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8月27日。<br />午前の部~雅丹地貌~<br /><br />敦煌滞在活動の最終日だ。<br />明日は夜の便で烏魯木齊行きなので、日中は敦煌に居られる訳だが、<br />列車の切符の都合があるので、きっと丸1日柳園駅で釘付けになるだろう。<br /><br />…と言う事で、今日は早起きして、最後の楽しみとして、敦煌から西北へ<br />180km離れた雅丹地貌(ヤルダン)と100km手前の漢長城と玉門関へ向かう。<br />旅行ブログは、午前の部に雅丹地貌、午後の部に玉門関と分けての紹介。<br />午後の部は、敦煌ラストナイトの様子も盛り込んだ。<br /><br />まずは雅丹地貌から。<br />大自然の神秘、戈壁灘と砂漠の織り成す原始的な造形が、人を困惑させ且つ魅了する。<br />説明は要らない(するけど…)。まずはご覧あれ。<br /><br />(参考→http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10033637/:2005年、夏の雅丹地貌紀行)

新疆放浪の旅・其の13~敦煌最終日!!雅丹地貌、砂漠が極めた神秘の造形!?~

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2006/08/19 - 2006/09/19

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こまちゃん

こまちゃんさん

8月27日。
午前の部~雅丹地貌~

敦煌滞在活動の最終日だ。
明日は夜の便で烏魯木齊行きなので、日中は敦煌に居られる訳だが、
列車の切符の都合があるので、きっと丸1日柳園駅で釘付けになるだろう。

…と言う事で、今日は早起きして、最後の楽しみとして、敦煌から西北へ
180km離れた雅丹地貌(ヤルダン)と100km手前の漢長城と玉門関へ向かう。
旅行ブログは、午前の部に雅丹地貌、午後の部に玉門関と分けての紹介。
午後の部は、敦煌ラストナイトの様子も盛り込んだ。

まずは雅丹地貌から。
大自然の神秘、戈壁灘と砂漠の織り成す原始的な造形が、人を困惑させ且つ魅了する。
説明は要らない(するけど…)。まずはご覧あれ。

(参考→http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10033637/:2005年、夏の雅丹地貌紀行)

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  • 朝5時。<br />「&#20320;要起来的時間五点鍾!」<br />携帯の目覚まし音声に起こされてイヤイヤ目が覚めた。眉間にしわ寄せながら、出掛ける準備をしていると(・・と言っても殆ど短時間で可能)、外でクラクションが鳴った。<br />昨日爺ぃが頼んでいたタクシーのオヤジ、結構几帳面な性格らしく、既に到着していたようだ。<br /> <br />昨晩、カメラのCFカードをノートPCに差したまま忘れて仕舞い、急いで部屋へ取りに行っている間に、みんなは車でO友さんを迎えに行った。<br /><br />CFカードを回収し、ホテル前で肌寒い風に吹かれて2,3分待っていたら、みんながO友さんを乗せて葯業ホテルに戻ってきた。<br />そう、敦煌では、立秋を過ぎる頃から、朝晩は15度前後まで下がって仕舞う為、半袖で外に居ると結構寒いのだ。<br /><br />6時半の道では、車のライトが照らす所以外は何も見えない。。。<br />

    朝5時。
    「你要起来的時間五点鍾!」
    携帯の目覚まし音声に起こされてイヤイヤ目が覚めた。眉間にしわ寄せながら、出掛ける準備をしていると(・・と言っても殆ど短時間で可能)、外でクラクションが鳴った。
    昨日爺ぃが頼んでいたタクシーのオヤジ、結構几帳面な性格らしく、既に到着していたようだ。

    昨晩、カメラのCFカードをノートPCに差したまま忘れて仕舞い、急いで部屋へ取りに行っている間に、みんなは車でO友さんを迎えに行った。

    CFカードを回収し、ホテル前で肌寒い風に吹かれて2,3分待っていたら、みんながO友さんを乗せて葯業ホテルに戻ってきた。
    そう、敦煌では、立秋を過ぎる頃から、朝晩は15度前後まで下がって仕舞う為、半袖で外に居ると結構寒いのだ。

