2025/11/29 - 2025/12/17
3679位(同エリア3892件中)
samanaさん
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- クチコミ3件
- Q&A回答0件
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12月13日(土)
今日はピッティ宮殿に再訪する日。
昨日はストライキで入れませんでしたが、今日は無事に入場できました。
初めて訪れたボーボリ庭園では、高台から望むトスカーナの景色に心が動きます。
午後はその景色が忘れられず、さらにトスカーナらしい風景を求めて丘の上を散策することにしました。
そして最後に訪れたのは、メディチ家礼拝堂。
入った瞬間の驚きは、この旅の中でもいちばんだったかもしれません。
フィレンツェ旅の最終日も、心に残る思い出がたくさんできました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8:10 今日も始まります
-
雰囲気のいい、朝のアルノ川
昨日は濃霧になりましたが、この雲は綺麗になくなります。 -
ヴェッキオ橋のチェッリーニ像
誰もいないけれど、鳩がいました。
朝は名所を独り占めできて、ちょっと得した気分に。 -
街角のバッカス
バッカスの噴水だから、ワインが湧き出てきたらいいですね。 -
2025年12月15日 通行止め?
何の予告でしょうか。
15日かぁ、惜しい。
工事でもいいから、確かめたくなります。 -
8:20 ピッティ宮殿に到着
ピッティ宮殿(Palazzo Pitti)
●アルノ川の南側に建つ、フィレンツェを代表する壮大な宮殿。
もともとは15世紀に富豪ルカ・ピッティの邸宅として建てられましたが、その後メディチ家が購入し、フィレンツェを治める一族の住まいとして使われるようになりました。
●現在は宮殿全体が美術館・博物館として公開されており、豪華な部屋の数々や王侯の暮らし垣間見れる空間も見どころのひとつ。
外観はどっしりと重厚で、巨大な宮殿です。
美術館というより、「権力者の住まい」ですね。 -
無事にチケット購入!
今日は買えました。
パラティーナ美術館+ボーボリ庭園
共通チケット:22ユーロ=4,400円
円安ですが、この価格は破格だと思います。 -
パラティーナ美術館の素敵な入口
豪華絢爛な宮殿への入口です。
再訪ですが、期待が高まります… -
あそこで荷物チェックがありました
オーディオガイドを借りようと思いましたが、2階にあると思っていたブックショップを見逃しました。
中で係員さんに聞くと、
「あっちの奥だよ」
「外のチケット売り場だよ」
みなさん教えてくれることが違います。
借りなくても、まぁいっかです。
実は、私は借りなくて正解だったのです。 -
パラティーナ美術館(Galleria Palatina)
●ピッティ宮殿の中にある主要な美術館のひとつ。
ラファエロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョなどの名画が収められています。
●この美術館の大きな魅力は、作品だけでなく“飾られている空間そのもの”にもあります。
豪華な天井画や装飾に囲まれた部屋に、絵画が壁いっぱいに並ぶ様子はとても華やか。
一般的な美術館とは少し違う、宮廷コレクションならではの雰囲気を味わえる美術館とのことです。 -
入りました、パラティーナ美術館!
前回もこの部屋からスタート。
入った途端、とにかく驚いたことを覚えています。
当時の私は、世界にこのような美術館があることを知りませんでした。 -
プロメテウスの間(Sala di Prometeo)
ギリシャ神話のプロメテウスは、人間に火を与え文明をもたらしましたが、ゼウスの怒りで罰を受けます。
あちらに師弟の絵があります。
さすがにすぐわかります! -
フィリッポ・リッピ
『聖母子と聖アンナの生涯』(1452~1453年頃)
聖母マリアと幼子イエスを中心に、マリアの母・聖アンナの物語も描かれています。
イエスの手のザクロは豊かさや命の象徴で、後の受難も示唆。
背景には、マリアの両親である聖アンナとヨアキムの出会いやマリアの誕生が描かれ、当時の裕福な女性の日常も表現されています。
やっぱり好きです、リッピ。 -
サンドロ・ボッティチェッリ
『聖母子と幼い洗礼者聖ヨハネ』(1490~1495年頃)
聖母マリアに抱かれた幼子イエスと、幼い洗礼者聖ヨハネを描いた作品。
背景に咲く赤いバラは、聖母マリアの悲しみと、
イエスの犠牲を象徴するそうです。
子供時代のイエスの絵には「受難」の気配がひそんでいて、どんなに可愛らしくても悲しくなります… -
アミコ・アスペルティーニ
『東方三博士の礼拝』(1497~1498年)
幼子イエスを訪れた東方三博士が、贈り物を捧げる場面。
人々の行列や動きが独特で、背景の風景もじっくり見ていたくなります。
にぎやかなお祭りのような礼拝に見えて、なんだか面白い絵でした。 -
ユリシーズの間(Sala di Ulisse)
ギリシャ神話の英雄ユリシーズ(オデュッセウス)は、トロイア戦争後の長い旅で怪物や神々の試練に立ち向かいました。 -
ラファエロ・サンティ
『布張り窓の聖母』(1511~1512年頃)
聖母マリアと幼子イエスを中心に、聖人たちが寄り添う作品。
題名は背景右の布で覆われた窓に由来します。
ラファエロがヴァチカン宮殿の「ラファエロの間」に取り組んでいた頃の作品で、弟子の手が入っていることも指摘されており、
