2008/11/14 - 2008/11/14
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TMBSさん
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2008年11月半ば、仕事の繁忙期が終わったのを見計らい、鹿児島の友人に会うついでに熊本・鹿児島県の私鉄や路面電車を乗り潰す旅を決行しました。
本旅行記では、往路に乗車した廃止直前の寝台特急「はやぶさ・富士」の「はやぶさ」編成の乗車記録をお届けします。
その2(南阿蘇鉄道&熊本電鉄乗りつぶしの記録)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/12056989
その3(鹿児島市内観光とANA「ゴールドジェット」)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/12063137
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2008年11月14日(金)
終電近い阪急神戸線の普通電車で、0時23分に阪急梅田(現阪急大阪梅田)駅に到着しました。大阪梅田駅 駅
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残る出発電車は終電の普通西宮北口行きのみ。
大阪梅田駅 駅
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イチオシ
0時30分大阪駅に到着。
乗車予定の1時08分発寝台特急「はやぶさ・富士」熊本・大分行きは3分遅れで4番ホームに到着予定とのことでした。大阪駅 駅
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この当時、本州と九州を結ぶ寝台特急は「はやぶさ・富士」のみ。
2009年に両列車が廃止されてから令和に入って「ウエストエクスプレス銀河」が登場するまで、大阪駅の発車案内に山口県内の駅名が表示されることは長くありませんでした。大阪駅 駅
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発車標には、熊本行き「はやぶさ」編成の停車駅が表示されています。
大阪駅 駅
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続いて、大分行き「富士」編成の停車駅が表示されています。
大阪駅 駅
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前寄りに連結されているのが、熊本行きの「はやぶさ」編成です。
大阪駅 駅
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10番ホームには上りの寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」東京行きが到着予定でした。
本来ですと「はやぶさ・富士」より早い0時34分が発車時刻ですが、この日は40分遅れで運転されているとのことでした。大阪駅 駅
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「はやぶさ・富士」の入線までまだ30分近くありますが、特にすることもないので大阪駅の3・4番ホームに上がります。
大阪環状線のホームには、201系の京橋行きと103系が並んでいました。
103系は2017年までに、201系は2019年までに、新鋭323系に置き換えられて姿を消しています。大阪駅 駅
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大阪駅3・4番ホームの発車標。
大阪駅 駅
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JR宝塚線の快速・普通列車と、北近畿・山陰・九州方面の特急列車の時刻表。
大阪駅 駅
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時刻表の右下に記された、「1時08分発 熊本・大分行き はやぶさ 富士」の表記。
まさに孤高の存在感といったところでしょうか。大阪駅 駅
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乗車するのは「はやぶさ」の4号車B寝台。
「はやぶさ 4号車」の札の下で待ちます。大阪駅 駅
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「はやぶさ」編成6号車と「富士」編成7号車の連結部分には、両方の乗車位置が書かれた札が吊るされていました。
大阪駅 駅
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イチオシ
1時09分、定刻よりやや遅れてEF66 43号機を先頭に寝台特急「はやぶさ・富士」が入線してきました。
東京~下関間の編成は以下のとおりです。
EF66-43+【はやぶさ編成】1号車(B寝台・スハネフ14 12)+2号車(個室A寝台・オロネ15 3004)+3号車(個室B寝台・オハネ15‐2005)+4号車(B寝台・オハネ15‐1202)+5号車(B寝台・オハネ15‐1122)+6号車(B寝台・スハネフ15‐1)+【富士編成】(7~12号車)大阪駅 駅
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「特急 はやぶさ 熊本」の行先表示幕。
私が小学生の頃は「特急 はやぶさ 西鹿児島」の行先表示幕だったので、運転区間が短縮されてしまったことが若干物足りなく感じられましたが、それでも幼いころから憧れ続けた九州行きのブルートレインに乗る夢が叶い感極まっていました。大阪駅 駅