    6時半の道では、車のライトが照らす所以外は何も見えない。。。

  • 7時過ぎ頃になってやっと辺りが明るくなり、全てが肉眼で確認出来るようになった。<br /><br />だが、カメラにとってはまだ露出が「アンダー」。手ぶれは免れない明るさのようだ。<br />

    7時過ぎ頃になってやっと辺りが明るくなり、全てが肉眼で確認出来るようになった。

    だが、カメラにとってはまだ露出が「アンダー」。手ぶれは免れない明るさのようだ。

  • 町を抜け、10分程走れば、そこはもう戈壁灘のまん真ん中だった。<br /><br />ふとクニクニのほうを見ると、目の前に広がる見事なまでの「無限の平ら」な景色に、何かを感じているようだった。<br /><br />感想は?<br />そんなヤボは聞きはしない。<br />感動か、はたまた感嘆の思いなのか・・・<br />それら全てが一度に押し寄せ、感情表現の形容がしづらいこの360度全球型大自然で感じる事は、何よりこま自身それを知っているから。<br /><br />目がいつもよりも、でっかく開いているのが印象的。<br />

    町を抜け、10分程走れば、そこはもう戈壁灘のまん真ん中だった。

    ふとクニクニのほうを見ると、目の前に広がる見事なまでの「無限の平ら」な景色に、何かを感じているようだった。

    感想は?
    そんなヤボは聞きはしない。
    感動か、はたまた感嘆の思いなのか・・・
    それら全てが一度に押し寄せ、感情表現の形容がしづらいこの360度全球型大自然で感じる事は、何よりこま自身それを知っているから。

    目がいつもよりも、でっかく開いているのが印象的。

  • 昨日見付けた5速変速シャレードセダン。<br /><br />画像からは全体的に明るく見えるけど、この時間、まだ朝日は昇っていないのだ。<br />カメラにとっては結構暗いみたいだ。撮影はカメラを充分固定して行った。<br /><br />まだほんの少ししか走ってないが、やはりサンタナには勝てない事は既に体感出来た。<br />揺れやバウンドが多くて。。。でももう仕方がない。<br /><br />この時の費用は雅丹地貌往復だけで300元也。<br />でも殆ど夕方まで掛かるので、結構安いとも言える。<br /> <br />

    昨日見付けた5速変速シャレードセダン。

    画像からは全体的に明るく見えるけど、この時間、まだ朝日は昇っていないのだ。
    カメラにとっては結構暗いみたいだ。撮影はカメラを充分固定して行った。

    まだほんの少ししか走ってないが、やはりサンタナには勝てない事は既に体感出来た。
    揺れやバウンドが多くて。。。でももう仕方がない。

    この時の費用は雅丹地貌往復だけで300元也。
    でも殆ど夕方まで掛かるので、結構安いとも言える。

  • その数分後、朝日が登り始めた。<br /><br />しかし少し雲がかかっていて、太陽はすっきりと発光しなかった。<br /><br />丸い輪っかが出来ているのは、雲のせいで光の滲みが出ているからだ。<br />

    その数分後、朝日が登り始めた。

    しかし少し雲がかかっていて、太陽はすっきりと発光しなかった。

    丸い輪っかが出来ているのは、雲のせいで光の滲みが出ているからだ。

  • その朝日に照らされた戈壁灘は、夕日に照らされているように赤く染まっていた。<br /><br />走る我々の車の影。

    その朝日に照らされた戈壁灘は、夕日に照らされているように赤く染まっていた。

    走る我々の車の影。

  • 朝日が照らす曉の色が見られる時間は短い。<br />少しの間ショーを楽しんだ我々の目の前には、真っ直ぐ続く戈壁灘の道しかなかった。<br /><br />こんな道に見慣れて仕舞った贅沢なこま。<br />

