2010年秋ふらっと極東ロシアへ４泊３日の旅第１日目（1）移動だけの１日でも楽しまなきゃソン！（前編）

2010/09/16 - 2010/09/16

日本から一番近いヨーロッパの香りのする極東ロシアの都市へ。
たぶん去年（2009年）あたりから、ウラジオストク航空が成田空港とウラジオストク／ハバロフスク間に直行チャーター便を飛ばすようになり、極東ロシアはますます近くなりました。

しかし、４泊５日の日程をよく見たら、１日目は午後便で行くだけの日、５日目は早朝便で帰るだけの日、旅行期間は実質３日間です（泣）。
それでも、週末旅行感覚で行きたいと思ったウラジオストクとハバロフスク。
１日目が行くだけの日でもわざわざ休暇をとったんだから、楽しまなきゃソンです。
海外旅行だからこその緊張感と高揚。
そのためのワンステップごとをカメラに収めようと思ったら、もう30回以上も成田空港を利用して海外旅行に出かけているのに、そしてついこのあいだの２ヶ月前にもバルト３国旅行で利用したばかりなのに、興味ある被写体が巷になんとあふれていたことでしょう。

私にとってはスカイライナー乗車からが海外旅行の始まりです。
そのスカイライナーも、おやおや、今までこういうんでしたっけ？　という新しい車両。
どうやら新型スカイライナーがまだ導入されたばかり。
調べてみると、新型スカイライナーの運航開始は７月17日だったので、バルト３国旅行の帰りには利用したはずですが、あのときは久しぶりの日本と長いフライト疲れと時差ぼけでボケーっとしていたせいか、運賃が妙に高くなったなぁと思っただけで、新型であることにも気づかなかったようです。

スカイライナーから成田空港まで、カメラを構えていても常より不審な目で見られることの少ない場所だろうとはいえ、おのぼりさん丸だしでした。
ほんとは恥ずかしかったけれど、旅は恥のかきすて！
また、こっちは意図的に撮るつもりではなくても、どうしたって人の姿がファインダーに入ってしまうエリアです。
誰だって許可なく顔を撮られるのはイヤでしょうから、こっち向いている人ができるだけいない瞬間を狙ったつもりです。
ある意味、スリル満点のスナップ写真撮影！？
旅の移動編の写真というよりは、ある日の成田へ向かう人々の記録写真みたいになりました。

そして、成田空港内のショップは、外国人向けに日本らしい土産物にあふれています。
そういう店には日常生活をしているとあまり縁がないので、まるで浅草か鎌倉か京都でその手のお店めぐりをしているような気分にも浸れました。
それも立派な観光！？

というわけで、短いながらも海外旅行。
行くだけの日でも楽しまなきゃソン！
楽しむのにてっとり早いのは写真撮影。
自らテンションを引き上げてカメラを構えれば、写真が撮れたことでさらにテンションが上がります。
スカイライナーに乗ったときから、我ながらあきれるほど写真を撮ってしまったので、行くだけだった初日の旅行記を前・中・後編の３つに分けました。
スカイライナー乗車から成田空港５階の展望デッキに出るまでが前編です。

＜日程＞
９月16日（木）：行くだけ〜！＜ウラジオストク泊＞
９月17日（金）：ウラジオストク＜シベリア鉄道寝台車泊＞
９月18日（土）：ハバロフスク１日目＜ハバロフスク泊＞
９月19日（日）：ハバロフスク２日目＜ハバロフスク泊＞
９月20日（月）：帰るだけ〜！

エリア 成田(千葉)

京成線日暮里駅の改札をくぐった後にスカイライナー専用の改札あり

ここは長らく工事中でしたから、工事が終わったあとのきれいな改札は、私にとってまだまだ新鮮です。

券売機の向こうにスカイライナー専用の改札があります。
スーツケースを引きずっている女性が入ろうとしているあたりです。

ここで早速両替したのかな？

成田空港に着く前に気軽に両替できちゃうなんてね！

そうか、帰国日も、さっさと日暮里まで戻ってきてしまって、ここで再両替する、ということも可能なんですね。

人が切れた一瞬をキャッチ！　スカイライナー専用の１番ホームへ

この改札のおかげで、乗車前の乗車券確認がなくなったのでしょう。少しだけ乗車がスムーズになったかな。

私の指定席は３号車なのでこっちのエスカレーター

発車まであと25分もあるけれど、あっという間でした@

11時45分発のスカイライナーに乗ります。
乗車券を買った時点で発車まで30分近くあったけれど、その前の11時32分発の特急よりも早く空港に着くし、なによりも年に何度もない成田空港行きなので、スカイライナーに乗ることで早速、海外旅行気分を味わいたいのです。

エスカレーターを上りながら

手前がスカイライナー専用の１番ホーム

一本前の普通列車

ホームでスカイライナーを待つ人々

そろそろ到着するので、みんな待合室から出てきました。

ホームに入ってくるスカイライナー

これを撮るために列に並ばずに待ち構えていました@

新幹線みたいにとがった顔の新型スカイライナー

ただ、新型スカイライナーになって、運賃が2,400円と高くなりました〜（泣）。
昔は長らく1,920円くらいだったはずぅ。

「新型スカイライナーは、最高時速160kmで新しいアクセスルートを走行し、日暮里駅から空港第２ビル駅までを36分で結びます。これにより現行ルート経由の51分運行から15分の短縮が実現し、速達性が大幅に向上します。なお時速160kmでの運行は、日本の在来線では最速となります。新型スカイライナーの登場により、欧米諸国に引けを取らない国際空港アクセスが実現しました。」
（スカイライナー公式サイトより引用）
http://www.new-skyliner.jp/top.html