すべてをラファエロ本人が描いたわけではないそうです。 -
ピエトロ・ダ・コルトーナのフレスコ画
17世紀バロックを代表する画家ピエトロ・ダ・コルトーナが、パラティーナ美術館の天井を華やかに装飾しました。
バロック美術は動きや劇的な演出、豪華さが特徴で、空間全体で見る人を圧倒します。
1640年代、メディチ家の依頼で「惑星の間」の天井に神話や寓意を描き、君主の徳や理想の統治を讃えているそうです。 -
ナポレオンのお風呂
19世紀初め、トスカーナがフランス支配下にあった時代に、ナポレオンはこの宮殿に滞在していたそうです。
きっと、冬でも湯気が立ち、ぽかぽか暖かく贅沢に使われていたのでしょうね。 -
クリストファノ・アッローリ
『ホロフェルネスの首を持つユディト』(1610~1612年頃)
旧約聖書のユディトが敵将ホロフェルネスを討った直後の場面。
ホロフェルネスの首は自画像で、ユディトは彼の恋人マッツァフィラ。
フィレンツェでは、ユディトは知恵と勇気で街を守る「自由と平和の象徴」として人気がありました。 -
イリアスの間(Sala dell’Iliade)
ホメロスの叙事詩『イリアス』をテーマにした部屋。
トロイア戦争を舞台に、英雄アキレウスの怒りと戦いが描かれています。 -
イリアスの間の天井画
ルイージ・サバテッリ
『オリンポス』(1819年~1825年頃)
ギリシャ神話の神々がオリンポス山に集う場面。
まるで神々の集合写真のようです! -
アンドレア・デル・サルト
『聖母被昇天/パンチャティーキの昇天』
(1522~1525年、362 × 209 cm)
聖母マリアが天使に囲まれて天へ昇る「聖母被昇天」を描いた大作。
下では地上の人々がその奇跡を見上げています。
フランスの礼拝堂のために依頼された作品ですが、完成後フィレンツェに残りました。 -
アンドレア・デル・サルト
『聖母被昇天』(1526~1528年、379 × 222 cm)
同じ「聖母被昇天」を題材にした別作品で、依頼主はマルゲリータ・パッセリーニ。
コルトーナの教会の主祭壇のために制作されました。
ルネサンス期には、人気の構図や宗教主題を別の注文に合わせて描き直すことがよくあったそうです。
次回のフィレンツェは、デル・サルトを追いかける旅にしようと思います! -
『教育するカリタ(Carità educatrice)』
(1824年頃、高さ250cm)
大理石彫刻で、母と子の姿を通して「慈愛(カリタ)」を表現。
愛情だけでなく、子どもを育て導く母性も象徴しています。
カリタは、キリスト教で重視される愛や思いやりを人格化した存在だそうです。 -
サトゥルヌスの間(Sala di Saturno)
サトゥルヌスは、ギリシャ神話のクロノスにあたる神で、時間・豊穣・農耕、そして「黄金時代」を象徴します。
黄金時代とは、争いや苦しみのない平和で豊かな理想の時代です。 -
ラファエロ・サンティ
『大公の聖母』(1506~1507年頃)
聖母子をやわらかく包む光と影の表現に、ラファエロの人間味あふれる技法が光ります。
フィレンツェ滞在中にレオナルド・ダ・ヴィンチから学んだ「スフマート」の影響だそうです。
トスカーナ大公フェルディナンド3世が特に愛したことから「大公の聖母」と呼ばれました。 -
ラファエロ・サンティ
『エゼキエルの幻視』(1517~1518年頃)
旧約聖書の預言者エゼキエルが見た、神の幻視を描いた作品。
中央の神を囲み、人・獅子・牛・鷲の4つの象徴的な生き物が配されています。
これらは後に四福音書記者(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の象徴とも解釈されます。
小さな画面ながら壮大で神秘的な世界観を持ち、ラファエロがローマ時代に到達した完成度の高さが見てとれる作品だそうです。 -
ラファエロ・サンティ
『聖母子と聖ヨハネ(小椅子の聖母)』(1512年頃)
フィレンツェからローマへ拠点を移した後の作品。
ふっくらとした聖母マリアと幼子イエスが寄り添い、温かくやさしい雰囲気。
暗い背景が人物を際立たせ、右から差す光が繊細な影を作ります。
見ているこちらまで肩の力が抜けるような、
見ていて眠くなるような聖母子像でした。
大公フェルディナンドが寝室に置いた、親しみやすい聖母子像です。
私も寝室に飾りたいです。 -
ラファエロ・サンティ
『ヴェールの女の肖像』(1512~1515年頃)
ルネサンス肖像画の傑作のひとつで、やわらかなヴェールをまとった女性を静かで気品ある雰囲気で描いています。
光と影の微妙な移ろいが美しく、外見だけでなく内面も感じられる肖像画。
モデルは不明ですが、ラファエロが愛した女性マルゲリータ・ルーティの可能性があるそうです。
フィレンツェからローマに移った後の制作で、巨匠の肖像画の最高傑作とされています。 -
ジュピターの教育の間
(Sala dell’educazione di Giove)
幼いジュピター(ギリシャ神話のゼウス)が育てられる場面をテーマにした部屋です。
ジュピターはサトゥルヌス(クロノス)の子ですが、ギリシャ神話とローマ神話では名前が異なるのでややこしいですね。 -
ヴィンチェンツォ・コンサーニ
『ラ・ヴィットリア(勝利)』(1867年、高さ250cm)
勝利の女神を表した大理石彫刻。
岩に腰かけ、盾に何かを書き記すような仕草をしています。
伝統的に翼を持つ女神像が多い中、あえて翼を持たせず、古典的主題をより近代的に表現しているそうです。 -
カラヴァッジョ
『眠るキューピッド』(1608年)