    朝日が照らす曉の色が見られる時間は短い。
    少しの間ショーを楽しんだ我々の目の前には、真っ直ぐ続く戈壁灘の道しかなかった。

    こんな道に見慣れて仕舞った贅沢なこま。

  • 地貌になり損なった感じの塊。<br /><br />実際の雅丹地貌(ヤルダン)はこんなモンじゃない。<br />

    地貌になり損なった感じの塊。

    実際の雅丹地貌(ヤルダン)はこんなモンじゃない。

  • 後ろを見ると、蹴り上げた戈壁灘の砂煙が、朝日に眩しく溶けて行くのが見えた。<br />

    後ろを見ると、蹴り上げた戈壁灘の砂煙が、朝日に眩しく溶けて行くのが見えた。

  • 最初の料金所。まだ9時前なので、朝日に照らされて日がまどろんでいる感じだ。<br />ここは雅丹地貌の料金所ではなく「玉門関」のもの。<br />先の雅丹地貌へ行くだけの人でも、ここで玉門関の入場料と言うか通関料30元が必要。

    最初の料金所。まだ9時前なので、朝日に照らされて日がまどろんでいる感じだ。
    ここは雅丹地貌の料金所ではなく「玉門関」のもの。
    先の雅丹地貌へ行くだけの人でも、ここで玉門関の入場料と言うか通関料30元が必要。

  • 料金所を経て直ぐにある「玉門関」を過ぎてから、まだまだ続く戈壁灘の道。<br />玉門関までが80km、そこから更に100km先に雅丹地貌はある。<br /><br />理屈にけじめの無い中国。<br />お国は、「世界の仲間入り」なんて平気な顔して言うけれど、どの面下げてそんな事が言えるのだろう。その神経の太さにはほとほと参る。ヘソで珈琲を沸かして仕舞いそうなくらい可笑しいし、不合理な事が多い国。そう言った自分の国のマイナス面を判っていながら、あれだけの事が平気で言える国民性は、どう行った理由から養われるのだろう。

    料金所を経て直ぐにある「玉門関」を過ぎてから、まだまだ続く戈壁灘の道。
    玉門関までが80km、そこから更に100km先に雅丹地貌はある。

    理屈にけじめの無い中国。
    お国は、「世界の仲間入り」なんて平気な顔して言うけれど、どの面下げてそんな事が言えるのだろう。その神経の太さにはほとほと参る。ヘソで珈琲を沸かして仕舞いそうなくらい可笑しいし、不合理な事が多い国。そう言った自分の国のマイナス面を判っていながら、あれだけの事が平気で言える国民性は、どう行った理由から養われるのだろう。

  • ・・・実は、何にも理解していない「おこちゃま水準」なのかも知れない。<br />別に日本がそうでは無いとも言えないが、手前の落ち度を棚上げし、言動や要求に関して図々し過ぎる事が多い。犯罪にしても、公僕などのウラとの癒着が多過ぎて、肝心な部分が制圧出来ないで居る事が多いし・・・。

    ・・・実は、何にも理解していない「おこちゃま水準」なのかも知れない。
    別に日本がそうでは無いとも言えないが、手前の落ち度を棚上げし、言動や要求に関して図々し過ぎる事が多い。犯罪にしても、公僕などのウラとの癒着が多過ぎて、肝心な部分が制圧出来ないで居る事が多いし・・・。

  • どこまでも続く戈壁灘の道を駆け抜ける。<br /><br />この辺りには塩が吹き出しており、昔、海だった1つの理由になっている。<br />

    どこまでも続く戈壁灘の道を駆け抜ける。

    この辺りには塩が吹き出しており、昔、海だった1つの理由になっている。

  • その道をうたた寝したり、起きて写真を撮ったりしているウチに、50分程で、「敦煌雅丹・国家地質公園」に到着。<br /><br />

    その道をうたた寝したり、起きて写真を撮ったりしているウチに、50分程で、「敦煌雅丹・国家地質公園」に到着。

  • ここは料金所、1人60元。<br />雅丹地貌公園内の遊覧バスチケットが込みになっている。

    ここは料金所、1人60元。
    雅丹地貌公園内の遊覧バスチケットが込みになっている。

  • ゲートから300m程離れた所にある、雅丹地貌の管理所。<br /><br />レストランや資料館などがある建物だ。<br />

    ゲートから300m程離れた所にある、雅丹地貌の管理所。

    レストランや資料館などがある建物だ。

  • バスに乗る前に、いつものようにトイレ。<br />駐車場には、プレハブの簡易トイレが並んでいる。驚いた事に、今回はお金を取られた(1元)。昨年は無料だったが、取れる所からはドンドン取るのには呆れる。今はどこの国定公園も、個人への委託管理化が流行っているので、全てがその管理者の腹づもり次第で決まって行く。国の規定などは皆無なのだ。<br />

