2025/11/29 - 2025/12/17
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samanaさん
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12月3日(水)
ムラーノ島とブラーノ島について情報収集をしているうちに、トルチェッロ島の存在を知りました。モザイクが素晴らしい教会があると知り、これはぜひ行ってみたいと思い予定に加えることに。
そして偶然出会った可愛らしい女子二人組と、付かず離れず同じペースで行動することになりました。
ヴェネツィア本島では、アカデミア美術館を訪れました。ここが本当によくて、ヴェネツィア派の絵画をもっとじっくり見てみたい、という気持ちが強くなります。
そして何より嬉しい驚きだったのが、ヒエロニムス・ボスの作品に出会えたこと。摩訶不思議でどこか不穏なボスの世界観を、しばし独り占めするという贅沢な時間を過ごしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7:15 朝食前の散歩
早めに出発したかったので、この時間に朝食へ行ってみました。ところがフロントのお兄さんに「朝食は7時30分からだよ」と言われてしまいます。朝食の部屋を覗くと、まさに今、食べている人がいるのに~。
少し時間ができたので、15分ほどホテル周辺をぶらっと歩くことにしました。 -
気になっていたトンネルをくぐってみよう
-
トンネルは運河につながっていました
しかも水が溢れてます。
ここは、匂いがきつくてあまり清潔とは言えないことがわかる場所でした。ヴェネツィアには一般的な下水道管は存在しないため、建物の下に設けられた排水口から生活排水を直接運河へ流しているそうす。 -
ホテルの運河入口
こちらもあと少しで水が入ってきそう。
しかし、フロントのお兄さんに聞いてみると「全然まだまだ」だそうです。 -
7:30 朝食です
4日目も同じです。
ミミなし食パンにチーズとハムをのせて焼いてみたら、思いのほか美味しくて嬉しくなりました。
チョコのクロワッサンは焼くとパリッとするのですが、今日は焦げるほど焼きすぎてしまい、危うく煙探知機を鳴らすところでした…… -
ヨーグルトは全種類食べました
-
朝食のお部屋は2か所あります
半地下のお部屋もありますが、そちらは少し寒かったです。
のんびり日記書いたりしてもう8時過ぎ!
早く出発したかったのに、まったりしすぎました。 -
8:40 ホテルを出発
今日は折りたたみ傘を持ちましたが、使わずに済みました。 -
カルロ・ゴルドーニの銅像
ヴェネツィアの劇作家。
サン・ポーロ地区には「カルロ・ゴルドーニの家」という博物館があるそうです。 -
路地の八百屋さん
みなさん、朝から何を買うのだろう。
サンテラズモ島で採れた野菜かな~。 -
マイボートでしょうか
そういえば、ヴェネツィアのみなさんは車の運転免許は取得するのかな。 -
食材屋さん「Pane Latte Salumi Formaggi」
写真をよく見たら「Pane Fresco」の文字。外に手書きで書かれていたのは、パニーニの具材メニューだったのですね。ここなら作りたてのパニーニが食べられたのに、今になって気づくなんて~
次に来ることができたら、ここでパニーノを作ってもらったり、チーズやハムを買ってみたいです。そして昨日行ったサン・ピエトロ・ディ・カステッロ聖堂の前のベンチで食べます。 -
こちらにも八百屋さん
ヨーロッパの八百屋さんは素敵です。
キッチン付きアパートに泊まったらこんな八百屋さんで買い物したり、先程の食材屋さんでチーズや生ハムを楽しめますね。
フィレンツェが楽しみ! -
右の運河沿いの小道を歩いてみたかったです
-
秋の終わりを感じました
葉が落ちた木を見ると、また冬が来るんだなぁ…と途方に暮れた気持ちになります。
ここはベンチがあって、休憩するのに雰囲気のいい場所でした。 -
海が見えた!
