2012/01/28 - 2012/02/05
410位(同エリア3872件中)
空飛犬quillさん
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今回のイタリア旅行2番目の目的地フィレンツェに着きました。
ローマでユーロスター発が約40分遅れ、周りの人たちが電車を乗り換える中「どうしようか!!」と目いっぱい考えましたが、ボキャブラリーが貧困な空飛犬君が何て言おうか考えているうちにユーロスターが到着し事なきを得た感じです。結局フィレンツェには約15分遅れ。
「ん〜〜〜〜〜〜??」途中そんなにスピードアップしたっけ? 一体イタリアのダイアって信用できるの??
と言う事を学習しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 利用旅行会社
- エス・ティー・ワールド
-
イタリア ユーロスターの移動はローマ⇒フィレンツェ約1時間半。
フィレンツェ⇒ヴェネチュア約2時間半なので移動時間はほどほどと言った感じです。 -
フィレンツェのホテルも駅から5分圏内でサンタマリア・ノヴェッラ教会の近くです。
アルバパレス・ホテルと言う小さなホテルですが、一番気に入りました。 -
駅からローリングバッグをコロコロ転がしていくとすぐ着いてしまいますが、空飛犬quill家のピンクのハードバッグはコロの調子が悪くて心配しながら歩道を引っ張って行きました。
駆動系箇所が磨り減ってきてクリアランスが少しずつ大きくなってしまっています。買い換えどきがむつかしいですよねエ。
こんな場合、得てして「もう一回だけ使って、次に買い換えよう」と思っていると旅行先で壊れたりするんですよね。
ホテルは、プチホテルと言った感じです。 -
部屋のサイズはローマのミラニよりやや小さいですが、ホテル内がとてもおしゃれです。
エレベータードアに書かれた絵も粋ですよ。 -
別にトイレを紹介する事もないですが、皆さん掲載されているのでなんとなく・・・・・・
-
階段にはこんな感じの絵が何気なく掛けてあったりします。
-
ホテルから数分。これがサンタマリア・ノヴェッラ薬局の入口です。
わかり辛いです。一週間フィレンツェに滞在した知り合いは、とうとう見つけられなかったと言っていましたが、うなずける話です。
空飛犬quillは図々しいところがあるし、奥様が「あんた、行って見て来てよ」と言う言いつけには逆らえません。
中に入って「此処ってホテル?」と聞くと
「いいえ薬局ですよ」
と係りのおにいさんが答えてくれました。 -
なんでサンタマリア・ノヴェッラ薬局の中にフレスコ画があるのでしょうか?
薬局らしくないですねエ。 -
中は扱い品によってザックリと複数の部屋に分けてあります。
この時の来客は私たち以外は日本人観光客1組。 -
調剤用の薬品でしょうかねエ。
-
天井からぶら下がっている灯りも素敵ではありませんか。
-
薬局入り口には、メニューリストと言っていいんでしょうか?!
日本語のリストもあります。
買い付けには全く困りません。
奥さまは自分用と本家salaを預かってもらっているお家にお土産を買っています。 -
薬局の少し先にはサンタマリア・ノヴェッラ教会の広場があり、通るたびにワンコが散歩しています。
公園内ではノーリードです。 -
教会前の広場で遊ぶワンコです。
前を通るのはいつも朝か夕方なので、昼間はワンコがいるかはちょっと分かりません。
慌てて写すのでみんなボケボケでした( 一一) -
とりあえずストロツィ宮脇を抜け、トルナヴォーニ通りを通ってヴェッキオ橋を目指します。
-
ティファニーもあります。
今回はパス。
中には入りましたよ。所謂冷やかしというやつです。
奥様は盛んに「Just looking」と言っています。 -
サンタ・トリニタ橋を左折していよいよヴェッキオ橋が見えてきます。
-
おっと! ジェラート店がありました。
フィレンツェ初ジェラート。 -
ピッコロであれば2.5ユーロ前後です。
小雪の舞う中ジェラートを頬張ります。
お〜〜〜寒い!!
