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会津東山温泉 向瀧のクチコミ
34件-
東山地区では一番お薦めの宿と言われ泊まってみることに。事前にアメニティは置いてませんのでお持ちくださいと連絡がありました。築150年と言われるホテルなので、古いのは承知してましたが、ここは評価が分かれるかも。サービスに関してはとっても良かったのですが、自販機なし、部屋にドライヤーもなし。氷を頼んだら有料ですと。安くはない料金、会津の珍しいお料理、確かに貴重な体験でした。レトロ感を楽しめる方にはお勧めです。
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なかなか人気すぎて予約困難な旅館なのですが、会津東山温泉に木造の超レトロな老舗正統派旅館があります。
創業は江戸時代から明治に変わったあたりで、現在の建物は大正時代から建て増しに建て増しを重ねた木造建築です。
和室8畳のお部屋は2食付で2万円ほど、宮内庁指定等の離れ特別貴賓室は2食付で四万円ほどと、建物の後立派さに比べると意外にもリーズナブルです。
ただこの秋は全国割キャンペーンのためにほとんど予約が取れそうにありません。
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これはすごい、なんだこれは、感嘆しか漏れない荘厳な木造建築。
豪華絢爛というのではない、とにかくそこに木造建築の歴史を感じさせる建物。
増築と増築で迫力を増した木造建築はそこにあります。
なかなか予約困難な宿ですが、 そんなにとんでもない値段ではありませんので、一度泊まってみてはいかがでしょうか。
予約が取れなかったとしても、宿の前に行くだけで、もう100年以上昔にタイムスリップ。
宮崎駿アニメの世界です。
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創業が1873年とあり木造建築の美しさがとても目を引く。周りには鉄骨鉄筋コンクリート造のホテルが点在しており、周りのホテルの方が規模が大きいが、その存在感と木造造りの美しさは他のホテルを抜きに出ている。創業者から長年受け継がれた伝統を頑なに守っていくという意志の強さをえんじ色の看板からも感じさせる旅館だ。
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会津にある東山温泉の向瀧に宿泊しました。
東京から会津若松は、郡山まで新幹線で1時間20分弱。そこから磐越西線で1時間ほどと近いですね。
東山温泉は会津若松から15分ちょっとまちなか周遊バスに乗って向かいます。バス料金が210円と安くていいですね。
15時15分に若松駅前を出るバスに乗って15時30分すぎに東山温泉駅へ。向瀧はバス停のすぐ側です。
東山温泉の他のお宿はさらに登ったところなのでアクセスはいいほうですね。
向瀧の特徴は登録有形文化財に指定されているその建物なのですが、
今回泊まった部屋はホームページのお気軽プランだったので中庭に面した部屋ではなく川沿い2Fの部屋。
明治の時代からの建造物のようですがもともとは広間として使われていたもので、それを昭和の時代に客室にしたようです。
そのためかあまり凝った設えはなく部屋は普通の温泉宿に泊まっているのと大差はなかったです。
次回があれば、お気軽プランではなく客室のリクエストができるプランにしようと思いました。
温泉付き客室も指定できますし、夕食も1品増えますし。
風呂はさるの湯・きつね湯・貸切風呂すべて行きましたが、設備はともかく趣と湯質はよかったです。
硫酸塩泉の温泉は肌がしっとりとする感じで非常に良いですね。
きつね湯は入れないほど熱いわけではなく、入ると交感神経が刺激されるのかピリピリと感じ神経が研ぎ澄まされていきます。
次第にお湯の対流を感じ、温泉に浸かるっているのだなと実感できました。
洗い場があるのはさるの湯。シャワーはポンプなのがよくない。
誰もいなかったので窓を開けて景色をみながら冷たい外気にあたりつつ入っていました。
あと、バスタオルは風呂場にあって使い放題なのもよいですね。
さて夕食。
そもそも単なる文化財だけの宿には興味もなく、同時に料理も良いというのが重要ですよね。
まずは食前酒である自家製の甘酒から。
通常の甘酒とは違い茶色のこの甘酒は過去の甘酒の中で最高に美味しい。
これお土産として買って帰りたかったんですが、売店に売ってなかったので諦めました。
食前酒はすごぶる良かったのですが、最初に並べられた先付け・前菜はつまらない。
