行きは怖いが、帰りは優しいパリのメトロの改札

2008/08/02 - 2008/08/11

パリのメトロの改札は、日本と違って入口と出口が兼用ではありません。行きは怖く、帰りは優しい改札です。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エールフランス

私たちはフランス国鉄の鉄道フリーパスを購入していたが、それらは主に遠出をするときに使用した。パリ市内の移動は、メトロを何度も利用することになるため、メトロの回数券を購入して移動した。

ガイドブックには、パリのメトロの改札の造りには驚くだろうと書かれていたが、実際、その通りだった。毎回、通る度に、回数券を通しても、開かなかったらどうしようという恐怖心がつきまとった。

改札に対し、sortie（出口）は至って簡単。切符も通さず、するりと出られる。しかし、外に一歩踏み出すと、何となく鉄道警察隊でも構えていそうな出口である。もしかすると、本当に鉄道警察隊が盾を手に構えているのかもしれない。

こちらは、鉄道警察隊バージョンではなく、スーパーの勝手口バージョン。

こちらは番外編。パリのメトロの改札ではなく、RER（フランス国鉄の近郊線）の改札。十八年前、私はヴェルサイユ宮殿に行くためにこの路線に乗ったのだが、乗車する列車を間違えて（行き先の案内が不親切だった）、この手の改札を無理矢理くぐって外に出た。