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3ヶ月前の今日。2008年7月9日。<br />アウシュビッツビルケナウ強制収容所へ。<br /><br />クラクフ駅のバスターミナルからバスで10Zt。1時間半。<br />行く間に雨が降ったり、晴れたり。<br />収容所での見学時も晴れたり雨が降ったり曇ったり。<br /><br />ここではわたしの人生を見直すために、<br />忘れかけていたものを取り戻すために、<br />大切なものを見つけるために、<br /><br />とても心に残った。<br />忘れてはいけない記録。<br />

東欧・中欧の記録vol.3 オシフィエンチム?

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2008/07/07 - 2008/07/22

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reichanko

reichankoさん

3ヶ月前の今日。2008年7月9日。
アウシュビッツビルケナウ強制収容所へ。

クラクフ駅のバスターミナルからバスで10Zt。1時間半。
行く間に雨が降ったり、晴れたり。
収容所での見学時も晴れたり雨が降ったり曇ったり。

ここではわたしの人生を見直すために、
忘れかけていたものを取り戻すために、
大切なものを見つけるために、

とても心に残った。
忘れてはいけない記録。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
航空会社
LOTポーランド航空

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  • アウシュビッツ収容所の正門。<br />あまりにも有名なこの正門。<br />胸が締め付けられるオモイでした。

    アウシュビッツ収容所の正門。
    あまりにも有名なこの正門。
    胸が締め付けられるオモイでした。

  • おびただしい髪の毛<br />このほかにも<br />おびただしいチクロンBの空き缶、<br />かばん、ハンドクリームの空き缶(ニベアのもあった)、ブラシ、メガネ、義足、靴などその他も<br />展示されていた。<br />そして、ただ藁をしいただけの寝床、<br />トイレ、個室、囚人の写真(前と横)が<br />たくさんあったが体が凍りついて<br />カメラのシャッターを切る気にならなかった。<br />

    おびただしい髪の毛
    このほかにも
    おびただしいチクロンBの空き缶、
    かばん、ハンドクリームの空き缶(ニベアのもあった)、ブラシ、メガネ、義足、靴などその他も
    展示されていた。
    そして、ただ藁をしいただけの寝床、
    トイレ、個室、囚人の写真(前と横)が
    たくさんあったが体が凍りついて
    カメラのシャッターを切る気にならなかった。

  • こうした建物が並んで建っているんです。<br /><br />ここではヨーロッパの修学旅行であろう<br />学生さんたちもたくさんいました。<br />多くの外国人がこの場所に訪れています。<br />しかし、東洋人。<br />とくに日本人はまったくといっていいもでしょう。<br />というくらいにほとんどいません。<br />自分たち以外に会わないんです。<br /><br />でも夏のせいか、時間のせいなのか、<br />ここはたくさんの人がいてある意味<br />観光地化している。<br />でもこうして現実を目の当たりにすることは<br />大切だと思う。

    こうした建物が並んで建っているんです。

    ここではヨーロッパの修学旅行であろう
    学生さんたちもたくさんいました。
    多くの外国人がこの場所に訪れています。
    しかし、東洋人。
    とくに日本人はまったくといっていいもでしょう。
    というくらいにほとんどいません。
    自分たち以外に会わないんです。

    でも夏のせいか、時間のせいなのか、
    ここはたくさんの人がいてある意味
    観光地化している。
    でもこうして現実を目の当たりにすることは
    大切だと思う。

  • 「死の壁」<br />花が手向けられている。<br />そしてこの壁に弾の痕がある。<br />ここに立たされたものの気持ち、<br />ここに立たせたものの気持ち、<br />どちらにしても苦しかっただろう。

    「死の壁」
    花が手向けられている。
    そしてこの壁に弾の痕がある。
    ここに立たされたものの気持ち、
    ここに立たせたものの気持ち、
    どちらにしても苦しかっただろう。

  • 「死の壁」への入口。<br />よく見ると両側の建物の窓は木で<br />目隠しされています。

    「死の壁」への入口。
    よく見ると両側の建物の窓は木で
    目隠しされています。

  • やはり冬は寒いからか、2重ガラス。<br />わかりにくいが、2層の間がかなり厚い。

    やはり冬は寒いからか、2重ガラス。
    わかりにくいが、2層の間がかなり厚い。

  • 立ち牢<br />ここの中にぎゅうぎゅうに人が詰め込まれ<br />立ったままで過ごすそう。<br />そして・・・死んでいくのです・・・。

    立ち牢
    ここの中にぎゅうぎゅうに人が詰め込まれ
    立ったままで過ごすそう。
    そして・・・死んでいくのです・・・。

  • 敷地を囲う有刺鉄線。<br />高い塀を越えて逃げていかないように。<br />その手前にぐるりと。<br />写真の右隅に<br />”危険だよ”と知らせる看板。