無防備に眠るキューピッド(愛の神)を描いた作品。
ローマでの殺人事件の後、逃亡生活を送っていた時期に制作され、ナポリを経て滞在したマルタ島で描かれました。
当地では聖ヨハネ騎士団とも関わりながら活動しています。
作風はカラヴァッジョらしく、逃亡中に描いたからといって特に不穏な印象はありませんでした。
いつも不穏ですから。 -
ティツィアーノ・ヴェッチェリオ
『悔悛するマグダラのマリア』(1530年頃)
懺悔するマグダラのマリアを描いた作品で、ティツィアーノはこの主題を生涯にわたって繰り返し描いています。
天を見上げる姿には、神への祈りと深い悔悛の感情が表現されているとされます。
しかしそれ以上に目を奪われるのが、その毛量。
必要なのですけれども。 -
アントニオ・カノーヴァ
『ヴィーナス・イタリカ(Venus Italica)』
(1804~1811年頃、高さ171.5㎝)
ウフィツィ美術館の「メディチのヴィーナス」が、ナポレオンによってフランスへ持ち去られたため、その代替として制作された大理石彫刻。
1815年に本来のヴィーナスがフィレンツェへ戻ると、この作品はパラティーナ美術館へ移されました。
代替品を作るというのも、ちょっと気の毒です。
でも結果的に、こちらの作品が生まれたのですね。 -
大公家の宝物庫(Tesoro dei Granduchi)
メディチ家やロレーヌ家が集めた宝飾品・銀器・貴重品を展示するコレクション。
ロープが張ってあり、すべてを近くで見られないのが残念。 -
緑の間(Sala Verde)
部屋の名前は、壁装材、カーテン、家具の一部に使われている緑色に由来しています。
こちらは居室への入り口となる、控え室だったそうです。
これが控え室とは… -
白の間(Sala Bianca)
ネオクラシック様式の大広間で、白を基調とした優雅で光あふれる空間。
宮殿の舞踏会場として整えられ、パリから取り寄せた豪華な鏡と11個のシャンデリアが配置されています。
1951年には、ここでイタリア初のファッションショーが開かれました。
映像でいいから見てみたいですね。 -
衣装博物館
(Museo della Moda e del Costume)
ピッティ宮殿2階にある、イタリア初の国立ファッション博物館。
18世紀から現代までのドレスや装飾品、舞台衣装などを展示し、時代ごとの美意識や流行の移り変わりを楽しめます。
正直、ここまで面白いとは思っていませんでした。
本当に楽しめました! -
18世紀・19世紀の宮廷衣装
こちらはロングドレス(18世紀)
刺繍など装飾が細かくて、素晴らしい手仕事です。
ウフィツィのサイトで説明を読むことができます。
日本語訳で読むと、ウフィツィ美術館やピッティ宮殿の主要な作品を詳しく知れるので重宝します。 -
ガウン
(1795年~1800年頃) -
ウェディングドレス
(1860年頃)
シルクサテンで仕立てられた、3点セットの儀式用ガウン。
ボディス(上半身部分)、ジャケット、スカートから構成されているそうです。
背中から裾までの流れが美しくて、すっごく素敵でした。 -
モアレシルクのツーピースガウン
(1881年頃)
服だけでなく、帽子やバッグ、扇子にいたるまで細部まで手が込んでいて、装い全体がひとつの作品のよう。
衣装は芸術品なのだと、初めて感じることができました。 -
シルクシフォンのドレス
/ラファエル・グードスティッカー(1913年頃)
シルクシフォンの軽やかさが印象的なドレス。
重厚さから軽やかさへ、時代の変化がよく見える一着でした。 -
1920年代から1980年代の名品もずらり
イヴ・サンローラン、シャネル、ヴァレンティノなど、私でも知っている名前が出てくると、やっぱりちょっとテンションが上がります。
時代が進むにつれて、シルエットや素材、装飾のあり方が大きく変わっていくのも面白く、
ファッションの歴史をたどるように展示されているのがよくわかりました。 -
オートクチュール(仕立服)なんて、自分には関係のない世界だと思っていました。
けれどこうして博物館で目にすると、その先入観は崩れていきます。
これは単なる「服」ではなく、芸術なのですね。 -
私のナンバー1
この白いロングドレスが、私の中ではいちばん心をつかまれた一着でした。
シルエットも生地の装飾もとにかく美しくて、
うっとり、ため息が出てしまうドレスです。
たしかディオールだったような気がします。 -
オーバーコート
/ジョン・ガリアーノ(1998年頃)
サテンの裏地が付いた黒いウールのコート。
この見事な立体感のある仕立て! -
ヴァレンチノ
ひときわ印象的だったのが、ヴァレンティノの展示。
豪華な宮殿の装飾をものともしない存在感。 -
ヴァレンチノ
気になる絵画の背景を知りたくなるのと同じで、
衣装ひとつひとつにも「どうやって生まれたんだろう」と興味が湧いてきます。
この博物館、最初は「一応見ておこうかな」くらいの気持ちだったのですが、
こんなに関心を持てるとは思っていませんでした。
本当に来てよかったです。 -
近代美術館(Galleria d’Arte Moderna)
こちらの作品群も面白かったです。
アドリアーノ・チェチオーニ
『colpo di vento』(1884年)
『疾風、一陣の風』という意味だそうです。
たしかに、風に吹かれています! -
サルヴィーノ・サルヴィーニ
『La Ehme』
背景がわからない作品ですが、
手の汚れが、なんだか物悲しくなります… -
アドリアーノ・チェチオーニ
『最初の一歩(Primi passi)』(1886年頃)
この表情!
