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 九州観光もこれが最後の日。今のところ、ほとんどの時間を長崎県に費やしてしまいました。三日目の今日は、熊本と大分を広範囲に旅して、九州観光を終えたいと思います。テーマは「ワイルドな男旅」。九州男児にも負けないくらい、豪快にいきたいと思います。<br /><br /> <br />*** 情報は2012年9月のもの<br /><br />== SUNQパスで行く九州 シリーズ一覧==<br />① 長崎「全部入り」観光 (軍艦島、グラバー園、平和公園)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10718904/<br />② 雲仙経由熊本行き (普賢岳登山、有明海、熊本城)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10718279/<br />③ 九州横断バスの旅 (阿蘇山登山、九重夢大吊橋、湯布院) &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10719183/<br />

SUNQパスで行く九州③ 九州横断バスの旅 (阿蘇山登山、九重夢大吊橋、湯布院)

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2012/09/17 - 2012/09/17

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世界攻略者

世界攻略者さん

 九州観光もこれが最後の日。今のところ、ほとんどの時間を長崎県に費やしてしまいました。三日目の今日は、熊本と大分を広範囲に旅して、九州観光を終えたいと思います。テーマは「ワイルドな男旅」。九州男児にも負けないくらい、豪快にいきたいと思います。


*** 情報は2012年9月のもの

== SUNQパスで行く九州 シリーズ一覧==
① 長崎「全部入り」観光 (軍艦島、グラバー園、平和公園)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10718904/
② 雲仙経由熊本行き (普賢岳登山、有明海、熊本城)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10718279/
③ 九州横断バスの旅 (阿蘇山登山、九重夢大吊橋、湯布院) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10719183/

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  • [目次]<br /><br />九州横断ルート<br />阿蘇山<br /> 阿蘇山への道<br /> 高岳登山<br /> 中岳からの眺め<br /> 火口西展望所への道<br /> 火口見学<br /> 阿蘇ドライブ<br /><br />やまなみハイウェイ<br />九重夢大吊橋<br />由布院<br />費用、GPSログ<br />まとめ

    [目次]

    九州横断ルート
    阿蘇山
     阿蘇山への道
     高岳登山
     中岳からの眺め
     火口西展望所への道
     火口見学
     阿蘇ドライブ

    やまなみハイウェイ
    九重夢大吊橋
    由布院
    費用、GPSログ
    まとめ

  • [九州横断ルート]<br /><br /> 熊本から大分へ旅する場合、必然的に九州を横断することになります。この二県を結ぶバス路線は、熊本-大分線と、熊本-別府線の2つ。特に後者の方は、阿蘇山、九重連山、黒川温泉、湯布院、別府などの観光地をつなぐ旅行者向けのルートとなっています。ただし、5時間を超えるスローで長いバス旅。幸い、これらの長距離路線にもサンキューパスが使えます。<br /><br />熊本-大分(やまびこ号): http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/toshikan/yamabiko/<br />熊本-別府(九州横断バス): http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/kyushu_odan/<br /><br /><br />地図: 赤い線 - 大分行きバス。黄色い線 - 別府行きバス。ピンクの点は、左から熊本駅、阿蘇駅、宮地駅、黒川温泉、由布院、別府、大分。

    [九州横断ルート]

     熊本から大分へ旅する場合、必然的に九州を横断することになります。この二県を結ぶバス路線は、熊本-大分線と、熊本-別府線の2つ。特に後者の方は、阿蘇山、九重連山、黒川温泉、湯布院、別府などの観光地をつなぐ旅行者向けのルートとなっています。ただし、5時間を超えるスローで長いバス旅。幸い、これらの長距離路線にもサンキューパスが使えます。

    熊本-大分(やまびこ号): http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/toshikan/yamabiko/
    熊本-別府(九州横断バス): http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/kyushu_odan/


    地図: 赤い線 - 大分行きバス。黄色い線 - 別府行きバス。ピンクの点は、左から熊本駅、阿蘇駅、宮地駅、黒川温泉、由布院、別府、大分。

  • [阿蘇山 - 阿蘇山への道]<br /><br /> 熊本市を後にし、私が最初に向かうのは、熊本県北東部に位置する阿蘇山。火の国・熊本のシンボル的存在で、この場所に行かずして熊本に来たとはいえません。いわゆる阿蘇山というピークなはく、杵島岳(1270m)、往生岳(1235m)、中岳(1506m)、高岳(1592m)、根子岳(1408m)、これら5つの山の総称が「阿蘇山」です。またの名を阿蘇五岳(ごがく)。現在も活発に活動している活火山で、中岳火口から絶えず噴煙を吹き出しています。<br /><br /> 阿蘇山へのアクセスはいくつかあり、先に紹介した九州横断バスで直接行くか、JR阿蘇駅からバスに乗ります。だだし、これらは西側の火口展望所に行く人向け。登山目的の場合は、東側の展望所に程近い仙酔峡(せんすいきょう)から登り、最高峰の高岳を目指すのが一般的です。<br /><br /><br />写真: 北側から見た阿蘇山、赤い点は、右から杵島岳(きじまだけ)、往生岳、中岳、高岳、根子岳(ねこだけ)<br /><br />

    [阿蘇山 - 阿蘇山への道]

     熊本市を後にし、私が最初に向かうのは、熊本県北東部に位置する阿蘇山。火の国・熊本のシンボル的存在で、この場所に行かずして熊本に来たとはいえません。いわゆる阿蘇山というピークなはく、杵島岳(1270m)、往生岳(1235m)、中岳(1506m)、高岳(1592m)、根子岳(1408m)、これら5つの山の総称が「阿蘇山」です。またの名を阿蘇五岳(ごがく)。現在も活発に活動している活火山で、中岳火口から絶えず噴煙を吹き出しています。

     阿蘇山へのアクセスはいくつかあり、先に紹介した九州横断バスで直接行くか、JR阿蘇駅からバスに乗ります。だだし、これらは西側の火口展望所に行く人向け。登山目的の場合は、東側の展望所に程近い仙酔峡(せんすいきょう)から登り、最高峰の高岳を目指すのが一般的です。


    写真: 北側から見た阿蘇山、赤い点は、右から杵島岳(きじまだけ)、往生岳、中岳、高岳、根子岳(ねこだけ)

  •  もちろん、私は登る気満々で熊本までやってきました。まずは仙酔峡の最寄り駅であるJR宮地駅へ。大分行きのバスもここに止まりますが、なるべく早い時間に登山開始したいので、JR(1080円)を使うことにします。<br /><br /> 5:05AM、熊本駅から列車に乗り、宮地駅へ。この路線は阿蘇山と外輪山に挟まれたエリアを走り、とても景色がきれいです。右側の車窓からは、杵島岳、往生岳、中岳、高岳、根子岳の順に阿蘇山を形成する山々が見えてきます。109分ほどで宮地駅に到着。<br /><br /><br />写真: 往生岳と、その右奥の杵島岳。