どのお店でも、「店で食べていいよ」 と言ってくれます。
シテ島のアイスクリーム店ぐらいだな、ダメ出しくらったのは。 -
ヴェッキオ橋まであと数歩です。
-
ヴェッキオ橋中腹。
上には回廊がありますが、一般客は入れません(ーー゛) -
光物の店を覗き込む空飛犬quill。
-
シニョリーア広場に到着です。
細雪と言うんでしょうか?!
雪がライトに映えてとても綺麗です。 -
何度も何度もTVで見た角度です。
-
ダビデ像(レプリカ)。
影を見て欲しいです。 -
メドゥーサの首を揚げるペルセウス。
漆黒の闇、メドゥーサの首を高々と掲げるペルセウス、う〜〜〜〜ん 格好いい!!
ペルセウスと言えば有名な神話「エチオピア王家の物語」を思い出さずにはいられません。
登場人物は秋の夜空を彩る星座達。
主のケフェウス、妻のカシオペア、娘のアンドロメダ、白馬ペガサスにまたがり見たのも全てを石に変えてしまうメドゥーサの首を持ったペルセウスです。
因みにこの時のペルセウスはメドゥーサを退治した帰りだったのです。
内容を書いていると長くなるので、又機会があればご紹介します。
ちょっとだけ。
神話は数々ありますが、エチオピア王家とこと座の話は結構気に入っています。
こと座の話は色々なところで引用されています。
先日、TVチャンネルをカチャカチャ(今はカチャカチャとチャンネルと変える事は等ありません。ピッピです。年がわかります)変えていたらNHKの英会話講座チャロでも引用していました。 -
小雪が舞う夜のフィレンツェです。
少し残念なのは積もらなさそうな雪です。
細かすぎるし、量はさほど多くはありません。 -
ジェラート店は結構な数があります。
ジェラートはまあまあ食べましたよ。奥様が食べたいと駄々をこねるので、でもガイドブックに掲載されてるジェラート屋さんは結局2軒くらいの制覇でしたでしたかねエ。
殆ど行き当たりばったりです。
どこも美味しいです。 -
手袋は空飛犬quillが買おうとしていたものです。
-
おねえさんが手に合わせて適当なサイズを選んでくれます。
結局無難な黒を39ユーロでゲット。
「フィレンツェってこのシーズンはこんな感じの天気?」
と聞くと。
おねえさんが「あなた今日フィレンツェに来れてラッキーよ!」と言う意ではありませんか。
「どうして? こんなに寒くて? もっと暖かい日の方がいいと思うけど!?」
と空飛犬quill。
「雪のフィレンツェなんてめったに見れないわよ。明日起きたら一面の雪景色って素敵じゃない!」
との事。
言われてみればその通りです。
ちょっぴり期待しながらMARTELLIを後にしました。 -
レプッブリカ広場は何度も通りました。
ちょうどホテルに帰る途中に位置しています。
太い道を歩いていると何故かこの広場の前に出ちゃうんです。
お腹が減ってきたのでホテルに帰りがてら、レストランを探します。
雪はさらに細かくなって積もる気配は段々少なくなっています。 -
ホテル近くのWine Barに入ることにしました。
La Cantinetta と言う店です。
中を覗きこむと誰もいません。 -
ご覧の通りです。
スタッフに尋ねると大丈夫との事で食事を頂くことにしました。 -
注文をして食事が出てくるのを待っていますが、お客さん誰も来ません。
イタリアはスタート遅いんです。きっと。
以前、ミラノに仕事で来た時に代理店のメンバーと会食した時もそうでした。
スタートは遅くて終わりはもっともっと遅いんです。
食事が始まるとおしゃべりが終わりません。結局12時過ぎまで喋っていて途中で眠くなってしまいました。
何度か意識が飛んだような記憶があります。
瞼をつまようじでつっかい棒にして開いたままにしておかなければなりません。結構つらいです。 -
ニョッキ9ユーロ、カルボナーラ9ユーロ、ワイン5ユーロ 等合計29ユーロですからお安く仕上がりました。
