2008/12/05 - 2008/12/07
574位(同エリア726件中)
瑞樹さん
洞爺湖温泉を満喫した後は、2000年の噴火も記憶に新しい有珠山の火山科学館へ行きます。
雪の有珠山を眺め、本店でしか味わえないあのお菓子を頂き、八雲ではハーブ料理を堪能します!
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ホテルから直ぐなので、9時開館なのに9時前に到着。でもちゃんと開いていました。
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火山科学館、洞爺湖ビジターセンターです。
イッちゃっているスノーマンがお出迎え。早速中へ。 -
先ずは火山科学館へ。
洞爺湖は、1977年噴火、2000年3月の噴火を中心に、これまで幾度も噴火を繰り返してきた有珠山の直ぐ近くなんです。 -
ここではその火山活動を映像やパネル、体感装置などで分かり易く紹介しています。
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火山の凄さを物語る、軽トラック。自然の前では、人間の作ったものなんてちっぽけな物ですね。
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最初に「シアター有珠山噴火」で2000年の実際の噴火や避難、報道や研究の様子を見ます。
ちょっとにつかわない大げさすぎる音楽にビックリ(笑)ですが、有珠山のことがよぅく分かります。 -
有珠山は、世界でも稀に見る「ウソをつかない山」。
20数年から50年程度の間隔で定期的に噴火を繰り返し、噴火の前には必ず前兆の有感地震群を伴います。
床面には噴石が突き刺さった道路や、 -
地殻変動によって曲がった線路、道路などが展示されています。
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1977年噴火体感を出来る部屋。
6畳位の部屋に、映像とボディソニックによる振動でその噴火を体感することが出来ます。
当時は噴火の前兆となる地震があっても「(避難しなくても)未だ大丈夫だろ」なんて日常会話がされていたのでしょうか。これは地震になれてしまった私たちにも気をつけなくてはいけないことだなぁと思いました。 -
凄いのは、2000年の噴火の際にはこの地域に住む人たちが全員、2,3日前には避難していて人的災害が0だったこと。噴火の前後、皆さん大変だったでしょうが本当に不幸中の幸いです。「ウソをつかない山」、興味深いです。
で、何故か壁のど真ん中にある火災報知機。そういえば、昨夜ホテルで鳴ったな(誤報でした)。 -
その後、火山科学館の裏にある有珠山金比羅火口災害遺構を観に行きました。
残念ながら冬季は立入禁止なので、展望台から眺めます。
この建物は「やすらぎの家」で、1988年に建てられたものです。町営公衆浴場だったのですが、噴火の前年に修復したばかりだったそうですが、2000年4月5日の噴火で熱泥流に直撃されました。
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「やすらぎの家」の右にあるのは「木の実橋」。金比羅火口から流れ出た熱泥流は国道230号に流れ出て、そこに架かっていたこの橋をも飲み込み、87mも押し流しました。凄い…。
この辺りは砂防ダムになっているそうですが、泥流を全て押し留めるものではなく、あくまでも時間稼ぎのためだそうです。 -
再び建物に戻って、ビジターセンターを見学。
洞爺湖の豊かな自然がパネルなどで紹介されています。 -
「ナンダ」コーナーの、魚の卵。卵の入ったアクリルの筒の下に、親が隠れています。
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ワタクシの一押し、「森の忘れ物」コーナー。
動物の糞の写真が貼られたパネルをめくると、その落とし主が分かる仕組み。匂ってきそうな感じが良いです。 -
動物の剥製も何体かありました。
リアル〜ってか、本物なんだけれど。今にも動き出しそう。 -
二階へ続く階段。誰の足跡かな?
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2000年噴火後の洞爺湖周辺。
丸印が付いているところが噴火した場所。道が分断されているのが分かるでしょうか?国道230号と町道です。見事にど真ん中。
その後洞爺湖が晴れていたときの映像を見せてもらいました。う〜ん、是非夏にも来てみたいです。 -
10:10にビジターセンターを後にし、10分ほど車で走ったところ。
この辺りは有珠山西山火口散策路があるところです。今も地熱で水蒸気が上がっています。 -
埋もれた建物は、お菓子工場だったところだそうです。
写真では分かり辛いですが、飛び出た水道管なども見えます。町道は噴火の影響で70mも階段状に隆起していて、夏季はその直ぐ傍まで立ち入ることが出来ます。
火山科学館でその映像を見ましたが、本当に凄い迫力です。是非夏に自分の目で観たいと思います。 -
さて洞爺湖の名物と云えば、わかさいも。
私も食べたことはないけれど、名前は知っています。こちらもまた、白いおしること同じく大福豆と、いもの繊維をあらわすための錦糸昆布で作られています。 -
空港などでも売られていますが(勿論帰りに買いました!)、この揚げたての「いもてん」は本店でしか売られていないそうです。洞爺湖温泉観光協会のKさんが買って来てくれました♪
ということで、ひとつずつお呼ばれ。これ、普通のわかさいもよりも大きくて、かなり食べ応えあり。揚げてあると、更に芋っぽさアップで美味しいです。 -
ビジターセンターから車で1時間40分ほど、八雲町にあるハーベスター八雲に到着。
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こちらでブッフェランチです。
もとはカーネルおじさんが居たところだそうです。
こちらでは地元で採れた新鮮野菜やハーブ鶏、海の幸が味わえます。 -
ハーブチキンにフライドチキン、フライドポテトにオニオンリング、それから釜焼のピッツァ、デザート各種。いっただっきま〜す。
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うまいうまい♪
さてそこへ一時間に一度しか焼き上がらないピッツァを頂きました。なんとボタン海老ですよぉ。贅沢です! -
天気のいい日は、テラス席もいいですね〜。
今日は出たら最後、ホット珈琲が直ぐにアイスコーヒーになっちゃいます。 -
更に締めのデザートでバニラジェラートと珈琲を頂きました。
こちらはハーブティーも色々、珈琲は有機栽培で三年掛けて整えた土壌で栽培された豆しか使っていないそうです。ご馳走様でした。 -
建物の裏は、広い牧場。農園もあるそうです。
雪の中に出ているのは私たちだけ。おのぼりサンなのがばればれです(笑)。 -
たらふく食べて、移動しま〜す。入口には大きなリースが飾られていました。
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