エジプト旅行記-1(カイロ) ピラミッドにスフィンクス

2009/03/14 - 2009/03/23

エジプト、ついに行ってきました！

行く前の不安がうそのように、
スムーズに楽しく、10日間を過ごしてきました。

４年前に一度検討したエジプト旅行。
そのときは比較検討していたブータンを選んでいました。
なので、再チャレンジという気持ちが強かった。

そうしたら、前に検討したときよりも、
エジプトの観光価格急上昇。入場料高すぎです。。。

個人手配で、４都市訪問の予定なのに、
その間の移動が全部現地手配。実は行く前は本当に
回りきれるのかかなり不安でした。


あと、やはりまだ途上国的なイメージもあるエジプト。
おなか壊さないか、あぶない目にあわないかもかなり緊張ポイント。
正直、航空券支払い後の2月にテロが起こったときは
どうしようかと思いました。

しかし、決行してみて、
特に問題もなく、スムーズに行ってこれました。


エジプトの人々はとても親切で、
価格交渉は日本人的にはストレスですが、
いったん決めてしまえば後は楽しくお話できます。


遺跡はもちろん、おおきくて、
たくさんあって、何度も見て、
エジプトの神や王を感じることができました。


ご飯も食べやすいものが多く、
ターメイヤは本当に安くておいしい。


砂漠ツアーやアレキサンドリア、
またファルーカでのナイルクルーズなど、
今回遣り残したこともあったなぁと思います。


どこの国もそうと言えばそうですが、
やはりまた行ってみたいと思います。


では、たぶん8個くらいになると思われる
エジプト旅行記をお楽しみください。

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旅行日程
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2009/03/14(土)　移動　
　成田発：14:25　→　カイロ着：23:00
　　　byエジプト航空

2009/03/15(日)　ピラミッド、スフィンクスなどの遺跡観光
　ギザ、ダフシュール、メンフィス、サッカラ
　　　by ゲストハウスで手配してもらった車＆ガイド

2009/03/16(月)　カイロ観光
　オールドカイロ、考古学博物館、イスラム地区
　　by 徒歩　＆　メトロ　＆　タクシー
　→アベラエジプトの夜行寝台でアスワンへ移動

2009/03/17(火)　アスワン観光
　エレファンティネ島、岩窟墳墓群
　　by　徒歩　＆　ローカルフェリー　＆　ファルーカ

2009/03/18(水)　アブシンベルロングツアー
　アブシンベル、フィラエ島
　　by ホテルで申し込めるロングツアー
　→国鉄(急行)でルクソールへ移動

2009/03/19(木)　ルクソール観光(西岸、東岸)
　王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、ラメセウム、ラムセス3世葬祭殿、カルナック神殿
　　by ホテルでチャーターしてもらった車

2009/03/20(金)　ルクソール観光(東岸)
　ルクソール博物館、ルクソール神殿、ファルーカ
　　by 徒歩　＆　馬車　＆　ファルーカ
　→長距離バス(アッパーエジプト)でハルガダへ移動

2009/03/21(土)　ハルガダで紅海ダイビング
　ボートダイビング2本
　　by ダイビングショップの船　＆　タクシー

2009/03/22(日)　ハルガダでリゾート→移動
　ビーチでのんびり
　ハルガダ13:00→カイロ17:50→成田(3/23)11:50
　　　byエジプト航空

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旅費
　(ドル換算。1ドル=約100円。合計約24.5万円)
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交通費　1840ドル
　航空券　1727ドル
　アベラエジプト　70ドル(手配手数料10ドル込み)
　その他　　43ドル

宿泊費　120ドル
　マリオット　55ドル
　その他は1泊2人で2000円強くらい

観光　385ドル
　入場料
　観光場所間の交通など

飲食費　66ドル

お土産　15ドル
　ハイビスカスティー
　デーツ(ナツメヤシ)＋ピーナツ
　デーツバー

通信費　3ドル
　インターネット、電話

エリア カイロ(エジプト)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
• 航空会社: エジプト航空

表紙でも少し書きましたが、
やはり今回は不安が大きい中での出発。


テロが起きたばかりなので、
家族からも心配されており。


最終的に現地手配となってしまった
都市間移動手段も、本当は日本に
いる間に手配してしまう予定でした。
たとえば、アベラエジプトの寝台列車も、
直接メールで予約を試みるも、一杯と言われ。。。
http://www.sleepingtrains.com/


現地でなんとかする！と決めたものの、
実は不安というのが本心でした。


そもそも、現地の宿と移動はまとめて
旅行会社に頼もうと思っていたのですが、
旅行会社提示のホテルが少し高め設定で、
評判的にもそうでもなかったのがあり、
ホテルを自分たちで探して、途中の移動だけを
頼もうとしていました。

そうしたら、その旅行会社に
忙しい時期だから、単品手配は割りに合わないと
思われたのか、途中までやりとりしたにもかかわらず、最後に販売拒否。。
その状態になったのが、旅行2週間前だったので、
あせりました。


