2010年秋ふらっと極東ロシアへ４泊３日の旅第１日目（2）移動だけの１日でも楽しまなきゃソン！（中編）

2010/09/16 - 2010/09/16

毎年ちょっと長めの海外旅行が年１回で満足していました。
そして今年2010年の夏は10年ぶりにヨーロッパ・ロシアをゆっくり回ろうと思っていました。
ところが３月末のモスクワテロで家族に大反対され、泣く泣く行き先を変更しました。
代わりのバルト３国旅行には大変満足できましたが、ロシアへの未練は心の底でくすぶっていました。
モスクワに行く、とか言うと、家族にまだ反対されそうでしたが、実は最近、NHKテレビロシア語講座のおかげでシベリアや極東に興味を持ち始め、いつか行きたいと思うようになりました。

そして、いざバルト３国に出かけるという直前に、いまは成田空港からウラジオストクとハバロフスクへの直行便が出ているので、極東ロシアなら週末旅行感覚でも行けることを知ってしまいました。
たちまち、行きたい気持ちがムクムク！

いつか行きたいと思っていたけど、いつかって、いつ？
それが今年であって、なぜいけないの？
片方が週末旅行感覚なら、今年は海外旅行を２回という贅沢をしてみてもいいんじゃないかしら？

日程は５日とることにしましたが、フタを開けてみると正味３日間で、１日目は移動だけの日と知ってがっかりしました。
でも、成田空港だってお楽しみがたくさんあるはずです。
午後便で、通勤ラッシュを避けても余裕に成田に着けるから、チェックイン時間より少し早めに着くようにして、写真撮影目的で成田空港を散策しようではないですか。
そういえば、私はまだ展望デッキに行ったことがありません。
チェックインタイムは13時50分からですが、せっかくなので少し早めに成田空港に向かうことにしました。

極東ロシアに行くまでのあれこれを書いたもう１つのブログの記事
「今年は２度目の旅行を計画：次は極東ロシアに行きます@」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/09/post-29b9.html
トップページ「まみ’s Travel Diary」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/

出発の朝は少し雨が降っていましたが、展望デッキに出たときは幸い小雨になっていて、傘がなくても過ごせるくらいでした。
空がどんより曇っていたのは残念ですが、初展望デッキでの撮影にワクワク！
なんとか飛んでる飛行機の写真が撮れないか、チャレンジしてみました。
そしてビギナーズ・ラックか、初っ端からラッキーな写真が撮れました。
表紙の写真は、詳しい人の話によると、週一便の夏季限定のエーデルワイス航空で、めったに見られない機体だそうですネ。
でも、この写真はちょっとトリミングしていますので、あしからず@

この後は、飛んでる飛行機の写真はこれ以上まともなのは撮れず、サテライトに向かってのろのろ地上を動く飛行機の写真ばかりになってしまいました。
動き出しそうな飛行機を見つけると、「飛べぇ、飛べぇ」と心の中で念じながら、じっとチャンスを待つ……。
油断すると、時間を忘れて夢中になってしまいそうでした。
展望デッキでの撮影にハマる人との気持ちがよぉく分かりました@

というわけで、短いながらも海外旅行。
行くだけの日でも楽しまなきゃソン！
楽しむのにてっとり早いのは写真撮影。
自らテンションを引き上げてカメラを構えれば、写真が撮れたことでさらにテンションが上がります。
スカイライナーに乗ったときから、我ながらあきれるほど写真を撮ってしまったので、行くだけだった初日の旅行記を前・中・後編の３つに分けました。
初めて訪れた成田空港５階の展望デッキから出国手続に入るまでが中編です。

＜日程＞
９月16日（木）：行くだけ〜！＜ウラジオストク泊＞
９月17日（金）：ウラジオストク＜シベリア鉄道寝台車泊＞
９月18日（土）：ハバロフスク１日目＜ハバロフスク泊＞
９月19日（日）：ハバロフスク２日目＜ハバロフスク泊＞
９月20日（月）：帰るだけ〜！

エリア 成田(千葉)

さて、そろそろ展望デッキへ行きましょう！

現在地からすると展望デッキはどこかな。

展望デッキへ

曇ってますねぇ。
でも、朝よりだいぶ小雨になってきて、傘がなくても大丈夫そうです。良かった！

展望デッキからみた空港ビル

滑走するデルタ航空

は、速い！
ファィンダーの中に捉えるのがやっと……。

エーデルワイスのマークが可愛いスイスの航空機

夏季限定週一便のエーデルワイス便でした@

ビギナーズ・ラック！？　なんとか撮れた飛んでる姿

少しだけトリミングしていますので、あしからず。
空に雲が立ち込めているので、上空に出るとあっという間に飛行機が雲の中に消えてしまいます。
いやぁ、飛んでる写真はほんと難しかったです。

デルタ航空真正面

サテライトに向かってのろのろ移動してきました。

のろのろと方向転換

ぐるっと向きを変えてゲートへ

滑走中のユナイテッド航空

この段階ではまだスピードが出ていなかったので、ズームしながらファインダーの中にバランスよく収めることができました。
でも離陸したのは遥か彼方で、とてもファインダーの中に捉えることができませんでした（泣）。