ホテルから写真を撮りつつ、歩いて15分ほど。
建物の隙間から海が見えました。
雰囲気のいい場所が次々と現れて「もう少し歩きたいな」と思わせてくれる道のりでした。 -
8:55 「フォンダメンタ・ヌォーヴェ」に到着
ムラーノ行きの乗り場がよくわからず、近くにいたお兄さんに声をかけました。するとお兄さんは、言葉もなく指をさすだけ。「あっちかな?」とウロウロ迷っているうちに、実はそこが乗り場だったと判明。せっかく教えてくれたのですが、わかりにくかった~。
結果、船は1本見送ることになりました。 -
9:05 ムラーノ島へ出発
こちらの一番後ろの席で日本人の女の子二人と出会いました。写真を撮り合いながら、ぽつぽつと旅の話をします。彼女たちは昨日ヴェネツィアに着いたそうです。
さっき出会ったお兄さんのおかげで、彼女たちと言葉を交わすことができました。そう思うと、失敗したかのように見える出来事でも無駄なことなんて何もないのだなとしみじみ感じました。 -
サン・ミケーレ島
こちらは、島全体が大きな墓地となっている島です。
白い建物はサン・ミケーレ・イゾラ教会で、ラグーン建築の先駆者とされる建築家、マウロ・コドゥッシによって設計されたそうです。
調べてみると、いかにも私好み。この島には行くべきでした! -
そろそろムラーノ島に到着します
お話したり写真を撮ったり、あっという間でした。 -
9:20 「ムラーノ・ファロ」で降ります
-
ムラーノ島の灯台
船着き場のすぐ隣にある灯台。
1934年建設の、今も活躍している現役の灯台です。 -
ヴェネツィアには「水汲み場マップ」というものがあるそうです。
無料の水くみ場を利用することで、プラスチック製ボトルの使用が減り、汚染や輸送の負担も削減できるとのこと。 -
なんだか曇り空が似合う景色
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人が少なく静かです
両サイドにガラスのお店が点在しています。
少し時間が早いのか、開店していないお店もありました。 -
ムラーノ・ガラスのお店
お店をのぞくと、色とりどりのアクセサリーが並んでいました。どれも綺麗なのですが、ネックレスやイヤリングが中心で、ブローチがあったらいいのにと思ってしまいます。
店内で目を引いたのは、ガラスのランプシェード。このガラスの色合いは、見ているだけで心が明るくなる気がします。 -
手前から3つ目のグラスがいいかな
お酒は甘酒しか飲めないし、飲む以外に、何か面白い使い方はないかな。 -
足場を見るのが面白い
国によって足場の作り方が違うのが、見ていて面白いです。
ネパールでは竹の足場が組まれていて、とてもしなやかに反り曲がっていました。
しかも壁はレンガをただ積み上げただけ。それでもしっかり建っているのが面白いところと思いましたが、大地震で甚大な被害が出てしまいました。 -
これからお仕事でしょうか
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ハイシーズンは賑わうのでしょうね
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モザイクのニワトリ、虫をくわえている??
私なら毎日見たくなる絵でモザイクを作りたいです。
清春さん、かな。 -
こちらのモザイクは
ヴェネツィアの獅子ですね。
青は運河の色かな。 -
船着き場「ムラーノ・コロンナ」まで歩いてきました
船をコロンナで降りて町を散策し、ファロからブラーノ島行きの船に乗れば、往復せず効率的でした。
この奥に有料トイレ(1.5ユーロ=約300円)があるので、利用することに。その帰りに再びここを通ると、ちょうど波がざぶざぶ押し寄せてきて、逃げ場がなくなってしまいました。たまたま居合わせたお兄さんと一緒に壁際に取り残され、結果、靴下が濡れました。 -
ガラスのブルーは綺麗ですね
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綺麗なディスプレイ
「わぁ、どれがいいかな」と思いながら、ガラスを眺めました。見ているだけですが、十分楽しいです。
そういえば、ずいぶん昔にいただいたムラーノ・ガラスの花瓶を、今も持っています。たまに植物を差して楽しんでいます。 -
ゴンドリエーレのサンタクロース
ゴンドラに乗ってプレゼントを配るのですね! -
表札がガラス!
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10:00 「ムラーノ・ファロ」に戻りました
ムラーノ島は滞在時間40分でした。
次はブラーノ島に行きます。
先程の女の子2人も偶然また一緒になりました。
来年は卒業だそうです。これからも素晴らしい人生が続きますよう、願わずにはいられません!