    バスに乗る前に、いつものようにトイレ。
    駐車場には、プレハブの簡易トイレが並んでいる。驚いた事に、今回はお金を取られた(1元)。昨年は無料だったが、取れる所からはドンドン取るのには呆れる。今はどこの国定公園も、個人への委託管理化が流行っているので、全てがその管理者の腹づもり次第で決まって行く。国の規定などは皆無なのだ。

  • 今回は、オンボロマイクロバスではなく、小型のオープン自動車だった。<br /><br />窓がないので大変だが、写真を撮るには、あの汚い硝子の窓が無くて最高に都合が良い。

    今回は、オンボロマイクロバスではなく、小型のオープン自動車だった。

    窓がないので大変だが、写真を撮るには、あの汚い硝子の窓が無くて最高に都合が良い。

  • 管理所を出て直ぐの所にある「派出所」。<br /><br />天然の地貌をくりぬいて作られているのだが、それが果たして良いのか悪いのか・・・<br />自然を紹介する(守る)所なのに、これでは本末転倒だ。しかも「公安」だし。<br /><br />何より、ここは『国家地質公園』だぜ。

    管理所を出て直ぐの所にある「派出所」。

    天然の地貌をくりぬいて作られているのだが、それが果たして良いのか悪いのか・・・
    自然を紹介する(守る)所なのに、これでは本末転倒だ。しかも「公安」だし。

    何より、ここは『国家地質公園』だぜ。

  • 中国の場合、基本は全てが権力支配。<br />営利目的の施設であっても、係わっている人間の「力」で全てが決まり、その人間がバカだった場合、とんでもない事を平気でしてしまう事も少なくない。<br />「制作側の観点」だけで全てが決まり、第三者から見れば、どう考えどう評価するのか・・と言う事を、まるで気にしない。故に「おこちゃま」だと言うのである。

    中国の場合、基本は全てが権力支配。
    営利目的の施設であっても、係わっている人間の「力」で全てが決まり、その人間がバカだった場合、とんでもない事を平気でしてしまう事も少なくない。
    「制作側の観点」だけで全てが決まり、第三者から見れば、どう考えどう評価するのか・・と言う事を、まるで気にしない。故に「おこちゃま」だと言うのである。

  • 人が手を付けた所は、兎に角文句が多くなるので困る。。。<br /><br />でも、一旦自然の懐に潜り込めば、そんなしがらみからは一時開放されるのだ。<br />

    人が手を付けた所は、兎に角文句が多くなるので困る。。。

    でも、一旦自然の懐に潜り込めば、そんなしがらみからは一時開放されるのだ。

  • ここからは画像で綴りたい。

    ここからは画像で綴りたい。

  • 金獅迎賓<br /><br />金の獅子が皆様をお出迎え。<br />

    金獅迎賓

    金の獅子が皆様をお出迎え。

  • 今回、こまはD100を準備した。<br />爺ぃも、ちょっとマシなのが欲しい(但し安い事!)と言うので、準備したPanasonic DMC-FZ10。<br /><br />何故かシルバー希望と言う事で苦労した。<br />持ってきてから「黒も良かった」・・・どっちやねん!?<br /><br />初めてのカメラでも、いっぱしのカメラ使いに見えてしまうこの姿。。。<br />本人、使い方を全然覚えてない(中文メニュー搭載!)。

    今回、こまはD100を準備した。
    爺ぃも、ちょっとマシなのが欲しい(但し安い事!)と言うので、準備したPanasonic DMC-FZ10。

    何故かシルバー希望と言う事で苦労した。
    持ってきてから「黒も良かった」・・・どっちやねん!?

