2026/08/28 - 2026/08/28
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毛利慎太朗さん
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この旅行記スケジュールを元に
8/27(木)~8/31(月)にかけて、関東→新潟→福島→新潟…とワイドな鉄道旅をして参りました。
旅程は当初3泊の予定でしたが、急遽「DLばんえつ物語」に乗りたくなり、1泊伸ばした形となりました。
全体としては5~6章くらいの内容にしようと考え、完成次第公開という体をとりますので、みなさまのペースでお付き合いくだされば幸いに存じます。
飛ばし読みとかもウェルカムです。
さて、今章の内容としては2日目(8/28 金曜日)の後編にあたりますかね。
夕方に「龍寿し」という食べログでも非常に評判のよいお寿司屋さんを予約してたので、はっきりいって、全部その内容です笑
写真撮ってたら、軽く20枚を超え、コラが作るのが面倒になってうっかり旅行記を別立てにしてしまいました。
それでもよければお付き合いください、ではでは。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
17時35分すぎにホテルから予約していたタクシーで寿司屋まで向かう。
ちなみにホテルオカベからだと運賃は2400~2500円(迎車料金+100円)でした。
少し早かったですが、店に通していただけました。 -
食べログアワード2026の盾が輝かしいですなあ
-
メニューをしげしげと眺める…
生ビール660円と値段も高級店にしては良心的。
希少酒「あべ」もありますね…女性向けの低アルがメインなんだとか。
ワインメニューは別紙にて渡すそうで、ワイン通の方は是非。
と、ここで店員さんから帰りのタクシー時刻を聞かれ、20時…と答えると、「まだタクシーおりますね、20時15分にずらしておきますので、20時きっかりだと帰りが忙しくなるものですから…」とご教示頂き、非常に痛み入るといいますかね。 -
アルコールが呑めない方にも、ノンアルメニューがあります。
取り揃えも割と豊富です。 -
目の前の寿司を置く器は、木材にプラスチック樹脂を染み込ませて作るものなんだとか。
確か小出の業者さんがつくってるとか。
質感が「瀬戸物」っぽくて高級感がありますねえ。
箸置きの「なすび」も御愛嬌。 -
お酒は手始めに八海山の地域限定品「魚沼で候(純米酒 1合990円)」をぬる燗でいただきます。
いつもは父にあわせて「とびきり燗」なのですが、ここは吉田類先生リスペクトというわけでありまして。
結果は…ぬる燗にして正解!
南部杜氏が醸したような濃厚な辛さが舌から鼻にかけます、そして、お寿司の風味をすきっと〆たり、旨味を深めたりしてくれます。
1杯目にしては正解なチョイス。 -
さあて18時になり、コース(16500円)開始となりました。
まずは柏崎椎谷のもずくから、出汁仕立てでおそうめんのようにツルっと入ります。
歯ごたえもシャキシャキで小気味よい。 -
こちらは新潟産の西瓜とインドマグロの漬け。
大将は「生ハムの前菜」をイメージして、今回のメニューに織り込んだのだとか。
一口で夏を表現した味わい、思わず脳内で花火が開く味ともいえようか。 -
ガリも生姜の辛さがマイルドで食べやすいな~
こういう御酢のものって、意外と調整が難しい。 -
続いては柏崎の「あら」、高級魚じゃないですか!
平目、鯛とあらゆる白身を食してきたが、それを軽く上回るレベルの甘み。
エビに匹敵し、適度にプリっとしてる。
魚の〆がうまい。 -
続いて「中とろ」、融点が絶妙におぼろげで、灯がろうそくをゆっくりと溶かしていくあの光景を脳内で思い浮かべたかのう~
余韻を残しながら解けてくかんじといいますかな~定番ネタとはいえ「あはれ(趣深い)」な味ですな~ -
続いて「新子」、私にとっては未知の味!
皮目がぷりっとして、初体験にしては期待値を多いに上回った。
大将によると今年は旬がずれて、今時期でも食すことができるとか。
中には南蛮海老のおぼろが入ってて、御酢の風味をまろやかにしてくれてこりゃまた絶妙。 -
こちらは大将が
「皆さんにクイズです、食材を当ててみてください」
と出していただいた逸品。
見た目はお肉っぽいですが何だろうな~わりと柔らかくて、種みたいな食感があるぞ~ -
正解は地物の長茄子!