先に言っておくのですが、料理は全体的に良いものの、
もうひとつなにか積み上げがあれば名旅館の料理に肩を並べられるのに惜しいって感想になりました。
その最たるものがつまらない先付けと前菜ですね。コースの顔なのだから。
例えば、向付の雪国鯉のたたきは見た目にも味もよく、
これあたりを先付けにもってくるような全体の構成だと全然印象も違うのになぁと思いました。
これだけ味がよいのであるから、満足度と客単価をあげる方向に振ってもいいのに。
私はあいも変わらずお酒を飲みながらゆっくり食べるのですが、
たいていの旅館はあまりペースを気にせずに次々と持ってきてテーブルの上が料理で溢れてしまいます。
凌ぎと煮物が同時に到着。
どちらも温かいものなので優先的に食べなくては。
凌ぎのごんぼ湯は素揚げしたごぼうを出汁の中に浸して飲む料理なんですが、
出汁の豊かさと揚げたごぼうの風味があいまって非常においしい。
煮物は伝統料理の小づゆでしたが、こちらもほっこりする味で会津に来た感を演出します。
ここらあたりでホームページからの予約の宿泊特典であった美酒佳肴のグラスが空いたので、
次は辛口の日本酒を頼むことに。
なぜ辛口かというと、実は最初にもってこられていた鯉の甘煮と合わせるため。
これ、ご飯と一緒か辛口の日本酒で洗い流す感じでないととてもじゃないと食べ続けられない味です。
おいしいんだけど味が強すぎてコースのバランスを崩してしまうんですよね。。
一番の辛口は辰泉酒造の純米吟醸京の華だったので、これも日本酒度が+2とそこまで辛口ではないので厳しかったです。
あとポーションが大きすぎるのも難点。
宿の方は残したものは持ち帰りできますよって言ったんですが、
夕食では半分とか1/3くらいの量を出して残りはお土産として予め包んでおくとかそういう工夫をしてほしいですよね。
完食する客とかほとんどいないんじゃないでしょうか。
辛口の日本酒を飲みながら鯉をほじっていると、夕やけの雪山ボッコ芋が到着。
人参のソースの上に雪山にみたてた揚げたぼっこ芋という、単なる旅館料理とは一味違った見た目にも良い一皿。
ただ、登場人物が少なすぎて盛り上がりにかけますね。
盛り付けをもっと立体的にするとかジビエ肉の何かを追加するとかもう一声あるとよりよかったと思います。
この頃にはスタート時から放置していた台のものの会津地鶏の雪見鍋にも火を入れたりして食事の締めに向かいます。
炙った会津地鶏の手羽はしっかりと味があり、出汁もよいものです。
会津コシヒカリが進む進む。おいしいです。
デザートの会津身不知柿のゼリーも素晴らしくて、
最初は微妙な印象だったのが終わる頃にはすっかり堪能したなぁという気持ちになりました。
朝食で印象に残ったのは紅鱒のせいろ蒸しですね。
ただ朝食はもっと野菜を中心とした小鉢みたいなものが充実しているとなおよかったなと感じました。
文化財の宿というとそれ以外はいまいちというイメージがあったのですが、
向瀧はそれにあぐらをかかず、守るところと変えていくところをしっかりと見定めているようで好感をもてました。 -
1.新型コロナウィルスの影響下で向瀧の経営者が守り続けるもの「雇用」
ある化学会社の工場で地震対策を担当していたときのことである。
地震が発生し、停電が生じた場合、一部の設備が高温が発生し、爆発する危険がある。
福島原発の水蒸気爆発ミニ版が生ずる。
私の地震対策の提案は、保守要員は退避させず非常用電源を起動させ、設備を冷却し、設備を爆発からの危険から守ることであった。
工場長の指示は全員避難である。
その理由は、設備の設計、維持管理のノウハウはすべて従業員の頭の中にあり、設備の再建、操業再開は従業員の安全が確保されれば、
可能となるからであった。
夕食時に向瀧の仲居と短い語らいがあった。
コロナの影響で向瀧は長い期間休業していた。
経営者はその間、三十数名いる番頭、仲居の誰も解雇せず、雇用調整助成金の給付を受け、耐え抜いたのである。
仲居の中には、ベトナム人とフィリピン人もいる。国籍の差別なく、この二人の外国人も現在も9か月以上雇い続けている。
2.番頭、仲居を支えるもの 向瀧で働くことの「誇り」
向瀧に早めに、チェックインすることを推奨する。番頭が部屋まで案内してくれる。早く温泉に入りたいならば、番頭に何も聞かない方が良い。
ちょっとした質問でも、その答えは十倍の量となって返ってくる。番頭はこの向瀧で働くことに「誇り」をもっているようで、向瀧の歴史と特徴を限りなく語り続ける。
チェックアウトの前に予約しておくと、向瀧の空いている部屋を番頭が案内してくれる。最上級の部屋は連泊の宿泊客がいるため、案内してもらえなかった。