デルタ航空とユナイテッド航空

出発し始めたKLMの後姿

飛ぶ姿を待ち構えたのですが、遠すぎてダメでした〜。

群雄割拠！

飛んでる中国南方航空、ファインダーの中ぎりぎり

ノー・トリミングです。ここまで端っこだと調節しようがない（笑）。
いやぁ、飛んでる飛行機は思ったより速い！
早めにシャッターを切ったつもりでも、あっという間にファインダーの外に飛んでいってしまいます。

いい場所見つけた！

でも、いいチャンスはあんまりなかった……。

ANA滑走中

飛ぶのを楽しみにワクワク待っていたのに、滑走したまま見えなくなってしまいました。

マレーシア航空、離陸の瞬間

少しだけトリミングしています。

マレーシア航空、なんとか撮れた飛行中！

一回りだけトリミングしています。

上昇中のマレーシア航空

さきほどの写真を、絵になる程度に思いっきりトリミングしてみました。

ANA同士の出会い

ANA CARGOはピューマのマーク！？

そして別れ

成田空港に乗り入れしている航空会社一覧・その１

あっという間に30分たってしまいました。
そろそろチェックインタイムが始まるので、まだまだチャレンジしたかったけれど、このあたりで引き上げることにしました。

成田空港に乗り入れしている航空会社一覧・その２

出発案内をチェック！

私が搭乗する15時50分発ウラジオストク航空は、出発前２時間を切ったので「出国手続中」となっています。
英語では「Go to Gate」ですね。
ただこれだと、ゲートは表示されているけれど、チェックインカウンターは表示されていないので、到着ロビーで改めて確認しなくちゃ！

ウラジオストク到着予定は20時です。
時差は、ロシアはサマータイムを採用しているので、日本時間よりも２時間進んでいます。
つまり、フライト時間は２時間10分の予定です。

展望デッキを眺めながらリクライゼーション

こんな過ごし方もいいかもね！

さて、出発ロビーへ行きましょう！

14時です。
13時50分からチェックインタイム開始なので、ちょっと過ぎてしまいました。

エスカレーターを下りながらこんなステンドグラスが@

全体図が撮れないのが残念！

南ウィングの出発ロビーの手前、奥でなにやら係員が集合

広々と、とっても空いていた平日午後の南ウィング出発ロビー

なつかしの赤のオブジェ

この写真を初めて撮ったのは２年前の2008年にルフトハンザでブルガリア旅行に出かけたときです。

関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14245799/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第１日目：プロローグは成田空港第１ターミナル南ウィングから（旅程一覧）」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10259173/

青のオブジェはボディスキャナー実証実験の場となっていて撮れない〜！

こういうオブジェなんです。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14245800/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第１日目：プロローグは成田空港第１ターミナル南ウィングから（旅程一覧）」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10259173/

XF8828便のチェックインカウンター

航空券はeチケットでしたので、控えとパスポートを提示するだけ。
帰りのハバロフスク空港では控えの提示も不要で、パスポートだけでOKでした。

ウラジオストク航空では、エコノミークラスの無料手荷物許容量は、受託手荷物・機内持ち込みの重量の合計が、予約クラスT/W/M/X/O/B/H/Vで30kg、予約クラスG/U/Q/Sで20kgとなっていました。

私のチケットはＷクラスでしたので、30kgまでOKです。
でも私の受託荷物は６kgぽっちでした@
手荷物のタウンバッグの重量は測らなかったけれど、１kgあるかないかだったはずです。

いつもはスーツケース16〜7kg、タウンバック５kg近くになってしまうことを考えたら快挙です！
って、今回、たった４泊ですものね。

それに、パソコンを持参しない代わりに、いつもはガイドブックや資料の重量も相当なものになってしまいますが、今回は「地球の歩き方　シベリア」（買わずに図書館で借りてすませた’07〜’08年版）もLonely Planet RUSSIAも、必要なところのコピーだけしか持参していません。
その他の資料も、在ウラジオストク／ハバロフスク日本国総領事館の公式サイトからプリントアウトした市内観光情報と安全情報くらいです。
出入国手続などのロシア情報についても、日本の旅行代理店がくれた旅のしおりだけですませました。

チェックイン後、待合いエリアに面白い絵がを見つけた！

成田空港公式サイトをチェックしてみたら、山口晃さんの陶板壁画「成田国際空港　飛行機百珍圓」とありました。
パッと見たところ、ふつうの成田空港のイラストかなぁと思ったら、細部を見れば見るほど面白い発見がありました@

絵の細部：機内でマッサージ！？

絵の細部：機内に温泉！？

南ウィングのこの待合いエリアには、同種の陶板壁画がもう一種類あったようですね。
成田空港公式サイトの「お楽しみコンテンツ」─「アート散歩道」に情報がありました。

成田空港公式サイト「お楽しみコンテンツ」
http://www.narita-airport.jp/jp/fun/index.html

チェックインにかかった時間は10分ほど。
そして14時20分に出国手続の最初のセキュリティーチェックを受けてから、出国手続が全てすむまで、こちらも10分ですみました。

後編につづく。
「2010年秋ふらっと極東ロシアへ４泊３日の旅第１日目（3）移動だけの１日でも楽しまなきゃソン！（後編）」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10503448