あしかがフラワーパーク　バラを求めて　＆　栗田美術館

2011/05/31 - 2011/05/31

あしかがフラワーパークは、藤の花を求めて５月初旬頃に何度も訪れている。
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10563453/

あしかがフラワーパークは今の時期はバラの花がいっぱいに成る。
ホームページを見ても、美しいバラの楽園が載っていて、是非行って見たいと思った。
藤の時は、ライトアップを中心に行くが、今回は昼前から行きバラを十分に楽しんだ後、隣接する栗田美術館も訪れた。栗田美術館では、陶磁器の収集の豊富さに感嘆した。

さらに、足利の街も訪れた。
旅行記は以下です。
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10573157/

エリア 足利(栃木)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

あしかがフラワーパークへ

横浜の自宅から２時間弱であしかがフラワーパークへバラを見に来た。
あしかがフラワーパークは藤で有名だが、バラもその数、種類、美しさで他のバラ園に負けていない。天候不順が続いていて、ようやく晴れ間が出てきたので訪れた。

フラワーステージ

赤やピンクのバラに囲まれたフラワーステージへ。
バラは種類によって盛りを過ぎているのもあり、心配されたが先ずは美しいバラの園が出迎えてくれた。

アーチを作って

あしかがフラワーパークは、バラの数や種類も豊富だが、他のバラ園と比べて、ディスプレイにいろいろ工夫されている。

花園の入り口

見事なつるバラで、入り口を作っている。
ここから、バラ苑が続く。

ピンクの向こうに白バラ

黄色のつるバラも

バラの壁

赤、黄、ピンク、オレンジ、白　

色とりどりに。

バラに囲まれた道を歩きたい

バラに囲まれて

園内は天気が良いのに人出は少なく、もったいなかった。

写生して居る人も

羨ましい。

うすべに橋から

アイスバーク（ＦＬ）

世界中で愛される銘花。白雪姫の別名を持つ。
ハチさんが蜜を吸って飛び立った。

ＦＬ：フロリバンダ・ローズ
　　　四季咲き性を持つ中輪房咲きのバラ。

うらら（ＦＬ）


ショッキングピンクで多花。
１９９５年ＪＲＣ金賞受賞。

サンフレーラ（ＦＬ）

純黄色の丸弁咲き。
ここにもハチさんが。

ブラスバンド（ＦＬ）

アプリコットオレンジ色。花弁厚く花もちよい。

つるバラ　アンジェラ

カップ咲きでピンク、多花性。

カーディナル（ＨＴ）

こい赤色。香りもよい。

ＨＴ：ハイブリッド・ティ・ローズ
四季咲き性の強いティ・ローズと大輪多花性のハイブリッド・パーペチュアル・ローズの交配によって作り出された大輪四季咲き性を特徴とする。　