心から応援したくなる若くて可愛いお二人です。 -
10:45 ブラーノ島に到着
お二人と楽しくおしゃべりしているうちに、あっという間にブラーノ島に着きました。
ブラーノ島は、ヴェネツィア本島から北東へ約9キロの場所にあります。 -
ブラーノ島のお菓子「ブッソラ」
ブラーノ島の名物菓子はブッソラ。卵、砂糖、小麦粉、バターというシンプルな材料で作られ、素朴でやさしい味わいが特徴だそうです。
名前は、イタリア語で羅針盤を意味する「Bussola」に由来するとか。くるりと丸い形が羅針盤なのでしょうか。
これは旅の途中に食べようと思っていたのに、帰りに買い忘れてしまいました。
私の旅では、こんなことはよくあります… -
こちらは「クロスタータ」
イタリアの伝統的なお菓子で、ジャムやリコッタチーズを詰めて焼き上げるのだそうです。派手じゃない、この素朴が見た目がいいです。
これはきっと好みの味。結局食べそびれてしまいました。 -
わぁ、カラフル
私がふらふら歩いていたので、お二人とははぐれました。 -
あの塔は
今気づきましたが、きちんと斜塔になっています。
サン・マルティーノ教会の鐘楼です。
煙突に目がついていて可愛い、バーバパパみたい! -
ヴェネツィア・レース
漁師の妻たちが、漁の網を繕う技術を応用し、家計を助けるための重要な仕事としてレース編みが確立したそうです。そしてレースはヴェネツィアの裕福層やヨーロッパの貴族にまで広まり、人気を博したとのことです。
南米パラグアイにも、「ニャンドゥティ(クモの巣)」という伝統的なレース編みがあります。とても細かく芸術品のようで、今もベッドサイドに置いてたまに眺めています。 -
枕カバーにほしいです
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バルダッサーレ・ガルッピ
ブラーノ島生まれのオペラ作曲家だそうです。
この像があるのがバルダッサーレ・ガルッピ広場。 -
天気がよくないけれども
曇り空ですが、色とりどりに塗られた壁の色に心が躍ります。 -
船も可愛く見えてきます
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おしゃれさんですね
ピンクの壁に漁師さんのズボン、そして緑のストライプ。
持ち主さんはどんなお人だろう。 -
PT、運河沿いに郵便局があります
この辺に住民が多く住んでいるということでしょうか。 -
ここは港の係留施設ですね
漁の網などが置いてあります。
私が好きなのはこういう風景だなぁ。 -
Cooperativa San Marco fra Lavoratori della Piccola Pesca
直訳では「小規模漁業従事者によるサン・マルコ協同組合」だそうです。 -
早朝に来たら水揚げ作業を見れたのかな
どんな海産物が水揚げされるのだろう! -
この辺は生活感があって好みです
運河沿いだけが色鮮やかなのだと思っていましたが、実際は場所に関係なく、ほぼすべての家が色とりどりに塗られていました。
ブラーノ島の人口は約3,000人だそうです。 -
Torre dell' Acquedotto (水道塔)
近くを歩いていたお兄さんに、登れるのか冗談交じりで聞きました。「アクアなんとか(聞き取れず)で登れないよー」。調べたら水道塔とありました。
上から眺めてもカラフルなのか見たかったです。 -
家の前に小型ボートが
自家用ボートですよね、きっと。 -
何か準備していました
あちらに渡ってみればよかったです。
小さな橋があちらこちらにかかっているので、すぐに向こう側に行くことができます。 -
面白いアイディア
でも、ピンクの家と黄色の家は別の家族ではないのかな?仲のいい隣人同士なのかな?とか想像しました。 -
11:40 教会で考え事
ブラーノ島で「リゾット・ディ・ゴ(Risotto di gò)」というハゼのリゾットを食べたいと思っていたのですが、目当てのお店が閉まっていて途方に暮れました。
トルチェッロ島では食事ができないことは分かっていたものの、少し疲れも出てきて、「もう次へ行ってしまおう」と気持ちを切り替え、船着き場へ向かうことにしました。 -
船着き場に向かうと、またあの可愛い二人に再会しました。そして、そのまま一緒にトルチェッロ島へ行くことに。
