2026/08/03 - 2026/08/04
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bajicoさん
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8月3日、ヒトラーの山荘、イーグルズネストに行きました。
ドイツでの本当の名前はケールシュタインハウスで、占領した連合国側(特に英語圏)の通称がイーグルズネストです。これからは、ドイツの名前のケールシュタインハウスでいきます。それにしても、長い名前ですね。
ケールシュタインハウスが立つ山の麓には、歴史資料を展示する現代史研究所もあります。私たちはそこも訪れて、第2次世界大戦下のオーバーザルツベルクについて、ちゃんと学びましたよ。
でも、やっぱり、ケールシュタインハウスで飲んたビールが一番だったかな。
①ティティゼー周辺とフェルトベルク(7/25~28)
②ミュンヘン(7/29~31)
③バート・ライヘンハルとベルヒテスガーデンその1(8/1~2)
★④バート・ライヘンハルとベルヒテスガーデンその2(8/3~4)
⑤チェスケー・ブジェヨヴィツェ(8/4~6)
⑥チェスキー・クルムロフ(8/5)
⑦プラハその1(8/6~8)
⑧プラハその2(8/9~10)
⑨プラハその3(8/11~14)
最後に成田で大変な事になる
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3日の朝食はちゃんとホテルで食べた。
ハム、卵、トマト、キュウリなど、ヨーロッパの標準的な朝の献立だけど、おいしい。
朝って、豪華でなくても、きちんと飽きないものを食べられることが大切。 -
出発は前日より1時間近く遅かった。
ホテルから徒歩15分位でバート・ライヘンハルの鉄道駅に到着
午前9時4分発の列車に乗り、9時38分にベルヒテスガーデン駅に到着
駅から9時45分発のバスで、オーバーザルツベルクの現代史研究所に到着
この日はきっとこんな経路だったと思うが、列車が遅れ気味で、バスの時間に間に合うか、ちょっとひやひや心配した。 -
乗り継ぎがギリギリだったけど、なんとか予定通り、現代史研究所に到着した。
ケールシュタインハウスに行くには、専用のバスに乗る必要があり、そのバスは現代史研究所近くのバスセンターから出ている。
チケットは数日前にインターネットで購入しておいた。天気が悪いと嫌なので、めちゃくちゃ早くは買ってない。
運行はDBのRegio Bus Byernのようだ。往復とも時間指定して、予約した。
バスはだいたい30分程度の間隔で走っている。ハイシーズンには一度に数台のバスが走るみたいで、混雑しても、まとめてたくさんのお客さんを運んでくれる。ちゃんと座れるので、そんなに心配する必要はない。
多少待つ覚悟があれば、当日窓口でチケットを買っても、何とかなりそう。 -
私たちは10時10分発のバスに乗った。バスは、他の車は入れない専用道路をグングン上って行く。結構急坂で、途中幅の狭い所もある。20分位で、ケールシュタインハウス直下の終点に到着した。
最後は歩くか、エレベーター。エレベーターも有名みたいなので、往きはエレベーターに乗った。ひんやりしたトンネルの先に乗り場がある。 -
エレベーターホール
この写真は午後下りて来てから撮ったので、空いているが、上った時は結構混雑していた。
何でエレベーターが有名かというと、内部が金ぴかだから。写真撮影は禁止。 -
エレベーターに乗れば、すぐにケールシュタインハウスに到着だ。
ケールシュタインハウスはそんなに大きい建物ではない。今はレストランになっていて、見学する場所もそんなにない。簡単な説明コーナーが設置されているだけだ。 -
レストランらしい設えだ。
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ムッソリーニが贈った暖炉だそう。
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ケールシュタインハウスが有名なのは、建物の中よりも立地がすばらしいからだね。
とにかく順路に従って、外に出て、散策路を登れば、この景色。 -
ケールシュタインの頂上は1881m
十字架あり。 -
頂上の先に進むと、細い切通しの先に展望台がある。
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すごいゴツゴツの山塊だ。下にはかなり歩きにくそうなハイキングコースが延びている。
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ちょっとだけ、ハイキングコースに足を踏み入れた。おっかなびっくりな態勢で記念撮影。
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昨日のシュナイプシュタインで疲れたので、今日は無理せず、すぐに終了。それでも絶景だ。
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ケーニヒス湖とヴァッツマンは、今日もよく見える。手前の左端にある山が、確か昨日登ったイェンナー山だ。
ケールシュタインハウス 建造物
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かつては限られた人しか立ち入れなかったケールシュタインハウスも、今やビアガーデンだ。
誰でも気軽に楽しくビールが飲める。