     もちろん、私は登る気満々で熊本までやってきました。まずは仙酔峡の最寄り駅であるJR宮地駅へ。大分行きのバスもここに止まりますが、なるべく早い時間に登山開始したいので、JR(1080円)を使うことにします。

     5:05AM、熊本駅から列車に乗り、宮地駅へ。この路線は阿蘇山と外輪山に挟まれたエリアを走り、とても景色がきれいです。右側の車窓からは、杵島岳、往生岳、中岳、高岳、根子岳の順に阿蘇山を形成する山々が見えてきます。109分ほどで宮地駅に到着。


    写真: 往生岳と、その右奥の杵島岳。

  •  駅から登り口のある仙酔峡までは、タクシーで1820円。牧場を左に見ながら車を走らせます。阿蘇山一帯は、今年(2012年)7月に発生した集中豪雨で大きな被害に見舞われました。土砂崩れなどによる死者は20数人。JRの路線も、宮地駅から先は今も不通のままです。車窓から見る風景もご覧のとおり。斜面の草地がベロンベロンに剥がれ落ちています。<br /><br /> 写真中央に見える白い建物が、日本山妙法寺の仏塔。この団体は世界中の絶景ポイントに仏塔を建てることで知られています。私も、ネパールのポカラ、スリランカのスリーパダ、インド・ラダックのレーなどで彼らの仏塔を見てきました。ということは、この仙酔峡も景色がいいはず。この仏塔のすぐ先にロープウェイ乗り場があり、火口展望台まで繋がる鉄柱がここからも確認できます。<br />

     駅から登り口のある仙酔峡までは、タクシーで1820円。牧場を左に見ながら車を走らせます。阿蘇山一帯は、今年(2012年)7月に発生した集中豪雨で大きな被害に見舞われました。土砂崩れなどによる死者は20数人。JRの路線も、宮地駅から先は今も不通のままです。車窓から見る風景もご覧のとおり。斜面の草地がベロンベロンに剥がれ落ちています。

     写真中央に見える白い建物が、日本山妙法寺の仏塔。この団体は世界中の絶景ポイントに仏塔を建てることで知られています。私も、ネパールのポカラ、スリランカのスリーパダ、インド・ラダックのレーなどで彼らの仏塔を見てきました。ということは、この仙酔峡も景色がいいはず。この仏塔のすぐ先にロープウェイ乗り場があり、火口展望台まで繋がる鉄柱がここからも確認できます。

  •  15分ほどで仙酔峡に到着。ここには、登山客用の駐車場、トイレ、ビジターセンターと売店、ロープウェイ乗り場があります。現在、ロープウェイは運行されていませんが、売店は日中営業しています。<br /><br />写真: 矢印のあたりに、上のロープウェイ駅があります。<br /><br />

     15分ほどで仙酔峡に到着。ここには、登山客用の駐車場、トイレ、ビジターセンターと売店、ロープウェイ乗り場があります。現在、ロープウェイは運行されていませんが、売店は日中営業しています。

    写真: 矢印のあたりに、上のロープウェイ駅があります。

  • [阿蘇山 - 高岳登山]<br /><br /> ここからの登山ルートですが、基本的に左側に見えている尾根筋を通って高岳山頂(1592)に登ります。高岳から先は、中岳経由で火口東展望所まで縦走し、ロープウェイ横の道を下って駐車場に戻ってくるのが、かつてのスタンダードルートでした。しかし、現在は火山活動が活発なため、中岳と火口東展望台の間は立入禁止になっています。したがって、今は仙酔峡-&gt;高岳・中岳の単純往復をする登山者が多いようです。そのルートの標準コースタイムはこんな感じ。<br /><br />仙酔峡 - 高岳 2時間<br />高岳 - 中岳 20分<br />中岳 - 高岳 25分<br />高岳 - 仙酔峡 1時間15分<br />合計、4時間。<br /><br />この周辺はミヤマキリシマで有名で、5月から6月にかけて駐車場の上部がピンク色に染まります。

    [阿蘇山 - 高岳登山]

     ここからの登山ルートですが、基本的に左側に見えている尾根筋を通って高岳山頂(1592)に登ります。高岳から先は、中岳経由で火口東展望所まで縦走し、ロープウェイ横の道を下って駐車場に戻ってくるのが、かつてのスタンダードルートでした。しかし、現在は火山活動が活発なため、中岳と火口東展望台の間は立入禁止になっています。したがって、今は仙酔峡->高岳・中岳の単純往復をする登山者が多いようです。そのルートの標準コースタイムはこんな感じ。

    仙酔峡 - 高岳 2時間
    高岳 - 中岳 20分
    中岳 - 高岳 25分
    高岳 - 仙酔峡 1時間15分
    合計、4時間。

    この周辺はミヤマキリシマで有名で、5月から6月にかけて駐車場の上部がピンク色に染まります。

  •  というわけで、まずは高岳を目指します。高岳に続く長い尾根道は、通称「バカ尾根」。もういい加減にしてくれ、ってほど登りが続きます。仙酔峡(900)から高岳山頂までの標高差は692メートル。

     というわけで、まずは高岳を目指します。高岳に続く長い尾根道は、通称「バカ尾根」。もういい加減にしてくれ、ってほど登りが続きます。仙酔峡(900)から高岳山頂までの標高差は692メートル。

  •  駐車場脇にある橋を渡ったところから、歩行開始。アスファルトの道を数分歩いて尾根の鞍部へ。ここには、登山届を入れる箱と、登山者カウンターの機械があります。そこからは、いよいよ登山道の始まり。バカ尾根をどんどん登っていきます。この道は溶岩が固まったような地形で、地面が硬いため結構登りやすいのが特徴。砂利だらけの富士山とは大違いです。<br /><br /> ここから見える北側の景色(写真)は実に爽快。さっきまでいた駐車場と仏塔、麓の草原、阿蘇市の田園、さらに外輪山と続く奥行きのある風景です。高く登るにつれ、この眺めがどんどんダイナミックになっていきます。いちいち振り返らなくてはなりませんけどね!

     駐車場脇にある橋を渡ったところから、歩行開始。アスファルトの道を数分歩いて尾根の鞍部へ。ここには、登山届を入れる箱と、登山者カウンターの機械があります。そこからは、いよいよ登山道の始まり。バカ尾根をどんどん登っていきます。この道は溶岩が固まったような地形で、地面が硬いため結構登りやすいのが特徴。砂利だらけの富士山とは大違いです。

     ここから見える北側の景色(写真)は実に爽快。さっきまでいた駐車場と仏塔、麓の草原、阿蘇市の田園、さらに外輪山と続く奥行きのある風景です。高く登るにつれ、この眺めがどんどんダイナミックになっていきます。いちいち振り返らなくてはなりませんけどね!