ムラーノ島もブラーノ島も小さな島ですが、こうしてまた会えると嬉しいものですね。 -
12:35 トルチェッロ島に到着
ブラーノ島から5分ほどで到着したと思います。
まずは帰りの時刻表を確認。
すると、近くにいた地元のおじさまが声をかけてくれて、「トルチェッロ島からヴェネツィア本島への直行便はなく、ブラーノ島で乗り換えになるよ」と教えてくれました。
時刻表を見ると直行しているようにも見えたので、教えていただき助かりました! -
ほんとだ、ブラーノ止まりみたいです
おじさまはイタリア語、私はスペイン語。
それでも不思議と会話が成立しました。
面白い、楽しい! -
トルチェッロ島
ここはヴェネツィア発祥の地ともいわれています。
古代末期、アッティラの侵略から逃れて人々が海上へ移り住み、7~10世紀には人口が2万人を超えるほど栄えていたそうです。 -
悪魔の橋 (Ponte del Diavolo)
ある若い女性が、亡くなった恋人を生き返らせるために悪魔と契約を結んだ橋だそうです。
この橋の上に悪魔が立っている場面を想像すると、ぜんぜん怖くないです。 -
ようやく建物が見えてきました
煙突が大きいです。何を燃やすんだろう。 -
12:55 到着、ここに聖堂や博物館が集中しています
-
アッティラの玉座
フン族の王アッティラが使ったとされる、伝説の石の椅子だそうです。
座り心地は、あまりよくありません。 -
博物館(Museo Provinciale di Torcello)
-
サンタ・フォスカ聖堂
この後、私だけ聖堂と鐘楼に登ります。
2人は待っていてくれるとのこと。お金かかっちゃうものね…。申し訳ない、ありがとう。 -
13:00 サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂
聖堂と鐘楼で9ユーロ=1,800円
聖堂内は写真撮影禁止。
教会の内部というと、グレーで重たい印象ですが、ここは外壁と同じ色合いの壁面だったこともあり、ほんのりと明るい、優しい雰囲気が印象的な建物でした。
ずっとそこにいたくなるような、気持ちが落ち着く空間でした。 -
そして、この聖堂内の壁一面には「最後の審判」の大きなモザイク画が広がっています。見応えがあり、いつまでも見ていられるほど心を惹きつけられます。
祭壇の上部には、モザイクで描かれた聖母子像もあります。けれどこのときは聖堂内が修復中で、間近で見ることができませんでした。
修復が終わったらぜひもう一度訪れたい、心に残る聖堂でした。 -
サンタ・マリア・アッスンタ大聖堂の鐘楼
-
聖堂の裏手
内部も外部も大規模に修復しています。 -
次は鐘楼に登ります!
-
階段ではなくスロープ状でした
四隅だけは3段ほどの階段になっていますが、直線部分はなだらかなスロープです。
登るときはふくらはぎがしっかり伸びて、下りでは膝とつま先にじわじわ負担がきます。
見た目以上に体にこたえる構造でした。 -
舐めてました、かなり登りました
-
右がサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂
白い屋根の部分も内部も修復中。
いつ終わるのかな。 -
湿原ですね
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遠くにブラーノ島が見えます
目視でもはっきりわかるほど、島はカラフルです。
全景を見ると、思っていたよりもずっと小さな島でした。
そういえば、あの有名な傾いた塔(足場が組まれています)を見るのをすっかり忘れてしまいました。 -
この島ではヴェネツィアの原風景が見られると言われています
トルチェッロの景色を堪能しました。
下に降りてトイレに行き(1.5ユーロ=300円)、二人と合流しました。
そろそろ船着き場に戻りましょう。 -
帰り道、左側にホテルがあります
「ロカンダ チプリアーニ」はエリザベス女王やダイアナ妃、ヘミングウェイなどが訪れているホテルだそうですが、冬期間は休業のようです。
ネットで写真を見ると、ホテルの後ろの庭園が素敵。夏季に1泊して食事を楽しんでみたいです。 -
13:50 船着き場「トルチェッロ」に到着
-
14:05 乗り換えのためブラーノ島で降りました
雲はあるけれど青空が広がっています。
少し散策しよう! -
見に来てよかった!
