2012ホリデーシーズンのニューヨークとシカゴ07：ブルックリン橋、ハイライン

2012/12/02 - 2012/12/02

この旅行ではずっと寒い日が続いていましたが、ようやく暖かい日となりました。昼は１５℃ぐらいまで上昇。霧もなし。
この日は、ニューヨークでまだ行ったことの無かったハイラインとブルックリン橋を歩くという以前からの希望を叶えることができました。

まずは、リバティ島のクルーズ船で、自由の女神やブルックリン橋などマンハッタンの先端風景を眺めました。その後、ブルックリン橋を歩いて渡りました。天気も眺めも良く、最高の気分。ブルックリンでは、ShakeShackという安くて美味しい人気のバーガー屋へ。
その後、マンハッタンに戻り、ハイラインを初体験。廃線となり放置されていた高架鉄道を、公園として再利用。細部にまでアート的にこだわった感じがあり、野外美術館の趣き。ブラブラ歩きながらアートな公園を満喫しました。

旅行日程
11/27 成田17:45→ニューアーク16:30 (UA78)
11/28-12/ 4 ニューヨーク観光
12/ 5 ニューアーク9:55→シカゴ11:38 (UA95)
12/ 6 シカゴ観光
12/ 7 シカゴ12:00→成田16:15+1 (UA881)

この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10732452/

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

アメリカ中部に１２月としては記録的な高温をもたらした高気圧が、ついにニューヨークに移動してきました。
今まで、昼間でも５℃程度だった気温が、この日は１５℃前後まで上昇。

ここ数日続いた霧も、朝から無くて、絶好の外歩き日和です。

まずは、クルーズ船に乗ろう　ということで、地下鉄でSouth Ferry駅をめざしますが、一つ手前のRector St.までしか営業していませんでした。おそらくハリケーンSandyの被害で、South Ferry駅が閉鎖されているのだと思います。

歩いて、船乗り場へ。途中、建設中のWTCのタワーが見えました。
天気が良いから、気分も良い！

昨日は霧で全く見えなかった自由の女神も見えます。

クルーズ船は、１０時が最初の便です。結構、混んでいました。この前日に知ったとおりハリケーンSandyの被害でリバティ島・エリス島への上陸は不可。このため、シティパスの保有者は、このクルーズ船に振り替えとなってしまいます。リバティ島とエリス島に上陸できる船は、この時期9:30が始発の予定だったから、その便に乗るつもりで早めに着いて、ここでその事実を知って仕方なく、このクルーズ船に乗る　という人も多いかもしれません。

気の毒なのはシティパスをここで購入しようと思ってやってきた人たちです。目の前で、外国人のカップルが「シティパスは今はここでは売っていない。最も近いのはエンパイア・ステート・ビルですよ」と言われて、ショックを受けていました。

Miss New York号に乗船

最上部のデッキはかなりの混雑、

なので、動き出すまでは、この階(３層の真ん中の階)で座ってのんびりと。

まずは、マンハッタンに沿って西(というか北西？)を、なめる感じで。
ＷＴＣの建設中のタワー。

次にハドソン川の対岸の風景を眺め

おぉ、これは昨日霧の中で、一瞬、これが自由の女神？と思った建物です。晴れてみるとまったく違ったものってことがよく分かります。(汗)

エリス島。
本当は、上陸して移民博物館を見学したかった、、、、。

そしてリバティー島と自由の女神像です。

マンハッタン。
ＷＴＣのツインタワーが無くなってからは、何か寂しさがあったのですが、新しいタワーが建設されてちょっと元気が出てくる感じですね。

スタテン島とマンハッタンを行き来する無料フェリー
映画『ワーキングガール』で主人公が通勤に使っています

クルーズ船は、ブルックリンブリッジの方へ

ブルックリンブリッジ。その奥がマンハッタンブリッジ。
以前からブルックリンブリッジを歩いて渡りたい　と思っていたのですが、なかなか機会がなくて実現できていませんでした。
この日は、暖かく、風も弱いので、「よし、今日こそ、歩いて渡ろう」と決めました。

クルーズ船は、ブルックリンブリッジをくぐったところでＵターン。

スタテン島フェリー乗り場

１時間のクルーズ、終了

地下鉄でCambers Street Station (Brooklyn Bridge-City Hall Station)へ

駅を出てすぐのこの道がブルックリンブリッジを渡る道です。簡単に見つかりました。

以前、ブルックリン橋を歩いて渡ろうとしたのだが、どこがその入り口か見つけられず、断念したことがありました。その時は、別の地下鉄駅を降りて歩いて探したので、かなり橋が高くなってしまった辺りをウロウロしたのかもしれません。

