2013/07/06 - 2013/07/06
1040位(同エリア1805件中)
まみさん
サンクトペテルブルグは、見どころがモスクワより集中していて回りやすそうですし、その数も、あくまでガイドブックの記載から想像する限り、モスクワよりは少なそうでした。
それでもモスクワと同じく5泊することにしました。
おかげで、再訪しなくても良いと思っていたエルミタージュ美術館に行くことに直前に決めても、一日そのために費やすことができましたし、ガイドブックに紹介がなく、現地で見つけた面白そうな博物館に行くこともできました。
サンクトペテルブルグでも、5泊の間に、ホテルにスーツケースを置いて軽装で出かける小旅行をはさみました。
そうして、サンクトペテルブルグから古都ノヴゴロドに出かけました。
そのため、サンクトペテルブルグ泊を3泊と2泊に分け、前後で同じホテルにしました。
ただ、最初の3泊はスタンダード・ダブルルームしかとれなかったのですが、少しでもホテル代をおさえるため、あとの2泊はシングルルームにしました。
そのため、同じホテルでも、部屋の仕様が少し違っていました。
13年前の2000年秋のモスクワとサンクトペテルブルグ旅行のとき、サンクトペテルブルグではアレクサンドル・ネフスキー修道院の目の前にある大規模なホテル「モスクワ」に泊まりました。
サンクトペテルブルグのモスクワ・ホテルってことです。
でも今回は、せっかくなので、もっと中心地に近いところを狙いました。
ロシアを出国する最終日は午前中だけ観光できるので、そのときにロシア美術館を再訪しようと思い、ホテルは、そこにアクセスしやすいことを条件に探しました。
もっとも、ロシア美術館見学は、そんな短い時間ではとてもとても足りませんでした。
だけど、サンクトペテルブルグのホテル選びは1番悩み、なかなか決まりませんでした。
7月のハイシーズンのロシアのホテルは、これまで私が旅行してきた東欧に比べるととても高いのですが、その中でもサンクトペテルブルグはとりわけ高いです。
物価はすでに西欧並みなのにサービスはまだそこまで追いついていないので、コストパフォーマンスが悪いことは覚悟していたつもりでも、予想をはるかに上回りました。
悩んだ挙げ句、やはり価格よりは立地を優先させました。
それと、あまり団体客が泊まりそうにないところ。チェックイン/アウト、それから特に朝食時に混むのがイヤだったからです。
それらの条件に当てはまる、サンクトペテルブルグでは最近増えてきたという隠れ家的な「ミニホテル」にはとても惹かれたのですが、結局、ミニでないホテルとなりました。
サンクトペテルブルグのホテル選定にあれこれ悩んだ内容について、詳しくは、次のブログ記事にて。
「今回のロシア旅行のホテル選び(大都市のサンクトペテルブルグ編)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2013/06/post-ac7d.html
サンクトペテルブルグのホテルのおおざっぱな感想をいうと、悩んで一生懸命選んだだけのことはありました。
セントラルに近く、なにかと便利な立地でした。
ホテルのある運河沿いは何度でも写真を撮りたくなるようなステキなエリアでした。
また、事前にネットでバレエ公演のチケットをとったマリンスキー劇場の最寄りの地下鉄駅が、ホテル最寄りの地下鉄駅(サドーヴァヤ駅/センナヤ・プローシャチ駅)と同じだったのも、好都合でした。
もっとも、マリンスキー劇場はセンナヤ駅から徒歩だと20~30分かかりそうなくらい離れていましたけど。
でも、選定に悩み、いろいろ妥協しながら決めたおかげで(!?)、仕方がないとある程度、覚悟もできたことがなによりだったかもしれません(苦笑)。
<2013年ロシア旅行:簡易旅程>
7/06土 出国&モスクワ到着
7/07日 モスクワ1日目(国立歴史博物館と民芸品博物館)
7/08月 モスクワ2日目(クレムリン)
7/09火 モスクワ3日目(トレチャコフ美術館)
7/10水 ズズダリ
7/11木 ウラジーミル
7/12金 モスクワ4日目(コローメンスコエ)
7/13土 ペトロザヴオーツク経由でキジ島へ
7/14日 ソロヴェツキー島1日目
7/15月 ソロヴェツキー島2日目(ザヤツキー島エクスカーション)
7/16火 サンクトペテルブルグ1日目(ロシア民族学博物館ほか)★
7/17水 サンクトペテルブルグ2日目(エルミタージュ美術館)★