フィレンツェもローマ同様レストランテでなければ手ごろな値段です。
雪景色の朝を期待しながらホテルに向いました。 -
夜、目が覚めるたびに窓から外を気にしていましたが、雪はパラパラしているものの、舞っている程度で残念ながら積雪はありません。
ただ、物凄く寒い朝で道路の雪が中途半端に解けてそれが氷となってツルツル状態です。
ホテルの入り口はとても小さいですが、大型ホテルには無い暖かさがありました。 -
エレベーターから食堂のガラス屋根が見えます。
-
フィレンツェ2日目は結構タイトです。
早々に食事をして出かけなければなりません。 -
食堂から見上げると外が見えます。
本当はここに雪があるはずだったんですが・・・・・ -
雪が少しだけ積もっていたサンタマリア・ノヴェッラ駅前の芝生の上でおしっこをする地元ワンコ。
-
ホテルのスタッフに12番バス・13番バスの乗り場を正確に聞いていませんでした。
何度か歩いている人に聞いてやっとたどり着けました。
12番バス乗り場は駅脇と駅前に二箇所あります。
結局駅前で待っている人が多いので駅前で待つこと約20分。
向こうからやってくるバスに乗って、ミケランジェロ広場に向います。 -
Piazza della stazione と書いてあります。
このバス停名をしっかり記憶していなかった空飛犬quillはミケランジェロ広場からの帰りに再び12番バスに乗車した時、またもや失態を演じてしまうのです。 -
バスに乗ったらチケットを打刻機に入れましょう。
-
バスはポルタロマーナ広場傍を通りミケランジェロ広場に向います。
-
バスの中では次の停留所名を「Prossima ferumata○○」と言ってくれるのでそれが頼りです。
-
約20分強でミケランジェロ広場に到着します。
大きな駐車場にぽつんとダビデが立っていました。
しかし、寒いです。雪がほんのり残っているところもあります。
ミケランジェロ広場からドォーモまではタクシーで向う予定ですが、タクシーいません(>_<) -
写真で良く見かける風景です。
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風景もいっぱい写真を撮ったので、フィレンツェとヴェネチュアの風景編は別でアップします。
そうしないと収拾が付きません。 -
ちょっとだけ風景ネ。
-
手前に見えるプレートは見えている建物の紹介がしてあります。
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隣の丘ですが、あれがベルヴェテーレ要塞なのでしょうか?
-
街全体はこんな感じに見えています。
-
やっぱりタクシーがいないので12番バスに乗ってサンタマリア・ノヴェッラ駅まで帰る事にしました。
バスの中で地図を見ながらドォーモ広場の近くを通らないか懸命に探しますが、どんどん遠ざかっていくようです。やむを得ずサンタマリア・ノヴェッラ中央駅迄戻ることにしました。
20分くらい乗っていると何処かの駅に着きました。結構大きな駅ですが Prossima fermata Piazza della stazione の文字がバス前の表示板に現れています。
「駅って、いったい何処の駅?」
地図を見ながらバスの現在位置を確認していた「つもり」の空飛犬quill君は
「駅名を言ってくんなきゃ、わかんないじゃん(`´)」
と言ってちょっとプリプリ。
「次の発射は○○分です」と言っています。約10分間停車。
バスに乗っている人の半分くらいは下車していきます。
「へ〜〜〜〜結構大きな駅なんだなあ」 のん気にこんな事考えています。
「サンタマリア・ノヴェッラ駅にはいつ着くんだろうかねエ?!」と奥様と話ています。
バスのドアが閉じて発射した瞬間に、目の中に見たことがある駅舎が飛び込んできました。
「あ〜〜〜〜〜〜サンタマリア・ノヴェッラ駅じゃん」
