2011/11/26 - 2011/11/26
208位(同エリア671件中)
まみさん
今年2011年は紅葉がぱっとしないからこそ、紅葉を求めて遠出をしてみました。
でなければ、近場の紅葉で足りたはずです。
遠出といっても、秩父の長瀞なら、電車の接続をきちんと合わせていけば、自宅から2時間。
ロウバイを見に長瀞の宝登山にはもう何度も行っているので、少しは慣れたところです。
でも紅葉の時期に出かけるのはこれが初めてです。
秩父鉄道の車窓から見えたのは、茶ばんだ紅葉まじりの山の景色。
でも、雲ひとつない抜けるような青空のぽかぽか陽気の日なので、景色はなにもかも輝いて見えました。
もこもことしたオレンジの山の景色は、すてきで可愛らしくて。
せっかくなので船で長瀞ライン下りをして、船からの撮影にチャレンジすることにしました。
今年のロウバイ散策のときに、ぽっかぽか船に乗って上流へ少し上るミニコースを試しました。
それでちょっとだけ味をしめたかも。
今回は、長瀞駅から野上駅のちょっと先へと下るBコースとなりました。
今年のロウバイ散策のときの船下りの旅行記
「大安吉日、ちょっと早めの長瀞・宝登山のロウバイ詣2011(1)長瀞の岩畳散策&こたつ船で荒川ミニ周遊」(2011年2月7日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10544316/
長瀞ライン下りは、水の量が多い夏場の急流下りのスリリングこそが醍醐味でしょう。
でも、夏だと超混雑しそうな上、激しいときにはドラム缶一杯の水をひっかぶって全滅(!?)を覚悟しなければならないらしいです。
写真を撮りたい私には、それはちょっとゴメンです。
船底が川底につきそうなぎりぎりの渇水期の今なら、ゆったり船下りで刺激は少ないけれど、撮影にはちょうど良かったです。
<タイム・メモ>
08:55 家を出る
10:49 長瀞駅到着
11:00〜11:10 船を待つ間の岩畳散策
11:15〜11:35 ライン船下り
12:10〜13:10 本格的に岩畳散策
13:40〜15:10 月の石もみじ公園で紅葉散策
16:00〜16:10 万寿庵で買い物
16:10〜17:00 喫茶店で一休み
17:25 長瀞駅発秩父鉄道で帰路につく
<紅葉と岩畳の長瀞の旅行記シリーズ>
■(1)荒川ゆったりライン船下り
□(2)紅葉と絶壁を眺めながら岩畳散策
□(3)赤い満天の星空のようだった月の石もみじ公園
□(4)長瀞散策いろいろ〜黄色い山ありお土産あり
長瀞公式サイト
http://www.nagatoro.gr.jp/
秩父鉄道・長瀞ライン下り
http://www.chichibu-railway.co.jp/line/
紅葉情報─長瀞─日本気象協会より
http://tenki.jp/kouyou/point-412.html
PR
-
寄居駅で秩父鉄道の割引券「長瀞ファミリー乗車券」を購入
秩父鉄道のお得な割引券には、「長瀞ファミリー乗車券」と「長瀞プチたびきっぷ」があります。
プチたびきっぷの方が割引率が高いけれど、それは1月と6月と9月と12月だけ。このときは閑散期なのでしょう。
11月は紅葉の季節だからか、「長瀞ファミリー乗車券」の方です。
秩父鉄道の長瀞ファミリー乗車券の情報ページ
http://www.chichibu-railway.co.jp/train/otoku/family.html
今回は宝登山の方へは行かなかったので、動物園もロープウェイもお食事処も、割引券を利用する機会はありませんでしたが、ライン下りで150円引きとなりました。
ほかの割引が使えなくても、そもそも乗車券が割引になります。
なお、秩父鉄道はSuicaやPasmoが使えません。 -
赤い屋根の長瀞駅とワンマンの秩父鉄道
これに乗ってきました。 -
長瀞駅前のライン下り発券所
発券所はあちこちにあります。
ライン下りがAコースになるかBコースになるかは、そのときに船頭さんが決めるそうです。
私はすぐに乗れるなら、どっちでも構いませんでした。
料金はA・Bコースどちらも1,550円ですが、私は「長瀞ファミリー乗車券」で150円引きの1,400円となりました。 -
駅前商店街を越えて、ライン下りの船乗り場へ
ライン下りは今年の2月のロウバイの時期に一度経験したので、もう道は分かります@
そのときに撮った商店街の写真はこちら。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21398421/
関連の旅行記
