2006/12/17 - 2006/12/25
5243位(同エリア16404件中)
窓際さん
パリで星付きフレンチ食べてみたいと思ってる方、必見!!
間違いない!失敗ない!絶対お勧め!
旨いし、笑えるし、素晴らしい思い出となること保証します(笑)
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昼間の写真で申し訳ない。
これ、翌日にもう1回眺めに行ったとき撮りました。
エントランスはこの小ささ。
20時予約でタクシーがなかなか来ず。週末でしたしね。ま、ホテルのにーちゃんに任せてロビーで待機。そういやタクシー呼ぶのを頼んだ時、すんげぇ寒い中いつまでも外でがんばってくれた時は1ユーロ渡しときました。で、やって来たタクシー。運転手は若いにーちゃん。ここで初めて壁にぶち当たりました。「タイユバン」が通じない。今まではホテル名で言ってたんですんなりOKでしたが、今夜は独立型。しょうがないから慌ててガイドブックめくって見せると・・・「なんだぁ」って顔されて、彼が言った言葉は「タイユヴォン」。アクセントは“ヴォ”の部分に(笑) なんでヴォなんだ?
で、到着すると、スクリーブより百倍マシな衣装を身に着けた太ったドアマンが迎えてくれます。このドアマン、あんまり上品じゃないですが、結構かわいい(笑) 片言で日本語の挨拶ができるし、寒いって意味のfroid(フロワ)の発音を教えてもらったり。ダンナがタクシーを降りてくる少しの間に、このおじさんと通じないながらもコミュニケーション(笑) ちなみにfroidは、絶対マネできない発音だったな。そんなコトして遊んでると、他にも出迎えが出てきます。
あれよあれよと店内へ。
おかげで記念撮影できずだったんですよ。 -
入ると速攻で席に通されます。出口横の席だったのが残念・・・でも全体見渡せていいと言えばいい。右奥にはまだ部屋があるようだし、弧を描くステキな階段の上には個室?結構、席数はあるんだろうか?
写真はオーナーのブリナ氏・・・・のはず(笑) 自分達を切りとったんでヘンな写真ですが・・・。
テーブルごとに挨拶をして歩いてます。やってきた時に記念撮影をお願い。暗めの店内でうまく撮れなかったのか、結局フラッシュを使っちゃいました。しばらくしたら、もう一人長身で年配の方が挨拶して歩いてましたが、あれは誰だ? -
まずはコレ!
シュー生地っぽいんですが、味は塩味。底にはちこっとチーズのパリパリが付いてる。
・・・旨い。
でも後のことを考えるとがっつくわけにもいかないし。 -
ちょっとボケちゃいましたが・・・・。
最初の1個を勧めてくれた後はテーブルに置いてありますが、手をつけないでいると「食べないの?」ってな感じでお皿を突きつけてきます(笑)
ムリに我慢してますから、勧められると喜んで・・・(笑) -
シャンパンを頼み、メニューが来ました。
まずは仏語のメニュー。もちろんHPで予習済み(笑) 珍しく女性用のメニューにも値段表記がありました。しばらく眺めてると、日本語メニューは必要かと聞いてくる。まぁ、あるならちょーだいと言うと、これ。
写真は140ユーロのコース。
フィックスです。 -
こっちは190ユーロのコース。
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前菜。
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お魚。
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お肉。
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そしてデザート。
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何を頼むか悩みます。大いに悩みます(笑)
途中、どんどんお客が入ってくる。それを眺めるのも楽しいし、隣の英語を話すじーちゃん二人組も気になる(笑) -
ボケちった。
石鹸みたい(笑) バターです。 -
とりあえずテーブルにあるものを激写。
そんなことしてたら、通りかかるギャルソンが、次々「撮ってあげようか?」と声かけてくる(笑) 愛想がいいんですよね〜。
ところでメニューですが、悩みに悩んで今回もカルトで攻めることに決定。決め手は『ブレス産鶏のローストお二人様用』!やっぱfor2ってのはツボですよ。いかにも肉がっつりって感じじゃないですか(笑)
そういやコレ、注文したら、50分かかるって言われました。もちろん待ちますよ♪ゆっくり飲みながら待たせてもらいます。それから前菜をひとつずつ。いつも通り横からつつき合おうと思ってたら、「半分こで出そうか?」と向こうから提案してくれる。なんて親切な!!しかもどれも聞きやすい平易な英語で言ってくれるんで助かる〜!!ザンバサと大違い。 -
今回のワイン。やっと撮れた。
ソムリエにだいたいの値段を言って決めてもらいます。ま、メインが鶏ですからね。で、このソムリエさんがまたかわいい。その後、「どう?おいしい?」とか「わたしが選んだのは良かったでしょ?」とか、あとはなんて言ってたかな〜、「キツくも無くユルくもなくちょうどいいでしょ?」ってな感じのコトを何回か声かけてってくれる(笑) あ、断じて言っときますが、わたしどもは英語など話せません。それでも中学校出てればなんとなく分かるように言ってくれるんですよ。 -
アミューズです。
栗のムース?上にコンソメ?生に近い栗のスライスが載ってます。ちっちゃく切ったフォワグラもネギ(言うな)も旨い。強いて言うなら、わたしはこのクルトンがいらなかったな。 -