  •  いつの間にかロープウェイ駅の高さを越え、さらに登りが続きます。すでに50分が経過。もうバカになりそう! 写真は右手側の景色。中央にロープウェイ火口東駅の白い建物。そこから左側の火口壁に向かって道が伸びています。奥の緑の山は、左が杵島岳、右が往生岳。共に阿蘇五岳を形成する「阿蘇山ファミリー」の一員です。

     いつの間にかロープウェイ駅の高さを越え、さらに登りが続きます。すでに50分が経過。もうバカになりそう! 写真は右手側の景色。中央にロープウェイ火口東駅の白い建物。そこから左側の火口壁に向かって道が伸びています。奥の緑の山は、左が杵島岳、右が往生岳。共に阿蘇五岳を形成する「阿蘇山ファミリー」の一員です。

  •  上まで登った後、5分ほど歩いて高岳山頂(1592)に到着。ここまで75分。運の悪いことに、到着する10分ほど前から雲が山頂を横断しており、眺めに関しては不発でした。しばらく待っても、霧を含んだ風に体当たりをかまされるだけ。雲の中にいるってこんな感じなんですね。

     上まで登った後、5分ほど歩いて高岳山頂(1592)に到着。ここまで75分。運の悪いことに、到着する10分ほど前から雲が山頂を横断しており、眺めに関しては不発でした。しばらく待っても、霧を含んだ風に体当たりをかまされるだけ。雲の中にいるってこんな感じなんですね。

  • [阿蘇山 - 中岳からの眺め]<br /><br /> その後、15分ほど稜線を下って中岳山頂へ。この先ロープが張ってあり、火口東展望所までの道が立入禁止になっています。まあ勝手に行けなくはないですけどね。この時は少し視界が悪かったため、ムダな危険を犯すのはやめておきました。しかし、ガスっているのはこの周辺だけで、南側は普通に晴れています。その証拠に、少し稜線を下ると、西側にある火口がよく見えました(写真)。<br /><br />写真: 噴煙左側の白い建物が、火口西展望所。奥に見える山が烏帽子岳(えぼしだけ、1337)。

    [阿蘇山 - 中岳からの眺め]

     その後、15分ほど稜線を下って中岳山頂へ。この先ロープが張ってあり、火口東展望所までの道が立入禁止になっています。まあ勝手に行けなくはないですけどね。この時は少し視界が悪かったため、ムダな危険を犯すのはやめておきました。しかし、ガスっているのはこの周辺だけで、南側は普通に晴れています。その証拠に、少し稜線を下ると、西側にある火口がよく見えました(写真)。

    写真: 噴煙左側の白い建物が、火口西展望所。奥に見える山が烏帽子岳(えぼしだけ、1337)。

  •  さらに稜線を南に歩くと、阿蘇山中心部の全貌が見えてきます。現在煙が出ているのは、展望所北側にある中岳第一火口だけ。ご覧のとおり、ここからだと遠すぎてよく見えません。聞くところによると、火口東展望所からでも、やはり火口の中までは見えないとか。じゃあ何のための展望台? やはり、西側の展望所まで行かないとダメなようです。

     さらに稜線を南に歩くと、阿蘇山中心部の全貌が見えてきます。現在煙が出ているのは、展望所北側にある中岳第一火口だけ。ご覧のとおり、ここからだと遠すぎてよく見えません。聞くところによると、火口東展望所からでも、やはり火口の中までは見えないとか。じゃあ何のための展望台? やはり、西側の展望所まで行かないとダメなようです。

  •  その火口西展望所は、ここからアップで見るとこんな感じです。火口壁に沿って歩道が整備されています。<br /><br />

     その火口西展望所は、ここからアップで見るとこんな感じです。火口壁に沿って歩道が整備されています。

  • [阿蘇山 - 火口西展望所への道]<br /><br /> 幸い、ここから西の展望所までは道があるので、そこまで歩いて行くことができます(水色のルート)。目安時間は1時間。実は私、最初からそのつもりでした。ただ、こういうルートを取るのは、登山者全体のほんの一部。仙酔峡にある登山届帳を見ても、過去三週間で一人だけです。みんな車で来てますからね。<br /><br /> 中岳での天気待ちロスが響き、予定時刻を大幅に過ぎてしまいました。急いで先に進まなくては。ここから先は主に下りなので、走ってこのルートを下山していきたいと思います。

    [阿蘇山 - 火口西展望所への道]

     幸い、ここから西の展望所までは道があるので、そこまで歩いて行くことができます(水色のルート)。目安時間は1時間。実は私、最初からそのつもりでした。ただ、こういうルートを取るのは、登山者全体のほんの一部。仙酔峡にある登山届帳を見ても、過去三週間で一人だけです。みんな車で来てますからね。

     中岳での天気待ちロスが響き、予定時刻を大幅に過ぎてしまいました。急いで先に進まなくては。ここから先は主に下りなので、走ってこのルートを下山していきたいと思います。

  •  走り出してみると、この阿蘇山テッペンからの景色は想像以上にすごいものでした。最初は、右側に火口を見ながら幅広の稜線をジョギング(写真)。

     走り出してみると、この阿蘇山テッペンからの景色は想像以上にすごいものでした。最初は、右側に火口を見ながら幅広の稜線をジョギング(写真)。

  •  稜線の端まで移動すると、今度は左側に南阿蘇村の田園風景と外輪山、右側に火山灰の平地を見下ろしながらの下り道になります。今日は全体的に青空で、最高にいい気分。開放感たっぷりのコースを駆け下ります。<br /><br />

     稜線の端まで移動すると、今度は左側に南阿蘇村の田園風景と外輪山、右側に火山灰の平地を見下ろしながらの下り道になります。今日は全体的に青空で、最高にいい気分。開放感たっぷりのコースを駆け下ります。

  •  中岳から30分ほどで山を下り終え、砂千里ヶ原(すなせんりがはら)と呼ばれる火山灰地帯にへ。ここから月面のような大地を横断し、展望台へと続く道路に合流します。この地点にも登山届の箱があるところをみると、こちら側から高岳に登ってもいいようです。所要時間は2時間弱で、仙酔峡からと大差なし。<br /><br />

     中岳から30分ほどで山を下り終え、砂千里ヶ原(すなせんりがはら)と呼ばれる火山灰地帯にへ。ここから月面のような大地を横断し、展望台へと続く道路に合流します。この地点にも登山届の箱があるところをみると、こちら側から高岳に登ってもいいようです。所要時間は2時間弱で、仙酔峡からと大差なし。

  •  実際に走ってみて思ったのですが、この阿蘇山の中を好き勝手に走りまわるコース、実にトレラン向きです。九州在住のみなさん、騙されたと思って試してみて下さい。<br /><br />