仙台野菜にも似たような野菜ありますが、それよりも柔らかくて、秋茄子っぽくて味わい深い。 -
続いては糸魚川の鮑を水と酒で煮たもの。
左からお醤油を塗ったもの、実山椒をのせたもの、肝をのせたもの。
お醤油をぬったものでも素朴で非常によいのですが、個人的に実山椒のマイルドな辛さがよかったかな~
肝も磯の風味が引き立ちます。
器はヤマモミジにプラスチック樹脂をしみこませたものです。 -
続いては「玉ねぎの冷たい茶碗蒸し」でクールダウン。
ポタージュスープみたいでホッとする味付け、揚げた玉ねぎも芳ばしくていいアクセント。 -
続いて柏崎の「のどぐろ(肝いり)」、上にのってるのは地元でつくられてる唐辛子「かぶらなんばん」で作った柚子胡椒。
「かぶらなんばん」はピーマンを潰したような形状が特徴的である。
のどぐろは脂がのってとろける~肝はゴボウのような香りがかぐわしい…
柚子胡椒はのどぐろの脂をぴりっと〆て名バイプレーヤといえようか。 -
続いては地物の椎茸と稚内の紫雲丹のお寿司。
椎茸の香味が雲丹の磯の風味を昇華させます。 -
宴も1時間ほどたち、ここいらでお酒を変えます。
閻魔(麦焼酎・605円)のお湯割りにチェンジ。
うむ、焼酎界の「宮城峡」だな~こりゃ~
どうも熟成焼酎らしい、納得。
酒器も貫入の入り方がすばらしく、料理やお酒は舌で味わうものだけでなく、こうした酒器や食器を愛でる楽しみもありますね~ -
続いて「糸うりと中トロの巻物」ですかね~
糸うりは俗にいう「そうめんかぼちゃ」でシャキシャキ、トロのねっとりとした書簡といい対比となっております。 -
ちなみに糸うりの実物はこちら、ずっしりとしてますなあ~
-
続いては「太刀魚のかんずり焼き」、「かんずり」は寒さに晒した唐辛子をあく抜きして、麹や柚子を入れて3年以上寝かしたもの、これは6年と長期熟成もの。
非常に辛味がマイルドで、太刀魚の旨味が引き立ちます。 -
こちらは柏崎の甘鯛!
アラがねっとり、ぷりっと半々なら、これはプリっとが勝るかと! -
続いて佐渡の南蛮海老!
今まで小判寿司(仙台)の牡丹海老が1番と思ってた節があったが、これもそれに匹敵するレベルの高さと甘さ! -
続いては「雪国まいたけ」の黒まいたけを使った逸品
作るのに3か月の手間がいるとか… -
大将によると「まいたけがメイン、トロはあくまでソース」とのこと。
揚げたまいたけの香味が鼻を駆け抜けます。
大将の言葉に嘘偽りなし。 -
お酒もここらへんでチェンジ、今度は赤霧島(605円)を。
この芋焼酎久々に呑むけど、甘露でよいな~ -
続いては真鯛のサクサク手巻き寿司
真鯛は藻塩と牡丹海老の頭の出汁に漬けたもの。
上に載ってるのは胡瓜と、鯛の鱗を揚げたもの -
海苔、胡瓜、鱗のパリパリした食感が鯛のプリっとした旨味を昇華させます。
こちらも計算された味ですな~ -
続いては穴子、こちらも江戸前寿司の定番ですが、タレの甘さ加減もちょうどよく、ふわっとした食感に仕上がってます。
-
続いてはなめこの味噌汁、一関で買えるものと違って、コリコリ感がありますね~
-
最後は南蛮海老を入れた玉子焼き。
わりと甘めで、カステラのような風味ですね~
なんかデザート感覚。 -
最後は「お茶」を1杯頂いて、タクシーを待ちました。
総合評価としては、江戸前の伝統と大将の創作意欲に御見それしたという感じです。
しかもご当地の山海の幸を巧く織り込んでおられるという印象でした。
接客面では大将はじめ、皆さん感じの良い方々でした。
芸能人の方が通うのも納得です、いや~ごちそうさまでした。
本日3連投となりましたことお許しください。
それでもお付き合いいただいたフォロアーさんには誠に感謝申し上げます。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 164-165さん 2026/09/10 05:52:30
- 寿司
- 毛臨さんおはようございます。
寿司ネタの食レポ素晴らしいですね。写真も綺麗に撮れて本当に美味しそうでした。ピンボケばかりの私とは違いました。