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停車時間は僅かなので、取り急ぎ指定された4号車(オハネ15‐1202)に乗り込みます。
大阪駅 駅
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最初で最後の九州行き寝台特急では、B寝台を利用します。
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人気のない大阪駅で、静かに発車を待つひと時。
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1時10分、定刻より2分遅れてドアが閉まりました。
次にドアが開くのは、翌朝の広島駅です。 -
ドアが閉まる瞬間を見届けて、指定された5番下段の寝台に向かいます。
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今夜のお宿は4号車のB寝台5番下段。
昼前の熊本到着までうつらうつら過ごそうと思います。 -
洗面所の扉。
JR九州の手で洒落たピクトグラムが貼り付けられていました。 -
お手洗の中は、国鉄時代と変わらない内装でした。
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窓外を流れる、終電後の誰もいない駅ホームの風景を楽しめるのは夜行列車ならではです。
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2時14分、姫路に運転停車。
最初で最後の九州行き寝台特急に興奮するあまり、なかなか寝付けませんでしたが、姫路を発車したあたりでどうにか寝落ちしました。姫路駅 駅
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イチオシ
目が覚めると朝6時19分。
「はやぶさ・富士」は山陽本線の岩国駅と柳井駅の間を走行中でした。 -
瀬戸内の島影を赤く染める美しい日の出に、しばし見とれてしまいました。
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6時26分、柳井駅に到着。
随分空が明るくなりました。柳井駅 駅
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6時48分、下松駅に到着。
日立製作所の鉄道車輌工場があることで知られています。下松駅 駅
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6時57分、徳山着。
隣に停車しているのは岩徳線のキハ47系です。
この駅から短区間ではありますが、駅弁などの車内販売が実施されるということで、先頭の1号車に移動することにしました。徳山駅 駅
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すでにちらほら廃止の報道が出ていたので、お名残り乗車の利用者が徐々に増えだしてはいましたが、車内にはところどころ空室の寝台がありました。
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1号車のスハネフ14 12。
ここで列に並んで、車内販売の徳山駅弁を買い求めました。 -
イチオシ
1号車に乗られていた父子連れが、ブルートレインのBトレインショーティーを携えていました。
見ていて微笑ましい気持ちになったので、許可を得て1枚撮らせていただきました。 -
2号車(オロネ15 3004)は個室A寝台「シングルデラックス」でした。
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車号プレートは盗難防止のため外され、テプラで作ったダミーが貼られていました。
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3号車は個室B寝台の「ソロ」。
開放型B寝台と同一料金ですが、快適性は断然こちらの方が上。
それゆえチケットは入手困難となっています。 -
3号車の通路。
本来はこちらの個室B寝台を予約したかったのですが、予約開始と同時に売り切れたようでした。 -
3号車(オハネ15‐2005)の車番プレートも盗難対策で外されており、代わりにテプラが貼付されていました。
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4号車の自席に戻ったところで、先ほど1号車で購入した徳山駅弁の「あなご飯」で朝食にします。
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イチオシ
徳山駅弁「あなご飯」
大ぶりな穴子の切り身が、食べ応えのある一品でした。
なお、この駅弁は2010年に調製業者の徳山駅弁当が廃業したため、現在ではもう購入することはできないとのことです。 -
食後は腹ごなしの散歩と称して、1号車の最前部まで散歩してみます。
2号車(オロネ15 3004)のデッキに貼られた「新潟鐵工所 昭和51年」の銘板。 -
1号車(スハネフ14 12)のデッキに貼られた「日本車輌 昭和47年」の製造銘板。
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1号車最前部の貫通扉から、牽引機・EF66-43号機のマスクを撮影。
一度撮ってみたかったアングルでした。 -
散歩を終えて、4号車に帰ってきました。
手持ちの音楽プレーヤーで松任谷由実さんのアルバムを聴いてまどろんでいると、下関への到着を告げるアナウンスが流れました。 -
8時36分、「はやぶさ・富士」は本州最後の停車駅である下関に到着。
ドアが開くや否や、私も含めた多くの乗客が一斉に先頭の機関車に向けて飛び出しました。下関駅 駅
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多くのギャラリーが先頭部に集まったのは、「はやぶさ・富士」がこの下関駅で機関車の付け替えを行うためです。
