2008/10/15 - 2008/10/15
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yamada423さん
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ルノアール ピアノに向かう少女たちGirls at the Piano,1892
オランジュリー美術館 2008.10.15
旅行写真紀行 Travel Photo Essay
2008ノルマンディー・ブルターニュの旅⑥パリ その3(1~4を予定)
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私が写真を撮る際に最も大切にしているのは、被写体そのものよりも、そこに反射する光が作り出す輝きと陰影です。それが私が画家クロード・モネを好きな大きな理由です。
光の画家モネ(定説のようです)の「ルーアン大聖堂」連作や「積みわら」シリーズ、新国立美術館で公開中(8月16日まで)の「日傘を持った女」(2枚セットの1枚)、などが特にその光をモチーフにした作品と言われています。
私の今回のシリーズでもルーアン大聖堂、エトルタの崖、オンフルールのドック、モンサンミッシェルの朝夕などの撮影で光の捉え方に意を注ぎました。
旅行記を読み、写真をご覧いただくときに思い出していただければ嬉しく思います。
また旅先の雰囲気(臨場感)を出すため、できるだけ人物を写し込むことに心がけました。
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2008年10月7~16日(ノルマンディー、ブルターニュ、パリ)
今回の旅行は印象派を代表する画家クロード・モネが幼少時代から43歳で睡蓮の池で有名なジヴェルニーの家に移るまで主に活動したル・アーヴルおよびオンフルール、エトルタなど周辺の町を中心としたノルマンディー地方と世界遺産モンサンミッシェルが有名なブルターニュ地方を訪れました。(①~⑥を予定しています)
夏休みでパリへの旅行者が多いので、順番を変えて⑥パリを先行して公開することにしました。その1~4を予定しています。
その3は朝のサン・ジェルマンからセーヌ川沿いを歩いてチュイルリー公園で遊び、午後にオランジュリー美術館で見たヴァルター・ギヨーム・コレクションの紹介までです。印象派の名画をたっぷりお楽しみください。(モネの睡蓮はその4で紹介します)
印象派の絵画は好きな方には、2010年から改装中で印象派の多くの絵画が海外出張中(貸出中)のオルセー美術館に代わりこのオランジュリー美術館をお薦めします。
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2008年10月15日(水)
今回の旅行は到着の日と帰る今日だけが雨模様でそれ以外は天気に恵まれた。
オランジュリー美術館が開く午後1時にあわせてサンジェルマンの裏通りを歩き始めた。
ギャラリーが多いのは近くに国立美術学校があるためか。ポンヌフからセーヌ川沿いに歩き、またチュイルリー公園の池でカモメがえさを取り合うのを写したり、ベンチでSUDOKUをやっている人に声をかけたり、非日常的な時間を過ごすのも旅行の醍醐味のひとつといえる。
オランジュリー美術館はモネの代表作「睡蓮」とヴァルター・ギヨームコレクションの19世紀末から20世紀初頭のフランスの144作品からなり、モジリアニ、ルソー、ピカソ、マチス、ユトリロなどなじみ深い作品ばかりである。
これほどの多数の絵画をゆったりと見られるのだから絵の好きな人にはたまらない。絵画の説明は写真に任せるが、睡蓮の展示室が自然光を取り入れた画期的なものに改装され、以前見たときよりもはるかに鮮明にかつ自然に見えるようになったことはうれしかった。
撮影 CANON EOS40D 17/85 IS USM
原画サイズ3888×2592
気になる画像は、ぜひ元画像に拡大して御覧ください。
(元画像モードにして、次の写真へ>>)
編集・公開 2010.8.12
クチコミ「スリの被害に遭わないための予防策」2011.3.28
http://4travel.jp/traveler/810766/tips/
現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝食に入ったカフェ・ドゥ・フロールの内部 10:15
オレンジジュース、カフェ・オレ、クロワッサン、ジャムで21ユーロ。
一般のカフェの2〜3倍の値段。さすが昔から文化人の集まるカフェだ。 -
朝のカフェ・ドゥ・フロールは夕方の賑わいがウソのようです。
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ドゥー・マゴもこの通りです。
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Diorの店先を往くマダム。
赤が良く似合いますが演出ではありません。(それ以上?)