    敷地を囲う有刺鉄線。
    高い塀を越えて逃げていかないように。
    その手前にぐるりと。
    写真の右隅に
    ”危険だよ”と知らせる看板。

  • 夏なのでポプラも緑に茂っています。<br />断片的にみると<br />ここが収容所とは思えないかも。<br />

    夏なのでポプラも緑に茂っています。
    断片的にみると
    ここが収容所とは思えないかも。

  • 集団絞首台<br />ここでは見せしめの死刑執行<br />だけでなく何時間もの時間を<br />かけて点呼を行い囚人の数を<br />確認されていたのだ。。。

    集団絞首台
    ここでは見せしめの死刑執行
    だけでなく何時間もの時間を
    かけて点呼を行い囚人の数を
    確認されていたのだ。。。

  • 長い年月がたち、<br />ポプラの木が建物よりも<br />はるかに高い。<br />歴史の深さがこの木の成長で<br />この先もずっと感じられるのだろう。<br />

    長い年月がたち、
    ポプラの木が建物よりも
    はるかに高い。
    歴史の深さがこの木の成長で
    この先もずっと感じられるのだろう。

  • ガス室・焼却炉<br />この前に立つと、<br />身の引き締まる思いになりました。<br />とても緊張します。<br />

    ガス室・焼却炉
    この前に立つと、
    身の引き締まる思いになりました。
    とても緊張します。

  • ガス室・焼却炉の案内。<br />ポーランド語・英語・アラビア語

    ガス室・焼却炉の案内。
    ポーランド語・英語・アラビア語

  • ガス室内部。<br />最初は遺体安置所だったらしいが、<br />のちにシャワー室という名に変わり、<br />シャワーを浴びれるよ、<br />と言われた囚人たちが入れられ<br />チクロンBによって殺された場所。<br />声が出ない。心が痛かった。

    ガス室内部。
    最初は遺体安置所だったらしいが、
    のちにシャワー室という名に変わり、
    シャワーを浴びれるよ、
    と言われた囚人たちが入れられ
    チクロンBによって殺された場所。
    声が出ない。心が痛かった。

  • 絞首台<br />見せしめの死刑を執行するためにつくられている

    絞首台
    見せしめの死刑を執行するためにつくられている

  • 有刺鉄線

    有刺鉄線

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 一歩人さん 2008/10/14 14:12:43
    貴重な旅行記をありがとうございました
    reichankoさん
    シンドラーのリストのシーンがよみがえります。
    最近では、スペイン映画『パンズ・ラビリンス』。
    スペインフランコ政権下で、少女の運命を
    左右する、童話仕立ての物語、その結末に
    涙、ぼろぼろ。
    そんな中で岡本太郎さんの壁画、『明日への神話』は、
    絶望する人類へ光をなげかけるかのような、希望の壁画。
    人類への『生』強烈なメッセージを感じます。
    先日、渋谷へ行きましたが、まだ飾られておりません。
    井の頭方面通路の由。
    貴重な旅行体験記だと思います。とても感謝いたします。
    ありがとう御座いました。
    一歩人より。

    reichanko

    reichankoさん からの返信 2008/10/14 21:22:37
    はじめまして
    一歩人さん。はじめまして。
    メッセージ、ありがとうございました。
    そして、旅行記を見ていただきありがとうございました。
    アウシュビッツに行くというと
    賛否両論で日本の方は本当に反対する方が多かったですが、
    わたしは本当に行ってよかったです。
    確かに言葉を失う光景、衝撃的な地ではありましたが、
    真剣に向かい合うことも大切だと思いましたし、
    忘れ物をとりに行ってきた気がしました。
    ガイドをつけず、ゆっくり思う時間を
    思う時間だけ過ごしてきました。
    少しずつではありますが、
    更新(まだ書き足りてないものありますので)する予定です。
    またご覧いただければ、と思います。
    ありがとうございました。
    reichanko.

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