値段もそれなりに張っていてさぞかし満足されたんだろうと思います。下調べもよかったですね。
【164-165】
- 毛利慎太朗さん からの返信 2026/09/10 08:18:53
- Re: 龍寿しは南魚沼の宝なり
- 164-165さん、おはようございます。
いや~食レポお褒めにさずかり、大変光栄なことです。
写真はスマホ撮影ばかりですが、グーグルピクセル、なかなかいい仕事するな~などと。
164さんもいいカメラ持っておられるので、お城の石垣や建物も綺麗に撮れてると思いますよ~
値段はなかなか…というか、松之山温泉の「凌雲閣」1泊できる値段ですが、あるトラベラーさんがこちらのお店を紹介されてたので、「一生に一度いってみる価値はあるのでは?」と判断し、清水の~舞台から飛び降りましたが、食のホスピタリティーを多いに感じましたかね~
下調べというか、今回は旅の下準備はしっかりしましたかね~お寿司屋さんが駅から4キロ離れてるらしく、タクシーは往復事前に予約してまいりました。
お寿司屋さんは「食べログ」から簡単に予約できたのがありがたかったですかね~
ありがとうございました。
毛臨
-
- つららさん 2026/09/04 23:42:31
- 浦佐にお泊まりの理由
- 毛利慎太朗さま
こんばんは
こちらは創作と江戸前と、絶妙なバランスで構成されていますね。
かなりレアな立地なのにお客さんを呼べるのは、それだけおいしいということなのでしょう。創作系だけど奇をてらってはいないように見えます。
地元のお茄子や、主役は揚げたマイタケでトロをソースにしてしまったりという、野菜が主役になっているにぎり、南蛮で作った柚子胡椒や「かんずり」など地元の野菜で作った調味料をうまく使ってあるものは創作系。一方で新子や煮穴子は江戸前の中でも華ですね。特に新子はうらやましくて目が釘付けでした。じゅるる
お酒もお米も野菜も魚も県内でそろう、でも流通が発達しているから北海道のウニも入る。最強ですね。
お酒もさすがにお膝元、ここは八海山を飲まなくてはいけません。八海山は淡麗なイメージを持っていたので、地域限定の「魚沼で候」が濃厚な辛さというのが、へええ!でした。
つらら
- 毛利慎太朗さん からの返信 2026/09/05 06:00:08
- Re: 謎がとけましたでしょ。
- つららさん
昨日はいっぱい「いいね!」を下さって誠にありがとうございます。
加え、コメントまで…「お寿司通」のつららさんから
、こちらにコメント頂いて、嬉しい限りです。
>こちらは創作と江戸前と、絶妙なバランスで構成されていますね。
かなりレアな立地なのにお客さんを呼べるのは、それだけおいしいということなのでしょう。創作系だけど奇をてらってはいないように見えます。
→
そうですね~ネタ構成に「トロ、雲丹、新子、穴子」と基軸をおき、お醤油が塗ってあるのは江戸前の伝統かな~と思います。
しかしながら、「基本のキ」である、これらのネタにもぬかりないといいますか、新子の酢かげん、トロなどに塗ってあるお醤油の加減ですら、人が心地よいと感じられるものばかりでした。
「舞茸とトロ」、「雲丹に椎茸」のように創作系もいろいろありましたが、
これらの味もマリアージュがかなり計算されており、大将の「味覚」に対する探究心やら、こだわりを感じました。
例えば「西瓜にインドマグロ」というと、さるフレンチの「鹿肉にいちごジャム」イタリアンの「生ハムメロン」のような料理食べたことありますが、それに近しいものを感じましたかね~素人目に「なにそれ?」と思える料理でも、ケミストリーがかみあうような料理って一定数ありますものね~「西瓜」の前菜も失礼ながら荒唐無稽…と思えて、西瓜の甘みが漬けの旨味を引き立てるといいますかね~一種、西瓜の甘みが「てこ」の役割をしてるようにも思えました。
舞茸のお寿司に関してもそうなのかな~なんて考えますかね~
この場合、舞茸が「てこ」かと思いきや、トロが「てこ」のようで、目からうろこ…といいますかね~