7/18木 パヴロフスク宮殿&庭園★
7/19金 ノヴゴロド1日目
7/20土 ノヴゴロド2日目★(サンクトペテルブルグ泊)
7/21日 サンクトペテルブルグ3日目(宗教博物館・ユスポフ宮殿ほか)★
7/22月 サンクトペテルブルグ4日目(ロシア美術館)&出国
7/23火 成田空港着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2013年ロシア旅行~13年ぶりの再訪を3年前にあきらめた旅行計画で実現させた旅行【旅程一覧】」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10797557
準備編や帰国後の全体の感想は、ブログ「まみ's Travel Diary」(http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)に掲載しました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- その他
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グリボエードフ運河に面したゴーゴリ・ホテル
サンクトペテルブルグの美しい街並みを形作るクラシカルな建物です。
入口は閉まっているので、ブザーを押して開けてもらいました。
帰りが夜遅くなったときは、部屋のカードーキーで自分で開けなくてはなりませんでした。
なので、深夜にチェックインしなければならない場合、きちんと連絡しておかなければダメなんだろうと思います。
住所:69 Griboyedov Canal
www.gogolhotel.com
e-mail:go-hotel@mail.ru -
ホテルの前のクリボエードフ運河
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いかにも後付けのエレベーター
ミニホテルを選ばなかったのは、エレベーターがない可能性を考えたためでした。
でも、ここのエレベーターは、1階とレセプションのある2階は踊り場に止まるので、重い荷物を持っているときは不便でした。
チェックイン時は、駅からホテルまで利用したタクシーの運ちゃんがレセプションまで運んでくれたんですけど@ -
ゴーゴリ・ホテルのスタンダード・ダブルルーム
はじめの3泊の部屋は5階でした。
三ツ星ホテルに期待するものはひととおりそろっていました。
差し込みも多いし、収納も多く、冷蔵庫あり
ただし、冷蔵庫にミネラルウォーターを入れておいても、ちっとも冷えなくて、部屋に常温で置いておいたのと変わりませんでした。
スリッパもありました。
持参してはいたけれど、せっかくだからホテルのスリッパを使いました。だってホテルのスリッパは、折りたたみでない分、足をつっこみやすいんですよね。 -
ダブルベッドと私の手荷物
赤いのは旅ノートのエディターズガイドバッグです。
黒いのは一眼レフカメラバッグ。 -
入口側
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デスク側
WIFIは電波が強くて、接続状況がよくて、スマフォで操作する限りでは、かなり快適に感じられました。
なので、スマフォでちょこちょこ撮り貯めてきた写真を使って、旅先からフォートラベル旅行記を作成するというのにちょっとハマってしまいました。
関連の旅行記
「ロシアからスマフォで撮った写真集」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10793458/
「ロシアからスマフォで撮った写真集〜エルミタージュ編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10793736/
「ロシアからスマフォで撮った写真集・その3〜思いがけずネヴァ川クルーズ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10794635/
「ロシアからスマフォで撮った写真・その4〜ノブゴロド編」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10794903/
サンクトペテルブルグでは、ホテルでもカフェでもWIFIは総じて接続状態が良かったです。 -
電気蚊取り器!!
