2008/10/07 - 2008/10/16
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yamada423さん
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サンジェルマン・デプレ教会と満月 2008.10.13
旅行写真紀行 Travel Photo Essay
2008ノルマンディー・ブルターニュの旅⑥パリ その1(1~4の内)
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私が写真を撮る際に最も大切にしているのは、被写体そのものよりも、そこに反射する光が作り出す輝きと陰影です。それが私が画家クロード・モネを好きな大きな理由です。
光の画家モネ(定説のようです)の「ルーアン大聖堂」連作や「積みわら」シリーズ、新国立美術館で公開中(8月16日まで)の「日傘を持った女」(2枚セットの1枚)、などが特にその光をモチーフにした作品と言われています。
私の今回のシリーズでもルーアン大聖堂、エトルタの崖、オンフルールのドック、モンサンミッシェルの朝夕などの撮影で光の捉え方に意を注ぎました。
旅行記を読み、写真をご覧いただくときに思い出していただければ嬉しく思います。
また旅先の雰囲気(臨場感)を出すため、できるだけ人物を写し込むことに心がけました。
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2008年10月7~16日(ノルマンディー、ブルターニュ、パリ)
今回の旅行は印象派を代表する画家クロード・モネが幼少時代から43歳で睡蓮の池で有名なジヴェルニーの家に移るまで主に活動したル・アーヴルおよびオンフルール、エトルタなど周辺の町を中心としたノルマンディー地方と世界遺産モンサンミッシェルが有名なブルターニュ地方を訪れました。(①~⑥を予定しています)
夏休みでパリへの旅行者が多いので、順番を変えて⑥パリを先行して公開することにしました。その1~4からなります。
その1はブルターニュ地方から夕方パリに着いてから、翌日の午前中までの記録です。パリの青山と私が呼んでいる、おしゃれな大人の街サンジェルマン界隈の夜の雰囲気をゆっくりとお楽しみください。
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2008年10月13日(月)
パリへ戻る列車を予定の午後のから昼前のに変えることにして、11:44発のTGVが発車してしばらくすると女車掌が検札に来て、列車を変えたことで追加料金E15取られた。
その上「TGVの座席システムは飛行機と同じであるから座席を予約しない限り勝手に乗ってはいけないのだ」と文句を言われて気分が悪かった。
駅で乗車前に切符を変更すればただのようだ。パリまで4時間半の長旅は退屈しのぎにキオスクで買ったSUDOKU(2.6ユーロ)を解いたりしながらすごした。
パリのモンパルナス駅は夕方でごった返していた。今日のホテルは予約してなかったので駅の案内所で観光案内所の場所を聞くと近くにはないといわれ、サンジェルマン地区まで歩きながらホテルを探した。
Rue de Fourに手ごろなホテルHotel de Saint Germainを見つけた。年配のマダムが通常125ユーロのところを95でいいというのでそこに決めた。
通りに面しているが5階で2重ガラス窓のため静かで落ち着ける部屋だ。パリへ戻ってほっとして体の力が抜ける感じがした。夕方ショウウィンドがきれいに見えるころに出かけてサンジェルマン界隈を一歩きした。
途中で満月を見つけサンジェルマンデプレ教会の上に輝く月を撮った。夕食はKANTONという中華(+アジア)料理の店でチキンのきのこスープと酢豚を食べた。(21ユーロ)今回の旅行では初めての中華料理は大正解だった。
10月14日(火)
午前中は何度も歩いたコースをプチパレ目指して行った。サンジェルマン→ポンデザール→ルーブル美術館→チュイルリー公園→コンコルド広場→プチパレ。
プチパレ(1900年パリ万博の美術館として建てられた小宮殿)では近代絵画と写真のコラボレーションという珍しい展示で面白かった。
撮影 CANON EOS40D 17/85 IS USM
原画サイズ3888×2592 元画像972×648(25%Resize)
編集・公開 2010.8.4
気になる画像はクリックして拡大して御覧ください。
クチコミ「スリの被害に遭わないための予防策」2011.3.28
http://4travel.jp/traveler/810766/tips/
現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
■2014.6.17 20:00~NHKBSでサンジェルマンの特集番組を放映していました。
見慣れた風景がたくさん出てきて懐かしかったです。
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http://blog.with2.net/link.php?1581210
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エールフランス
PR
-
サンジェルマンの初日の宿 ホテル・ドゥ・サンジェルマンの最上階5階の部屋
予約無しで探したところで朝食つきで95ユーロ。
Rue du Fourに面しているが二重ガラスで静かでした。 -
ホテルの入り口に「冷暖房完備のホテル Hotel Climatise」と書いてあります。18:40
2★のホテルでは冷房がないところもあるからでしょうね。 -
赤十字社(Croix-Rouge)のバーとはどんな意味でしょう?