    初めてのカメラでも、いっぱしのカメラ使いに見えてしまうこの姿。。。
    本人、使い方を全然覚えてない(中文メニュー搭載!)。

  • 今回乗せられた観光用ミニカート(軽自動車ぐらいの車)。<br /><br />朝早かった事と、観光客の少ない今年は、バスでの巡回は少ないそうだ。<br />

    今回乗せられた観光用ミニカート(軽自動車ぐらいの車)。

    朝早かった事と、観光客の少ない今年は、バスでの巡回は少ないそうだ。

  • 偉大なる砂漠の風化した土地、ヤルダンの藝術。<br /><br />暫くは色々な表情をご覧戴きたい。

    偉大なる砂漠の風化した土地、ヤルダンの藝術。

    暫くは色々な表情をご覧戴きたい。

  • 午前の鑑賞なので、地肌が赤く染まっている感じ。

    午前の鑑賞なので、地肌が赤く染まっている感じ。

  • 雄大な雅丹地貌は、背負っている真っ青な大空がとても合う。

    雄大な雅丹地貌は、背負っている真っ青な大空がとても合う。

  • 摩訶不思議な情景。

    摩訶不思議な情景。

  • 逆光に聳える姿も、心なしか石器時代の空気を感じる。

    逆光に聳える姿も、心なしか石器時代の空気を感じる。

  • 雅丹地貌観光の入り口。<br />こまは、「ウエルカムゲート」と名付けている。<br /><br />画像のように、道の両脇にゲート状の地貌が向かい合わせに立っている。

    雅丹地貌観光の入り口。
    こまは、「ウエルカムゲート」と名付けている。

    画像のように、道の両脇にゲート状の地貌が向かい合わせに立っている。

  • 獅身人面<br /><br />獅身人面とは、スフィンクスの事。<br />後にあるカタツムリとスフィンクスが合体したような塊がそれ。<br />

    獅身人面

    獅身人面とは、スフィンクスの事。
    後にあるカタツムリとスフィンクスが合体したような塊がそれ。

  • これは、車で少し離れた時に、偶然発見したもの。<br /><br />こっちの方が獅身人面に似ている気がした。

    これは、車で少し離れた時に、偶然発見したもの。

    こっちの方が獅身人面に似ている気がした。

  • 次の孔雀岩へ向かうまでの風景。<br />

    次の孔雀岩へ向かうまでの風景。

  • 風化せずに残った塊付近には、砂漠の痕跡があるものの、それ以外の部分は殆ど戈壁灘化しているので、そのまま歩いても問題がない程硬い土地だ。

    風化せずに残った塊付近には、砂漠の痕跡があるものの、それ以外の部分は殆ど戈壁灘化しているので、そのまま歩いても問題がない程硬い土地だ。

  • 雅丹地貌の間には、流れ出てしまいそうな砂が見える。

    雅丹地貌の間には、流れ出てしまいそうな砂が見える。

  • 北の方向は、どこまでも何もない。<br /><br />かまやつひろしの「何にもない大地」を、自然に口ずさんでいた。

    北の方向は、どこまでも何もない。

    かまやつひろしの「何にもない大地」を、自然に口ずさんでいた。

  • 孔雀岩に到着すると、いつもの駱駝屋さんがお出迎え。<br />おじさんが2匹の駱駝を引き連れてやってくるが、誰1人として乗ろうとしなかった。<br />こまは、ほかの2人には乗せて上げるつもりだったので、こっそり爺ぃに話しをすると、全ての客が孔雀岩に向かうのを見て、価格交渉を始めた。<br />

    孔雀岩に到着すると、いつもの駱駝屋さんがお出迎え。
    おじさんが2匹の駱駝を引き連れてやってくるが、誰1人として乗ろうとしなかった。
    こまは、ほかの2人には乗せて上げるつもりだったので、こっそり爺ぃに話しをすると、全ての客が孔雀岩に向かうのを見て、価格交渉を始めた。

  • 言い分はこうだ。<br />誰も乗せないで居たら無一文じゃろ?安くても乗せれば幾らか入る。どうする?<br /> <br />交渉成立。<br />彼等が言う30元を、「2人で40元」にしてしまった。(ーー;<br />

    言い分はこうだ。
    誰も乗せないで居たら無一文じゃろ?安くても乗せれば幾らか入る。どうする?

