2005/07/09 - 2005/07/18
631位(同エリア825件中)
カヌ太郎さん
ドロミテでハイキングを
楽しみました。
ゆっくりUPします。
PR
-
今回の旅の始まりは
ここブレサーノネの街からです。
駅前はひっそりしていて
ホテル一軒と小さな駅前広場、
そしてバスの待合小屋があるだけです。 -
コインロッカーが呼べど探せどありません。
駅のはす向かいの
ホテルに預かってもらいました。 -
モーツアルトが弾いたといわれる
オルガンがある
ドーモです。
黄色い塔がある
明るい外観の建物です。 -
オルガンが有名なドームの南側に、
フレスコ画が素敵な回廊があります。
12時から3時ごろまで
入り口の扉が閉まるそうですので
午前か、昼下がり覗いてみてください。
すてきな絵を
みなさんで大切にしている、
といった感じがします。 -
-
こちらも
フレスコ画です。
なんとも素敵 -
街の東側、
川沿いの高台から
教会と街並みを取りました。
街のパンフにも
ここから撮ったのが
載っています。 -
駅前のホテルで預けた荷物を回収し、12時25分過ぎ、駅のすぐ横にあるバス停からS.マッダレーナまでSADバスに乗り込みます。
SADバスの1週間パスを買おうと運転手に説明しますが、『ダメです』と一蹴。事前にオフィスにメールで尋ね、買えると2度も確認したのですが、全くいい加減なんだから!
バスは深い渓谷をくぐりぬけ丘陵地が広がるフネスの谷に入ります。・・小雨が降ってきました・がっくし。
それでもガイスラーの影絵のような山並みがずんずん迫ってきます。
マッダレーナ着、次のバス停で降りるもう一組の夫婦とここでお別れです。
Hチロルへの道がわからず右往左往していると、イタリア人のお婆さんが助け舟を出してくれました。ホテルへの道を尋ねますと、なんと同じホテルに宿泊している方でした。お出かけするところなのに引き返してホテルまで案内してくれました。10日間連泊していること、昨日の昼から雨が降っていることなどいろいろおしゃべりしているうちにホテルに到着。
バルコンには花がいっぱい、建物内部もとても美しく、素晴らしいホテルです。
そして、噂のイケメンダンナが登場、トムクルーズをさっぱり系にした感じかなぁ・・・奥さんも細い上超美人だし・・でも2人ともとてもシャイな感じがします。
私たちの部屋は203号室。木の香りがするとても素敵な部屋です。いつもチープな旅なので、なんか罪悪感を感じてしまいます。
最上階ではありませんすが、バルコンからはガイスラーの異様な山並みが薄黒く霧の向こうに浮かんでいます。このホテルがベストポジションというのも納得です。なるべく上階で、番号の若い方が庭の杉の木が邪魔にならないでよく見えるでしょう。
バルコンに座って鳥の声を聞きながら、雲よされ〜と祈りました。暫くして、雨は上がりました。 -
-
-
ホテル前から丘の方へ登りますと、裏手の丘の上にロマネスク様式の教会があります。
この教会の内部を見たり周辺をぶらぶらしながら、村の様子を楽しみました。
-
教会へ続くなだらかな道です。
-
田舎の例にもれず
ロマネスク様式の
こじんまりとした
教会です。 -
-
教会にはフレスコ画の絵がかかれています。
-
教会内部には
聖体節の行進の時
先頭で掲げるバナーがあります。 -
-
-
村の消防車。
エッフェル塔みたいな
フロントのマークがかっこいいです。 -
結局、ガイスラーにかかる雲はすきりと去ってくれませんでした。大いに期待していた夕焼けも見ることが
できませんでした。残念。
夕方、ネットの掲示板友達のRyuSieさんと宿で合流。夕食をご一緒しながらオフ会です。情報交換しながらの晩餐です。
とても美しいレストランのうえ、食事もすばらしく、味付けもとても上品です。
量が多いという方もいますが、ヤセの大食い夫婦には、ちょうど良い位です。
とても幸せな気分でまったりとした夕食となりました。
これでガイスラーの夕日が見れると最高だったのですが・・・2泊するRyuSieさんが羨ましい。
ところで
ドロミテのハーフボードの宿はナプキンのたたみ方にこだわりがあるようです。
ここの宿は
洋服のえりの形をしています。
たたみ方を教えてもらえばよかった・・・ -
翌朝、昨晩降った雨も止み、朝は天候が回復してきました。しかしガイスラーに掛かる雲は左半分が取れたものの、右半分はしつこくへばりついています。
『このままでは去れない・・この地を教えてくれた旅の師匠に顔向けができん』。
本日は朝からバスにのりブレサーノネで乗り換え、オルティセイからシウジのHパノラマに向かう予定なのです。
RyuSieさんからは、最近は朝天気がよくて昼から崩れる、との話を聞いていたため、どうせシウジがだめなら、朝からガイスラーの下まで行こう、と決心しました。 -
美人女将にZannesの山小屋でタクシーを呼ぶことが出来ることを確認。9時すぎのバスに間に合うようドタバタ用意をして、荷物を預かってもらい、チェックアウトを済ませます。
バス停について、預けたパスポートを貰い忘れたことを思い出し、青くなって走って戻りました。あっ、りゅじさんに挨拶するのも忘れてた!!