でも 船は出て行く煙は残る 状態です。
やむを得ずストップボタンを押して次のバス停で降りました。
「一旦ホテルに帰ろう、ついでにトイレに行っとこ。」元気の無い空飛犬quillの声がむなしく狭い道路に響きました。
*因みにホテルまでの距離はPiazza della stazione 停留所からも次の停留所からも殆ど同じです。
だから、ロスタイムはバスが止まっていた10分程度なんですがね。
自己嫌悪に陥る空飛犬quill。
バスも町中では結構細かく停まるんですよ。
だから、こんなふうにバス停通過しても慌てないことです。 -
気を取り直してホテルを出発。
又サンタマリア・ノヴェッラ教会広場前を通過。
この時はワンコいません。
サンタマリア・ノヴェッラ教会は最終日に入りました。
1439年から1442年までの3年間と1458年には、この教会を舞台にconcilio(コンチーリオ=東方キリスト教会とローマのバチカン教会の宗教会議)が行われた場所。と説明されています。
中は結構広く厳かな雰囲気が素敵な教会でした。 -
カテドレーラの向こうにクーポラの頭が少しだけ見えています。
-
サンタマリア・デラ・フィオーレはとても美しいですねエ。
所々にある緑色の大理石がとても目に鮮やかに感じます。 -
クーポラ入口に向かう途中こんな張り紙がありました。
日本人専用です。 -
ドォーモ前を散歩中のワンコ。
-
ドォーモの入り口。
-
扉の向こうに階段が見えています。
-
この写真はここで良かったん??
階段を上がって此処に出たかどうか忘れてしまいました( 一一) -
サンピエトロ同様細い階段が続きます。
-
時折、人の声が聞こえます。
私たちの後からスーツを着た日本の若者(?)が大急ぎで上がってきました。
とにかくずんずん進んでいきます。
その若者はクーポラ頂上へ付くとすぐにUターンしていきました。
仕事でフィレンツェに来てどうしてもサンタマリア・デル・フィオーレのクーポラに登りたかったんですねエ。
その気持ちはよ〜〜〜〜く分かります。
空飛犬quillは仕事で訪れた地でよくやっています。 -
階段の向こうで奥様を待つ空飛犬quill。
-
出口です。
サンピエトロ大聖堂よりやや短く感じました。 -
お隣のジョットの鐘楼。
-
赤い屋根がいっぱいです。
駅方面を見ています。 -
この旅行記では簡単に紹介だけして、別冊で風景はアップします。
-
ジョットの鐘楼も人が上がっているのが見えます。
今回はドォーモだけの制覇でした。
次にくる時にはジョットの鐘楼制覇を目指します。 -
サンロレンツォ教会が見えています。
メディチ家の菩提寺ですが、今回は行けません。
この日のドォーモクーポラはとても寒かったです。
でもこの後のヴェネチュアはもっと寒かったです。 -
正にク−ポラの上、頂上です。
-
クーポラの半分を仕切って氷カキをしています。
昨日の雪が残っているんでしょうねエ。
ご苦労様です。 -
上の写真のように氷を取っているくらいだからお分かりいただけると思いますが、足元は結構滑ります。
青空だったら最高でしょうね。
時折薄日が差しますが、基本曇りです。
そして風が無かったら。 -
クーポラ中腹から最後の審判を眺める。
-
ドォーモ内部です。
-
クーポラ内部周りにはステンドグラスがはめ込んであります。
マリア様の絵でしょうか??
フランスの教会ほどステンドグラスはありませんが・・・ -
こちらは何でしょうか??
イエスのように見えます。 -
クーポラ内に描かれたフレスコ画「最後の審判」の一部です。
システィーナ礼拝堂のミケランジェロ作とは随分雰囲気が異なっています。 -
クーポラから降りる途中に昔のさまざまな工具が展示してあります。
この工具が形を変えて今の道具につながっているのでしょうね。 -
壁に書かれた数多くの落書き。
日本人の物も多いです。
勿論、韓国・中国も。
何故でしょうかねエ??