陽が当たるとさらにおとぎの国のようです。 -
15:05 「フォンダメンタ・ヌォーヴェ」に戻ってきました
お腹空いたね~。3人で何か食べようか? -
ここもいい景色
「ヴェネツィアみたいですね!」
可愛い二人の感想が面白くて私も写真を撮ります。 -
いたずら書きはよくありませんが
地獄の鬼が火をおこしているみたい。
クスッと笑っちゃいます。 -
いい景色ばかり
ヴェネツィアを隅々まで歩き回りたいです。 -
窓の鉄格子も細やかな装飾も色合いも、どれも好きです
-
15:25 リアルト橋
帰って来た~ -
リアルト橋の上から
日中もいいですね! -
リアルト橋をメルカド側に渡りました
-
パリーナ=ゴンドラをつないでおくための杭
色が塗られたものは彩色パリーナというそうで、 貴族たちが競って華やかにしたため、青と白、赤と白など、その邸宅の紋章や家紋に由来する色で塗られているとのことです。
これは船タクシー乗り場のパリーナだったように思います。 -
ゴンドリエーレさん
ゴンドリエーレになるには資格と訓練が必要だそうです。
・公式の訓練プログラムに参加する(修了までに数年かかる)
・操縦技術、航路知識、安全管理を習得する
・観光客向けの接客に必要な教育を受ける(ヴェネツィアの歴史、語学、マナー)
・厳しい最終試験(筆記と実技)に合格する
現在、約430人のゴンドリエーレがいて、女性は14人ほどいるそうです。 -
15:35 メルカド近くのピザ屋さんに到着
お二人が選んでくれて、ここへ連れてきてくれました。
椅子とテーブルのあるお店でもよかったのですが、こちらも美味しそう~ -
ピザ3人分 17.10ユーロ=3,400円
「もっとちゃんとしたお店でご馳走したのに…」
「私が探せばよかったよね、ごめんね」
そんなことを心の中で思っていました。
ところが、このピザがとても美味しくてびっくり。厚めの生地なのにサクッと軽く、ドライトマトも美味しい。
もっと気軽にピザを食べればよかった! -
16:15 船着き場「S. Silvestro」からサン・マルコ方面へ
この船を降りたら私たちは別行動。
お二人はサン・マルコの鐘楼、私はアカデミア美術館へ向かいます。
本当は、食後に3人でジェラートを食べたかったけれど、鐘楼に登るにはもう出発しないと日が暮れてしまいます。
アカデミアで私が先にゴンドラを降りると、二人は満面の笑みで手を振って見送ってくれました。
ほんの短い時間だったのに、とても名残惜しいお別れでした。 -
アカデミア橋の上から
アカデミア橋の上で、海外から来たらしいカップルと写真を撮り合いました。私が2人を撮っていると、すぐ横におじさまが後ろ向きに立ちました。私が、おじさまに気づかれないように「あっち行って!あっち、あっち!」とジェスチャーすると、それを見た2人がケラケラと笑います。
2人の笑顔がとても素敵で、感じのよい美男美女カップル。ほんの短いやりとりでしたが、2人の幸せを分けてもらいました。
今日は、若くて可愛い人たちとの出会いに恵まれた一日です。 -
16:25 アカデミア美術館
●入場料 15ユーロ=3,000円
●サンタ・マリア・デッラ・カリタ教会を改装してできた美術館
●中近世に活躍したヴェネツィア派の画家たちの絵が多数展示されている
荷物と上着はロッカーに預けました。
1ユーロですが、返却されます。 -
2階に上がりました
床のタイルがセンス良くて、天井も豪華な部屋です。
そんなお部屋ですが、絵も負けてません。 -
天使がカマを持っています
「ヨハネの黙示録」
神の命を受けて地上の魂を「刈り取る(審判する)」役割を象徴しているそうです。 -
骸骨が喜劇的!