    交渉成立。
    彼等が言う30元を、「2人で40元」にしてしまった。(ーー;

  • 何にもない大地には、ほんの欠片の風すら吹いて居なかった。<br /><br /><br />♪何にもな〜い大地に、ただ風が吹いてた〜♪<br />かまやつひろしの歌の歌詞のようには行かない。。。<br /><br />

    何にもない大地には、ほんの欠片の風すら吹いて居なかった。


    ♪何にもな〜い大地に、ただ風が吹いてた〜♪
    かまやつひろしの歌の歌詞のようには行かない。。。

  • お客様ご案内〜。<br /><br />駱駝に乗っててもタバコを手放さないクニクニ。<br />中国語で「烟鬼」と呼ぶ。

    お客様ご案内〜。

    駱駝に乗っててもタバコを手放さないクニクニ。
    中国語で「烟鬼」と呼ぶ。

  • 交渉の功労者爺ぃは、のんびり写真を撮りながらついてきていた。<br />

    交渉の功労者爺ぃは、のんびり写真を撮りながらついてきていた。

  • 300mmで撮影。<br /><br />暗さは否めないが、結構面白いものが撮れる。

    300mmで撮影。

    暗さは否めないが、結構面白いものが撮れる。

  • 孔雀岩

    孔雀岩

  • ここの駱駝は、鳴沙山のと違って結構ハンサム。<br />しかもかなり大きい。<br />

    ここの駱駝は、鳴沙山のと違って結構ハンサム。
    しかもかなり大きい。

  • ここで問題発生。<br />2人を乗せた駱駝に、「降ろせ!」と言うが、おやじは「往復20元、降ろしたら5元追加」<br />と馬鹿な事を言い出した。<br /><br />爺ぃのメガトン級の爆弾が炸裂!!<br /><br />イヤイヤながらも、言い返せない駱駝引きのおやじは、文句を呟きながら、渋々2人を降ろして観光待ち。<br />

    ここで問題発生。
    2人を乗せた駱駝に、「降ろせ!」と言うが、おやじは「往復20元、降ろしたら5元追加」
    と馬鹿な事を言い出した。

    爺ぃのメガトン級の爆弾が炸裂!!

    イヤイヤながらも、言い返せない駱駝引きのおやじは、文句を呟きながら、渋々2人を降ろして観光待ち。

  • 爺ぃの爆弾には、必ず、<br /> <br /> 「そんな事だから、お前等の商売に未来はないんじゃ」<br /> <br />と一言入っている。<br />その言葉には、中国人の観点の弱さを悲観している事が含まれている。<br />こう言った人間が、13億には平均化して存在する。そんな国に「本当の」未来はあるのか・・・と。

    爺ぃの爆弾には、必ず、

     「そんな事だから、お前等の商売に未来はないんじゃ」

    と一言入っている。
    その言葉には、中国人の観点の弱さを悲観している事が含まれている。
    こう言った人間が、13億には平均化して存在する。そんな国に「本当の」未来はあるのか・・・と。

  • 孔雀岩の脇には、大きな地貌の塊がある。<br />その上に立って南方を見据える爺ぃとO友さん。<br />

    孔雀岩の脇には、大きな地貌の塊がある。
    その上に立って南方を見据える爺ぃとO友さん。

  • 3枚繋ぎの雅丹地貌パノラマ画像。<br /><br />まだ朝の10時半なので、日差しがまどろんでいる。(北京時間比較の実時間は9時頃)<br />

    3枚繋ぎの雅丹地貌パノラマ画像。

    まだ朝の10時半なので、日差しがまどろんでいる。(北京時間比較の実時間は9時頃)