東京から1000Km以上の道のりを担当してきたEF66-43号機は下関駅で切り離され、関門トンネル対応のEF81型電気機関車にバトンタッチします。
※安全な位置で、周囲を確認して撮影下関駅 駅
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1号車との間の連結が解かれ、EF66-43号機は静かに動き出しました。
このEF66-43号機は「はやぶさ・富士」の廃止半年後の2009年9月に廃車となっています。下関駅 駅
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機関車の付け替え作業の合間には、普段は機関車に隠されて見えない1号車(スハネフ14 12)の前面を拝むことができます。
「はやぶさ」のトレインマークを出したスハネフ14 12をバックに記念写真を撮る乗客も多い様子でした。下関駅 駅
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しばらく待つと、門司方からEF81-410号機がやって来ました。
門司までの1駅、関門トンネルのある僅かな区間だけですが、「はやぶさ・富士」を牽引します。下関駅 駅
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EF81‐410号機は、1972年日立製作所製でした。
下関駅 駅
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これより連結作業がスタート。
1駅だけ、ヘッドマークのない姿ですが、花形列車の牽引に向け準備万端なEF81‐410号機。下関駅 駅
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EF81‐410号機と1号車の間には、連結作業を見物する乗客たちの人だかりができていました。
少しだけ連結作業を見物してから、急いで4号車の自席に戻ります。下関駅 駅
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無事に機関車の付け替え作業が完了。
「はやぶさ・富士」は下関駅を出発、関門トンネルに向かいます。
下関~門司間の編成は以下のとおりです。
EF81-402+【はやぶさ編成】1号車(B寝台・スハネフ14 12)+2号車(個室A寝台・オロネ15 3004)+3号車(個室B寝台・オハネ15‐2005)+4号車(B寝台・オハネ15‐1202)+5号車(B寝台・オハネ15‐1122)+6号車(B寝台・スハネフ15‐1)+【富士編成】(7~12号車) -
マルハの工場が見えると間もなく関門トンネルの入り口です。
マルハといえば、同社のプロ野球団である大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)もここ下関が発祥の地でした。 -
関門トンネルをあっという間に抜け、「はやぶさ・富士」は九州に入りました。
関門トンネル 名所・史跡
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8時50分ごろ、「はやぶさ・富士」は九州最初の停車駅・門司駅に到着。
ここで機関車の付け替え作業、続いて熊本行き「はやぶさ」号と大分行き「富士」号の切り離し作業を行います。
今度も多くの乗客が、機関車の付け替え作業目当てでホーム先端部に繰り出します。門司駅 駅
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EF81‐402号機は門司駅で切り離しとなり、ここからはJR九州のED76型電気機関車にバトンタッチとなります。
門司駅 駅
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1号車(スハネフ14 12)最前部の貫通扉から、EF81-402号機のマスクを撮影。
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私が乗車している熊本行き「はやぶさ」号の発車時刻は8時59分。
門司駅で切り離される大分行き「富士」号の発車時刻は9時10分。門司駅 駅
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「特急富士 大分」の側面方向幕。
南宮崎まで乗り入れていた時代を知る者としては、少し寂しい気持ちになります。門司駅 駅
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「富士」号の8号車。
「はやぶさ」号の2号車と同じA寝台「シングルデラックス」でした。門司駅 駅
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「富士」号の9号車(オハネ15‐2001)
「はやぶさ」号の3号車と同じ個室B寝台「ソロ」でした。門司駅 駅
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個室B寝台「ソロ」のロゴマーク
門司駅 駅
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門司駅の駅名標と、14系15型客車の組み合わせ。
長年見慣れた光景も、2009年3月のダイヤ改正で見納めとなりました。門司駅 駅
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イチオシ
門司駅に停車中の「富士」号の最後尾。
門司駅 駅
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古めかしい上屋のホームに、長編成の寝台特急が停車している様子は良い絵になります。
門司駅 駅
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「富士」号のトレインマーク