-
ジョヴァンニ・ベッリーニ
『サン・ジョッベ祭壇画』
この絵の一部分を模写していました。 -
ジョヴァンニ・ベッリーニ、ヴィットーレ・ベッリニアーノ
『聖マルコの殉教』 -
ヒエロニムス・ボス
『隠遁聖者の三連祭壇画』
感激…! ボスの部屋があります。
さすがにガラス越しの展示でした。
プラド美術館で見た『快楽の園』の衝撃がよみがえり、「またマドリッドに見に行かなければ」と強く思いました。 -
ヒエロニムス・ボス
『来世の幻視』 多翼祭壇画を構成する4点の板絵
ボスの作品が、ここに3つもあります。
あまりにもここを動かない私を見て、係のお兄さんがちらちら様子をうかがっていました。
館内の見学者は数人だけ。ボスを独り占めしているような気分で、なんとも贅沢な時間でした。
勉強しないで来ると驚き100倍なので、お得ですね。 -
パオロ・ヴェロネーゼ
『レヴィ家の饗宴』
サイズは 560cm × 1,309cm。
目の前に立つと圧倒されるほどの超大作です。
この絵はもともと「最後の晩餐」として依頼されました。しかし、世俗的な人々や道化のような人物を描き込んだことが問題視され、ヴェロネーゼは異端審問にかけられてしまいます。
そこで彼は、作品の内容は変えずに、題名だけを「最後の晩餐」から「レヴィ家の饗宴」へと変更。この危機を切り抜けたそうです。
この絵は「カナの婚礼」と同様にナポレオンがパリに持ち帰りましたが、後に無事返還されました。しかし「カナの婚礼」は返還されず、今もルーブル美術館にあります。 -
ティントレット
『奴隷を解放する聖マルコ』
聖マルコの遺物を崇拝したことで殉教させられそうになっている奴隷を救うため、聖マルコが介入しようとしている場面だそうです。
聖マルコが無重力の空間に浮かんでいるように見えます。 -
パオロ・ヴェロネーゼ
『受胎告知』
この美術館には、他の画家の「受胎告知」が多数ありました。 -
これは変でしょう!
両脇の人たちが地面の上にいるのはいいとして、水の中に立っているキリストの表現が……。
どうにもおかしくて、まるでトリックアートのようです。 -
18:35 大満足のアカデミアでした
しかし19時閉館のはずが、18時30分には強制退場。居合わせたおじさまと「19時だよね?」と顔を見合わせました。
次にヴェネツィアを訪れることがあれば、今度は時間に余裕をもって再訪したい美術館です。 -
船から眺める大運河も、橋から眺める大運河もどちらも素晴らしいです
-
「アカデミア」から船に乗ります
-
19:15 サン・マルコ広場
広場に来たというのに、サン・マルコ寺院の写真は一枚も撮っていません。
足元を見ると、地面が濡れています。
こちらは日中に雨が降っていたのでしょうか。 -
19:30 イカ墨を食べに来ました
サン・マルコ広場近くのレストラン。
セットメニューなので、観光客向けのお店かな、という印象です。
旅先で出会った二人に教えてもらったお店で、彼女たちは昨日ここで同じものを食べてもお腹は大丈夫だったとのこと。それなら、と来てみました。
イカ墨パスタは、ちゃんとおいしかったです。
が、やっぱりお腹は壊しました。しっかり火が通っていない料理は、海外ではもう無理みたいです。 -
海老、イカ、イワシのフライも、柔らかくて旨味があり美味しかったです。
中でもイワシが特によかった。
野菜だけのサラダは、想像通りのお味。
ニンジンが硬くて、少し手ごわかったです。
セットメニュー(イカ墨、フライ、サラダ) 16ユーロ
お水 3.5ユーロ
計20.50ユーロ=4,100円 -
21:00 ホテルに帰着
ヴェネツィアを思い出すとき、きっと今日のことが思い浮かぶと思います。
今となっては、あのとき不親切だと思った船着き場のお兄さんに感謝です。船を1本乗り損ねたおかげで、可愛いお二人に出会うことができました。
心残りがあるとすれば、座れるお店でご馳走できなかったこと。普段はケチケチしていますが、お金はこういう場面でこそ価値ある使い方ができるのかなと思いました。
お天気はいまひとつの一日でしたが、気持ちは晴れやかでした!
明日は最後の一日、対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂へ行こう。
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