2012年新春のパリ～街歩き篇

2011/12/27 - 2012/01/03

8年ぶりのパリ。ここしばらくアジアの旅が続いていたので、石造りの街は久しぶりです。 今回の旅の目的は美術と美食。その合間にめぐったパリの街。どこをとっても絵になるパリの街角を綴ります。

・シャンゼリゼ
・セーヌ河畔
・サンジェルマン・デ・プレ
・コンコルド広場
・トロカデロ広場とエッフェル塔
・ビル・アケム橋　など

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリ初日は下見を兼ねて、デパート巡り。
まずはギャラリー・ラファイエットへ。

ガラスのドームの下に、大きなクリスマスツリー。華やかですね。

ラファイエット・グルメは巨大な食料品売り場。牡蠣だけでもこれだけそろっています。イートインもできるみたい。

そのほか、チーズやフォアグラ、お惣菜もいろいろ。調味料も豊富でおみやげを調達するにもよさそうです。

あ、ハムはダメですよ。日本に持ち込めません。

すぐ隣りのプランタン。シャネルのショーウィンドウは、いろんな都市のイメージを展開しています。

これはモスクワかな？　赤い星の前で白鳥の湖を踊るバレリーナ。

こちらは東京。新宿とか日本とかの漢字が見えています。

車が走りまわって、「早く、早く、もっと、もっと・・・」という声も聞こえます。

日本ってそんなイメージなのね。

日本といえば、ジブリの「コクリコ坂から」がこちらでも上映されるようです。

街角に立つ円筒の中に、映画のポスターが貼られていました。

ポスターが貼ってあったのは、マドレーヌ寺院のそばでした。

正面にはキリスト生誕の絵が掲げられています。
こちらでは、１月６日のエピファニーまでがクリスマスなので、１２月２８日でもしっかりクリスマス飾りがあるんですよ。

泊まったのは、オテル・バルザック。小さなホテルですが、凱旋門のすぐそばで、とても便利なところ。

天蓋付きのベッドってなんだかワクワクしますね。

一旦ホテルで休んでから、今度は左岸へ。

Ｍドヴレ広場に立つケンタウロスの像。ここから左手に入る、シェルシュ・ミディ通りは小洒落たブティックが並んでいて大好きな小路です。

冬のパリは日が短いですね。もう暗くなって来ました。

街の灯りもまだクリスマスムード。

サンジェルマン・デ・プレ教会もこんな感じ。
教会の前にはクリスマス・マーケットも出ています。

サンジェルマン・デ・プレ教会の中のクリスマス飾り。

教会の向かいには、ドゥー・マゴ。寒くても外のテラスでお茶を楽しむ人が多いのですね。

翌朝はいいお天気。

ホテルから凱旋門の前を通って、イエナ通りを歩きます。斜めから見る凱旋門もいいですね。

プラタナスの葉が落ちて、鈴のような実だけが残っています。

向かったのはギメ東洋美術館。その様子は「美術篇」をどうぞ。
http://4travel.jp/traveler/rosary/album/10637357/

ギメを出て、トロカデロ庭園へ。写真はシャイヨー宮。上空を飛行機が飛んでいます。

イエナ橋とエッフェル塔。朝日を受けて逆光のエッフェル塔です。

で、こちらが順光のエッフェル塔。すごくいいお天気です。
遠くにシャイヨー宮が見えていますね。

塔に登るのはすごい行列だったので断念。軽くお昼をとってから、ケ・ブランリー美術館に向かいました。

ケ・ブランリー美術館の向こうに見えるエッフェル塔。

なんだか雲行きが怪しくなっています。

このあとアラブ世界研究所に立ち寄りました。

セーヌ川、右側に見えるのはサンルイ島。奥にノートルダム寺院の後ろ姿。
絵になりますね〜。

この日もあっという間に夕暮れです。

高級ブティックが並ぶモンテーニュ通りも、灯りがつき始めました。

シャンゼリゼは大渋滞。コンコルド広場に立つ観覧車にオベリスクが重なって見えます。

シャンゼリゼのイルミネーションは、なんだか宇宙的。わっかの色が変わります。

とうとう雨が降り始めました。

３日目はルーブル美術館と、ル・ムーリスでのランチで一日が終わってしまい、４日目です。

前日に見逃した傑作を見るために、再びルーブルへ。この日も雨模様。朝８時を過ぎているというのに、薄暗いです。

シテ島でサント・シャペルに入って、ノートルダム寺院を遠目に見ながら、セーヌ左岸にわたります。

サン・ミッシェルの噴水。

雨でも傘を差している人はまばらです。

サン・ジェルマン大通りのスタバ。マークはありますが、街並みに溶け込んでいます。

パリには昔ながらのカフェもたくさんありますが、スタバも結構賑わっていましたよ。

この日は大晦日。セーヌ通りの食料品店にもごちそうが並んでいます。

こちらは八百屋さん。フルーツもいっぱい。どれも量り売りのようです。

牡蠣も売っていました。Specialesと書いてあるのが、味がしっかりしているのだそう。

この横にあったカルフールは、お正月に備えてカートいっぱい食材を買う人や、大晦日用にシャンパンを求める人で大混雑。レジを待つだけで２０分位かかったかも。

ホテルの前まで戻ってきたら、大勢の警察官でバリケードまで築かれています。

坂の下、青いライトが見える所がシャンゼリゼ。夜中は歩行者天国になるらしく、騒ぎにならないように厳重に警備をするようです。

ちょっと様子を見に行きたいけど・・・寒いし、お部屋で過ごすことにしました。

元日の朝。ノートルダム寺院へ。

ミサが始まったところ。ラテン語の歌によるミサです。

ノートルダム寺院をあとにして、セーヌ河畔を歩きます。

橋の下から見えるノートルダム寺院もいい感じ。

帆船ももやってありました。

ポン・デザール。欄干に錠前がたくさん止めてあります。

カルーゼルの凱旋門。その向こう、コンコルド広場のオベリスクと、エトワールの凱旋門、さらにはデファンスの凱旋門が一直線に並んでいます。

オベリスクと凱旋門が重なって見えますね。

コンコルド広場のオベリスク。先端ってこんなに金ピカだったっけ？

凱旋門の下には、第一次世界大戦の戦死者を悼む炎が燃えています。

門に登ろうと思ったら、エレベーターの故障だとかで閉鎖中。結局、今回は一度も高いところからパリを見ることができませんでした。

気をとりなおして、ビル・アケム橋へ。

橋の中央部のアーチからみたエッフェル塔です。

二階建てのビル・アケム橋。上の部分をメトロが走ります。

パッシーのアパルトマンの間からメトロが走り出てくる、この風景を写真に収めたくて、出かけました。

石と鉄が織り成す風景の妙。

トロカデロ庭園のクリスマスマーケット。スイスやオーストリアなど、山のリゾートを表しているようです。

クリスマスのお菓子、パン・デピスのお店。

ショコラ・ショー。お姉さんの笑顔がいいですね。

シャイヨー宮の前から見たエッフェル塔。

塔の周辺や足元が広く空いて眺望が開ける様子は、東京とは大違いです。

ただ歩いているだけで楽しかったパリを後にして・・・雑然とした東京に戻るのか（ため息）