びっくりしたのでしょうか。
どうやってこんな一瞬を捉えたのだろうと思いました。
今のように簡単に決定的瞬間を残せる時代ではないからこそ、観察力の鋭さに驚かされます。
私もびっくりです。 -
アドリアーノ・チェチオーニ
『鶏を抱く少年(Bambino col gallo)』(1886年頃)
鶏の表情!
チェチオーニは、子どものしぐさや心の動きをとらえることに関心を持っていたそうで、この作品にもそんなまなざしが感じられます。 -
エジスト・フェローニ
『噴水にて』(1879年)
村人たちが噴水に集う、日常のひと場面を描いた作品。
人物それぞれの表情や空気感が感じられ、見ていて気持ちが明るくなるような絵でした。
近代美術館の作品も、とてもよかったです。 -
11:25 中庭に出ました
かなり見応えがありましたが、まだ3分の2くらいしか見られていない気がします。
閉じられていた部屋もあったのかもしれません。
予約しないと入れない場所もあるようなので、
そのあたりはまた次回のお楽しみにしたいと思います。 -
何の噴水?
ブオンタレンティの洞窟はどこだったんだろう…
紙の地図が欲しいですね。 -
ボーボリ庭園から見たピッティ宮殿
-
円形劇場
季節外れなので、整備中なのでしょうか。
なんともイマイチな景色でしたが、こういうのも含めて旅の思い出です。 -
猿の噴水(Fontana delle Scimmie)
季節外れのためか、噴水からは水が出ていませんでした。
これはもうただの像です。 -
騎士の広場
陶器博物館もありますが、この日は閉まっているようでした。
花の季節には、きっともっと華やかな景色になるのでしょうね。
それでも、ここからの景色はまさにトスカーナでした。 -
ピクニックしたくなるような丘陵風景
-
こちらは静かな住宅地でしょうか
緑に囲まれた家々が並び、こんな通りをのんびり歩いてみたくなりました。 -
理想郷のような景色
緩やかな起伏が、この景色をいっそう魅力的に見せてくれます。
大きな街があり、そのすぐそばに自然もある。
フィレンツェの魅力は、本当に底が知れません。
メディチ家がこの宮殿で暮らした理由がわかる気がします。
…なんて、私も一族の一員になったつもりで妄想してみました。
でも、こんな素晴らしい景色があるなら、庭園なんていらないんじゃないかと思います。
やっぱり富豪の感覚にはなれませんでした。 -
イゴール・ミトライ
『ひび割れたテュンダレオス』(1997年)
芝生の広場に置かれた、巨大な現代彫刻。
モデルはギリシャ神話のスパルタ王テュンダレオスで、高さは約4メートルもあります。
ミトライは、こうした欠けた顔や断片化された身体を通して、古典美の永続性と人間の弱さや儚さを表そうとしたそうです。 -
糸杉の並木道(Viale dei Cipressi)
庭園の中を、ずーっとまっすぐ伸びる坂道。
このまま進むとロマーナ門に出るらしいので、行ってみます。 -
チェルキアーテ(枝状アーチ道)
木々がつくるアーチの道。
まるでおとぎの国のトンネルみたいです。
この先が、平和な異世界につながっていたらいいのに。 -
一人でぽつん
-
小島の池
トリトンでしょうか。
下にいる生き物は魚…?
