2010年秋ふらっと極東ロシアへ４泊３日の旅第１日目（3）移動だけの１日でも楽しまなきゃソン！（後編）

2010/09/16 - 2010/09/16

せっかく５日の日程をとった極東ロシア旅行。
フタをあけてみたら１日目は午後便で行くだけの日。
でも、海外旅行となれば、出国手続や空の旅だって、私にとっては年に１〜２回あるかないかのめったいにないイベント！
行くだけの日のためにも休暇を取ったんだから、その分のもとをとらなくちゃ！
とばかりに、テンション引き上げて、スカイライナー乗車から写真を撮りまくったけれど。
そのテンションは出国手続をすませた後も一向に下がりませんでした。
フライトだって、成田空港ではめずらしい空港バスに乗って搭乗した、初めてのウラジオストク航空ですもの。

さすがに撮影にうるさそうなロシアに着いてからは、ホテルに着くまでカメラを取り出すのを控えたので、この旅行記は機内から撮った写真でおわりです。
本音をいうと、記念にウラジオストクやハバロフスクの空港の撮影もしたかったですけどね。
もっとも、到着は、夜暗くなってからなので送迎サービスを手配しておいたから、入国手続をすませたらすぐに迎えの人と合流して、小さな空港をゆっくり見て回る暇はなかったです。

ロシアの入国審査は噂どおり、とっても時間がかりました。
待っている間、ドキドキ。
私の前に審査を受けた女性は、公用の緑のパスポートを持っていました。緑のパスポートなんて初めて見ました@

入国審査のときに、外国人は入国カード（Migration Card）も必要です。
カードは機内でもらえます。
左右２枚つづりになっているので、両側とも同じ記載を書いておいてパスポートと一緒に提出し、審査官から半分だけ返してもらいます。
この半券を出国まで大事に保管しなければなりません。
なくしたりしたら帰国のときに問題になります。
また、ホテルが代行する外国人滞在登録のときにも必要です。

審査官も人の子。
この半券をうっかり間違えて返してくれないことや、スタンプがなかったりなどのミスがあるそうなので、入国のときに自分で注意しなくてはなりません（ロシアなら余計に？）。
審査官のミスだといっても通じないはずです。
なので、私は、半券を返してくれないミスは用心していましたが、私のときの審査官は、半券どころか２枚つづりをそのまま返してきました。
公用パスポートを持っていた女性もそうだったらしく、不思議に思って係員に尋ねたら、審査官がミスっただけ、とのことでした！
ターンテーブルで荷物が出て来るのを待っているときに教えてもらって、慌てて半券を返しに戻りました。

もっとも、戻りました、といっても、入魂審査のブースとターンテーブルのあるエリアは同じ部屋も同然でしたけどネ。
小さな空港でしたから。

とても厳しいと用心していた税関では、公式では入国の際にパソコンやカメラを持参している場合も申告が必要だとあります。
私が今回持参したカメラはPowerShot SX 200 ISとPowerShot SX 210 ISで、あくまでコンデジですが、２台です。
なので、気になってしまって念のために申告書を書いておきました。
でも、個人の使用程度だと申告は免除されることがあるという情報もあったとおり、申告は必要ありませんでした。
私の前に日本人男性がパソコンとカメラを申告しようとしていましたが、いらないといわれていました。

ちなみに、ウラジオストクよりも、ハバロフスクの税関の方がもっと厳しいとの話です。
在ハバロフスク日本国総領事館公式サイトの安全情報などで、申告の必要なものを入念にチェックしてみると、あらゆる形態の貴金属や宝石類というのもありました。
私のことだから、きっと琥珀のアクセサリーを買ってしまうので（実際買ってしまいました@）、ひょっとしたらこれが引っかかるのではないかと心配になりました。
最悪、税関で没収、なんてイヤです。
でも、そもそもロシア国外に持ち出す現金が、申告が必要な額より圧倒的に少なかったし、アクセサリーの方は、個人使用やプレゼント用に買った程度と認められたらしく（買ったのは４個だもん！）、帰りのハバロフスク税関でも全く問題になりませんでした。

在ウラジオストク日本国総領事館公式サイト
http://www.vladivostok.ru.emb-japan.go.jp/jap/index.html
在ハバロフスク日本国総領事館公式サイト
http://www.khabarovsk.ru.emb-japan.go.jp/j/
ハバロフスクの税関申告の注意（在ハバロフスク日本国総領事館公式サイトの「領事関連情報」）
http://www.khabarovsk.ru.emb-japan.go.jp/j/ryoji/ryoji_custom.htm