     実際に走ってみて思ったのですが、この阿蘇山の中を好き勝手に走りまわるコース、実にトレラン向きです。九州在住のみなさん、騙されたと思って試してみて下さい。

  • [阿蘇山 - 火口見学]<br /><br /> 展望所に続く道路を歩き、上の駐車スペースへ。今、私がいるのは、ロープウェイ火口西駅の出口あたり。ここから火口を見下ろすポイントまで遊歩道が伸びています(青い線)。中岳にある7つの火口のうち、現在アクティブなのは、第一火口だけ。案内地図を見る限り、非活動の火口だけでなく、活動中の第一火口(写真左端)も見学できるようです。

    [阿蘇山 - 火口見学]

     展望所に続く道路を歩き、上の駐車スペースへ。今、私がいるのは、ロープウェイ火口西駅の出口あたり。ここから火口を見下ろすポイントまで遊歩道が伸びています(青い線)。中岳にある7つの火口のうち、現在アクティブなのは、第一火口だけ。案内地図を見る限り、非活動の火口だけでなく、活動中の第一火口(写真左端)も見学できるようです。

  •  では、クレーターの縁まで行ってみます。でも、なぜか歩道入口にはロープが..。ロープが張られていない道を一つみつけて進もうとすると.....いきなり背後から男性が現れ怒鳴られました。<br /><br />「こら、君何やってるんだ! 下に立ち入り禁止って書いてあっただろ!」<br /><br /> 突然怒られても何の話?って感じです。実は、今日は風向きの関係で、全面立ち入り禁止になっていたのです。中岳付近の区間が立入禁止なのはホームページで確認済みですが、このように西側展望台が日によって閉鎖されることなど、知る由もありません。ちゃんとホームページに書いとけよ! 長崎の軍艦島みたいに月ごとの上陸実績のせるとかしてさ。

     では、クレーターの縁まで行ってみます。でも、なぜか歩道入口にはロープが..。ロープが張られていない道を一つみつけて進もうとすると.....いきなり背後から男性が現れ怒鳴られました。

    「こら、君何やってるんだ! 下に立ち入り禁止って書いてあっただろ!」

     突然怒られても何の話?って感じです。実は、今日は風向きの関係で、全面立ち入り禁止になっていたのです。中岳付近の区間が立入禁止なのはホームページで確認済みですが、このように西側展望台が日によって閉鎖されることなど、知る由もありません。ちゃんとホームページに書いとけよ! 長崎の軍艦島みたいに月ごとの上陸実績のせるとかしてさ。

  •  保安係の男性は、私が直接登山道から来たことは理解してくれましたが、「早くここから立ち去れ」の一点張り。遊歩道は20メートル先に見ているので、「30秒で帰ってきます!」「遠くから来てるんです!」と懇願しても、全く聞く耳持たず。10秒に一回は「警察呼ぶぞ」と苛立ちを露わにします。安全第一とはいえ、この態度!もう少し何とかなりませんかね..。<br /><br /> 結局、駆けつけた職員の車に乗せられ、下のロープウェイ乗り場(写真)まで強制送還されました。ほとんど犯罪者扱い!ワイルドでしょ〜。 運転手の男性にそのことを話すと、「天皇陛下でも立ち入れません(きっぱり)」<br /><br />

     保安係の男性は、私が直接登山道から来たことは理解してくれましたが、「早くここから立ち去れ」の一点張り。遊歩道は20メートル先に見ているので、「30秒で帰ってきます!」「遠くから来てるんです!」と懇願しても、全く聞く耳持たず。10秒に一回は「警察呼ぶぞ」と苛立ちを露わにします。安全第一とはいえ、この態度!もう少し何とかなりませんかね..。

     結局、駆けつけた職員の車に乗せられ、下のロープウェイ乗り場(写真)まで強制送還されました。ほとんど犯罪者扱い!ワイルドでしょ〜。 運転手の男性にそのことを話すと、「天皇陛下でも立ち入れません(きっぱり)」

  •  ゲートで降ろされ、不本意な形で今日のトレッキングが終了しました。私、あの正面に見えてる山走ってきたんですよ!もし、何もなければマイカーもここから入って上の火口エリアまで行けます。普通車600円。今はご覧のようにゲートが閉じられ、全面規制中。ここまでやってきたドライバーも、あきらめ顔で阿蘇山を後にしていきます。

     ゲートで降ろされ、不本意な形で今日のトレッキングが終了しました。私、あの正面に見えてる山走ってきたんですよ!もし、何もなければマイカーもここから入って上の火口エリアまで行けます。普通車600円。今はご覧のようにゲートが閉じられ、全面規制中。ここまでやってきたドライバーも、あきらめ顔で阿蘇山を後にしていきます。

  •  ロープウェイ駅の中にも観光客がたくさんいました。九州横断バスで来た人もいれば、ツアーバスで来た人もいます。せっかくここまで来ておいて火口が見れないなんて、がっかりですよね。なお、あくまで風向きと火山活動の関係なので、安全が確認されれば同じ日に運転再開されることもあります。もちろん、近距離なので道路を歩いても行けます。

     ロープウェイ駅の中にも観光客がたくさんいました。九州横断バスで来た人もいれば、ツアーバスで来た人もいます。せっかくここまで来ておいて火口が見れないなんて、がっかりですよね。なお、あくまで風向きと火山活動の関係なので、安全が確認されれば同じ日に運転再開されることもあります。もちろん、近距離なので道路を歩いても行けます。

  •  結局この日は火口の中を見ることができませんでした。でも、さすがにそれでは旅行記が締まらないので、最も豪快な火口写真を載せておきます。中岳第一火口の中はエメラルドグリーンの湯だまりになっており、一日中、大きな噴煙をモクモクと送り出しています。<br /><br />

     結局この日は火口の中を見ることができませんでした。でも、さすがにそれでは旅行記が締まらないので、最も豪快な火口写真を載せておきます。中岳第一火口の中はエメラルドグリーンの湯だまりになっており、一日中、大きな噴煙をモクモクと送り出しています。

  •  後から考えると、あの場所にいるのは少し危険だったかもしれません。ここからも白い煙が見えてるし、硫黄臭も下まで届いています。<br /><br /> このロープウェイ乗り場の横には、阿蘇山本堂西巌殿寺(さいがんでんじ)の奥之院があります(写真)。存在感のある阿蘇山は、当然のように山岳信仰の対象でした。高岳や中岳の山頂には祠さえなかったので、あれっと思っていましたが、この「安全な」エリアにちゃんとお寺があるのでした。

     後から考えると、あの場所にいるのは少し危険だったかもしれません。ここからも白い煙が見えてるし、硫黄臭も下まで届いています。

     このロープウェイ乗り場の横には、阿蘇山本堂西巌殿寺(さいがんでんじ)の奥之院があります(写真)。存在感のある阿蘇山は、当然のように山岳信仰の対象でした。高岳や中岳の山頂には祠さえなかったので、あれっと思っていましたが、この「安全な」エリアにちゃんとお寺があるのでした。