ピラニアのような、深海魚のような、なんとも言えないお顔。 -
ファンチェッリ・キアリッシモ
『ウルカヌス』(1611年~1612年頃)
ポーズがばっちり決まっています。
広い庭園の中央に置かれたのも、なんだか納得です。
いつか、お花の美しい季節にボーボリ庭園を巡ってみたいと思いました。 -
これにて終了
美術館も庭園も、どちらも素晴らしかったです。
次に訪れるときは、美味しいお弁当と座布団を持参して、庭園でのんびり過ごしてみたいものです。
帰りは、パラティーナ美術館から最も遠い出口(地図の右端)から外へ。
美術館ではなく庭園側からそのまま外に出るルートになります。
オーディオガイドを借りていたら、美術館に戻らなくてはなりませんでした。 -
出口を出ると
農家さんでしょうか。
笑顔が素敵な女性が、野菜を売っていました。 -
12:35 ロマーナ門
門をくぐって真っすぐ行くとアルノ川です。
でも私は真逆に歩きます。 -
トスカーナっぽい風景を求めて散策しよう
トスカーナらしい風景を求めて、少し歩いてみることにしました。
オーナーさんに教えていただいた道を行くつもりなのですが、記憶がかなりあいまいで、だいぶ怪しいです。
でも、たぶんなんとかなるでしょう。
その前に… -
12:45 満席だろうな…
歩く前に、まずは腹ごしらえ。 -
満席でした
でも、ここまで来て手ぶらでは帰れません。
テイクアウトします。
何にしようかな~。 -
お客さん、誰一人いない
これから満席になるそうです。
私、20分あれば食べ終わるのにー。 -
ケーキも買えばよかった!
パスタ 8ユーロ
アーティチョークのお惣菜 8ユーロ
計16ユーロ=3,200円
プラスチックのフォークを入れてくれました。 -
座れる場所を探して…
テイクアウトしたものの、どこで食べるかが問題です。
座って食べられそうな場所を探しながら、坂をのぼっていきます。 -
ここだ!
教会の階段に腰を下ろし、ひっそりと食事を楽しみました。
後で調べたところ、この教会は Chiesa Parrocchiale S. Ilario a Colombaia。
11世紀にはすでにこの場所に建っていたそうです。
中にはフレスコ画も描かれているとのことで、ぜひ中に入ってみたかった。 -
13:05 教会の階段でランチタイム
パスタはオリーブオイルの美味しさが際立つような、やさしい味わい。
アーティチョークは酸味がしっかり効いていて、これは好み。
ただ、パスタは少しのびてしまっていて、やっぱりピチにすればよかったかも!
それでも、屋外で食べるランチはやっぱり美味しいです。
かなりのボリュームがあり、パンまでは食べきれませんでした。
そして食後には、やっぱり別腹で甘いものが欲しくなります。 -
お腹もいっぱいになったところで、散策スタート!
-
糸杉があるだけで、なんだかワクワク
石畳の上に、何かが落ちる音が聞こえてきました。
「ぼとっ、ぼとっ…」と絶え間なく響くその音。
どんぐり?それともオリーブ? -
サンタ・マリア・ア・マリニョッレ通り
(Via di Santa Maria a Marignolle)
のどかな風景が広がる通りを歩きます。
今日は汗ばむくらい天気が良くて、インナーダウンは脱ぐことに。
日差しの中での散策は、のんびりとした気持ちにさせてくれます。 -
13:50 かなり歩いています
歩けど歩けど、思い描いていたトスカーナらしい風景には出会えません。
それでも、フィレンツェの中心を少し離れただけで、こんなにも静かで落ち着いた場所が広がっていることに驚きました。 -
あちらの方に行きたいのに
頑丈な扉の隙間からスマホをねじ込み、写真を撮ってみました。
ここを突っ切ったら絶対にいい景色に出会えそうなのに…。
どうか通らせてほしい! -
壁に阻まれて景色は見えません
でも、この通りの雰囲気はとても素敵。
とはいえ、これ以上進むと帰りが大変そうです。
どうしようかと立ち止まっていると、向こうから若いイケメンのお兄さんが歩いてきました。
景色を眺められるポイントを教えてもらおう!
声をかけると、優しいお兄さんは私のスマホを手に取り、マップにピンを立ててくれました。
しかも、「でもここじゃなくて、曲がらずに真っすぐ行くんだよ。真っすぐだよ」
と、念押しまで。
「グラッツェ!」とお礼を言って、教えてもらった道を戻ります。 -
ピアナ通り(Via Piana)
後でマップを見直してみると、あと30分ほど進んでいたらトスカーナらしい風景に行きついたようです。
諦めるのが少し早すぎたかもしれません。
でも、それでいいのです。
全部を見尽くさなかったからこそ、また来たいと思えます。
次回の楽しみがひとつ増えたと思えば、それだけでワクワクしてきます。 -
14:05 Cappella Santa Verdiana
19世紀に建てられた教会のようです。
こういう小さな教会こそ、ふらりと立ち寄ってみたくなります。 -
サン・カルロ通り(Via S. Carlo)
ふらふらと横道にそれながら歩きます。
ここもまた、静かで品のある空気が流れています。
このあたりには、お金持ちの家が並んでいます。。
どの家も入口は重厚な木製の自動扉。
我が家も自動ですが、情緒のないシャッターとは比べ物になりません。 -
ここも展望場所です
お兄さんが「ここじゃないよ」と教えてくれた場所が気になり、いちおう来てみました。
あんまり見えません。
さすがお兄さん。 -
お兄さんの教えに従って進みます
この先、もうすぐです… -
わあ、フィレンツェ!