ちなみに、行きのウクラジオストク空港では、ターンテーブルからとった預け荷物のタグと航空券（eチケットの控え）につけた控えのタグが一致しているかどうか、係員がいちいちチェックしました。
その用心は大歓迎！
これなら人の荷物をうっかり（あるいは故意に？）間違えて持ち出すことはありません。
ましてや今回の私のおニューのキャリーバックは、特に目印をつけなかったので似たようなのがいくつもあって、実は少し心配だったんです。

というわけで、短いながらも海外旅行。
行くだけの日でも楽しまなきゃソン！
楽しむのにてっとり早いのは写真撮影。
自らテンションを引き上げてカメラを構えれば、写真が撮れたことでさらにテンションが上がります。
スカイライナーに乗ったときから、我ながらあきれるほど写真を撮ってしまいまったので、行くだけだった初日の旅行記を前・中・後編の３つに分けました。
成田空港で出国手続を済ませた後からウラジオストクの機内での写真が後編です。

＜日程＞
９月16日（木）：行くだけ〜！＜ウラジオストク泊＞
９月17日（金）：ウラジオストク＜シベリア鉄道寝台車泊＞
９月18日（土）：ハバロフスク１日目＜ハバロフスク泊＞
９月19日（日）：ハバロフスク２日目＜ハバロフスク泊＞
９月20日（月）：帰るだけ〜！

エリア 成田(千葉)

パスポート・コントロールを終えて最初に目についたインフォメーションの成田マスコット@

このマスコットの写真は去年（2009年）、アエロフロートでウクライナ旅行に行ったときにも撮りました。
撮った場所は違いますけどネ。

関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/16770078/
関連の旅行記
「2009年ウクライナ旅行第１日目(1)：いまさらな成田空港でウキウキワクワク@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10364577/

インフォメーションのデスクにあったミニポスト

ここから出せば、成田空港から出したという消印が付くのかな。

ボランティアによる日本文化（折り紙）紹介

折り紙作品例

ポンポコタヌキ@

興味はあったのですが、14時半過ぎていておなかが空いてしまったので、レストランに急ぎます。

免税エリア、今回は素通り

花より団子！

ここにも日本グッズの「藤娘」

私のヒヨちゃんの巨大版@

私のヒヨちゃんは手のひらの中にすっぽり収まるサイズですが、この子は手のひらにお尻が乗るくらい@

ここで食事をしよう！

テーブルを確保して料理を待つ

注文したのは、焼き肉ピラフ（550円）とタコ焼き（400円）とペットボトルのお茶（150円）

まるで縁日の屋台のようなメニュー！？

バラの形をした天井の照明

XF8828便の搭乗ゲートである59Aゲートへ

エスカレーターで下に下りるようです。

エスカレーターで下りてる最中に撮った59Aゲートの待合エリア

59Aゲートのカウンター

搭乗開始は15時15分ですが、20分遅れました。
ちなみに帰りも30分遅れました。
２時間あまりのフライトで20〜30分の遅れは大きいですが、昔はもっと遅れたこともあるようなので、かわいい方でしょう。

搭乗開始！

空港バスで飛行機へ

10分くらい乗っていましたヨ。

空港バスの窓から働く車

空港バスの窓からANAの雄姿

下から眺めるのも迫力あります@

格納庫っぽいところにやってきた！？

あれが搭乗する機体でした。

バスの窓からおとなりのウラジオストク航空

雨が強くなってきてしまいましたぁ。

搭乗直前

こんな写真しか撮れなかった@

雨に濡れる窓から

往路は窓側でした。
帰路は通路側でした。

客を乗せ終わって離れるタラップ

ウラジオストク航空のランチボックス

ランチが出るとは思わなかったので、空港で食べてしまいましたよ〜。
しかし、ランチが日本時間で16時なんて、ちょっと我慢できませんでした。
それに、たった２時間のフライトでランチが出るなんて思わなかったから。
うん、これはもう夕食代わりね。

ところで往路のランチボックスには、ケチャップはあったけれど、マヨネーズがなかったです。
いったいこれのどれにケチャップをつけろと？

おいしそうなサーモン！

さすが海岸沿いの街ウラジオストクのウラジオストク航空！？

サーモン、うめぇ！

窓の外は雲海

青っぽく見えるところも海ではなくて雲です。

太陽が雲海にオレンジに反射！

明るい雲海

窓がきたないからフレアが@

ドラマチックな雲

のたうつ雲

おわり。
２日目ウラジオストク編につづく。