唯一空いていた部屋は、宴会場である。この部屋を大学卒と思われる若い番頭が案内してくれた。
学歴まで聞きはしなかったが、大学卒まで引き付ける何かがここ向瀧にはある。
3.向瀧への地元の支援は「修学旅行」
私には小学六年生の2人の孫がいる。いずれも首都圏の小学校に在学しているが修学旅行は早々と中止となった。
浅虫温泉に宿泊した時、中学生の集団に出会った。東北では、新型コロナウィルスの感染者が少ない隣県への修学旅行が行われている。青森県の浅虫温泉には隣接県岩手県の中学生がバス2台で宿泊していた。
青森県の修学旅行は北海道に行くそうである。
早朝に、玄関を開けている品の良い中年の男性に会った。
話が修学旅行に及んだ。この男性は経営者らしく、「地元の中学校は例年だと、東京や関西に修学旅行に行くところ向瀧に来てくれたので経営上とても役立った。」と言っていた。
ここ東山温泉には、地元の中学生が知っておくべき、歴史遺産ある。松平容保等の松平家歴代の墓地、新選組土方歳三が刀傷を癒したと伝えられる温泉
(東山温泉には江戸時代からの保養所が三つあり、その内の一つが向瀧であり、三つの保養所のどれかに土方歳三が逗留したことは確実であると経営者と思われる男性は言っていた。)がある。
ここ東山温泉には芸妓組合が感染防止のため、青森県内の住民の宴席に招かれた場合に限って、その芸を披露する。もしもできたら、修学旅行生にも日本古来の伝統ある芸を披露してあげたらと思う。
そして何よりもここ向瀧である。ここ向瀧に多くの歴史に名を残す人物が宿泊している。その人物と向瀧の関係を知るだけでも本当の修学旅行となったであろう。そして何よりも、向瀧等の高級旅館にはめったなことで宿泊できないだろう。
修学旅行でこの向瀧を利用した中学生がうらやましい。
4.マッチと新人仲居
夕食の時に仲居から面白い話を聞いた。新人の仲居はマッチを見たことがないそうである。新人の仲居はマッチの点け方を知らないそうである。
早速、翌朝、若い仲居に真偽のほどを確認した。その若い仲居の祖母の家は、薪ストーブであるそうだ。薪に火を点けるのにマッチを使っているとのことに驚いた。
その新人仲居には訛りを感じなかったので、その旨仲居に話したら、「群馬県の大学に在学中に友達から訛りがあると言われた。」とのことである。群馬県人が福島県人に訛りがあると言うとは、どちらの県人が本当の標準語を話しているのか、興味深かった。
5.インバンドツーリズムと地元企業の最高の接待は向瀧
地元企業が欧米との契約が成立した際に接待に利用するのがここ向瀧であると仲居が言っていた。今は海外からのビジネス客の来日は絶えており、向瀧が接待に利用されることなど2-3年はないだろう。
トリップアドバイザーで口コミの件数を調べて見た。全体の20%以上が日本語以外の言語により、記載されている。向瀧の全体の評価の90%以上が「とても良い」又は「良い」の評価である。
海外からの旅行客の比率が高いのではないかと思う。インバウンドツーリズムが復活するのは、全世界にワクチンが普及する2022年以降になるかと思う。
その時まで、雇用を維持して、伝統を守り、経営を続けて欲しい。
5.私が宿、ホテルに求めるものは「おもてなし」
欧米で宿泊して、最高のホテルと思ったのは、NHホテルアンコーナである。
その理由は「おもてなし」である。チェックイン時、フロント係員は日本語での歓迎の言葉。イタリアの最果ての地でイタリア人が日本語で迎えてくれることに喜んだ。
早朝、フロント係、女性に「フェリーがどこへ行くのか」「港にあるサイロは何を保存しているのか」聞いて見た。
女性は英語が不得意であるようで最初はイタリア語で次にパソコンで調べて英語で答えてくれた。一生懸命たどたどしい英語で説明しようとする態度に感動した。
この私より小柄な女性は我々が出発する際、私の20Kgの荷物をタクシーに運んでくれようとしたが、断った。タクシーが出発するまで見送ってくれた。楽しい思い出である。
向瀧を印象付けるのは、文化財の建物でもなく美味しい料理でもなく、多くの貸切風呂でもない。
向瀧を印象付けるのは、ここで働くすべての番頭、仲居の「おもてなし」である。
宿に到着すれば、荷物を持ちながら、宿を案内してくれる番頭。宿を出るときには見送ってくれる番頭と仲居。
食事は部屋食。夕食は軽い消化の良い米飯。朝食はしっかりとした米飯。朝夕食の仲居との楽しい語らい。
箸とマッチに私が興味を持ったら、帰りにお土産に持たせてくれる心遣い。また来たいと思わせる「おもてなし」である。