  • 孔雀岩からさようなら。<br /><br />この後、待たせていた駱駝に乗ってカートまで戻る。<br />2人行きの駱駝を交代してみた。

    孔雀岩からさようなら。

    この後、待たせていた駱駝に乗ってカートまで戻る。
    2人行きの駱駝を交代してみた。

  • 2枚綴りのパノラマ風景。<br /><br />艦隊が勢揃いしているように見える。

    2枚綴りのパノラマ風景。

    艦隊が勢揃いしているように見える。

  • 大自然の中ではちっぽけな人間。

    大自然の中ではちっぽけな人間。

  • 艦隊出海<br /><br />やはり、艦隊出航の場所だった。<br />縦に長い雅丹地貌が、沢山横並びになって並んでいる光景が圧巻。<br />

    艦隊出海

    やはり、艦隊出航の場所だった。
    縦に長い雅丹地貌が、沢山横並びになって並んでいる光景が圧巻。

  • ここが観光の基本終点地。<br />実際は、カートやバスで廻る範囲の7,8倍はある。

    ここが観光の基本終点地。
    実際は、カートやバスで廻る範囲の7,8倍はある。

  • これが雅丹地貌の見取り図。<br /><br />いつも回るコースは、上の道路の半分だけだ。<br /><br />レンタサイクルもバイクもないこの場所。<br />コース設定されていない所は徒歩???<br />歩いて回る人って居るのだろうか・・・?

    これが雅丹地貌の見取り図。

    いつも回るコースは、上の道路の半分だけだ。

    レンタサイクルもバイクもないこの場所。
    コース設定されていない所は徒歩???
    歩いて回る人って居るのだろうか・・・?

  • 懸命に案内をしていたガイドの小姐。<br />ミラー越しに見る彼女の表情。<br /><br />彼女は毎日この光景を眺めていて何を感じるのだろう。

    懸命に案内をしていたガイドの小姐。
    ミラー越しに見る彼女の表情。

    彼女は毎日この光景を眺めていて何を感じるのだろう。

  • 引き返す途中、一旦ウエルカムゲートで車から降りて撮影タイム。

    引き返す途中、一旦ウエルカムゲートで車から降りて撮影タイム。

  • しかし、こまが写す被写体は、殆ど車上からだった。

    しかし、こまが写す被写体は、殆ど車上からだった。

  • 大型ケーキのような塊。

    大型ケーキのような塊。

  • 小さな雅丹地貌の集団。<br />5枚繋いだ超パノラマ画像。

    小さな雅丹地貌の集団。
    5枚繋いだ超パノラマ画像。

  • 引き返す頃には風がきつくなり始めた。<br /><br />クニクニの帽子に、爺ぃがフックでサングラスケースを、重し代わりに引っかけた。

    引き返す頃には風がきつくなり始めた。

    クニクニの帽子に、爺ぃがフックでサングラスケースを、重し代わりに引っかけた。

  • 天気も気候もマズマズで、大いに満足して戻って来た。<br /><br />時間が進むに連れ、秋晴れの如く空が青く冴え渡る。

    天気も気候もマズマズで、大いに満足して戻って来た。

    時間が進むに連れ、秋晴れの如く空が青く冴え渡る。

  • ここが昨年食事したレストランだが、今回は時間がまだなのでパスした。<br /><br />後になって、みんな朝食を採っていなかったので、何か食べておけば良かったと後悔。。。

    ここが昨年食事したレストランだが、今回は時間がまだなのでパスした。

    後になって、みんな朝食を採っていなかったので、何か食べておけば良かったと後悔。。。

  • この狸なおいちゃんが今回の司机。<br />(午後の部で車と一緒に紹介する)<br /><br />「記念に写真でもどう?」と聞いたら、照れながらもしっかり立ちを決めている。(^^;<br /><br />安全運転の上に物腰の柔らかい良い人だ。<br /><br /><br />午前の部はここで終了。<br />続いて午後の部は、車は漢の長城へ向かうべく、さっき来た戈壁灘の道を、ひたすら100km戻るのだった。<br /><br />では、引き続きお楽しみあれ。<br />(また同じく枚数が多いけど…(60枚オーバー…(--;))

    この狸なおいちゃんが今回の司机。
    (午後の部で車と一緒に紹介する)

    「記念に写真でもどう?」と聞いたら、照れながらもしっかり立ちを決めている。(^^;

    安全運転の上に物腰の柔らかい良い人だ。


    午前の部はここで終了。
    続いて午後の部は、車は漢の長城へ向かうべく、さっき来た戈壁灘の道を、ひたすら100km戻るのだった。

    では、引き続きお楽しみあれ。
    (また同じく枚数が多いけど…(60枚オーバー…(--;))

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