本当はトスカーナの景色を期待していたのですが、こちらも十分満足です。
ミケランジェロ広場あたりから眺める景色とはまた違う角度で、フィレンツェの街並みを見下ろします。
どの角度から眺めても、フィレンツェはやっぱり美しい街だなあと、あらためて感じました。 -
自転車に乗った女の子がやって来ました
彼女は塀に腰掛け、フィレンツェの街を眺めながら、パンをかじり始めます。
なんて羨ましい光景でしょう。
観光客がほとんど来ないであろう、この静かな展望場所にふらっと立ち寄って、小腹を満たす。
そんな日常のひとコマが、なんとも粋で素敵に見えました。
私も真似して腰かけてみようかと思いましたが、後ろにひっくり返ったら大変なので、やめておきました。 -
よし、この坂も登ってみよう
ただ帰るだけではもったいない。
目に留まった道は、とにかく進んでみます。
どんな景色や出会いが待っているのか、わくわくしながら足を進めました。
すると… -
わぁ、ものすごくいい景色です!
「公園かな?」と思って足を踏み入れた場所から、思いがけず素晴らしい景色が広がっていました。
すると、またまた向こうからスーツ姿のスタイル抜群のイケメンがやって来ました。
まるでプラダのモデルさんみたい!
お兄さんはにっこり笑って、
「ここはプライベートなんだ。でも、1分だけならいいよ!」
と言ってくれました。
「グラッツェ!」
お礼を言って、この景色を楽しませてもらうことにしました。
景色も素敵ですが、お兄さんもなかなか素敵でした。 -
芝生の向こうに歩いて行くと…
そこにはなんとプール付きの豪邸が。
いやもう、世界が違います。
こんな景色を眺めながら暮らせるなんて、いったいどんな毎日なのでしょう。
日本人的には、ここが露天風呂だったらなおよしです。 -
フィレンツェ、絶景
遮るものが何もない、どこまでも広がるフィレンツェの景色。
なんというご褒美でしょう。
フィレンツェ最後の日に、こんな素敵な光景を見せてもらえるなんて。
この場所を見せてくれたお兄さんに、心から感謝です。
ちなみに、お兄さんはこの邸宅のスタッフさんだったようです。
「1分だけ」と言われていましたが、結局4分ほど、景色を楽しませていただきました。 -
Hotel Torre di Bellosguardo
個人の邸宅かと思っていたのですが、あとで調べてみると、ここは歴史あるホテルでした。
もともとは私邸として使われていた建物で、現在は4つ星の邸宅ホテルなのだそう。
宿泊料金は1泊およそ500ユーロほど。
写真で見るホテルの内部は、歴史あるフレスコ画の壁や調度品で彩られ、中世の邸宅そのままの雰囲気(中世の邸宅を見たことはありませんが…)。
おそらく2階の素敵なオープンテラスでは、フィレンツェの景色を眺めながら朝食を楽しめるのでしょう。
歴史ある邸宅ホテルで過ごす休日、想像するだけで贅沢で素敵ですね。 -
ホテルには、こんな庭園の入口も
この先を歩いてみたくて、たまりません。
きっと素敵な空間が広がっているに違いない…と思ってあとで写真を見てみると、やはり予想通りの美しさでした。
さすが、1泊10万円です。 -
こちらも素晴らしい
ホテルの近くには、普通のお金持ちの邸宅もありました。
建物は平屋で、庭はゆったりとした階段状。
派手さはなく、余裕があって、なんとも素敵です。
これはもう、まさに私の理想の家。
こんな場所で、フィレンツェの景色を眺めながらのんびり暮らせたら最高だろうなあ… -
閑静な住宅街に出ました
-
高級住宅街なのですね、きっと
通りの両側はどこも高い塀に囲まれていて、邸宅の中をうかがうことはできません。
でも見えないからこそ、あれこれ想像するのがまた楽しいのです。
お家の2階や3階の窓やテラスからは、トスカーナの風景を眺めながら朝食をとったり、やわらかな朝日を楽しんだりしているのでしょうか。
住むのは無理でも、想像の中だけならいくらでも優雅に暮らせます… -
ウーゴ・フォスコロ通り(Via Ugo Foscolo)
せっかくなので、帰りは別ルートで。
こちらはどんな景色が待っているのか、わくわくしながら進みます。 -
わぁ、ここはまさにトスカーナの景色!
この景色を見られただけでも、もう十分満足です。 -
先を進むと…
さらに先へ進んでいくと、今度は農家さんの家のような建物が現れました。
どこか素朴で趣のある佇まいで、長い年月を重ねてきたことが伝わってきます。
人の気配はなく、あたりはしんと静まり返っていました。
普通が美しいな…、なんて思いました。 -
農家さんの畑
日当たりのいい丘の斜面が、菜園のようにきれいに整えられていました。
もしかして、ロマーナ門で見かけたあのお姉さんの畑かも!
なんて、想像してみたり。
そういうどうでもいい想像も、旅先ではなんだか楽しいのです。 -
通りを右に降ります
この坂を下ると… -
いい景色が待っていました!
遠くに見えるあの建物は、
もしかすると「Torre del Gallo」かもしれません。
あのあたりはアルチェトリ天文台もあり、歩けばきっと楽しいだろうなと思います。 -
晩秋の景色ですね
丘の下には、アパートらしき建物が並んでいました。
縦列駐車されているのは、住民のみなさんの車なのでしょうか。 -
15:10 ロマーナ門に戻りました
2時間ほどの“トスカーナ探訪の旅”は、ここでおしまいです。
私にとっては、小さな冒険のようなひとときでした。
静かな丘の道、素敵な邸宅、そして思いがけず出会えた絶景…
どの景色も、しっかり心に残っています。
ふたりのイケメンお兄さんも忘れません!