  • [阿蘇山 - 阿蘇ドライブ]<br /><br /> 気を取り直して、次の目的地に向かいます。11:38AM発の九州横断バスに乗り、湯布院へ。さすがに観光路線のバスだけあり、行き先表示や車内アナウンスは、日中英ハングルの4ヶ国語で行われます。<br /><br />

    [阿蘇山 - 阿蘇ドライブ]

     気を取り直して、次の目的地に向かいます。11:38AM発の九州横断バスに乗り、湯布院へ。さすがに観光路線のバスだけあり、行き先表示や車内アナウンスは、日中英ハングルの4ヶ国語で行われます。

  •  ここからは、阿蘇パノラマラインを通って阿蘇山の北側へと移動していきます。少し走ると左に烏帽子岳(1337)と草千里ヶ浜の草原、さらに走ると同じく左側にキュートな米塚(写真、こめづか)が見えてきます。

     ここからは、阿蘇パノラマラインを通って阿蘇山の北側へと移動していきます。少し走ると左に烏帽子岳(1337)と草千里ヶ浜の草原、さらに走ると同じく左側にキュートな米塚(写真、こめづか)が見えてきます。

  •  杵島岳と往生岳の外側を回り、JR阿蘇駅に向かって下っていきます。写真は、阿蘇山西側に広がる草原と田園風景。阿蘇山を取り囲む大草原には、すごい数の牛が放牧されています。今回はバスを利用していますが、阿蘇観光は車を借りてまわる方が便利なのかもしれません。好きな場所で停まれるしね。

     杵島岳と往生岳の外側を回り、JR阿蘇駅に向かって下っていきます。写真は、阿蘇山西側に広がる草原と田園風景。阿蘇山を取り囲む大草原には、すごい数の牛が放牧されています。今回はバスを利用していますが、阿蘇観光は車を借りてまわる方が便利なのかもしれません。好きな場所で停まれるしね。

  •  ここまで見てきたように、阿蘇山のまわりは、碁盤の目のような田畑で囲まれています。阿蘇山は日本有数のカルデラ山。つまり、外輪山の中にあるこの田園地帯は、もともと火山が爆発してできた凹地なのです。その中に人が定住し、現在では阿蘇五岳を中心として、北側が阿蘇市、南側が南阿蘇村になっています。<br /><br />地図: 青い線 - 阿蘇パノラマライン。赤い点、下から烏帽子岳、杵島岳、往生岳、米塚。黄色い点 - 下から、ロープウェイ阿蘇西駅、JR阿蘇駅(左)、宮地駅(右)。<br /><br />

     ここまで見てきたように、阿蘇山のまわりは、碁盤の目のような田畑で囲まれています。阿蘇山は日本有数のカルデラ山。つまり、外輪山の中にあるこの田園地帯は、もともと火山が爆発してできた凹地なのです。その中に人が定住し、現在では阿蘇五岳を中心として、北側が阿蘇市、南側が南阿蘇村になっています。

    地図: 青い線 - 阿蘇パノラマライン。赤い点、下から烏帽子岳、杵島岳、往生岳、米塚。黄色い点 - 下から、ロープウェイ阿蘇西駅、JR阿蘇駅(左)、宮地駅(右)。

  •  阿蘇駅で10分停車した後、バスは北側にある外輪山を登っていきます。高度を上げるにつれどんどん景色がよくなり、時々見える阿蘇山の姿にハッとさせられます。この途中には、大観峰(だいかんぼう)と呼ばれる有名な展望ポイントがあります。そこから見る阿蘇の風景が、最もなじみのある阿蘇山の形(写真)。東西12キロにわたって伸びる5つのピークです。残念ながら、九州横断バスは大観峰には停まりません。1,2キロ離れた場所を通過するだけです。<br /><br /><br />写真: 大観峰からの眺め。

     阿蘇駅で10分停車した後、バスは北側にある外輪山を登っていきます。高度を上げるにつれどんどん景色がよくなり、時々見える阿蘇山の姿にハッとさせられます。この途中には、大観峰(だいかんぼう)と呼ばれる有名な展望ポイントがあります。そこから見る阿蘇の風景が、最もなじみのある阿蘇山の形(写真)。東西12キロにわたって伸びる5つのピークです。残念ながら、九州横断バスは大観峰には停まりません。1,2キロ離れた場所を通過するだけです。


    写真: 大観峰からの眺め。

  • [やまなみハイウェイ]<br /><br /> 山を登った後、南小国町役場で方向転換し、東に向かって山腹の道を走ります。黒川温泉を通過し、三愛レストハウス(写真)というドライブインで10分休憩。ここで、やまなみハイウェイに合流します。やまなみハイウェイとは、湯布院と阿蘇市を結ぶ全長102メートルの山越え道路。信号がほとんどなく景観がいいため、人気のドライブコースになっています。方向的には、湯布院から阿蘇に向かって走るのがベスト。特にライダー達に人気で、このドライブインにも、大型バイクが多数駐車されていました。<br /><br /><br />三愛レストハウス - http://www.san-airesthouse.jp/<br />オートキャンプ場あり。

    [やまなみハイウェイ]

     山を登った後、南小国町役場で方向転換し、東に向かって山腹の道を走ります。黒川温泉を通過し、三愛レストハウス(写真)というドライブインで10分休憩。ここで、やまなみハイウェイに合流します。やまなみハイウェイとは、湯布院と阿蘇市を結ぶ全長102メートルの山越え道路。信号がほとんどなく景観がいいため、人気のドライブコースになっています。方向的には、湯布院から阿蘇に向かって走るのがベスト。特にライダー達に人気で、このドライブインにも、大型バイクが多数駐車されていました。


    三愛レストハウス - http://www.san-airesthouse.jp/
    オートキャンプ場あり。

  •  やまなみハイウェイは、熊本県と大分県にまたがっています。では、このドライブインはどちら側にあるのでしょう。それは、簡単に判別できます。クマモン(写真)のキャラクターグッズを売っていれば熊本、そうでなければ大分です。今のところ、大分に同様のゆるキャラはありません。このドライブインの後、すぐに大分県側に入ります。<br /><br /> ここから先、道は連続するヘアピンカーブを経ながら、九重連山(くじゅうれんざん)を越えていきます。<br /><br />

     やまなみハイウェイは、熊本県と大分県にまたがっています。では、このドライブインはどちら側にあるのでしょう。それは、簡単に判別できます。クマモン(写真)のキャラクターグッズを売っていれば熊本、そうでなければ大分です。今のところ、大分に同様のゆるキャラはありません。このドライブインの後、すぐに大分県側に入ります。