そういやテーブルの上にあったカード。
持って帰って来たんですが、これ、タイユヴァンの系列店の広告(笑) 商売してます。 -
中はこんな感じ。
ワインの飲み頃リストのようです。
うん、大事にしとこう。
ネコに意味はありません(笑) -
アントレはこれ。
Creme brulee de foie gras,feves de Tonka
フォワグラのクレームブリュレ、ソラマメ風味。
タイユヴァン行ったらコレ食わなきゃってなお皿ですが、う〜ん、どうでしょうねぇ。そんなにフォワグラの強烈さは感じられない。上にはやっぱりお砂糖焦がしてパリパリにしてあるんで、その甘さもどうよ?って感じだし。刺さってるのは青リンゴ?これは正直食べたい料理の候補から外していいんじゃないかな?全体的にまったり甘かった記憶があります。
写真はきちんと半分こして出されたもの。意外に軽いです。 -
そしてコレ。
Homard en cocotte,chataignes et artichaut pivrade
オマール海老のココット、アーティチョークと栗のソテー添え。
これが旨い。気が付けばどのレストランでも海老ばっかり食ってるな。だけどまたここのは、ストレートにくる。プリップリの海老に濃厚ソース。ソースは海老を濃縮した感じ。余計なことはいっさいせず。
あぁ、もう一度食べたい。
ところでこのお皿を食べた後、しばらく待たされました。鶏1羽まるごと焼いてるんですもんね。ギャルソンも、「もちょっと待ってね」と声をかけてきます。別に時間はいっこうにかまいませんが、だんだん腹にたまってくるし、ワインもついつい減ってくる(笑) 各テーブルの人間模様を眺めながら飲むのも一興。そうそう、ここでも“ドレス”は見かけず。そんなに気張る必要は無いようです。 -
時間は22時。
この写真がボケたのが痛恨。
Poulette de Bresse a la broche(2pers)
ブレス産鶏のロースト(お二人様用)
ダッチオーブンみたいなので出てきます。
ブレス鶏の証、足首にタグが付いてますね〜。ところでこれが出てきたときのギャルソンが面白かった。ふたりでそぉ〜っとフタを開けて、「無い!中身が無い!」ってコソコソ話すの。 -
この料理のために、最大4人が関わります。
これからどうなるのか見ててワクワク。しかも動きにムダが無い。くだらない冗談言ってますが、やることは完璧です。 -
で、表紙の写真。
彼がこのフロアを仕切ってるように見えたな。鮮やかな手つきで鶏を切り分けていきます。広がる香り、高まる期待。 -
まずは胸肉。
パサついたイメージがありますが、とんでもない!ジューシーで、「肉」食ってる〜!!って気になる旨さ。甘辛いソースもいいし、ローストされた皮もパリッと旨い。サイコー!!
わざわざ目の前で切り分けたお肉は、モモ肉を調理しなおすために、もう一度持って帰ります。 -
で、軽くソースをからめたモモ肉登場。
昇天な旨さですが、お腹がもう限界!! こうやって写真を並べてみると、これだけの時間をかけて、この程度が食えないなんてとがっくりきますが、ホント、もぉ入らない。
痛恨の極みですが、食べ残してナイフとフォークを並べてごちそうさまマーク。さっき切り分けてくれたギャルソンがやって来て、「めっ」て顔して「もう入らないの?」
あ゛〜、申し訳ない。
片付けた後は、今度は別の調理でまだお皿が出るからと冗談言ってきます。分かっちゃいるけど、様式美で「うそ〜!!」。
マジで苦しい・・・・。
それでもダンナは一気食いしてたな。あまりの旨さに満腹を通り越しても食わねばならぬほどの旨さ。
量が多いと分かっていても、頼まずにはいられないfor2。塊肉食ってこそのシヤワセ(笑) -
デセールはもちろんパス。
写真はミニャルディーズですが、勘弁してくれ・・・。だけどせっかくだからと食ってみると、思わず“別腹”発動(笑) 大好物のタルト・シトロンもひとくちサイズが悔しいほど旨いし、全部はムリでしたが自分でも信じられないほど食っちまいました。これならきちんとデセール食ってみたかった。悔やまれます。でも肉食いてぇし。 -
ま、紅茶は紅茶ですが・・・・。
トイレなんですが、実は野望がありました。私たちが座る出口横から見て右奥に、かなりの席数のある部屋が見えるんですけど、そこを見てみたくって。きっとトイレはあの部屋の奥なんだ!と期待に胸膨らませてたら、トイレ、出口の横でした。残念。キレイでしたよ。そんなにゴージャスでもなかったですけど。酔った頭に洗面台のお湯の熱さだけがこびりついてたりする(笑)
Chaud!Chaud! -
最後にタイユヴァンのコニャックを勧めてくれます。女性の私には、別の何かをくれた・・・・(笑) 記憶があいまいなんですよ。酒と連日の疲労で限界で。「これ、もっとキツイお酒ですよ」ってからかわれながら、多分甘いお酒を注いでくれたんですよ。冗談言われたのだけは覚えてる・・・・。
タクシーいるかと聞かれてお願い。来ると呼ばれて出口へ。あの太ったドアマンやらギャルソン、その他大勢に見送られてあれよあれよとタクシーに。・・・あの・・・記念撮影したいんだけど・・・・遠ざかる景色。やれやれ。
ま、今回の旅で星付き3店行きましたが、間違いなくここが最高でした。味も小細工無しのストレート。店の雰囲気も柔らかくて楽しいし。逆にパリっぽい気位の高さが見たいならザンバサがお勧めです(笑)
もう一度行ってみたいレストランとなりました。
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