バスには無事間に合い、約20分でZannesに到着。バス停前の小屋が無人でないことを確認し、山道を登り始めます。 -
ひたすら林道の中を歩いていきます。
途中、沢山の牛君に出会います。
木々の間からは
ガイスラーが
ちらちら見えてきます。 -
後ろか突然車が上がってきて停車。
中からインディージョーンズばりの
ムチとフェドラ帽をかぶった
おじさんが登場。
おじさんが作業小屋に入ると
牛君たちは
車をぺろぺろなめ始めます。
君達は
車お掃除係りなのですか?
・・・
それとも
よほどお腹が減っているのですか? -
突然、林の向こうに
ガイスラーの異様な
山容が現れます。
のこぎりの歯
巨人の歯
とでもいうのでしょうか。
凄い姿です。 -
-
ぼよよ〜ん
デジカメを買って
初めてパノラマ撮影を
してみました。
当たり前のことですが
つなげばつなぐほど
縮小されて表示がされるので
ちょっと残念です。 -
ひたすら林道の中を歩いて1時間ちょい、小高い丘の上のGschnagenhardtAlmen小屋に到着。
幸運なことに、青空が雲の間から垣間見え、天候が回復しています。そしてその下にガイスラーがド~ンと屏風のようにならんでいます。す・ご・い。そのスケールに呆然としてしまいました。ドロミテの印象はなんと鮮烈。
一息ついて岩屏風の方に向いてずんずん歩いていきますと、目の前に、岩の塊が地下から突き出たみたいに見えるところに出ます。ここのほうがすごい。
暫し呆然。 -
さらに前へ。
巨人の歯のような山の
歯茎??が良く見えます。
大昔、この山は屏風のような岩だったのが
侵食され、崩れてこのような地形に
なったのでしょうか。
双眼鏡で見ると
凄まじいばかりの
迫力です。
・・・登りたい・・・ -
山の麓と平行した
トレッキングルートを
下ります。
時々ガイスラーがどーんと現れて
その巨大さにドキッとします。
道が下りになり降りきると川沿いを小屋にもどるコースにでます。
残念ですがあっという間の下山とあいなりました。 -
さてZannes小屋をすぎ、バス停まで到着しました。
売店小屋の濃い顔の親父さんにタクシーを呼んでくれるよう、片言のイタリア語でお願いしたのですが、ドイツ語しか判らないって模様。悪戦苦闘してようやく呼んでもらうことができました。
暫くするとちゃきちゃきのオネエドライバーが到着。エスプレッソを一杯ぐいっとひっかけて、行くでぇと一言。
マッダレーナ経由オルティセイまで50ユーロとのこと、高めですが選択の余地もありません。
このオネエ、なかなかの曲者で、運転がすさまじく荒い!肝が冷えるどころか、谷底に飛んで行くんではないかと思ってしまいました。
-
10分もかからずにHチロルに到着。
私たちは既に車酔いでゲロゲロ状態。
Hチロルの美人女将と記念撮影したものの気分は回復しないまま慌しく出発。
オルティセイに到着した時、へろへろになって路上にへたり込んでしまいました。
-
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
カヌ太郎さんの関連旅行記
イタリア の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
33