     ここから先、道は連続するヘアピンカーブを経ながら、九重連山(くじゅうれんざん)を越えていきます。

  • [九重夢大吊橋]<br /><br /> 牧の戸峠の後、道は下り始め、峠から10分ほどで、九重登山口バス停(長者原)に到着です。この長者原(ちょうじゃばる)は、牧の戸峠と並ぶ九重連山への登山口で、周辺には観光案内所、ビジターセンター、日帰り温泉などがあります。私はここで途中下車。阿蘇山からここまで約2時間の乗車でした。<br /><br /> ここでの目的は、登山ではなく、あの有名な九重夢大吊橋の訪問。バスを下りてから6分後、大吊橋を経由する森町行きのバス(写真)がやってきました。このあたりは非常にバスが少ないので、奇跡的にタイミングの乗り換えです。<br />

    [九重夢大吊橋]

     牧の戸峠の後、道は下り始め、峠から10分ほどで、九重登山口バス停(長者原)に到着です。この長者原(ちょうじゃばる)は、牧の戸峠と並ぶ九重連山への登山口で、周辺には観光案内所、ビジターセンター、日帰り温泉などがあります。私はここで途中下車。阿蘇山からここまで約2時間の乗車でした。

     ここでの目的は、登山ではなく、あの有名な九重夢大吊橋の訪問。バスを下りてから6分後、大吊橋を経由する森町行きのバス(写真)がやってきました。このあたりは非常にバスが少ないので、奇跡的にタイミングの乗り換えです。

  •  30分ほど市バス(600円)に乗り、九重夢大吊橋に到着。時刻はまだ1時50分。この橋は、日本一長い歩行者専用吊橋として名を馳せており、ここ数年、大分の人気観光スポットになっています。広い駐車場にはツアーバスがずらり。「入場者700万人達成!」の大段幕が誇らしげに掲げられています。早速チケット(500円)を買って橋に向かいます。<br /><br /><br />九重夢大吊橋 http://www.yumeooturihashi.com/

     30分ほど市バス(600円)に乗り、九重夢大吊橋に到着。時刻はまだ1時50分。この橋は、日本一長い歩行者専用吊橋として名を馳せており、ここ数年、大分の人気観光スポットになっています。広い駐車場にはツアーバスがずらり。「入場者700万人達成!」の大段幕が誇らしげに掲げられています。早速チケット(500円)を買って橋に向かいます。


    九重夢大吊橋 http://www.yumeooturihashi.com/

  •  人道大橋と聞くと、住民の生活道路が連想されますが、ここでは違います。100%観光用、総工費20億円の大プロジェクトです。しかもテーマソングまで作る力の入れよう。<br /> <br /> 橋は、断崖絶壁の景勝地、九酔渓・鳴子川渓谷を跨ぐように架けられています。橋から谷底まで173メートル。ただ長いだけでなく、渓谷と滝のビューポイントとしての役割も兼ねています。<br /><br />写真: 橋入り口横にある広場からの眺め。

     人道大橋と聞くと、住民の生活道路が連想されますが、ここでは違います。100%観光用、総工費20億円の大プロジェクトです。しかもテーマソングまで作る力の入れよう。
     
     橋は、断崖絶壁の景勝地、九酔渓・鳴子川渓谷を跨ぐように架けられています。橋から谷底まで173メートル。ただ長いだけでなく、渓谷と滝のビューポイントとしての役割も兼ねています。

    写真: 橋入り口横にある広場からの眺め。

  •  では、橋の上を歩いて対岸まで行ってみます。この橋は、長さ390メートル、幅1.5メートルのとても長い橋。その割には上下に少し揺れるだけで、全く危険を感じません。ホームページによると、大人が1800人乗っても耐えられるとか。どこかの「20人以上乗らないで下さい!」の木製吊り橋とは住む世界が違います。どうですか、この作られた観光地! 私的にはかなり微妙です。<br /><br /> 三日目は「ワイルド」をテーマに旅程を組んだため、この危険のキの字も感じない吊り橋には少々拍子抜けです。ちゃんと調べなかった私が悪いんですけどね。<br /><br />

     では、橋の上を歩いて対岸まで行ってみます。この橋は、長さ390メートル、幅1.5メートルのとても長い橋。その割には上下に少し揺れるだけで、全く危険を感じません。ホームページによると、大人が1800人乗っても耐えられるとか。どこかの「20人以上乗らないで下さい!」の木製吊り橋とは住む世界が違います。どうですか、この作られた観光地! 私的にはかなり微妙です。

     三日目は「ワイルド」をテーマに旅程を組んだため、この危険のキの字も感じない吊り橋には少々拍子抜けです。ちゃんと調べなかった私が悪いんですけどね。

  •  じゃあ、ワイルドな橋ってどんなんだ、と聞かれれば、例えばこんな橋です。夢はいらないから、スリルをくれ!<br /><br /><br />参考: フンザ心の旅⑤ フサニ村 - 吊橋と温泉のある風景<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10443768/

     じゃあ、ワイルドな橋ってどんなんだ、と聞かれれば、例えばこんな橋です。夢はいらないから、スリルをくれ!


    参考: フンザ心の旅⑤ フサニ村 - 吊橋と温泉のある風景
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10443768/

  •  橋を5分で渡りきり、反対側の出口へ。ここには売店と展望台があります。展望ポイントは2つあり、ひとつは売店横の無料のもの。そこからの眺めは右側の木が邪魔でいまひとつ。もうひとつは、土産物屋二階にある有料展望台(100円)。店番のおばさんに声をかけると、無料で入れてくれました。お金を取るのは、お客さんが多い休日だけだそうです。<br /><br /><br />写真: 有料展望台へのゲート。クロスバーと柵の間をカニ歩きで進入します。

     橋を5分で渡りきり、反対側の出口へ。ここには売店と展望台があります。展望ポイントは2つあり、ひとつは売店横の無料のもの。そこからの眺めは右側の木が邪魔でいまひとつ。もうひとつは、土産物屋二階にある有料展望台(100円)。店番のおばさんに声をかけると、無料で入れてくれました。お金を取るのは、お客さんが多い休日だけだそうです。


    写真: 有料展望台へのゲート。クロスバーと柵の間をカニ歩きで進入します。

  •  その有料版の眺めはこんな感じ。ちょっと遠いけど、悪くないアングルです。再び、橋を歩いて駐車場まで戻ります。

     その有料版の眺めはこんな感じ。ちょっと遠いけど、悪くないアングルです。再び、橋を歩いて駐車場まで戻ります。

  •  帰り道、もうひとつ悪くないビューポイントを発見しました。それは、橋入口のすぐ下、震動の滝展望所に行く途中からの眺めです(写真)。ここからだと、橋全体を近距離から撮影できます。だだ、通路の柵があるのが少し邪魔。歩道を離れ、勝手に橋の下から写真を撮っていると... 橋の上にいる警備員の男性に注意されました。「君、すぐにそこから出て!」。ベストのビューポイント探してるんだよ、邪魔しないでくれ!<br /><br />

     帰り道、もうひとつ悪くないビューポイントを発見しました。それは、橋入口のすぐ下、震動の滝展望所に行く途中からの眺めです(写真)。ここからだと、橋全体を近距離から撮影できます。だだ、通路の柵があるのが少し邪魔。歩道を離れ、勝手に橋の下から写真を撮っていると... 橋の上にいる警備員の男性に注意されました。「君、すぐにそこから出て!」。ベストのビューポイント探してるんだよ、邪魔しないでくれ!