サン・ジェルマン・デ・プレ教会北側のRue de l’Abbaye -
朝のサン・ジェルマン・デ・プレ教会北面 10:38
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裏通りは駐車場を兼ねています。
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小さな空き地の大きな桐の木。
METAPHORES(隠喩)では何の店か判りませんが
この雰囲気が気に入りました。
街燈が灯っていたら・・想像すると楽しいです。 -
裏通りのハトの群れ
私が召集したのではありませんが、少しだけパンを与えました。 -
朝のヤコブ通り Rue Jacob
最後のホテル(ホテル・ミレジームHotel Millesime)はこの通りにあります。
ジョッギングする人が。 -
MODENATURE(自然様式?) ショーウィンドウ
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セーヌ通り Rue de Seine
右端はHOTEL de SEINE -
ギャラリーLUMASのオフィス
静かな朝の雰囲気が感じられる1枚です。 -
朝露でしっとり濡れた路地裏 10:54
私は路地裏の風景が好きで、この近くに通るたびに撮影している馴染みの通りがあります。パリ その1 サン・ジェルマンに載せています。
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10485630/ -
通りの正面に見えるのは丸屋根が特徴のフランス学士院。
丸天井を意味する「クーポール」の愛称で親しまれている。
偶然、運良く HONDA CRVがやってきました。
CM映像が作れそうな場面でした。(私は元H社のエンジニア) -
狭いながらも風情がある朝の裏通り。
シャンゼリゼ通りを歩くよりも好きです。 -
ギャラリーの看板とサン・ジェルマン芸術週間の旗
このあたりにギャラリーが多いのは国立美術学校(ボザール)
Ecole Nationale Superieure des Beaux Artsがあるのと関係するでしょうか。 -
昨夜の銃撃事件の現場写真
弾痕生々しいギャラリーのガラスもアート? -
AGATA RUIZ DE LA PRADA(Pradaの関連?)
モノトーンの街並みを一瞬明るくするディスプレイのような店の雰囲気です。
さすがパリだ。これぞパリだ。やはりパリだ。
パリだ三連句。(笑) -
La Reine Margot
となりのアンティーク・ショップ の展示もシックで好きです。
これは大人のパリの雰囲気? Oui Madame. -
セーヌ川沿いの渋滞路で捉えたツー・ショット
真剣な表情が素敵でした。
自分がリスクを冒してでも女を守るヘルメット。
勇気が要りますね。 -
朝のセーヌ川 11:11
ポン・デ・ザール(芸術橋)の向こうはルーブル美術館 -
ポン・ヌフ(新橋)の右岸側(下流に向かって右側でルーブル美術館の側)
左端はシテ島の先端部 -
マロニエの黄葉
シテ島の先端部は緑豊かな公園(ヴェール・ギャラン広場Square du Vert Galant)になっており、右岸のルーブル美術館、左岸の造幣局・学士院が一望できる。
ちょうどマロニエの黄葉の季節でした。 -
ツイン・ビルヂング
名前は分かりませんが良く似た建物が並んでいましたので撮りました。
通路の先はドーフィヌ広場、裁判所で、中庭にあるサント・シャペルの尖塔が見えます。 -
ボート・ハウスとヴェール・ギャラン広場
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ポン・ヌフ(左岸・下流側)とボート・ハウスMARIE JEANNE ?