-
重ねたクレープのようなベンチ
横にはHONDAのバイク -
ショーウィンドの照明が目立ち始めるこの時刻が、私が撮影をしたくなる時間帯の始まりです。
私にはブランドの知識はありませんがショーウィンドは「生きた芸術」「息づく芸術」と思っているので興味は尽きません。 -
サンジェルマンの屋外芸術展示室にご案内します。
入場は無料です。
パリの青山と私が呼んでいる、おしゃれなおとなの街サンジェルマンの夜の雰囲気をたっぷりとお楽しみください。
画面を見るだけなのでスリに遭う心配はないので、周囲に気を配る必要はありません。(笑)
画像をクリックして拡大して御覧になることをお勧めします。飾ってあるものが良く見えます。 -
イチオシ
一幅の絵画のような女性ファッションの店SCOOTER
黒いフチに書いてありますがよく見ないと気づきません。 -
「サンジェルマンの庭」LES JARDANS DE St.GERMAINというレストラン
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JOSKAは美術工芸品のようです
-
イチオシ
居酒屋サンジェルマンLA TAVERNE St.GERMAIN
居酒屋TAVERNEをローマ字読みすると「食べるね」(笑) -
サンジェルマンのカフェ・ド・フロールは文化人が通う
二大カフェの一つ。
2階席は禁煙・冷暖房完備と書いてあります。
店の前に駐車の車はなぜか3台ともドイツ車 -
カフェ・ド・フロールのこの時間帯に見る照明が好きです。
パリに来るたびにここの写真を撮ってきました。 -
二大カフェのもう一つのドゥー・マゴ
この前に高級車で乗りつけるのがステータスのようです。 -
薄暮のサン・ジェルマン・デ・プレ教会 19:02
この後しばらくすると満月が昇りました。 -
サン・ジェルマン・デ・プレ交差点際のアルマーニ
EMPORIO ARMANI 19:08
東京の街と異なるのは、店の外、内共に照明が控えめで落ち着いた雰囲気です。
省エネにも役立つと思います。 -
サン・ジェルマン・デ・プレ交差点から見た満月 19:13
大変珍しい光景に出会いました。
かなり暗いですが通りをよく御覧ください。 -
レンヌ通りRue de Rennes の先にモンパルナスタワーを望む夕方の雑踏風景19:14
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黒人大統領候補に対して懸念の意見?を書いたポスター
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製造年号MILLESIMES入りのボルドー・ワイン専門店
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サン・ジェルマン・デプレ広場の出店
看板にはクレープ、ポップ・コーン、ゴーフル -
このサント・チャペルでのヴィヴァルディの四季のポスターを見て翌日聴きに行きました。
ヴァイオリン協奏曲「四季」はヴィヴァルディの協奏曲集「和声と創意への試み」作品8の一部です。
協奏曲集は全部で12曲(各3楽章)からなり、第1〜4番の4曲は「四季}として世界中に親しまれた有名な曲ですが、ふだん演奏会などではあまり聴くことがない第5〜第12番にも素晴らしいものがたくさんあります。 -
イチオシ
サン・ジェルマン・デ・プレ教会と満月 20:25
珍しいので表紙に採用しました。 -
ショーウィンド CELINE
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ポン・デ・ザールPont des Artsから見たポン・ヌフと満月
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夜のセーヌ河畔 20:48
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サン・ジェルマンの馴染みの路地裏 20:35
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馴染みの路地裏の朝 8:24
貴方は夜と朝、どちらの雰囲気が好きですか。
(この路地裏の風景で) -
朝のカフェの客はわずかです 8:25
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朝のポンヌフの右岸側(北側)
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昨夜と同じポン・デ・ザールPont des Artsから見た
ポン・ヌフと船 -
朝のセーヌ河畔はひっそりとしています 8:33
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カルーゼル橋とエッフェル塔
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朝のポンヌフ左岸側(南側)
赤く映っているのは船舶用信号 -
パリ1区(1er Arr.)ポン・デ・ザールPONT DES ART右岸側の袂にある元仏大統領(1981-1995)フランソワ・ミッテランの名前の付いた河岸
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城壁の門のように分厚い壁にあけられたルーブル宮殿
(美術館)中庭への入り口 -
イチオシ
縦に撮るとこんなに高さがあります。
祇園の山車も通れそうな感じです。8:42 -
この時刻では観光客はまだ見えません 8:43
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怪しい雲行きですが天気予報では降らないそうです。