門司駅 駅
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時刻は8時55分。
そろそろ「はやぶさ」号の車内に戻ることにします。門司駅 駅
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「はやぶさ」号と「富士」号の連結面。
すでに切り離しに備え、貫通幌は外されていました。門司駅 駅
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「はやぶさ」号の6号車(スハネフ15‐1)の側面車番
門司駅 駅
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「はやぶさ」号6号車最後部の貫通扉から撮影。
この駅を境に別々の終着駅に向かう2つの列車の乗客が、閉ざされた貫通扉の窓越しに見つめ合う風景は微笑ましく感じられました。
8時59分、「富士」号とその乗客たちに別れを惜しみながら、「はやぶさ」号は一足先に門司駅を出発します。 -
門司から熊本までは、ヘッドマーク付きのED76-90号機が「はやぶさ」号を牽引します。
写真は1号車(スハネフ14 12)最前部の貫通扉から撮影。
門司~熊本間の編成は以下のとおりです。
ED76-90+1号車(B寝台・スハネフ14 12)+2号車(個室A寝台・オロネ15 3004)+3号車(個室B寝台・オハネ15‐2005)+4号車(B寝台・オハネ15‐1202)+5号車(B寝台・オハネ15‐1122)+6号車(B寝台・スハネフ15‐1) -
気持ちよく1時間ほど二度寝していて、ふと起きたら「はやぶさ」号は博多駅に到着していました。
時刻はただいま10時12分。博多駅 駅
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熊本まで残すところ2時間を切りました。
このあたりからは二度寝、三度寝したり、がら空きになったB寝台の車内を記録したり。 -
二段ベッドの寝台が向かい合うB寝台。
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JR九州の手でヒョウ柄のモケットに更新された寝台と、備え付けのハンガー。
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カーテンも落ち着いた緑地のドット柄でした。
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鳥栖を過ぎたあたりから、進行方向右手に建設中の九州新幹線の高架が見えてきました。
九州新幹線の博多~新八代間は、この2年4ヶ月後の2011年3月12日に開業しています。 -
建設中の九州新幹線と並んで筑後川を渡れば、間もなく久留米です。
筑後川 自然・景勝地
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イチオシ
4号車(オハネ15‐1202)車内の通路。
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4号車(オハネ15‐1202)のデッキ部分。
製造銘板(富士重工 昭和52年)と車番プレートは、いずれもテプラで代用されていました。 -
5号車(オハネ15‐1122)のデッキ部分。
こちらは昭和51年新潟鐵工所製です。 -
最後尾6号車(スハネフ15‐1)のデッキ部分。
こちらは昭和53年新潟鐵工所製です。 -
イチオシ
11時15分、「はやぶさ」号は最後の停車駅・大牟田駅を発車。
次は終点熊本です。 -
後方に過ぎ去っていく鹿児島本線の線路を、しばらくぼんやり眺めていました。
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デッキに設置された、国鉄時代そのままの「くずもの入れ」
「たばこのすいがら」の注意書きに時代を感じさせられます。 -
側扉は折り戸。
「ドアは手前に開きますからステップに立たないでください」のプレートが貼付されていました。 -
通路に設けられた折り畳み椅子。
こちらはJR九州仕様のヒョウ柄のモケットに張り替えられています。 -
昔ながらの給水機。
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お手洗いの扉。
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5号車の洗面台。
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5号車の通路にて。
同じ開放型B寝台でも、車輌によってカーテンのデザインは異なっているようです。 -
4号車の非常通報装置。
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今回利用した4号車の開放型B寝台下段(5番下段)
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こちらは開放型B寝台の上段。
寝相が悪いため、万が一の場合落下するのが心配ということで、今回は発券の際に下段を指定しました。 -
寝台に備え付けられたハンガー。
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枕元の補助灯。
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寝台も床面も、JR九州の車輌でよく見かけるヒョウ柄のデザインでした。
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4号車の洗面台
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水回りは、5号車とはデザインが異なっていました。