落書きするのは。 -
サンタマリア・デル・フィオーレに寄り添うように建つジョットの鐘楼。
-
サンタマリア・デル・フィオーレ内は、流石貴婦人を思わせます。
-
祭壇。
-
天井の最後の審判です。
-
最後の審判を大写しで見るには双眼鏡が必要です。
-
レリーフを補修(?)清掃(?)する。
おにいさん。 -
サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂を出て何故かVia dell Oriuoloを直進してしまった空飛犬quill一行は昼食をとることにしました。
*ハッキリ言うと道間違えたんです 道を。
入ったお店は「PLAZ」。 -
注文したのはCovaccino・コーラ・ブラッドオレンジジュース・デザート。
コヴァチーノは焼いたピザの上に生ハム・新鮮野菜がのっている薄生地ピザです。
注文後にウエイターさんが何度も「上にフレッシュベジタブルと生ハムがのっているけど大丈夫?」聞き返しています。
トッピングは生だと言う事を言いたかったのね。
ピザが出てきてやっと理由が分かる空飛犬quillです。
初めて食べる種類のピザですが、美味しかったです。
隣のテーブルではアメリカからの旅人らしい3美人がチロチロこちらを見ていましたから彼女たちにも珍しかったのでしょうか?
味見したかったら言ってくれれば良いのに。 -
合計金額22ユーロ。
ブラッドオレンジジュースが4ユーロ。
コーラが3ユーロから考えるととってもお得です。 -
目的地ウフィッツィ美術館の入り口を探しますが、誰も並んでいないので出口と入り口の区別がつきません。
予約しようか悩みましたが、予約しなくて正解。 -
ここが入り口なんでしょうか?
-
こんなカンバンもありました。
-
チケットをゲットする空飛犬quill。
-
ウフィッツィ美術館にはこんな絵画が展示してあります。
勿論、撮影禁止です。
システィーナ礼拝堂同様三枚だけダウンロードしました。
ヒリッポリッピの聖母子と二天使。 -
ボッティチェリのビーナス誕生。
どれも素晴らしい。 -
ダビンチの受胎告知です。
奥様が一番感激していたのが、この受胎告知です。
右にいるマリア様の表情に注目してください。
この写真に関わらず図鑑で見るとマリア様の目の下に微妙に影が出来、表情がとても強く見えます。
しかし、実際はとてもおだやな表情でビックリしたようです。
確かにその通りでした。あとで美術館の土産物売場で図鑑を見ると皆表情がきついのです。
きっと天才ダビンチの事です。当時既に針穴写真機の原理くらいは彼の頭に描かれていて、写真撮影をすると眼下に少し影が出来るように色と筆のタッチで魔法をかけているに違い有りません。
「未来の人たちよ、写真・コピーと私のオリジナルの違いがわかるかな?! わっハハハハハh〜」 -
フィレンツェはこんな感じの細い道がいっぱいあります。
空飛犬qillは大好きです。 -
洗礼堂の奥にカテドラーレが。
-
何度も何度もテレビで見た景色が今目の前にあります。
大理石の幾何学模様は本当に美しいです。
人は美しい物にひかれます。美しい物は邪悪な心を消す力を持っていますから。
基本的に人は善良です。だから美しものを見たいと心の底で思っているのだと思います。
今も世界のどこかで争いが起こっていますが、いつの日か地球上から争いがなくなる事を切に願っています。 -
昼間に見るダビデ像。
-
ヴェッキオ宮。
-
シニョリーア広場のネプチューンの噴水。
-
1498年共和国に拘束されたジロラモ・サヴォナーラは拷問された後この場所で絞首刑にされ更に火刑にされたのだそうです。
奥様が熱そうな顔をしています。
なりきりです。 -