乗車中！

乗る直前！

軽々と頭上の棚に上げることができた今回の私の荷物

ウラジオストク航空はチャーター便なのでこれは預け荷物にしますが、ジャンボなら機内持ち込み可能なサイズです。
いつも荷物が重い私ですが、今回はたった４泊ということで、できるだけ荷物を切り詰めるチャレンジをしました。

また、この旅行のためになるべく新しい買い物はしないことにしていましたが、今までキャリーバッグを持っていなかったので、この際１つ買っておきたくなったため、これだけはおニューです。
チェックイン時にこのキャリーケースの重量は６kgでした。わぉ。
いつもの私のスーツケースはそれよりプラス10kgの16〜7kgなんですよ。

すぐとなりの座席

新しい車両は足下のスペースが前よりもさらにたっぷりになった気がします。
代わりに足置きがなくなりました。

ずいぶんきれいになった車内

スピードアップしたので、日暮里から成田空港第一ターミナルまで40分ほどで到着します。あっけない！
乗り心地が良いから、もっと乗っていたかった気分です。
でも、よく揺れました。
これはトイレに行った帰りに撮った写真ですが、通路を真っ直ぐ歩けませんでした（苦笑）。

成田空港第一ターミナル駅のホーム

なんの変哲もない、日本のどこにでもあるホームですが、これが成田だ、出国の途上だと思うと、特別なホームに見えてきます@@

鉄道到着フロアは一番下

改札のそばの京成線切符売り場

帰りはたいていあそこを利用します。

成田に着いて最初の売店

この中のTRAVELEXで換金します。
ロシアもATMでキャッシング可能ですけど、ユーロの現金を持参することにしました。
で、実際はATMキャッシングですませてしまいましたが（ウラジオストクもハバロフスクも両替所はほとんど見当たらなくて、銀行の営業時間に銀行に寄れなかったせい）、いまは円高なので、余ったユーロはまた次回の旅行用にとっておくことにしました。
たぶん私の興味がそそられるのは、またヨーロッパでしょうから。

今日のレートは？

ユーロの現金買いは、１ユーロ＝116.05円です。

売店「たびるーむ」の入口

おお、そうだ、２ヶ月前のバルト３国旅行で壊してしまったワイヤーロックを買わなくては。
置き引き防止用に使いたいんです。

これがワイヤーロックかな？

うーん、ケーブルロックとあるけれど、ケーブルはこれ以上伸びないタイプのようです。却下！

TRAVELEXで５万円換金すると、もれなくプレゼント！の外貨換算機能付き電卓

手配をお願いした日本代理店からTRAVELEXのキャンペーン・チラシをもらっていました。
電卓なら愛用のカード電卓があるし、せっかく荷物を切り詰めたのに、荷物になってしまうかなぁと思いつつも５万円換金してプレゼントをもらうことにしてみたら、こんなに小さくて可愛らしい電卓でした@
ストラップがついているので、カバンなどにぶら下げておくこともできます。

もっとも今回の旅行では、１ロシア・ルーブル＝３円と大ざっぱに計算すればすんだので、特に電卓のお世話にはならなかったですけどね。

南ウィングの到着ロビーへ上がるエスカレーターへ

次の売店LEOPARDにもワイヤーロックなし（泣）

でも、慌てることはありません。
ショッピングフロアに行けば、トラベルグッズの店はまだまだたぁくさんあるはずだから。

エスカレーターで延々と上るのが面倒くさくなったので、エレベーターへ

出発フロア

チェックイン開始時間より１時間以上早く到着しました。
さて、レストラン＆ショップのコスモスプラザへ散策しに行きましょうか。

サンリオ店！

リラックマ、可愛いなァ

日本土産の店「藤娘」

こういう店にはふだんそう縁がないから、覗いて見るだけでも楽しいです。

可愛いサルボボ

日本人だって大好きな日本の民芸品

下の列のネコちゃん、私も持ってる！

たまらないなぁ、こういうの、買いたくなっちゃうキュートな子たち

トラベルグッズの店の一つLAPAX

ここならワイヤーロックはあるかしら。

あ、ワイヤーロックが２種類あった！

左の方は収納ができていいし、長さの調整ができそうだけど、ちょっと大きすぎるかな。ワイヤーは120cmで確か1,845円でした。
右の方は小さくて手ごろ。1,239円と少し安いです。ワイヤーは150cm。
ワイヤーの収納はこのビニール袋があれば十分です。
右の方に決めた！

おとなりのSATSUMAYA

ちょっとつぶれた風船金魚@
鎌倉の売店などを思い出しますなぁ。

日本土産の店がたくさんで楽しい！

外国人が好きそうなＴシャツもあります@

美しい赤富士の掛け軸と日本人形

小鼓を打つ日本人形と、いかにも日本モチーフの扇子

こけし人形たち

じっちゃん、ばっちゃんも可愛い@

ごきんげんちゃんも可愛い@

愛らしい人形たち

忍者Ｔシャツと可愛い法被

甥っ子姪っ子に着せたい@

さて、そろそろ展望デッキのある５階へ向かうとしますか

航空博物館という名の航空関連グッズの店

航空六法までありました。

ピカチュウお花ジャンボ

ピカチュウジャンボの模型が２種類

パッケージに描かれたお花みたいなポケモンが可愛いです。最近のキャラクターかな？

中編につづく。
「2010年秋ふらっと極東ロシアへ４泊３日の旅第１日目（2）移動だけの１日でも楽しまなきゃソン！（中編）」へ
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10503446