きな臭い世の中、今も世界は悲惨な紛争地帯だらけ。そうした場所が、ここみたいに皆で食べて飲んで笑顔で過ごせる所に変わったら、どんなにすばらしいことか。 -
では、私たちもホフブラウの青いパラソルの下で、ビールを飲もうではないか。
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やっぱりこれだね、ビールとソーセージとフライドポテト。
青空がすべてをおいしくするスパイス。 -
すばらしい景色をもう一度、何度見ても良い。
バス乗り場までの下りは歩いて行こう。 -
歩きやすい道がジグザクに続いている。ゆっくり歩いても30分はかからない。
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カンパニュラが、ビッシリへばり付いてる。なかなか壮観。
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ユキノシタの仲間かな。
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道は歩きやすいけど、斜面は結構岩がちだ。
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午後1時30分にはバス乗り場に戻って来た。ケールシュタインハウスが上に見える。帰りのバスは1時55分に予約してある。
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バスにはワンちゃんがおとなしく乗っている。お利口さんだね。ヨーロッパでは、こうした光景は珍しくない。
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予定通り、午後2時15分頃にはオーバーザルツベルクのバスセンターに戻って来た。
Eagle's nest 山・渓谷
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現代史研究所も見学して行こう。ケールシュタインハウスへのバスチケットがあれば、ここは無料で入場できた。
しばらくは、第2次世界大戦とオーバーザルツベルクについて学習だ。
ちなみに、オーバーザルツベルクは、ベルヒテスガーデン東の山腹にある集落の名前。
現在は山の上の山荘、ケールシュタインハウスが有名だが、山荘は小さすぎて、連合軍が破壊しきれなかったから残っただけだ。第2次世界大戦中は、麓のオーバーザルツベルクの方が重要だった。風光明媚な村には、ヒトラーの別荘ベルクホーフのほか、幹部の別荘や多数の軍事施設が設けられ、総統大本営の一つとして、村全体が一種の要塞と化していた。
地元の村の人たちは半強制的に土地を奪われ、大変な思いをしたようだ。
そんな重要拠点だから、占領時代は連合軍、返還後はドイツ政府がすべてを破壊し、今は何も残ってない。跡地に現代史研究所が立っているだけだ。Dokumentation Obersalzberg 博物館・美術館・ギャラリー
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1945年3月25日付、イギリスの「サンデー・エクスプレス」紙の記事
ヒトラーは、最後はオーバーザルツベルクに立てこもるかも?という予想が載っている。 -
この聖母子像は、敗戦時ゲーリングが密かに持ち出そうとした美術品のひとつだ。ベルヒテスガーデン近郊に放置されていた鉄道の貨車から見つかった。
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ベルクホーフの回りには、地下壕が多数作られていた。今でも一部が残っていて見学できる。
ここは重要文書の保存場所、厚い壁に覆われている。
敗戦直前、ナチスが火を付けて、文書の多くは燃えてしまったが、一部は連合軍が回収し、ニュルンベルク裁判で証拠として活用された。 -
こんなに広いスペースもある。
午後4時過ぎに現代史研究所の見学を終了した。ベルヒテスガーデンの駅に戻るバスはしばらくなさそう。さてどうしよう。 -
駅まではかなりの距離だが、ハイキングすることにした。
日は傾いているのに、まだかなり暑い。 -
グーグルや道端の案内板を頼りに何とか進む。下り坂なのが救いだ。
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50分近く歩いて着いたのがゴンドラの中間駅。
ここは無人駅で、案内板に、乗りたい場合は設置してある電話で連絡しろと書いてある。語学が苦手な私たちには、なかなか手強い方式だ。
でも、どうしても乗りたいという気持ちが通じたのか、何とか電話でわかってもらい、ゴンドラに乗ることができた。 -
このゴンドラは「オーバーザルツベルク・バーン(Obersalzbergbahn)」と言う名前だ。朝バスに乗って現代史研究所に向かう途中で初めて見た。私たちはそれまで全く知らなかった。
息子は見た途端に気に入って、できたら乗りたいと思っていたようだ。確かに、二つの小さなゴンドラが繋がった形がユニーク、真っ赤な色も可愛いくて、すてきなゴンドラだ。 -
中間駅からは数分で下の駅に着いてしまった。そんな急な斜面でもないし、のんびりムード。
料金は下の駅で支払った。一人5ユーロという良心的な価格だったが、そろそろ終電で、係員が引き揚げる時刻だったらしく、現金払い。やっぱり多少の現金は持っていないとね。 -
ゴンドラからは川沿いを歩いて駅に向かう。正面に見えるのはヴァッツマン。今まで見てきた山の形とちょっと違うが、こちらの方が一般的には有名かも。フリードリヒもこの姿を描いている。