オーナーさんに教えていただいた“本当のトスカーナの景色”は、また次回に持ち越しです。
今度こそ、絶対に歩きます。 -
途中、カルフールでお買い物しました
購入したもの:
・リゾット 1.35ユーロ×3個
・コンソメ(ポルチーニ風) 1.59ユーロ×2個
計7.23ユーロ=1,446円
重たいけれど、乾燥リゾットはお土産に購入。
前回購入して、美味しかったのです。
アパートで、リゾットに具を追加して食べたらよかったと今さら気づきました。 -
オーナーさんおすすめのジェラート屋さん
ここでも、迷いに迷いました。
どれも美味しそうで、なかなか決められません。
選んだのは、ピスタチオ、チョコ、ストロベリー。
5ユーロ=1,000円 -
アルノ川を眺めながら食べよう
チョコレートがとにかく濃厚で、ひと口目から感動。
私、今までどうしてこれを食べなかったんだろう。
ピスタチオとチョコ。
今後はもう、この2種類で決まりです。
そう誓ったのに、次も3種類選んでしまいました。
欲張りです。 -
毎日眺めたアルノ川
今日でこの景色ともお別れだと思うと、急に寂しさがこみ上げてきます。 -
何度見ても飽きませんね
最後にCONADOスーパーにも寄ろうかな。
購入したもの:
・エコバック 1ユーロ×3個
・リゾット 1.09ユーロ×1個
・バルサミコ酢 2.63ユーロ×1個
計 6.72ユーロ=1,344円
大容量のエコバッグはオーナーさんに教えていただきました。
友人のお土産にそっと忍ばせます。
バルサミコは煮詰めてとろみをつけたのが好き。
私にはスーパーで十分です。 -
ヴェッキオ橋の宝飾店
この宝飾店のウィンドウが、私は好きです。
ガラスに映るヴェッキオ橋の風景が、普通に見る橋の風景とはまた違う、別の世界のように見えました。 -
アパートにいったん戻ろう
スーパーで買ったものを置きに、いったんアパートへ戻ります。
ヴェッキオ橋からシニョーリア広場の方向へ真っすぐ歩けば、すぐです。
今日は土曜日だからか人がとても多く、街じゅうがにぎやか。 -
衝撃の円安
私の滞在中、円安はぐんぐん進んでいきました。
最後には、空港での両替レートがなんと215円。
でも旅が終わってみれば、こんな円安も笑い話です。 -
カラビニエリ(l'Arma dei Carabinieri)
イタリアには、警察にあたる機関が二つあります。
ひとつは「ポリツィア(Polizia)」と呼ばれる国家警察。
もうひとつは「カラビニエーリ(Carabinieri)」と呼ばれる国家憲兵です。
カラビニエリは、軍の一部でありながら警察業務も担うのだそうです。
何か困ったときは、どちらに相談すればいいのか迷ってしまいそう。
街で見かけた彼ら、学生さんのコスプレかと思っていました。 -
17:00 メディチ家礼拝堂(Cappelle Medicee)
メディチ家礼拝堂の入口は少しわかりにくいのですが、サン・ロレンツォ教会の裏手にあります。 -
メディチ家礼拝堂
●メディチ家礼拝堂は、フィレンツェを支配した名門メディチ家の墓所です。
その歴史は16世紀、ロレンツォ・デ・メディチの子孫たちが家族のために壮麗な霊廟を作ろうとしたことに始まります。
●見どころは二つ。
ひとつは、ミケランジェロが手がけた「新聖具室」。
もうひとつは、豪華絢爛な「君主の礼拝堂」です。
入場料:9ユーロ=1,800円 -
クリプタ(Cripta)
メディチ家の地下にあるクリプタは、家族の墓所。
ここにはコジモ1世をはじめ、多くのメディチ家の人々が眠っています。
床には四角いプレートが並び、それぞれの名前が刻まれていました。 -
アンナ・マリア・ルイーザ・デ・メディチ
彼女はメディチ家最後の女性。
1743年に亡くなり、メディチ家の血筋はここで途絶えました。
しかし彼女は一族の美術品をフィレンツェに残すよう遺言し、この街の芸術を守った人物でもあります。
その功績の大きさを、あらためて感じます。 -
聖遺物容器(reliquiarium)
金銀や宝石細工で飾られた、豪華な聖遺物容器も展示されています。
聖遺物とは、聖人の遺骨や遺品など、特別な信仰の対象とされたもののこと。
そして、いよいよ礼拝堂へ… -
君主の礼拝堂(Cappella dei Principi)
君主の礼拝堂は、メディチ家の権威と富を象徴する壮麗な墓廟です。
色とりどりの大理石や硬石細工で埋め尽くされた空間は、まるで巨大な宝石箱のよう。
高さ約59メートル、幅約28メートルという空間は圧倒的で、見上げた瞬間、
「権力ってこういうものか」と思わされる迫力がありました。
ここは信仰の場というよりも、メディチ家の威光を後世に示す場所だと感じました。 -
硬石細工(ピエトラ・ドゥーラ)
礼拝堂を彩っているのは、「硬石細工」と呼ばれる装飾技法です。