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東山温泉を紹介するガイドブックなどでよく見かける宿で、なんと国の文化財に指定された旅館でした。まさに日本の旅館のおもてなしを味わえます。会津藩の指定保養所でもあった宿で、宮内庁指定、皇族方もお泊まりとか。木造建築の素晴らしさに感動しました。
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◎利用形態
令和元年8月26日(日) より母と1泊2食のプラン(お気軽プラン)を利用
◎宿泊代金など(税込)
宿泊代金1人あたり19440円+入湯税150円
猪苗代ビール(ゴールデンエンジェル中瓶)1022円
◎宿泊の感想
まず、温泉について。
泉質は弱アルカリ性・硫酸塩・塩化物泉で、源泉掛け流し。
熱めの湯「きつね湯」とぬるめの湯「さる湯」と、貸切風呂三ヶ所(追加料金なしで利用でき、空いていれば誰でも入れる)あり、いろんなお風呂を楽しめる。
特にきつね湯は当初45度あると従業員の方が申して、旅館についたときと夕食後は入らなかったが、いざ朝方入ってみると体感42から43度程のキリッとした熱さで、目の覚めるような心地。
肌が弱く、かつ熱い湯が好みであるうちの父みたいな方にはオススメである。
次に部屋について。
川向きで2階、和室8畳の「のぎくの間」に通された。
2人で寝るには狭からず、ちょうどいい広さ。
洗面台とウォシュレットトイレ、冷暖房の空調完備で、古いもの(文化財)を大切にしつつ、現代に身の丈があった設備に投資している点は高評価。
ただ、滝の轟音が台風の雨垂れの如く物凄いので、静けさを楽しみたい人には、山側の客室を勧めたいと思う。
(私たちはあまり気にしないので、轟音も却って浪漫と思っていたが)
第三に従業員の接客態度について。
マニュアルばった形式的なものでなくて、自然な接客と言えよう。
かといってフランキーとか無礼といった感じでもなく、快い。
流石老舗旅館、教育が行き届いているように思える。
そのうえ、客室係の方とは地元が近いということもあり、一関の餅文化や地ビールフェスティバルの話をすることができて、楽しかった。
第四に夕食について。
鯉の旨煮、鯉のたたき、紅鱒のお寿司、こづゆ(ごろごろに切った根菜を貝柱の汁で煮たもの)、鰊の山椒づけなど、「渋川問屋」や
「鶴井筒」などで食べれる品が網羅されているので、もしここに泊まられるのであれば、その日昼食は、そば、ソースかつ、会津ラーメンなどのほうがいいかも。
さて、メニューのなかで特筆すべきは鯉の旨煮。
5から6時間煮込んであるので、鱗も食べれるくらい柔らかい。
かつ、肝の部分も苦さや泥臭さがなくて、酒の宛にもなるし、濃い味付けで飯も勧む。
ちやみに、ご飯は「会津産地コシヒカリ」、ひとめぼれを食べなれているので、やや硬めではあるものの、穀物特有のほんわりした香りも立ち、目利きが宜しっ!
第五にあえて苦言を呈するなれば「急須の網が破けていた点」と「クモの巣に2、3ひっかかった」ことかな。
最後にまとめてコスパなど、酒を飲めば確実に2万円が飛び、高級旅館の部類に入るが、ウォシュレットなどの設備及び、歴史的な建物に泊まれて、風情を味わえることをかんがみれば妥当かと。
金に余裕ができたら次は庭園向きで、意匠の凝った部屋(今のプランより何千円か高いけど)にも泊まっていいかなあと思わせてくれる。 -
建物、温泉、料理、すべて素晴らしかった。冬季のみ催される雪見ろうそくは必見。会津藩の上級武士のための保養所という前身を持ち、国の有形文化財に指定されている貴重な歴史遺産に、比較的リーズナブルに泊まることが出来るのは、とても嬉しい。
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登録文化財制度の第一号物件として登録されたのだそう。掃除機は使用禁止で、昔ながらの「はたき」と「ほうき」が活躍しているのだそうです。
貸し切り風呂(追加費用なし)は、3つあり、空いていればいつでも使用可能です。家族で入るにはちょうどいいかも。
大浴場は、ふつうのお風呂(さるの湯)のほかに、熱いお風呂(きつねの湯)があります。
シャワーが完備しているのは、さるの湯だけなので、まず、ここを使ってください。
部屋によっては結構急な階段を上ります。エレベータはありません。お年寄りとご一緒の旅行なら、宿と相談してみてください。
中庭、いいですね。違う季節にも来てみたくなりました。
お料理もおいしいし、接客もよい。いい旅館だと思います。
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