1512年追放されていたメディチ家はオーストリア・ハプスブルク家の後ろ盾でフィレンツェに戻りますが社会の混乱によりフィレンツェ社会の活力低下は避けることができず、ルネッサンスの終焉を迎えます。
-
私たちに大きな財産を残してくれたフィレンツェ発祥のルネッサンス文化は、今も精神は生き続けているように感じるのは空飛犬quillだけではないと思います。
-
街を歩くと1500年前後にタイムスリップしたようです。
ず〜〜〜〜〜と留りたくなってしまう街フィレンツェ。
ロッジア・ディ・ランツィの全体です。 -
昼間のペルセウス。
-
サンジョバンニ洗礼堂では、天国の扉をじっくり見なければなりませんが、前を通りかかると中国人観光客が占領状態。
後でいいやと思いながら、結局じっくり近くで見るのを忘れてしまいました。
う〜〜〜〜〜〜〜ん残念。
絶対又来るぞ〜〜〜〜。 -
鼻が金ぴかになっているイノシシ像は近くから写せましたが、中国人観光客は順番を守りません。
私たちの次に待っていた白人系旅行客を無視して、中国人若者の旅行者が写真を撮り始めるではありませんか(ーー;)
しかも一人ひとりポーズを取りながらの撮影なので時間が掛かっています。
白人系旅行者は「あ〜あっ!」と言う顔をしています。
中国の方々に順番を守ると言う基本マナーをどうやって教えたらいいですかねエ。
ところでイノシシ君は幸せを連れてきてくれるのだそうですが、だらしない座り方の後ろ足を見ると「どうだかねえ」と思えてなりません。 -
ジェラートを見るたびに奥様がいろんな事を言っていますが、食べすぎはお腹を壊す元です。
パス。 -
Buca mario は夕食を食べる予定にしっかり組み込んでいます。
嬉しいですねエ。
予定の店が予定通り発見できて入れるなんて(*^_^*) -
奥に見えるのが、Pappa al Pomodoro 10ユーロです。パンを入れて作ったスープです。
フィレンツェでは是非食べたいと思っていた料理です。
チビ達は入店を許可されるのかどうか少しハラハラしながら、こっそり出てきました。 -
Orata fesca 25ユーロは鯛のタルタルソース掛けです。
ちゃんと切り分けてくれます。 -
デザートはティラミス 9ユーロ。
今回ティラミスを色々な所で食べましたが、奥様はここが一番美味しかったといっていました。
レストランテなので合計69ユーロですが、お安いんではないでしょうか?! -
ウィフィッツッェ美術館のチケット。
-
やはり奥様は光物をゲット。
ヴェッキオ橋の宝石店でゲットしたことに意味があると言い張っています。 -
ワイン等ゲット。
しっかりsala袋もゲットしています。
sala袋はスーパーで買いのもをした時に、入れ物として「この袋がいい」と奥様が言って買ったものです。 -
これもお土産です。
現地スープは必ずゲットします。
日本で販売しているスープと微妙な味の違いが分かります。
日本のスープはサッと溶けますが、外国産のスープは中々溶けにくいものもあるのでお気をつけあそばせ。 -
サンタマリア・ノベッラ薬局でゲットした石鹸 等
-
Buca marioで頂いたエプロン。⇒奥様にはちょっと大きめなラージでした。
-
翌朝サンタマリア・ノヴェッラ駅でタクシーをゲットしサンマルコ美術館にやってきました。
料金は税込約8.5ユーロ。
フラ・アンジェリコ作の受胎告知のフレスコ画が有名です。
階段を上がったところにで〜〜〜〜ん展示してあります。とても存在感がある絵でしたが、no cameraです。
しっかり目に焼き付けてきました。
とても優しい感じの絵でしたヨ。 -
フィレンツェを去る時間が少しずつ近づいてきています。
もう少しフィレンツェにも滞在したいですねえ。 -
すましてお座りの奥様。