  • [湯布院(由布院)]<br /><br /> 3:02PMのバスで九重登山口まで戻り、4:14PMの九州横断バスで湯布院へ。ほぼ同じ時間に来るローカルバスもありますが、どちらが先に着くのかわかりません。安全パイで九州横断バスを選びました。<br /><br /> 4:58PM、由布院駅前(写真)に到着。湯布院といえば、女性に人気の「おしゃれな温泉郷」。 でも、私的にはいまひとつです。やはり、どこかB級っぽさやワイルドさがないと、私のアンテナは反応しません。じゃあ、何で湯布院に来たかというと、スケジュール的に都合がよかったからです。<br /><br /><br />写真: 奥の山が由布岳。

    [湯布院(由布院)]

     3:02PMのバスで九重登山口まで戻り、4:14PMの九州横断バスで湯布院へ。ほぼ同じ時間に来るローカルバスもありますが、どちらが先に着くのかわかりません。安全パイで九州横断バスを選びました。

     4:58PM、由布院駅前(写真)に到着。湯布院といえば、女性に人気の「おしゃれな温泉郷」。 でも、私的にはいまひとつです。やはり、どこかB級っぽさやワイルドさがないと、私のアンテナは反応しません。じゃあ、何で湯布院に来たかというと、スケジュール的に都合がよかったからです。


    写真: 奥の山が由布岳。

  •  時間もないので、湯布院のシンボル金鱗湖(きんりんこ)まで行ってみます。道は、駅から由布岳に向かって歩くだけ。着いてみると、アンテナの弱い私にとってはただの池でした。そういえば、背後にある由布岳は、湯布院からも登れるはず(約2時間)。登山もからめていれば、この町の印象も変わったかもしれません。<br /><br /> 町中では、若い韓国人などの外国人もよくみかけました。彼女らはこの湯布院をどう評価してるのか、少し気になります。だだ、オシャレって言われてもねー。わかりやすい見所が欲しいところです。最後、観光案内所で紹介された共同浴場(200円)に入って、湯布院をあとにしました。<br /><br />

     時間もないので、湯布院のシンボル金鱗湖(きんりんこ)まで行ってみます。道は、駅から由布岳に向かって歩くだけ。着いてみると、アンテナの弱い私にとってはただの池でした。そういえば、背後にある由布岳は、湯布院からも登れるはず(約2時間)。登山もからめていれば、この町の印象も変わったかもしれません。

     町中では、若い韓国人などの外国人もよくみかけました。彼女らはこの湯布院をどう評価してるのか、少し気になります。だだ、オシャレって言われてもねー。わかりやすい見所が欲しいところです。最後、観光案内所で紹介された共同浴場(200円)に入って、湯布院をあとにしました。

  • [帰路]<br /><br /> 私は今日のうちに、博多発の夜行バスに乗らなくてはなりません。由布院-&gt;博多の最終バスは5時で終わっているので、大分発の高速バスをつかまえます。タクシー(5,6分、1100円)に乗り、湯布院ICのバス停(写真)へ。<br /><br /> 20分遅れでやってきたバスに乗り、博多に向けて出発です。この日の運転手は全く無愛想で、「定時に着きますかね」と聞くと、「もう無理ですね」。20分遅れている説明もなければ、焦っている私への気遣いもありません。途中、全く混んでないのにさらに10分遅れて、博多に到着。到着時のアナウンスも、「終点博多駅。30分遅れの到着です..(終わり)」。最後まで何の説明もありませんでした。最初からスケジュール通り走るの無理なんじゃないの?この会社、風通し悪そうです。<br /><br /><br />大分-福岡バス(とよのくに号) 1日10本 3100円<br />http://www.nishitetsu.co.jp/bus/highway/guide/toyokuni.htm

    [帰路]

     私は今日のうちに、博多発の夜行バスに乗らなくてはなりません。由布院->博多の最終バスは5時で終わっているので、大分発の高速バスをつかまえます。タクシー(5,6分、1100円)に乗り、湯布院ICのバス停(写真)へ。

     20分遅れでやってきたバスに乗り、博多に向けて出発です。この日の運転手は全く無愛想で、「定時に着きますかね」と聞くと、「もう無理ですね」。20分遅れている説明もなければ、焦っている私への気遣いもありません。途中、全く混んでないのにさらに10分遅れて、博多に到着。到着時のアナウンスも、「終点博多駅。30分遅れの到着です..(終わり)」。最後まで何の説明もありませんでした。最初からスケジュール通り走るの無理なんじゃないの?この会社、風通し悪そうです。


    大分-福岡バス(とよのくに号) 1日10本 3100円
    http://www.nishitetsu.co.jp/bus/highway/guide/toyokuni.htm

  •  気の抜けた運転手のおかげで、夜行バス(4000円)に乗り遅れました。でも、私はあきらめない! 少なくとも、博多発のバスには奥の手が残されています。私のバスは小倉駅にも停まるので、新幹線で先回りすればいいのです。2050円、20分。結果、余計な出費はありましたが、無事に三日間の駆け足九州旅行を終えることができました。<br /><br />

     気の抜けた運転手のおかげで、夜行バス(4000円)に乗り遅れました。でも、私はあきらめない! 少なくとも、博多発のバスには奥の手が残されています。私のバスは小倉駅にも停まるので、新幹線で先回りすればいいのです。2050円、20分。結果、余計な出費はありましたが、無事に三日間の駆け足九州旅行を終えることができました。

  • [費用、GPSログ]<br /><br /> これが、この日のGPSログ。かかった費用はこんな感じ。食費、新幹線代、夜行バス代は除く。<br /><br />熊本駅 - 宮地駅 JR 1080円<br />宮地駅 - 仙酔峡 タクシー 1820円<br />阿蘇西駅(ロープウェイ) - 九重登山口 九州横断バス 2650円<br />九重登山口 - 大吊橋 市バス 600円 x 2<br />大吊橋入場料 500円<br />九重登山口 - 由布院バスセンター 九州横断バス 1150円<br />銭湯 200円<br />由布院駅 - 湯布院IC タクシー 1100円<br />湯布院IC - 博多駅 バス 2800円<br /><br />合計、12500円。サンキューパスが使える分(7800円)を除くと、4700円。<br /><br />地図: 黄色い点は、下から、熊本駅、阿蘇山西火口展望所、宮地駅、大観峰、三愛レストハウス、九重夢大吊橋、湯布院、博多駅。

    [費用、GPSログ]