「大安吉日、ちょっと早めの長瀞・宝登山のロウバイ詣2011(1)長瀞の岩畳散策&こたつ船で荒川ミニ周遊」(2011年2月7日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10544316
あのときは、この商店街も岩畳も、とても閑散としていました。
ほとんどの店が昼近くまで閉まっていましたもの。 -
商店街を抜けると……
この階段から撮った景色です。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21398422/
関連の旅行記
「大安吉日、ちょっと早めの長瀞・宝登山のロウバイ詣2011(1)長瀞の岩畳散策&こたつ船で荒川ミニ周遊」(2011年2月7日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10544316
あのときは、さほど感動せず、ふうんという程度でした。
今回は2度目なのに、少し茶ばんでいるとはいえ紅葉景色と、済んだ水の色に、とてもワクワクしました。 -
岩畳を見下ろす木々が色付いて
-
逆光で輝く黄色い木々にもうっとり@
-
紅葉のある岩畳と散策する人々
紅葉が絶好調の年は、ひょっとしたらこのあたりはもっと赤く染まっているのでしょうか。
でも、幸か不幸かそのときを知らないので、私には十分感動的でした。 -
さきほどの黄色い木々のある景色
-
船に乗る前に、先に岩畳を歩きたくなる誘惑にかられる
船はお客さんが集まれば随時出発するというし、特に時間指定はされていませんが、今の時期はそんなに長いこと待たずに乗れそうです。
なので、気分の向くまま、ちょっと先に岩畳の上へ。 -
船着き場の様子
この景色は前回も撮ったのですが、あのときはこれほど感動したかしら。
前回の写真を見ると、今回ほど感動したように感じられません。船着き場の前にもチケット売り場がある、という説明的な意味でしか撮らなかった気がします。
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21398429/
関連の旅行記
「大安吉日、ちょっと早めの長瀞・宝登山のロウバイ詣2011(1)長瀞の岩畳散策&こたつ船で荒川ミニ周遊」(2011年2月7日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10544316 -
荒川を下って行く船
表紙候補でした。
でも私自身が乗って船から撮った写真から表紙を選びたかったんです。 -
青空色に染まった荒川
荒川は、特にこのあたりは、もともととても透明度の高い川ですが、晴天のおかげでますます美しくなっていました。 -
美しい緑に染まった荒川と、川岸の紅葉と岩畳の景色
渇水期なので水深は深くないはずですが、光の加減のせいか、こんなに深い緑にもなりました。
ちなみに、この写真は左端に中途半端に人が入ってしまったのに気付かず、後で撮り直し損ねたので、レタッチしていますので、あしからず。 -
緑と紅葉の荒川を下る船
これも表紙候補でした。
これは上流の上長瀞の方から下ってきたAコースの船です。 -
岩畳と青い荒川を下る船
同じ船を追いかけてみました。 -
上長瀞からAコースを下ってきた船を待つ
船はお客さんが集まる限り、次々と出ました。
これはさきほどと同じ船ではなく、次の船です。
私が乗ったのはこの船です。
この船が、ここでこのお客さんを降ろした後に乗りました。
船頭さんは同じ人でした。 -
船が着くのを待ちながら
天竜川の転覆事故以来、ライフジャケットの着用義務が厳しくなりました。
渇水期ということもあって、今年の2月に乗船したときは特に、ライフジャケットを着用する必要はありませんでした。
今は着用を拒否すると、乗船拒否されますネ。
前回乗った、こたつのある「ぽっかぽか船」の写真。ライフジャケットなし@
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21398452/
関連の旅行記
「大安吉日、ちょっと早めの長瀞・宝登山のロウバイ詣2011(1)長瀞の岩畳散策&こたつ船で荒川ミニ周遊」(2011年2月7日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10544316
もっとも船頭さんも、渇水期の今ならたとえ船が転覆しても、大人なら安心して岸まで歩けます、と冗談まじりに言っていました。
今や、浅いところでは、船底が川底をかするぎりぎりまで水が少なくなっているようです。
来月になると、水位が低すぎて船下りはできなくなるとのこと。 -
出発!