今日はベネチュアへ移動するので、サンマルコ美術館・アカデミア美術館・中央市場が目指す目的地です。
アカデミア美術館でダビデ像の元彫刻を見たので、フィレンツェの3ダビデ像制覇をしました。 -
中央市場はフィレンツェの台所と呼ばれているだけあり、殆どの食料がそろっています。
-
お土産屋さんには日本人スタッフがいて、色々細かく教えてもらえます。
お値段は特別安いというわけではなく、スーパーと大体同じ金額です。 -
フィレンツェ名物Panforte。
なぜか奥様がゲットしませんでした。珍事です。
きっとどこかで食べたことがあるんでしょうねエ。 -
奥様が大好きなパン屋さん。
-
乾燥キノコの種類はとても多いです。
ポルチーニ茸はゲットしました。
パスタに入れて頂くと美味しいですからねエ。 -
チーズ、きのこ類、生ハムは真空パックすればOKとの事でパックしてもらいましたが、本来は生ハムはダメみたいですねエ。
OKだとしても夏場にイタリアから持ち出そうとすると悪くなってしまいますから、今だけOK持ち出し品です。
写真中央に写っているのは乾燥果実でしょうね。
結局68.9ユーロも買ってしまいました。
市場でパニーノ・切り売りピザを食べようと思いましたが、寒いのでレストランを探すことにしました。
結局パニーノは次回のフィレンツェ訪問までお預けですネ。
なんだかTVドラマで次回作も作れるようなエンディングにするみたいですが、イタリア旅行は今後の人生設計に組み込まれることは間違いありません。 -
フィレンツェ最後の食事は、ホテルに帰る途中のPizzeria Tirabarariaいただくことにしました。
-
Ristorante Pizzeria Tirabaralla で頂いてきたフィレンツェ地図のテーブル敷き。
どうでもいいけど色々なものをもらってきます。
これではオモライくんですねエ。 -
中はこんな感じです。
-
ペンネ+リボッリータ等で28ユーロ。
フィレンツェ名物のパン入りスープを異なった味で二回食べれて大満足です。
おにいさんが、
「旅の人、今夜又おいで!」
と言うので、
「お〜〜〜っ。残念だけどこれからオイラ達ヴェネチュアに行くんだよ」
「それは、残念ねエ。今度フィレンツエに来たら、寄ってよ」
「オーケー オーケー」
こんな会話で、三国同盟以来の親交国イタリアとの絆を深めることに貢献しつつ空飛犬quillご一行はヴェネチュアに向かいます。
テーブルの敷物をくれたおねえさんには精一杯の愛想を振りまいておきました。これもイタリアとの親交を深める外交術。 -
サンタマリア・ノヴェッラ駅に行くとユーロスターは時間通りの運行。
今度は余裕を持って到着時間を待ちます。 -
午後二時位の駅です。
繁忙期ではすごい人なんでしょうねエ。 -
たまにウロウロしているジプシーと思われる人に関わらないように、毅然とした風貌(??)の奥様。
早くユーロスター来ないかなあ〜〜〜〜。
いよいよ最期の地ヴェネチュアです。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- Mugieさん 2017/02/03 12:19:44
- こんにちは!
- 小雪が混じるフィレンツェも素敵ですね。
昨年の夏に行きましたが、観光客の数が多いし、暑いし、むしろ冬のほうが美術館めぐりにはむいてると思います。
日帰りだったので、めぼしいところだけ見て帰りましたが、私も一泊してゆっくりお土産を探したかったです。
薬局の壁画もきれいですね〜
文章から奥様と仲がよさそう雰囲気が伝わってきて、うらやましいです。
- 空飛犬quillさん からの返信 2017/02/03 15:47:03
- RE: こんにちは!
- こんにちわ!