     これが、この日のGPSログ。かかった費用はこんな感じ。食費、新幹線代、夜行バス代は除く。

    熊本駅 - 宮地駅 JR 1080円
    宮地駅 - 仙酔峡 タクシー 1820円
    阿蘇西駅(ロープウェイ) - 九重登山口 九州横断バス 2650円
    九重登山口 - 大吊橋 市バス 600円 x 2
    大吊橋入場料 500円
    九重登山口 - 由布院バスセンター 九州横断バス 1150円
    銭湯 200円
    由布院駅 - 湯布院IC タクシー 1100円
    湯布院IC - 博多駅 バス 2800円

    合計、12500円。サンキューパスが使える分(7800円)を除くと、4700円。

    地図: 黄色い点は、下から、熊本駅、阿蘇山西火口展望所、宮地駅、大観峰、三愛レストハウス、九重夢大吊橋、湯布院、博多駅。

  •  この三日間のGPSログを合わせるとこうなります。トータルの費用ですが、<br /><br /><br />サンキューパス8000円<br />その他の交通費 - 6350円 <br /> 内訳 - JR(1530)、路面電車(270)、タクシー(3350)、ロープウェイ(1200)<br />エンタメ費 - 6360円<br /> 内訳 - 温泉(600)、 軍艦島クルーズ(3900)、入場料(1860)<br />宿泊費 2泊 6000円<br />九州への移動 京都-博多 往復 7700円 + 新幹線(2050)<br />-----------------------<br />合計 - 36460円 一日当たり、12153円。ケチケチやっても、一万円は切れませんでした。<br /><br />高速バス、市バス、フェリー、入場料の割引、すべて含めると、サンキューパスで14150円分使ったことになります。8000円払って14150円分利用。こちらの方は上出来です。<br /><br /><br />地図: 黄色い点 - 左から、軍艦島、長崎市、雲仙温泉、熊本市、九重夢大吊橋、湯布院。

     この三日間のGPSログを合わせるとこうなります。トータルの費用ですが、


    サンキューパス8000円
    その他の交通費 - 6350円
     内訳 - JR(1530)、路面電車(270)、タクシー(3350)、ロープウェイ(1200)
    エンタメ費 - 6360円
     内訳 - 温泉(600)、 軍艦島クルーズ(3900)、入場料(1860)
    宿泊費 2泊 6000円
    九州への移動 京都-博多 往復 7700円 + 新幹線(2050)
    -----------------------
    合計 - 36460円 一日当たり、12153円。ケチケチやっても、一万円は切れませんでした。

    高速バス、市バス、フェリー、入場料の割引、すべて含めると、サンキューパスで14150円分使ったことになります。8000円払って14150円分利用。こちらの方は上出来です。


    地図: 黄色い点 - 左から、軍艦島、長崎市、雲仙温泉、熊本市、九重夢大吊橋、湯布院。

  • [まとめ]<br /><br /> ワイルドな男旅を目指したものの、イライラの募る一日でした。その原因のひとつは、こちらの言い分に全く耳を傾けない男たちの態度にある気がします。熊本城から始まり、阿蘇山、九重夢大吊橋、高速バスの運転手と、いくらでも例を挙げられます。私の持っていた九州男児の豪快で太っ腹なイメージとは全くの逆。融通のきかない頭の硬さを、「男らしさ」で誤魔化してるだけなんじゃないでしょうか。一方、女性はしっかりして愛嬌のある人が多く、旅行中、何度も癒されました。特に方言丸出しの話し方が微笑ましい!<br /><br /> 今回の九州旅行の総括ですが、まあ成功と言っていいでしょう。サンキューパスは有効に使ったし、2つも山に登りました。長年できなかった九州周遊もたった3日で実現。まだ九州に来たことがない人は、ぜひ三連休を利用して中身の濃い旅行に挑戦してみて下さい。この旅行記が参考になるかはちょっと微妙ですが..。<br /><br /><br />写真: 九州横断バス

    [まとめ]

     ワイルドな男旅を目指したものの、イライラの募る一日でした。その原因のひとつは、こちらの言い分に全く耳を傾けない男たちの態度にある気がします。熊本城から始まり、阿蘇山、九重夢大吊橋、高速バスの運転手と、いくらでも例を挙げられます。私の持っていた九州男児の豪快で太っ腹なイメージとは全くの逆。融通のきかない頭の硬さを、「男らしさ」で誤魔化してるだけなんじゃないでしょうか。一方、女性はしっかりして愛嬌のある人が多く、旅行中、何度も癒されました。特に方言丸出しの話し方が微笑ましい!

     今回の九州旅行の総括ですが、まあ成功と言っていいでしょう。サンキューパスは有効に使ったし、2つも山に登りました。長年できなかった九州周遊もたった3日で実現。まだ九州に来たことがない人は、ぜひ三連休を利用して中身の濃い旅行に挑戦してみて下さい。この旅行記が参考になるかはちょっと微妙ですが..。


    写真: 九州横断バス

  • [リンク集]<br /><br />==国内旅行記一覧==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&amp;sort=when&amp;view_mode=list<br /><br />==海外旅行記一覧==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&amp;sort=when&amp;view_mode=list<br /><br />==西日本旅行記==<br />屋久島と山ガール、そしてヤバ過ぎる雨の日 全3作<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10690816/<br />山陽本線 名所名物つまみ食い 全5作<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10697556/<br />西日本 ジグザグ海の道 全4作<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10707470/<br /><br />==国内登山==<br />日本名山大周遊の旅①奥穂高、②槍ヶ岳、③燕岳、④八ヶ岳、⑤北岳、⑥富士山<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10706064/<br />日本の凄すぎる紅葉登山①立山・室堂、②白馬岳・栂池、③駒ケ岳・千畳敷、④穂高・涸沢<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10717801/<br />屋久島 宮之浦岳縦走<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10690831/

    [リンク集]

    ==国内旅行記一覧==
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    ==西日本旅行記==
    屋久島と山ガール、そしてヤバ過ぎる雨の日 全3作
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    山陽本線 名所名物つまみ食い 全5作
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    西日本 ジグザグ海の道 全4作
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10707470/

    ==国内登山==
    日本名山大周遊の旅①奥穂高、②槍ヶ岳、③燕岳、④八ヶ岳、⑤北岳、⑥富士山
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10706064/
    日本の凄すぎる紅葉登山①立山・室堂、②白馬岳・栂池、③駒ケ岳・千畳敷、④穂高・涸沢
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10717801/
    屋久島 宮之浦岳縦走
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10690831/

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  • あちゃもさん 2016/07/14 23:39:04
    その態度で注意を受けるのは当たり前
    見させていただきました。
    最後のバスの運転手さんはともかく、阿蘇山と夢吊大橋に関しては筆者のわがままにしか見えませんでした。
    観光地とは言えども、危険な場所で自分勝手な行動されていると注意を受けるのは当然だろうと思います。

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