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午後5時過ぎにはベルヒテスガーデンの駅に戻った。
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夕食はバートライヘンハルに戻ってから。
由緒ありそうな、ビール醸造所兼ホテル兼レストランのビュルガーブロイ(Bürgerbräu)で、シュニッツェルとビール。おいしくいただきました。 -
午後7時半だが、まだ明るい。レストラン前の広場では、子供たちが元気に遊んでいた。
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4日はバートライヘンハルを出発し、チェコへ向かう。
移動手段のフリックスバスは、ザルツブルクを発つのが午後3時。バートライヘンハルを11時過ぎに出れば十分間に合うので、それまでバートライヘンハルを散歩する予定。
朝食はホテルでちゃんと食べる。写真は息子の朝食、パンがちょっと多いね。 -
9時半に、いったんホテルをチェックアウトして荷物を預け、散歩に出かけよう。
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ホテルの周辺は緑がいっぱいで気持ち良い。
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また、街の真ん中にある公園、ケーニヒリヒャー・クアガルテン(Königlicher Kurgarten)にやって来た。日本語だと「王立温泉公園」といったところ。
では、この大きくて不思議な建造物は一体何だろう。
これは、バートライヘンハルの塩分濃度の高い水を濃縮して、さらに濃い塩水を作る装置だ。20世紀の始めに設置され、数回改修されている。 -
名前はGradierhaus(グラディールハオス)と言う。仕組みは、一時日本にあった流下式塩田とほぼ同じ。
施設はイバラの枝をびっしり組み上げた長大な壁で、上からポンプでくみ上げた塩水を流す。塩水は枝の間をゆっくり落ちていき、その過程で風が水分を蒸発させ、塩分濃度がさらに高くなるという仕掛けだ。
ただ、利用法は日本と違う。塩を製造する訳ではない。この壁の回りをのんびり歩いて、塩分の強い空気に触れ、喉や鼻などの疾患を改善する。一種の温泉療法だ。 -
ほら、これがイバラの枝の壁。私は、小学校社会科の授業で、流下式塩田についてバッチリ勉強した世代だから、何だか懐かしい。
私たちも壁の回りを一周して、肺に良い空気を取り込んだよ。 -
足湯ならぬ手湯。濃い塩水で疲れを取ろう。ただし、ここは温泉と言ってもお湯ではない。あくまで様々な塩分が溶け込んだ鉱泉、水温は低い。冷たすぎて、のんびり長時間浸すことは不可能。ちょっと我慢大会っぽいね。
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公園にはコンサートホールなどの娯楽施設もあった。こちらも20世紀初めからある歴史的な建物で、2000年になってから改修された。やっぱり温泉に音楽や演芸はつき物。
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バートライヘンハルでは、あちこちで美しい噴水に出会った。温泉があるという事は、水も豊富という事。
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ケーニヒリヒェス・クアハウス(Königliches Kurhaus) 、つまり王立クアハウス
こちらも20世紀の始めに建てられ、1990年代に改修された。今は会議場やイベントスペース。 -
朝の大通りを散策、おいしそうな店が続いている。
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教会の前に設置してある水場で、水を汲んで行こう。すてきな彫刻の給水栓だ。
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水をいただいたので、ちょっとお参り。どうもありがとう。
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ここが、前日夕食を食べた、ビール醸造所兼ホテル兼レストランのビュルガーブロイ。
息子は夕食時ちょっと体調不良だったけど、今日は元気回復、良かった。 -
ビュルガーブロイの隣は市庁舎。
このあたりの主要建物には、歴史的人物や聖人の壁画が描かれていておもしろい。 -
街角にも小さな泉と噴水
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そろそろホテルに戻ろうか。
ホテルで荷物を引き取り、ザルツブルク経由でチェコに向かって出発だ。 -
午前11時過ぎの列車で、まずはフライラッシングに行って、ザルツブルク行きに乗り換える。ザルツブルクまでの普通列車は、Staatsbad Gastkarteがあるから無料だよ。
ベルヒテスガーデンとバートライヘンハル、さすがドイツ有数の保養地だ。すばらしい自然と風土を満喫した。でも、時間切れで行けなかった所もいっぱい、また来たいね。
次は、いよいよチェコに移る。まずは、あのバドワイザーの街、チェスケー・ブジェヨヴィツェだ。
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