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ボート・ハウス用の郵便受け
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ボート・ハウスに自転車。生活臭が漂うセーヌ河畔 11:29
向こうに見えるポン・デ・ザール(芸術橋)とルーブル美術館に違和感はありません。 -
フランス式屋形船(レストラン船)のマスコット。
対岸はルーブル美術館 -
フランス式屋形船の洋式提灯
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ポン・デ・ザール(芸術橋)の○○画売り
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ポン・ヌフの右岸側全景とヴェール・ギャラン広場
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ポン・ヌフの左岸側全景とヴェール・ギャラン広場
中央奥に見えるのは裁判所の中庭にあるサント・シャペルの尖塔 -
セーヌ河畔のブキニスト(古本屋)
左下の裸婦面画のタイトルWHAT’S ON A MAN’S MINDに注目
その右にはアインシュタイン -
壁を這うツタにも秋の気配が感じられます。11:42
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ホテル・ミレジームHotel Millesimeのロビー
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小雨のセーヌ河畔 12:43
オレンジ色の傘がここに来るのを待っていました。 -
ルーブル美術館のドノン翼
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小雨模様のセーヌ河畔
今回の10日間の旅行で雨にあったのは初日と最終日のパリだけでした。
旅の疲れを癒してくれるしっとりとした雰囲気で、いやな感じはしませんでした。 -
セーヌ河岸(ヴォルテール河岸)とボーヌ通りRue du Beauneの角にある18世紀の文学者ヴォルテールVOLTAIREの名を冠したレストラン
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オルセー美術館のセーヌ川側壁面にはオルセー駅から出発する列車の行き先が残っています。ORLEAN,QUIMPER, AURILLAC,BLOIS,TOURS
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この日は通り過ぎただけです。13:00
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オルセー美術館のセーヌ川側外観
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オルセー美術館のセーヌ川側全景(ソルフェリーノ歩道橋上より)
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秋色のセーヌ河畔(ソルフェリーノ歩道橋上より)
コンコルド橋とアレクサンダー?世橋の金色の柱頭が見えます。
大きな屋根はグラン・パレ -
チュイルリー公園のマロニエの黄葉
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チュイルリー公園の静かな秋
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この鳩は私が餌付けした撮影協力者ですが、餌に夢中でこっちを向いてくれません。
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やっとハトの顔が見えました。
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チュイルリー公園のカフェ
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チュイルリー公園のには、あちらこちらに銅像や大理石の彫像が据えられ、野外彫刻展示場のようです。
ここに限らずリュクサンブール公園もそうです。 -
チュイルリー公園の池のカモメ 四態 その1 13:24
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チュイルリー公園の池のカモメ 四態 その2
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チュイルリー公園の池のカモメ 四態 その3
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チュイルリー公園の池のカモメ 四態 その4
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ロダン「接吻」
オランジュリー美術館前の彫刻
背景はコンコルド広場でオベリスクが見えます。
パリだからこそ似合う屋外展示です。
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オランジュリー美術館正面 13:37
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収集家ギヨームの居間を再現したミニチュア
オランジュリー美術館はモネの代表作「睡蓮」とヴァルター&ギヨームコレクションの19世紀末から20世紀初頭のフランスの144作品からなり、モジリアニ、ルソー、ピカソ、マチス、ユトリロなどなじみ深い作品ばかりである。 -
こちらは実寸の部屋の再現です。なんと贅沢な!
絵画を収集して部屋を飾った例は多くはないと思います。 -
ルノアール (水浴のあと?)
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ルノアール ピアノに向かう少女たちGirls at the Piano,1892
1997年に訪れたとき、同行の娘がこのポスター(複製プリント)を買い、額を特注して部屋に飾っています。額の値段が10倍以上?
表紙の写真です。 -
道化の衣装のクロード・ルノアール 1909
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ルノアール ガブリエルとジャン
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モジリアーニ 若い奉公人
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アンリ・ルソー 田舎の婚礼 1905
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アンリ・ルソー 人形を持つ子供 1908
極めてシンプルな構図ですが、いかにも子どもらしいあたたかい雰囲気を感じます。 -
アンリ・ルソー ジェニエ親父の二輪馬車 1908
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マチス (横たわる女?)
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ピカソ
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ピカソ
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アンドレ・デュラン?
私はこの画家についての知識はありませんでしたが、
次の作品も含めてすごく気に入りました。
60代での新発見です。 -
アンドレ・デュラン(部分)
原画は全身を表わしています。 -
アンドレ・デュラン
片足を挙げたポーズがユニークです。 -
モーリス・ユトリロ 1924
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モーリス・ユトリロ 1924
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モーリス・ユトリロ
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モーリス・ユトリロ 14:31
午前中の街歩きからオランジュリー美術館のたくさんの絵画写真をご覧いただきありがとうございました。
これからパリへの旅行を計画している印象派の絵画が好きな方には、2010年から改装中で印象派の多くの絵画が海外出張中(貸出中)のオルセー美術館に代わりこのオランジュリー美術館をお薦めします。
モネの代表作「睡蓮」とヴァルター・ギヨームコレクションのモジリアニ、ルソー、ピカソ、マチス、ユトリロなどなじみ深い作品ばかり144点で、フルコース料理でなく好きなモノを厳選して味わったような強い印象が残ります。 ルーブル、オルセー、メトロポリタン、シカゴ、プラド、ウフィツィなどの美術館を観てきた私の評価・印象・推薦です。
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