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石鹸、コップといった最低限の設備が備え付けられていました。
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洗面台の通路を挟んだ反対側に、冷水器がありました。
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4号車(オハネ15‐1202)の手書き車番プレート
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消毒実施済票。
月1回のペースで、所属区の熊本車両センターで車内の消毒作業が実施されていました。 -
田原坂付近の車窓。
このあたりで、「ハイケンスのセレナーデ」とともに熊本到着を告げるアナウンスが流れました。 -
今回使用した特急券・B寝台券と乗車券。
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寝台備え付けのスリッパ。
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11時49分、「はやぶさ」号は終点熊本駅に到着。
大阪駅から約10時間40分、始発の東京駅から約17時間45分の長旅が終わりました。熊本駅 駅
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熊本駅の在来線ホームでは、九州新幹線の建設工事に伴い一部の屋根が撤去されていました。
熊本駅 駅
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個室B寝台車・3号車(オハネ15‐2005)側面のロゴマーク。
熊本駅 駅
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一仕事終えたという面持ちの、6両編成の青い寝台客車。
熊本駅 駅
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4号車(オハネ15‐1202)妻面の検査表記。
熊本駅 駅
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3号車(オハネ15‐2005)妻面の所属区名表記と製造銘板。
熊本駅 駅
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車体のあちこちに錆が見られ、片道1000Kmを越える道中の過酷さを感じさせられました。
熊本駅 駅
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個室A寝台車の2号車(オロネ15 3004)。
熊本駅 駅
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門司~熊本間の牽引を担当した大分車両センターのEF76-90号機。
熊本駅 駅
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EF76-90号機と1号車(スハネフ14 12)の連結面。
熊本駅 駅
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ED76-90号機の製造銘板。
昭和51年東芝製でした。熊本駅 駅
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イチオシ
ED76-90号機の正面。
熊本駅 駅
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イチオシ
寝台特急「はやぶさ」のヘッドマーク。
東京~西鹿児島(現鹿児島中央)間を結ぶ日本最長の寝台特急だった時代からのヘッドマークです。熊本駅 駅
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隣のホームには新八代行きの特急「リレーつばめ」が停車していました。
この列車は新八代で鹿児島中央行きの九州新幹線「つばめ」に接続し、かつて「はやぶさ」が担っていた鹿児島へのアクセスの役割を引き継いでいます。熊本駅 駅
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最後にもう1回、熊本駅2番ホームからED76-90号機他7両編成の寝台特急「はやぶさ」を撮影。
自分にとって最初で最後の利用となった九州行き寝台特急の旅。
熊本への到着時刻こそ翌朝の始発の新幹線や航空機より遅くなってしまいますが、横になって二度寝、三度寝を楽しみながらのんびり過ごせるのは何とも贅沢な時間でした。
今後また、このような旅情を味わえる夜行列車に乗る機会に巡り合えることを願いつつ、結びとさせていただきます。(続く)熊本駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- gontaさん 2026/07/08 10:33:50
- ブルトレ はやぶさ 富士
- 三女の生まれる前に熊本―富士区間 はやぶさ乗車
30年以上前に普段利用区間でない大分ー宮崎 富士乗車
寝台急行は数回 東京↔青森 札幌-釧路 大阪ー佐賀 鳥栖―岡山
- TMBSさん からの返信 2026/07/08 18:02:43
- RE: ブルトレ はやぶさ 富士
- gonta様
はじめまして、コメントありがとうございます。
「はやぶさ」と「富士」両方に乗られたのですね。
自分の場合、寝台特急は「はやぶさ」、「あけぼの」、「日本海」、寝台急行だと「きたぐに」に乗りました。
北海道内の寝台急行に乗られたとはうらやましいです。
時折鉄道での旅行記をアップしていますので、これからもどうかよろしくお願いいたします。
TMBS
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