とはいえ、1年ぶりの海外旅行。
準備するにつれ、わくわく感は徐々に膨らんできました。


初日、10時半ごろ家を出て、成田に向かいます。
飛行機は14:25発のエジプト航空の直行便。


機体はあまり新しくなく、
席間も狭く感じ、
長時間フライトだけど個別画面もなし。
(ついでに、イヤホン挿しても音聞こえず)

まぁ、このあたりは仕方ない。
機内食はまぁ普通。
途中の軽食はおにぎりともみじまんじゅう。
これはちょっと笑いました。
エジプト人はおいしいと思うのかな？


飛行機は日本付近の強い向かい風にあい、
結局15時間ほどかかってカイロ到着。
ながかったー。


お金は、成田で円からドルに両替。
カイロの空港で100ドルをエジプトポンド(以降ポンドと表記)に両替。
ビザはこの空港での両替と同時に15ドルで
簡単に取れるのですが、
ここでのプチトラブルとしては、
お金払ったのに、窓口のお兄ちゃんが両替のお金しか
渡してこず、ビザが抜けてたこと。
一度歩きかけて気づいて、戻ったら窓口割り込みと
思われて怒られた。。。


空港出口では、宿にお願いしていた
送迎のお兄ちゃんが待っててくれてました。
夜24時近いので、さすがに個人移動は厳しい。
よかった。

宿はベニス細川家というゲストハウス。
　http://www.venicehosokawaya.com/


とりあえず、建物は古い、
日本だと廃墟に見えてもおかしくない。
安宿ビルになっていて、他にも有名なゲストハウスが入っています。
ベニス細川家は4th floor(日本で言う5階)。
エレベータはないです。


受付では
日本人スタッフもいますが、
基本は英語対応。
宿代の支払いのほか、
カイロからアスワンへの列車の手配のお願いと、
翌日のギザの観光の車＆ガイド手配をお願いしました。


お部屋はツイン、トイレ＆バスタブありシャワー付の部屋。
お湯は温度不安定なのが少しやりにくかった。

ツインの部屋ですが、ベッド配置が変わってます。
あとモノをおく台がほとんどなかった。。
あとは特に問題なし。
スタッフはとても親切な感じです。
1.5リットルの水が2ポンドで買えるのも便利。

この日は遅かったので、
シャワーを浴びてすぐに寝ました。

翌日はいきなりピラミッドめぐり。

クフ王のピラミッドは入場制限ありなので、
早起きして出発。
7時に特別朝食を用意してもらいました。
エジプト風ピザ。
少しパイっぽい生地で丸く焼いてあり、
1つはジャム、もう一つは粉砂糖が挟まっていました。
紅茶と一緒にいただきます。
これは、すごくおいしかったー。

食べながら、朝食を用意してくれた
スタッフと英語でおしゃべり。
日本語勉強中とのことでした。

あと、いつものことだけど、
自分たちの歳が見た目と合ってない
ことで目を丸くしてました。


そういえば、エジプトは朝が寒い。
上着は必須です。


あと、エジプトは夜が遅い。
前日夜も宿の外はずっとにぎやかだった。

7時半過ぎ、車に乗り込み出発。

カイロの朝はやはり渋滞。
ギザまでたいした距離じゃないけれど、
やっぱり時間かかります。

途中でガイドのお姉さん(ハイアットさん)
を拾い、ギザへ向かいます。

社内では、ドライバーに手伝ってもらって、
アラビア数字のお勉強。
車のナンバープレートに書いてあるアラビア数字を
読み取る練習をしました。
　ワーヘド、イトネーン、タラータ、、、、