夏のロシアは蚊によく刺される、というので、虫除けとかゆみ止めを持参してきました。
でも、これまでの行程のほとんどで、不要でした。
ただ、このホテルでは蚊にさされたので(※)、この蚊取り器をありがたく使わせてもらいました。
※いままで蚊にささされずにすんでいても、サンクトペテルブルグは沼地の上に造られた町なので、蚊が格段に多いようです。 -
バスルーム
ドライヤーがありました。
しかし、このホテルは洗濯物がよく乾いたし、洗髪後も、ドライヤーで髪を乾かさなくても良いくらいでした。
それだけ乾燥していたということでしょう。 -
ビデかな
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三角のバスタブ@
ダブルルームだからか、バスタブがありました。 -
アメニティはやはりこんなもの
シャワーキャップと石鹸 -
シャンプー&コンデショナーとシャワージェル
このシャンプーはとても泡立ちがよくて、洗いやすかったです。
シャワージェルは、バスタブに入れて、バブルバスにしちゃいました。 -
窓の外にはテラスとプランター
-
窓からの景色はなかなか@
プランターがあっておしゃれなテラス。
そして眺めも、いかにもサンクトペテルブルグらしく、おしゃれ@
部屋は5階なので、見晴らしもよし。
テラスがあって、花が飾られている部屋は2部屋くらいしかなかったことに、建物を外から眺めてあとで気付きました。
あの建物の向こうがサドーヴァヤ広場で、地下鉄入口があります。
ホテルから2号線のサドーヴァヤ駅の入口まで運河を渡って3分とかかりませんでした。
ただし、サンクトペテルブルグの地下鉄は、入口からホームに出るまで遠くて、遠くて!!
1番最寄りの駅は2号線のサドーヴァヤ駅ですが、乗換えの5号線のセンナヤ駅のホームまではさらに10分はかかりました(苦笑)。 -
廊下の様子
絵がかかっていて、おしゃれになっていました。 -
結構入り組んでいる@
フロアに入るのにもカードキーが必要な仕組みは、モスクワて泊まったホテルと同じでした。 -
エスカレーターのための吹き抜けのイラストポスターの1つ
このイラストは、このホテルの名前の由来の作家ゴーゴリでしょう。 -
隣の建物に24時間スーパーあり
-
ロシア語が読めなくても、24時間スーパーって一目瞭然@
ウニベルサムと書いてあるので、スーパーマーケットのことだと思います。 -
もっと近く、ホテルと同じ建物にあったスーパー
このスーパーは、奥の食品コーナーは早くに営業が終わっていましたが、手前の飲み物やお酒売り場は夜遅くまでやっていたので、観光を終えてホテルに戻って来たときにミネラルウォーターを調達するのにちょうどよかったです。
ほかにホテルと同じ建物には、電気屋さんや薬局などの店がありました。
サドーヴァヤ広場から伸びるサドーヴァヤ大通りはもっとスーパーやいろんな店があってにぎわっており、ふつうの店は19時、スーパーは20時や21時くらいまで営業していたりするので、なにかと便利でした。
さすが都会です。
そんなスーパーの1つで、出国日前日にお菓子のおみやげを買ったりできました。 -
翌朝のゴーゴリ・ホテルの朝食レストラン
ここもおしゃれでした。
ここで5回朝食をとりましたが、団体客向けではないホテルなので、混むことはありませんでした。 -
中央の円卓とシャンデリア
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おしゃれな隣の建物が見える窓際の席
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ホテルのロゴマーク入り
-
バイキングの品揃えは十分
私のチョイスがパターン化しやすいので、5泊もしたらさすがに飽きるかも、と思いましたが、私は好きな物は続けて食べる傾向があるので、大丈夫でした。 -
朝っぱらからワインが飲める!?
飲まなかったですけど@ -
コーヒーはしっかり濃くて美味@
-
果物など
-
7月17日の朝食
トマトとサラダをたっぷり@
手間にあるのは、豆腐みたいに形が整えられたスクランブルエッグ。その上にベーコンがのっかっています。 -
すっかり気に入ったロシアン・パンケーキ(ブリンヌイ)
ジャムは2種類とりましたが、小皿に盛りすぎました(苦笑)。
ロシア風に、ジャムをすくってなめて、その上から紅茶を飲んでもよかったのですが、私はコーヒー党なので。 -
7月18日の朝食
サラダたっぷり@
飲み物はコーヒーの他に、シリアル用の牛乳をそのまま飲みました。
絶品なんですもの、ロシアの牛乳。 -
フリッター(ロシアン・ホットケーキ)とロシアン・パンケーキをジャムで
ロシアン・パンケーキ(ブリンヌイ)の上にイクラかキャビアを乗せられたら、サイコー!