船に1番に乗り込んだので、席は船尾となりました。
写真を撮るにはやや不便な席でした。
でもこれが増水期だとカメラを取り出すのもやばいはずですから、贅沢は言えません。
水に映っている影は、船頭さんの竿です。 -
美しい岩壁に迎えられる
増水期は、あの岩の上の方の黒っぽくなっているところまで水位が高くなるようです。 -
岩の門をくぐるように
-
ゆったりとした流れの「瀞(とろ)」を行く
長瀞はこの瀞の部分が長いことからついた地名です。
船下りに乗ると、船頭さんは必ずこの話をすると思います@ -
湖のように青い川にうっとり
-
船は竿で押し出されながら、ゆったり進む
-
ほんのりとした紅葉も風景に変化をつけて
-
このあたりは川幅が広い
-
船頭さんの楽しいおしゃべりが、湖畔のような静けさを破る
-
だんだんと流れが急なポイントにさしかかる
-
水がしぶきをあげて騒ぎ出す
-
そろそろ水よけのビニールシートをスタンバイ@
今の時期は、ビニールシートを肩まで引き上げれば、水にぬれずにすみました。
増水期は、運が悪ければ頭からバッシャーン! なので、ビニールシートをかぶっても、とても間に合わないそうです@ -
急な流れをやりすごしたけれど、水はまだしぶきをあげて
ビニールシートをかぶっていた間は、カメラの保護のために写真は撮れませんでした。 -
夏になるとあのあたりはキャンプ客でぎっしりらしい
-
再び岩壁が現れる
長瀞観光マップに「蓬莱島」とあったあたりでしょうか。 -
増水期は黒ずんだあたりまで水がたっぷりとのこと
今のこの水位からでは想像つきません。 -
小さな橋が見えてきた@
あれができるまで、対岸に住む小学生は、渡し船で学校に通っていたそうです。 -
金石水管橋へ
船頭さんの竿が写っちゃいました@
あの橋は、水道管を渡すことで、建築許可が下りたそうです。
歩行者専用で、車両は通行できません。
橋の名前は、船頭さんの話を聞いただけでは覚えられなかったので、長瀞観光マップで確認しました。 -
いかめしい岩壁
-
先頭の船頭さんの後ろ姿
-
巨大な岩がどっしりと
増水期はあの岩は水に浸かってしまうそうです。ひえ〜っ。
今がいかに川が穏やかか、よく分かります。 -
城塞のような岩を横目に
-
紅葉もそれなりに見られたけれど
-
やっぱり岩壁こそが見応えあったネ
-
うっすら緑の巨大な岩のある景色
-
静かに流れる、今は荒くない荒川
以上、約3kmを20分で下ってきました。
これが流れが急な増水期となると、10分くらいで、あっという間に下ってしまうそうです。 -
長瀞駅へ戻る送迎バスへ
このバスの送迎もチケット代に含まれています。
バスは、今はもうすっかり葉が落ちた桜並木を通って、長瀞駅まで戻りました。
桜の時期もぜひ長瀞に行ってみたいです。
でも、延々と続く桜並木は散策するにはいいけれど、写真にその良さを捉えるには難しそうです。
長瀞ライン下りもよかったけれど、紅葉を楽しむとしたら、Bコースではなく、むしろ上長瀞から長瀞までのAコースの方が向いていたかな。
岩畳や川の流れを感じるとしたら、AコースもBコースもそれぞれに良さがあるよ、とチケット売り場の人が言っていましたけど。
いや、それよりも、自由の利かない船からや、川と同じ高さの目線からより、ふつうに岩畳を歩いた方が、写真は自由に撮れるでしょう。
ということで、もう一度、商店街のある岩畳通りを通って、岩畳まで下りることにしました。
「紅葉と岩畳の長瀞へ(2)紅葉と絶壁を眺めながら岩畳散策」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10625292
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
45