ついに車窓からピラミッドが見え始めました。
エジプトに来たぞーという感じがします。

ピラミッドのチケット売り場。
ピラミッドの大きさがだいぶ分かり始めます。

ギザのピラミッド地区はカイロの町より
少し高いところにあります。
眺めもいいところでした。

ピラミッド前。

ここで座ってガイドさんの解説を聞きます。
だんだん日差しが強くなってきました。


ガイドさんは一生懸命で、
砂地に絵を描いてくれたりしてます。
でもピラミッドを前にお預け状態なので、
私たちはちょっとそわそわ。

ふと横を見るとラクダが通ってます。

さて、お話終了。

いよいよ近づいていきます。
でもガイドさんは中に入らない様子(お金かかるし)。

カメラは取られちゃうからかばんの底に
しまうように注意がありました。

さすがの大きさ。
近づくと真上みないと上が見えません。

そして入り口。
たしかにカメラチェックはしているようでした。


中は撮影禁止。
中は狭くて暗いです。
階段は幅が狭くて、向こうから人が来ると大変。

でももっと大変なのが、上り下りを腰をかがめた状態
でしなければならないこと。
ピラミッド見学は意外とハード。

そして、やはり狭いので窮屈感と空気がこもってる感があります。


ピラミッドの中はもっと広かったり豪華なのかと思ったのですが、
基本はなにもありません。
中から見上げる石組みはきちっとしていてすごかったです。
こんな形なのね。


ピラミッド内部見学はあっという間に終わりました。


これは、入ったという事が大事っていう類ですね。

さて、ピラミッドを出て深呼吸。
明るさが強く感じられます。

一個ずつの石はこんな感じ。

クフ王以外の残り2つは車で移動しながら見ていきます。

ラクダ乗りたいか？と聞かれるけど、
昔乗ったことあるので、パス。

そしてスフィンクスへ。

りりしいですね。

ピラミッドと一緒に。

この写真取った付近では、
カナダ人の人がボランティアでゴミ拾いしてました。
その日が最終日だそうです。

遺跡の合間からふと見上げると
青い空に白い飛行機。

今度は左側から

前足長いです

スフィンクスの向こうは砂漠

スフィンクスの後ろ側

そしておしり

スフィンクスと2つのピラミッド

そして、スフィンクス前のケンタッキー

その後、ダフシュールに向かう、
はずが、なぜか香水屋さんへ。

断ろうと思えば断れたけど、
いちおう入っておく。
中は涼しくて気持ちよい。

そしてハイビスカスティーをいただく。

友達はいろいろ粘って小さい香水瓶を購入。
ガイドさんにcleverとほめられてた。

そのあとパピルス屋にも誘われるが
お断りして、ダフシュールへ。

車窓からは農村風景。

動物も行きかい、のんびりしている。
カンボジアのシェムリアップと雰囲気が似てるなぁ。

ナツメヤシだと思われる

線路発見

そしてまたまたピラミッド。
赤のピラミッド(英語ではbrown)。

こちらも中に入ったけど、
階段の激しさはクフ王以上かも。
途中からは部屋が大きくなり歩きやすい。
ただし、何があるってわけでもないのは確か。

のんびり感を演出する犬

ここは観光客も少ない

メンフィスへ移動。
屋外の博物館

ラムセス2世。
今後、とにかくラムセス2世はしょっちゅう見ることになる。

人の顔のスフィンクスもある

スフィンクスはやっぱり後ろ姿

唯一博物館の屋内展示物
ラムセス2世

ポーズをとる係のおじさん

筋肉のつき方とか結構細かいとこも凝っている

サッカラに移動して階段ピラミッド

やっぱり犬が多い

そのほかのピラミッド

いぬー

こいぬー

砂漠から見るとオアシスのような
農村地帯

勢いよく、
　ギザ
　ダフシュール
　メンフィス
　サッカラ
を見終わってカイロに戻る。

14時ごろになっていたけど、お昼がまだ。
一度荷物を宿においてから、
ランチ兼カイロ散歩へ。

宿の前は果物市場。

ランチは残念ながら写真なし。

GADというファーストフードっぽい店。
ドライバーさんに教えてもらって、
さらに宿のスタッフにも聞いたら、
そこならGoodと。

ただし混んでいて、立って食べるところなので、
写真取る余裕なし。

ターメイヤとシュワルマという
エジプトの代表的なファーストフードを食べる。

ターメイヤはソラマメコロッケ。
アエーシに挟んで食べるが、驚くほど安い。
(30円しない)

シュワルマは羊肉なのでちょっとクセあり。

ランチ後はカイロの町を散歩。
一応目的地はスークアタバに設定

街歩きではディスプレーを見るのは
なかなか楽しい

カイロには地下鉄(メトロ)がある。
この日は乗らなかったけど、翌日は大活躍

カイロはとにかく車が多い。
道幅も広い。
ということで横断が大変。
信号少ないし、あっても無視だったりもする。

エジプト人がわたるタイミングをみて、
そのすぐ横を歩くのが正解。

たまに横断用の地下道がある場合もあるので、
利用価値アリ

あとは、メトロの駅構内を抜けるパターンもあり

道端でカメ売ってた

これは何だろう

散歩の目的地、スークアタバへ。

肉〜

ブタの顔

おじさんが面白がって口広げてる

レバー

鮮度はよさそうだけど、、

今度は洋服関連が多いスークへ
16時ごろはまだ何もない

でも30分後にはご覧のとおり

やはりエジプトは夜がにぎやか

お土産用のペンを買う友達
10本ともためし書き

八百屋の店先

白いナスは日本では見ないなぁ

イチゴ、ぶどうと並ぶのはほおずき？
味見をするが、渋い！(by 友達)

無難にオレンジを買いました。
おまけにはタンジェリン。
エジプト人はおつり渡すより、
おまけでつじつまを合わせる傾向がありました。

この日の写真はここまで。
少し休んで夜ご飯食べに行くはずが、
少し昼寝のつもりが
起きたら夜中の3時だったのです。。


では、翌日は次の旅行記で。

この旅行記へのコメント （2）

• hide-bachさん 2009/04/27 09:52:30

  世界の人が

  世界の人が行って見たいと憧れるシーンですね！

  Hisaeさん からの返信 2009/04/27 21:14:32

  RE: 世界の人が

  コメントありがとうございます。
  
  はい。是非みなさんにも見てきて欲しいです！