> 小雪が混じるフィレンツェも素敵ですね。
> 昨年の夏に行きましたが、観光客の数が多いし、暑いし、むしろ冬のほうが美術館めぐりにはむいてると思います。
このイタリア旅行はどこも空いていましたよ。
旅行記にも書きましたが、ウフィッツェは入口が分からずウロウロしちゃいました。
> 日帰りだったので、めぼしいところだけ見て帰りましたが、私も一泊してゆっくりお土産を探したかったです。
> 薬局の壁画もきれいですね〜
そうですねえ、2泊すればかなりの部分が見れるのではないかと・・・・・
ではでは。
空飛犬quill
-
- くまくまさん 2012/03/26 18:55:36
- quillさーん
- くまくまです
フィレンツェ見ごたえありますね〜
くまくまもむかーしいきましたが
ツアーだったし、あんまりいろんなところに入れず
さーっと通り過ぎたような・・・
美術館はよかったですね〜
やっぱりイタリア旅行したら美術館ですよね〜
でも雪が降るのにはびっくりでした!
- 空飛犬quillさん からの返信 2012/03/27 08:23:06
- RE: quillさーん
- くまくまさん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
どの街も、施設も今考えると結構見落としがあるものですねエ。
「あっ! 見忘れた」
と 旅行記を書きながらついついつぶやいてしまっています。
旅行に行く前に資料を読んだつもりでも抜けちゃっています。
おっしゃる通り美術館はすごいですね。所蔵作品が日本にやって来て鑑賞しても何か感じがちがっているのが美術館の重みということなんでしょうか。まだまだ行っていないところもあるので、いつかもう一度チャレンジしたいと思います。
空飛犬quill。
-
- 茶柱タツ子さん 2012/03/25 10:08:19
- 昨日のカレーはいかがでしたか?(o^^o)
- 空飛犬quillさん、
おはようございます!
遥かイタリアの地でもついつい現地の犬にフォーカスして、残してきたsalaちゃんを思っている空飛犬quillさん。笑
久々にビデを見たような気がしました。
以前(というかえらい昔)、父がアンマンへ長期出張に訪れて際、あの用途をまったく理解していなかった同じく長期出張組のある日本人男性が何とビデで糠漬けをつくっていたそうです。笑 ホテル側もえらい迷惑ですよね。笑 これがまた良い具合に漬かってしまうのだそうですが。うーん、でも好きかもしれない、そういう人間。^^;
イタリアに美味しいものを食べにいけないので、今日はせめてもアフォガートでも食べに行きますかねぇ。。。 美味しい旅行記でした。
茶柱
PS いろいろお買い上げ!のわりには全然荷物が増えていないじゃないですか〜 荷造り上手なんですね。今回天津旅行でついに荷造りが下手なのが友人にばれて、「いろいろなところ旅行してるわりには下手だよね」とばっさり切り捨てられました。(* ̄□ ̄*;
- 空飛犬quillさん からの返信 2012/03/25 12:29:51
- RE: 昨日のカレーはいかがでしたか?(o^^o)
- 茶柱タツ子 さん
こんにちわ。
日本にもシエスタの仕組みを取り入れて欲しいと思っている 空飛犬quillです。最近昼食後眠くて・・・・・・・・
確かにビデは日本では馴染みがないですからねえ。今回ビデで発見したことは新しいホテルはビデの蛇口方向が下ではなく、真っ直ぐと言うか使いやすくなていました。⇒なんでこんな話しるんだろう??
> PS いろいろお買い上げ!のわりには全然荷物が増えていないじゃないですか〜 荷造り上手なんですね。今回天津旅行でついに荷造りが下手なのが友人にばれて、「いろいろなところ旅行してるわりには下手だよね」とばっさり切り捨てられました。(* ̄□ ̄*;
私もパッキングは下手くそです。奥様は見事にパッキングしていきます。まるでジグゾーパズルでも見ているようですよ。
だから、奥様がパッキングしたものは二度と私は開けられません。
それから、パッキングはハードタイプのバッグよりソフトタイプのバッグの方がし易いです。フタ側に荷物を入れないのでシッカリとパッキングができます。急いで買われたカバンが壊れかけているようなので次回は是非ソフトタイプのローリングバッグを。
ところで、コーヒーをカレーに入れるのは聞いたことがありますよ、まだ試したことはありませんが。
未だカレーあるんだよなア〜〜〜〜。
食べに来ます? 日本まで。
空飛犬quill
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