わずかな人影は出勤途中のようです。 -
朝の空の光を映すガラスのピラミッド(ルーブル美術館入り口ホールの屋根)8:55
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静かなのはこの時間まででしょう
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曇り空にたたずむカルーゼルの凱旋門 金色の像が朝の光に輝いています
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ルーブル美術館のドノン翼(セーヌ川側)西端に野外展示された彫刻(ブロンズ像)
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イチオシ
期待通り、ようやく日が射してきました。コンコルド広場のオベリスクの先頭が金色に光っています。9:01
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チュイルリー公園には秋の草花が咲き乱れていました
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黄葉したマロニエと裸婦像
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コスモスが咲く公園でオジサン達がランニングです
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コスモス、ダリア、マリーゴールド、カンナ、葉鶏頭、あとは分かりません。60点(笑)
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チュイルリー公園の丸い池には鴨が来ていました。
ここは禁猟区でしょう -
観光客慣れしたカモメと鴨は人気者です。9:15
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コガモに餌をやる若者。
私も朝食のパンやシリアルを持参して、鳥や魚に与えるのが旅行の楽しみの一つです。リスにはナッツ類が向いています。 -
秋の風景(チュイルリー公園)
有名なシャンソン「枯葉」のイメージでしょうか -
イチオシ
職人の手作りによる(artisanale)クレーム・ブリュレ・ピスタチオ6.5ユーロ
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林間彫刻と見物用の椅子?
芸術には不可解な神秘性も必要か?9:23 -
1995年の「チュイルリー公園のマロニエの緑陰」と同じ場所です。
勤続25年記念旅行②パリとロアールのお城 Paris 1995
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10465837/ -
公園の白い彫刻は緑にも黄葉にも良く似合います
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コンコルド広場は交通の要所で、横切るのは命懸け!です
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コンコルド広場の噴水とオベリスク 9:44
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これからプチ・パレ(小宮殿)に向かいます
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秋の気配をかんじさせる黄葉(これーは何の木・・・)
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プチ・パレ正面
パリ万博のフランス美術展示会場として1900年にオープン -
プチ・パレの案内看板の上半分
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プチ・パレの案内看板の下半分 9:55
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プチ・パレ正面入り口の彫刻も一級美術品のように立派です
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プチ・パレの入り口ホール
建物それ自体が美術品です -
床の模様まで凝ったデザインがされています
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名前は分かりませんが躍動感にあふれ、力強さを感じる彫刻でした。
撮影できるのはここまでです。 -
向かいのグラン・パレ(大宮殿)の前にススキの穂が開いていました。11:04
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パリで最も美しく豪華な橋「アレクサンダー?世橋」
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橋の上からはエッフェル塔がまじかに見えます。
なにやら撮影隊が。 -
イチオシ
金ぴかの像や欄干の飾りはミレニアム(2000年)に化粧直しされて新品同様です。
正面の大きな建物はアンヴァリッド廃兵院とナポレオンが眠るドーム教会です。
左奥の高層ビルはパリで一番高いオフィス・ビルのモンパルナス・タワー209m
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