でも、さすがに三つ星レストランの朝食では、イクラやキャビアまでは出ませんでした。
ロシアン・パンキケーキのイクラ乗せは、今回のロシア旅行中に何度か食べるチャンスがありましたが、キャビアには、パンケーキと一緒かどうか関係なく、ありつく機会がありませんでした。
かつてキャビアをパンケーキに包んで食べたことがあるのは、ウクライナ旅行中です。クリミア半島を案内してくれたロシア人の現地ガイドさんに教えてもらったレストランで。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/16662427/
関連の旅行記
「2009年ウクライナ・ハイライトその4:ウクライナの食べ物レポート」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10361986/ -
7月19日の朝食
豆腐みたいな見た目のスクランブルエッグは美味しくて、毎朝食べました。
ここに限らず、どこのホテルでもスクランブルエッグは美味で、気に入りました@ -
ノヴゴロドへの1泊2日旅行から帰ってきた後の、ホテル・ゴーゴリのシングルルーム
3階で、朝食レストランのすぐ隣の部屋でした。
モスクワのホテルでは9階から7階に部屋が変わったら、WIFIの接続状況がものすごく悪くなりましたが、ここでは、特にそんなことはありませんでした。 -
ベッドはシングル
でも、十分な広さがありました。 -
基本的にはダブルルームと似ている
備え付けの家具などもだいたいダブルルームのときと同じでした。
電気蚊取り器もスリッパもありました。
ただ、テレビの映りがめちゃくちゃ悪かったです。なにか調整すれば良かったのかどうか分かりませんでしたが、ロシア語を聞き流すためにほとんどBGMとしてつけていたくらいなので、まあ我慢できました。 -
ミネラルウォーターのサービスあり
ラッキー!
これはダブルルームのときにはありませんでした。不思議。 -
窓からの眺めは隣の建物
おしゃれな建物だから、窓からの眺めは良いと言えましょう。
テラスはありませんでした。
そもそもこのホテルでテラスのある部屋の方が珍しかったようです。 -
シングルルームになるとバスタブではなくシャワーブース
シャワーの方が手軽で体を洗いやすいので、バスタブにこだわりはないです。
でも、お湯に浸かった方が、疲れがとれる気がするのは確かです。 -
7月21日の朝食
昨日は夕食をちょっと食べ過ぎたので、朝食は少なめ。
これでも少なめ。
しかし、サラダ、パンケーキ、スクランブルエッグ、ベーコン、りんご、牛乳、ヨーグルトと、気に入ったものはひととおり。 -
7月22日、出国日の朝食
朝食バイキングの品揃えはいろいろあっても、私のチョイスはあまり変わり映えしません。 -
最後にこのホテルのカーシャ(ロシア版のおかゆ)を食べてみる
カーシャは、モスクワのホテルでは一口でイヤになったけれど、ソロヴェツキー島のホテルで選択肢がなくて食べてみたら、意外に口にあいました。
でも、ミルク味がする甘いおかゆというのは、なんとなく気が進まず、その後、朝食バイキングにあっても敢えてチョイスしませんでした。
それよりロシアン・パンケーキの方がとても気に入ったので。
でも、本日でロシアも最後なので、試してみました。
写真のとおり、ゴーゴリ・ホテルのカーシャは2種類あったのですが、左の白いのは、ソロヴェツキー島のホテルで食べたのと同じタイプで、ミルク入りの甘いおかゆでしたが、口にあいました。
でも右のちょっと色付きのは、使われている穀物がもっちりしすぎて、口にあいませんでした。
よく見ると、油ぎとぎと!?
サンクトペテルブルグのホテル編おわり。
ノヴゴロドのホテル編へとつづく。
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