トランシルヴァニア地方周遊とチャンゴーの村々４日目　チャンゴーの村々

2011/08/13 - 2011/08/19

１０数年前からずっと行ってみたかったルーマニアのトランシルヴァニア地方へ念願かなって行ってきました。

４日目は、トランシルヴァニア地方から山を越えて、モルドヴァ地方のチャンゴーの村々を巡りました。

エリア その他の都市(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴァレア・ミチャ村（ルーマニア語）
ポコルパタク（ハンガリー語）
モルドヴァ地方でもっとも古い木造の教会のある村。

バカウ市内にあるモルドヴバ・チャンゴー協会のマリアさんが、案内についてきてくれました。

モルドバ地方で最も古い木造の教会。
鍵がかかっていて、中には入れず。

牛車をひくおばさんに声をかけ、写真を撮らせてもらいました。
ドライバーさんとはルーマニア語で、わたしたちとはハンガリー語で話しました。

クレジャ村（ルーマニア語）
クレージェ村（ハンガリー語）

モルドバ・チャンゴー協会のマリアさんが、同じ協会で活動している獣医さんの家に連れて行ってくれ、いろいろ話を聞かせてもらいました。
チャンゴーの方々は、自分たちをハンガリーから来たハンガリー人だと思っていること。ハンガリー語とチャンゴー語の違いは、10%ほど。チャンゴー語は、話し言葉だけで、書き言葉はないことなどなど。

獣医さんの奥さんは、３年前にハンガリーよりお嫁に来たそうです。来てすぐのころは、チャンゴー語を話す義理のお母さんの言葉がわかりにくかったそうですが、慣れるとわかるようになったそうです。奥さんは、ハンガリーでは英語の先生で、この村ではハンガリー語の先生をしているそうです。
チャンゴーの若者たちは、ルーマニア語だけを使い、ハンガリー語を話せなくなってきているそうです。

クレジャ村の教会

サンタマリアの日にお花を供えにくるそうです。

クレジャ村のおばあちゃんたちに声をかけ、写真を撮らせてもらいました。普段着の民族衣装だそうです。80歳以上くらいのおばあちゃんしか、普段は、民族衣装を着なくなったそうです。

ルイジ・カルガラ村（ルーマニア語）
ルイジ・カラゴル村（ハンガリー語）

丘の上に、修復したばかりの立派な教会がありました。

マリアさんの娘さんたち。２人ともハンガリー語を話します。上の娘さんは、家ではハンガリー語、学校や外ではルーマニア語を話すそうです。下の娘さんは、まだ幼稚園に行っていないので、まだハンガリー語だけしか話さないそうです。

マリアさんが、自宅で民族衣装を見せてくれました。
冬の間に、女性たちが縫うそうです。

赤の糸で刺しゅうされたモノは、祝日やお祝いのときに着るそうです。

黒の糸だけで刺繍されたモノは、喪服だそうです。

レースのため進入禁止の看板があったりで、何回か地元の人に道を聞きながら進む。

またこんな道に入り込む。

こんな感じの森林を通り抜け・・・

峠超えすることになりました。

一応ナショナルパークらしい。

建築途中だけど、人気なし。

藁を山ほど積んだトラック

山盛りの藁の上に女性が！

『MIDGARD』の私有地

私有地で、水を汲ませてもらいました。

１週間お世話になった『MAZDA5』
今後の打ち合わせ中。

無事山越え

じゃがいもを売る人たち

本日の宿泊のブラショフへ