これは、色や模様の異なる半貴石や大理石を薄く切り出し、はめ込んで模様を作る技法のこと。
近くで見ると「これ、本当に石なの?」と思うほど繊細で、その手仕事のすばらしさに感動してしまいます。
メディチ家の財力の凄まじさには、ただただ圧倒されます。 -
クーポラの装飾
クーポラ内部には、ピエトロ・ベンヴェヌーティによるフレスコ画が広がっています。
描かれているのは、新旧約聖書の場面です。
クーポラ部分は重量の問題もあり、天然石ではなくフレスコ画で装飾されたそうです。 -
主祭壇
もともとこの祭壇まわりには、硬石細工や貴重な素材を使った、非常に豪華な祭壇装飾が構想されていたそうです。
これ以上に豪華になる予定だったのですね。
主祭壇の後ろからは、宝物庫へ入れます。 -
主祭壇の後ろから
主祭壇の後ろから見上げる空間も、まさに圧巻でした。
フィレンツェの大聖堂(ドゥオーモ)ももちろん素晴らしいのですが、
この礼拝堂の壮麗さを前にすると、こちらを優先して訪れるのも十分ありだと思えてきます。
それほどまでに、この空間には人を圧倒する力がありました。 -
フェルナンド1世の霊廟
フェルナンド1世は、コジモ1世の五男。
のちにトスカーナ大公となり、賢明な統治で人々に親しまれた人物だそうです。
メディチ家の中でも、比較的評価の高い統治者のひとりとされています。 -
ミケランジェロの新聖具室(Sagrestia Nuova)
新聖具室は、ミケランジェロがメディチ家の墓廟として設計した空間です。
ロレンツォとジュリアーノの墓の上には、「昼・夜・曙・黄昏」の寓意像が置かれ、時間と人の生死を象徴しているとされています。
なおミケランジェロが途中でフィレンツェを去ったため、この部屋は未完成のまま残され、のちに完成されました。 -
ロレンツォの墓
ロレンツォ像は、肘をついて物思いにふけるような姿から、「沈思する人」とも呼ばれます。
その下には「曙」と「黄昏」が置かれ、目覚めと終わりという、一日の移ろいが表現されているのだそう。 -
ジュリアーノの墓
ジュリアーノ像は、司令官の杖を持ち、堂々とした姿で座っています。
そのため彼は、「行動する人」とも呼ばれます。
足元には「夜」と「昼」が置かれています。
これら4体の寓意像は、時間の移ろいと、
生から死へ向かう避けられない流れを象徴しているそうです。 -
メディチの聖母
正面に置かれているのは、
ミケランジェロ作の『メディチの聖母』。
この像は、新聖具室の宗教的・精神的中心とされています。 -
ミケランジェロ秘密の部屋(Stanza segreta di Michelangelo)
蓋の付いた狭い階段の下が「秘密の部屋」。
ミケランジェロが反メディチ側に立ったあと、身を隠していたとされる小部屋。
壁には炭で描かれたデッサンが残されています。
予約制のようですが、上からちらっと覗いてみればよかったかも。 -
ミケランジェロ?それとも弟子?
これは「秘密の部屋」の近くの壁に描かれていました。
ガラスで保護されています。 -
メディチ家礼拝堂、大満足です
メディチ家は、15世紀ルネサンス期のフィレンツェで、銀行業を基盤に莫大な富を築き、芸術家たちを支援しながら政治的な権力も握った一族です。
フィレンツェの街を歩いていると、何度もその名前に出会います。
フィレンツェを語るうえで欠かせない存在なのだと、あらためて感じます。
忘れないでおこうと思います。 -
18:05 ワインの窓!
「ブーケッテ・デル・ヴィーノ」と呼ばれる小さな窓。
昔はここからワインを売り買いしていたそうです。 -
大聖堂ももちろん素晴らしいのですが――
私の軍配は……
やっぱり、メディチ家礼拝堂です! -
さよなら、大聖堂
今回はクーポラも鐘楼も登らず。
でも私にはトスカーナの風景を求めて歩いた小さな冒険の方が、やっぱりぴったりでした! -
夜のヴェッキオ宮殿とコジモ1世の騎馬像
今夜もプロジェクションマッピングを楽しみました。
同じ内容なのに、なんだか癖になります。
同じ景色を何度見ても飽きないまま、フィレンツェ最後の夜が更けていきました。 -
今日も大満喫
ピッティ宮殿に始まり、最後はメディチ家礼拝堂へ。
まるでメディチ家に案内されているかのような、充実の一日でした。
そして、トスカーナの風景を求めて歩いた散策も、大切な思い出に。
静かな丘道や絶景、素敵な邸宅…
小さな発見の連続に、心が躍りました。
イタリアに来て、早くも2週間。
まだまだ帰りたくない気持ちでいっぱいです。
明日フィレンツェを離れるのは少し寂しいですが、旅はもう少しだけ続きます。
最後の夜は、大好きなアパートで肉を焼きながら、ゆったり晩ごはん。
明日は、ミラノの街へ向かいます!
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