道はこの様に、歩行者と自転車で車線が別けられています。
ブルックリンから歩いてくる人が結構多かったです。

途中、工事のためか壁が出てきて景色を見られなくなってしまった。

橋げた部はちょっと広くなっていて、「ブルックリン橋ができるまで」など小展示もあります。

人と自転車が橋のど真ん中を、

両サイドを車が通行しています。

橋げたから先は壁もなくなり、眺めを楽しめます。遠くに自由の女神が見えます。

反対側には、マンハッタンブリッジ

カップルが遺したと思われる南京錠。眺めの良い場所でこういう現象が起きやすい様ですが、この場所でもこれがブームとなるのか？

ブルックリンに到着。
ゆっくり歩いても、マンハッタンから４０分程度で渡ることができました。
ブルックリンハイツやダンボ(DUMBO)に行く場合は、左側のレーンを進むと、下に降りられる階段があります。

階段を下りると、ブルックリンの地図があります。

Washington St.を北へ

実は、ブルックリンで一番来たかった場所は、ここ。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』のジャケットなどでも有名な風景です。この場所から写真を撮ると、橋げたの間にエンパイア・ステート・ビルが入ってくることでも知られています。もっとも、映画の中の時代は、まだエンパイア・ステート・ビルが建つ前だったので、撮影時にビルが映り込まない無い様に苦労したらしいです。今だったら、CG処理で簡単に消せるのでしょうが。

ブルックリンブリッジパークへ。
ブルックリン・ブリッジ

こちらは、マンハッタン・ブリッジ

なぜか、回転木馬

ブルックリンブリッジの下を通って南側へ。ここからの眺めもなかなかのものです。

ブルックリンのダウンタウン方面へ歩きます

気温13℃、ニューヨーク滞在中で最も暖かい日でした。

目的地は、ここ。人気のバーガー屋Shake Shack。昨日マディソンスクエアパークの店舗を見かけ、ブルックリンにあることも知り、せっかくなので行ってみよう　と思いました。

まずはカウンターにてオーダー。ランチには遅めの時間だったので行列も短め、数名しか並んでいませんでした。

オーダーすると、これを渡されます。これがブルブル鳴ったらカウンターに取りに行くという流れ。結構手間ひまかけて作っているのか、20分も待たされました。

バーガーとポテトとレモネードで約９ドル。
バーガーには、レタス、トマト、玉ねぎ、ピクルス　と野菜もたっぷり。美味しかったです。

マンハッタンに戻る地下鉄車内でみかけた広告。
「レモネードのラージサイズを飲んだら、そのカロリーを消費するためには、４．５マイル歩かねばならない」と。　
肥満税を提案するなど、市民の肥満傾向に歯止めをかけたいニューヨーク市が広告主の様です。
私も先ほど、レモネードを飲んだばかりなので、見入ってしまいました。

14th Streetで地下鉄を下車し、少し歩きます。

目的地はここ、ハイライン。

廃線となり放置されていた高架鉄道を、公園として再利用したものです。
どこかの美術館で計画段階の模型や展示などを見て知ってはいたのですが、開業してからはニューヨークに来ていなかったので、初訪問となります。この掲示にWHITNEYと書いてあるので、どうやらWhitney美術館が、それですね。どうりで手元に写真が残っていなかったわけです。(ホイットニー美術館は、館内撮影禁止)

階段で上へ

上はこんな感じ。
意図的に線路を残したままアートな雰囲気に仕上げたのでしょう。

ベンチもこの様にアートな感じ

線路止めもこの様に。

人々が思い思いの過ごし方をする憩の場にもなっているようです。
もう少し暖かければ、何か買ってきてここで食べるというのもアリですねぇ。

大きなガラス窓を額縁にみたてて、風景を眺められる場所も

こんな感じで

これは、High Line Art Billboard。ハイラインが選んだ作品を展示しているようです。

エンパイア・ステート・ビルが良く見える場所もあります

マンハッタンの西側は、ほとんど来たことが無いので、上から見る景色も新鮮に感じます。

28thから29th Streetの区間にはずっとベンチが設けられています

現時点では30th Streetがハイラインの北端。
この先、14年春には34th Streetまで延伸されるらしいです。

夜はやはりタイムズスクエアに行ってしまいます。
Naked Cowboyを発見。この人かなり有名と聞いていますが、私はなかなかお会いできず、この晩に念願？の初対面です。

取り巻く見物人が、一定の距離感を保っているのが印象的でした。

6th Aveと42nd Streetの角でライオンキングの展示をやっていると聞いてやってきました。
『Inside The Lion King』と銘打って、ライオンキングの上演１５周年のタイミングで、舞台に使用している(orしていた)道具などを展示しています。入場無料、しかも撮影OK、むしろ「バンバン撮影してくれ」と言われました。宣伝効果狙いということなのでしょう。１２月のみの期間限定展示だったので、運が良かったです。

ライオンキングも好きなミュージカルの一つですが、今回は観劇を見送ったので、これがみられてラッキーでした。

オープニングで使われる太陽ですね。

この様な舞台のミニチュア展示もあり、とても興味深い展示で楽しめました。

ホリデーシーズンのニューヨークとシカゴ08：ハーレム、セントラルパーク
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10741440/
に続く。