム。
2面3線の櫛形ホーム。
ホームの長さは短いものの、ターミナル駅の風格。 -
楓の湯クーポンでは特急券ナシで特急を利用できるので、もちろん特急に乗る。
特急の車両は、長野電鉄が誇る最新型特急電車、1000系「ゆけむり」号。
見ての通り、元小田急ロマンスカーHiSE。
まだ十分使える車両ながら、バリアフリー改造がネックで引退が決まり、長野電鉄に譲渡された。
小田急ではまだ2編成のHiSEが活躍しており、さらにHiSEより古いLSEも現役、という状況で「お下がり」が放出されるとは、長野電鉄にとってはかなりラッキーなことだったはず。
HiSE時代には11両編成で運転されていたが、「ゆけむり」は4両編成に短縮されている。
長野電鉄にはトイレの処理設備が無いため、トイレのあった車両も抜き取られている。 -
ロマンスカーといえば展望席!
「ゆけむり」でも展望席は利用でき、しかも嬉しい事に自由席。
展望席の上には、ブルーリボン賞受賞記念プレートがそのまま残されていた。 -
こちらはハイデッカー構造の一般席。
当然ながら展望席の方が人気で、昼間の乗客が少ない時間帯だったこともあり、一般席はガラガラだった。 -
こちらは普通列車の主役になりつつある8500系。
元田園都市線の車両で、外観は東急の電車そのまま。
形式も、8500系のまま。 -
8500系の車内。
車内もほぼ田園都市線時代のまま。 -
前展望席に乗車。
さすがに最前列には座れず、後方に着席。
HiSE、じゃなくて「ゆけむり」の展望席はやや傾斜が付いているので、後方でも眺めは良い。
複線区間で上りの「ゆけむり」と擦れ違う。
現在「ゆけむり」は2編成あり、予備車ナシでフル稼働している。 -
千曲川を渡る村山橋。
珍しい鉄道と道路の併用橋。
有名な旧犬山橋のような路面電車方式ではなく、路肩を鉄道が走る構造。
大型の電車と自動車が並走する光景はダイナミック。
上流側では新しい橋の工事が行なわれており、既に長野方面の車線(上り線)が移設されている。
間もなく下り線も移設される予定で、その後は犬山橋同様、鉄道専用の橋になるものと思われる。 -
須坂駅。
本線に当たる長野線(長野〜湯田中)と屋代線(屋代〜須坂)の分岐駅で、車庫を併設している。
右の赤い電車は10系。
長野電鉄オリジナルの車両で、まだそれ程古くはなさそうだが、既に廃車扱いとなっている。
その隣のステンレス車は、現在の長野電鉄で最大勢力となっている3500系。
3両編成バージョンの3600系と共に、旧営団日比谷線の車両。 -
須坂駅で出発を待つ2000系。
「ゆけむり」登場までは、長野電鉄の看板車両として活躍していた。
この編成は特急運転開始50周年記念で、登場当時の塗装に塗り替えられている。 -
信州中野駅を出発。
線路は右に大きくカーブして湯田中を目指す。
左側の直進する線路は、2002年に廃止された木島線の跡。 -
信州中野から先は急勾配・急カーブが続く。
標高376mの信州中野駅から599.76mの湯田中駅まで、7.6kmで200m以上の高低差がある。 -
湯田中駅。
駅舎にはバスターミナルが併設されている。
温泉駅らしく、特急到着前後には旅館の送迎車が出入りしていた。 -
湯田中駅の旧駅舎。
登録有形文化財に指定されている。
現在は休憩スペースとして利用されている。
旧駅舎の隣には「楓の湯」という日帰り温泉施設がある。
今回利用した「日帰り楓の湯クーポン」で利用できる。 -
湯田中駅車止の先にある踏切跡。
レールを埋めた跡が確認できる。
かつての湯田中駅はホームが短かったため、3両編成の列車は一旦この踏切上まではみ出して、スイッチバックでホームに入っていたらしい。
「ゆけむり」の運転開始を機に、駅構内の配線を2面2線から1面1線に縮小したため、ホーム長を確保できるようになり、スイッチバックは廃止された。 -
復路も「ゆけむり」で。
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先頭車の行先幕も活用されている。
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湯田中駅を出発。
いきなり40‰の急勾配を下って行く。 -
夜間瀬駅〜信濃竹原駅間。
夜間瀬川を渡る橋梁。 -
須坂駅で下りの「ゆけむり」と交換。
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村山橋。
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朝陽駅を出発すると線路は複線に。
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朝陽駅〜信濃吉田駅間。
高架線は金沢に向けて延伸工事中の北陸新幹線。
もっとも、この区間は長野開業時から車両基地への入庫線として完成していたが。 -
本郷駅〜善光寺下駅間。
地下区間への入口。
来春から本家ロマンスカーに地下鉄乗入対応車両「MSE」がデビューし、東京メトロ千代田線での運転が始まるが、“ロマンスカー”の“地下鉄”乗入れは、ここ長野で既に実現しているとも言える。
しかも、MSEが展望席ナシの通勤特化型なのに対して、「ゆけむり」は展望席付の正統派(?)。 -
権堂駅。
この区間は、厳密に言えば地下鉄ではなく、単なる立体交差の地下版(東急目黒線などと同じ)だが、実質的には地下鉄路線と何ら変わらない。
トンネルや駅も地下鉄そのもの。
地下鉄路線を展望席から眺める、というのは、ここでしか出来ないのではないか? -
長野駅に到着。
小田急新宿駅に入線しているのかと錯覚してしまうような光景。
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