トリュフとかまだ食べたことないですが、きっとそれを食べなれてるフランス人がこれを食べたとしても私と同じく好ましい反応を示さざるを得ぬでしょうな~たぶん笑
「香りまつたけ、味しめじ」とはいったものですね、こちらは、なにせ3か月生育ものですからね。
>「魚沼で候」
レビューを拝見してますと「芳醇旨口、淡麗辛口、食中酒」とあり…私のレビューが少し自信が持てないといいますか…なんです、「バカ舌」ですみませんが、ここに書いたことは「素直に思ったこと」なので特に訂正はしません。
ありがとうございました
毛利慎太朗
-
- とのっちさん 2026/09/02 23:11:26
- 来年も同じ値段で食べられる保証はない←私の行動原理
- 毛利慎太朗さま
お店だけで1冊、毛利さまの満足度の高さと気合の入り方がよくわかります。寿司の値段が明るみになる以前にタクシー代の段階ですでにビビりましたが(笑)、その日の仕入れ状況で今しか食べられないものばかりだし、来年も同じ値段で食べられる保証はない。私にはたぶん無理ですが、行動原理に合致するのでこういうお金のかけかたは理想的だなと思います。
ご存じのとおり、鉄道車両も今しか見られないものばかりだし、来年も同じ値段で乗れる保証はない。お盆に大金を使って、懲りずに年末年始も大金を使う見込みです。秋の7850円は自粛せんといかんだろうなと気合で心に蓋をしようとしますが、イマイチ気合が足りず自分を甘やかす日々した。しかし、こんな潔い旅行記を拝見すると、心の蓋とやらを蹴飛ばしてしまいそうです。来年の改正を越せるかわからないから、みたいな都合のいい言い訳をしてまんまとJRにお金を巻き上げられている私の姿が容易に想像できます。たぶんこの旅行記を見たトラベラーはついうっかりなんか買ってしまうのでしょう。読者の出費をともなう○務局通報モノの問題作になりませんように(笑)
旅行記で初めて知る、おそらく一生触れられない世界。毛利さまのおかげで、解像度が大きく増したような気がします。ありがとうございました。あぁ、寿司食いてぇ。
とのっち
- 毛利慎太朗さん からの返信 2026/09/03 04:42:56
- Re:物価高の昨今ですからね。
- とのっちさん、おはようございます。
少し目が覚めたので、合間をぬって、返信させていただいております
鉄道車両も寿司も「今しか体験できないこと」が多いのは大井(川)に宇奈月ける(無理があるかな笑)のかなあ…と…なかなか奥が深いですねえ~
一種「刹那」的というか「無常」の心境ではありますね…
ところで、宇奈月温泉方面とか、立山方面の存廃の問題どうなったか、さっきググりましたが、26年末の廃線はどうやら回避できたみたいで、今後の推移を見守っていきたいところではありますかね。
私もこの方面は乗車経験がなく、出発時に駅のトイレで「富山でもよかったかな」なんて考えてましたが、旅行中にそちら方面に集中豪雨の被害が発生していたので、もしそちら方面に決断してたら、今振り返ると、ぞっとしますね…
なんか年末もご旅行の予定があるらしいですね、当方は10月に東京の妹の結婚式があり、予算的に追加で遠出の旅を渋る感じなので、羨ましい限りではありますね。
秋の乗り放題ももし買えるのでありましたら、是非鉄道の魅力を伝えていただければ幸いに存じます。
なんか、青春18きっぷも売上が落ちてるみたいで、これに関しても「今のうちに使っとけ」みたいな空気もあることと存じます。
ムーンライトとか快速夜行がなし崩し的に廃止になったことを考えると、安泰とはいえないような気がするのでね…
>あぁ、寿司食いてぇ。
とのっちさんの近所にも、うまい回転寿司屋さんあるじゃないですか。
これも物価高で、おいそれ行けない面もありますが、レポートの機会があるのでしたら、よろしくお願いします。
ありがとうございました。
毛利慎太朗
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