ブルーライト（ＨＴ）　日本

藤色整った美しい花型、素晴らしい芳香。

ドフト・ボルケ（ＨＴ）

朱赤、弁質はよい。強いフルーティな香り。
世界バラ協会殿堂入り。

イングリッシュ・ローズ（ＥＲ）　マサコ

花弁数１００枚ののソフトピンク色。

ＥＲ：イングリッシュ・ローズ
　　　オールド・ローズとモダン・ローズの長所を生かした。

リオナンバ（ＨＴ）

黄色オレンジから朱。早咲きであでやか。

ラフランス（ＨＴ）

シルバーピンク、香りよい。
最初のはいぶりっどティローズ。

ジュビレデュプリンスドゥモナコ（ＦＬ）

白地に赤覆輪。赤と白はモナコ国の国旗の色。

伊豆の踊り子（ＦＬ）

黄色、半剣弁からロゼット咲き。

ブリリアントピンクアイスバーグ（ＦＬ）

白にパープルピンクの絞り。アイスバーグの枝変り。

バーガディンディアイスバーグ（ＦＬ）

深い赤紫色。アイスバーグの枝変り。

カトリーヌ・ドゥヌーブ（ＨＴ）

オレンジ朱。丈夫で育てやすい。
名はフランスの名女優にちなむ。

シュペールバルク（ＨＴ）

黄に赤の色のり。ユニークな花色、香りもよい。

パローレ（ＨＴ）

濃いピンク色。豊かに広がる強い芳香。

月光（ＨＴ）

香りのよい黄色花。

モリニュー（ＥＲ）

黄色でロゼット咲き。

メリナ（ＨＴ）

明るい赤。早咲きで花つきよい。

ヘンリー・フォンダ（ＨＴ）

深みのある黄色、色あせは少ない。
名優ヘンリー・フォンダに捧げられた。

バラ以外の花も　クレマティスも満開を迎えている

クレマティス　江戸紫

咲き始めはビリード状の濃古代紫色。

クレマティス　ドクター・ラッペル

クレマチスの代表品種。ピンク色に濃い筋が入る覆輪花。

クレマティス　バルゲ・ターム

白色、つるが太く、花弁が厚い。
白い貴婦人を意味する。

クレマティス　白万重（シロマンエ）

テッセンの枝変り。花色はグリーンがかかる白で、おしべが変化した万重咲き。

クレマティス　篭口

新梢の側枝に次々と半鐘形の花を下向きに咲かせる。

クレマティス　プリンセス・ダイアナ

ｙ個向きに咲く４弁のチューリップ咲き。鮮明で濃いピンク色の地に赤紫色の筋が入る。

うすべに橋のモネの池にスイレンが

モネの池にスイレンが咲き始めていた。

スイレンが池を覆ってきた

モネの池みたく成って来た

いろとりどりの美しいスイレン

黄色

白

バーベナも

咲き乱れていた。

きばな藤

きばな藤も残っていた。

藤は終わったが

緑の大藤も迫力ある。

栗田美術館

バラの間から高台に栗田美術館が見える。
歩いても、５分で行ける。今日は、時間が有ったのでバラをたっぷり見た後に寄って見た。

栗田美術館　入り口の大手門

栗田美術館は元代議士の故栗田英男（平成8年没）の蒐集による、伊萬里、鍋島を館蔵する世界最大級の陶磁美術館である。
美術館は、三万坪の大きな敷地にあり、本館、歴史館、無名陶工祈念聖堂、陶磁会館などがある。
その敷地を散策するだけでも面白い。

坂道を登っていく

大きな敷地に、各館が点在しておりすぐに左側の坂道を登っていく。

栗田山荘（食堂）

広い庭に古風な建物がある。
江戸時代に建てられた両毛地方の豪農の居宅を移築した。
食事処、休憩所になっている。

本館

伊萬里・鍋島の名品を常時約400点展示している。

本館展示室（パンフレットより）

資料館

蔵みたいな建物で、陶磁器の製作過程など。

歴史館

あしかがフラワーパークから見た栗田美術館の塔みたいな建物がこれだ。
海外へ輸出した伊萬里大壺展示室から階上の展示室へと続き、最上階は眺めのよい展望室となっているが、またしても地震の影響で最上階には上がれなかった。

歴史館展示室（パンフレットより）

伊萬里の立派な大壷などが展示されている。

寿光院石仏

栗田英男（創立者）の母堂が集めた無縁の石仏群。
母堂のヨシ刀は辞世に

あさゆうににはのじぞうにぬかづけば
　　　いしにてあれどほほえみにけり

栗田嵐嶽記念館

栗田嵐嶽は栗田英男氏の弟で書や画や陶芸などをやったが、生前は発表しなかった。美術館の創立にも活躍した。
その書や陶芸、仏画など展示されていた。

陶磁会館

現在、特別陳列として鍋島を、３／１９〜８／２８までやっている。
壁はタイル張りで、喫茶室もある。

これがパンフレット

撮影が出来ないのでパンフレットを。
美術館では、江戸時代（1603−1867年）肥前鍋島藩で生産された伊萬里、鍋島のみを展示している。
鍋島藩の御用品として特別に生産された磁器が鍋島で、日本の磁器の最高峰に位置づけられている。

今回の地震で、残念ながらパンフレットにある３品が展示を取りやめていた。

親子像が

説明板が無かったが、栗田英男氏と弟栗田嵐嶽と御母堂と思われる。
家族思いの栗田氏が伺える。

これで、栗田美術館を後にして足利の街の散歩に行く。
先日、テレビで見た「出没！アド街ック天国」で紹介された足利の街を歩いた。

続きの旅行記は以下です。
http://4travel.jp/traveler/stakeshima/album/10573157/