2025/11/29 - 2025/12/17
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samanaさん
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12月11日(木)
今日は、アカデミア美術館を初訪問する日です。
前日のウフィツィ美術館で彫刻の面白さを少し感じてはいたものの、この時点では「どうしてもダヴィデ像が見たい!」というほどではありませんでした。
けれど、美術館で目の前にしたダヴィデ像は想像以上の大迫力。
その存在感に圧倒され、じっくり見入ってしまいました。
さらに、ミケランジェロの未完の彫刻たちもとても印象的。
完成作とはまた違う魅力があり、石の中から人物が現れようとしているような不思議な面白さを感じました。
そのあとに訪れたロッジア・デ・ランツィの彫刻群も、わくわくしながら鑑賞。
絵画を目当てに訪れたフィレンツェでしたが、気づけばすっかり彫刻にも惹かれていました。
次の旅のテーマは、「彫刻」になるかもしれません。
夕方は、フィレンツェの坂道を少しだけ彷徨ってみることに。
あてもなく歩く時間もまた、この街ならではの楽しいひとときでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8:50 今日も始まりました
アパートで朝食。
見た目はちょっとあれなので、写真は割愛です。
でも、ブッラータチーズが絶品。
買い過ぎてしまったので、チーズ食べ放題。
今日はアカデミア美術館へ向かいます。
前日のウフィツィ美術館で彫刻の面白さに少し触れたこともあり、どんな作品に出会えるのか楽しみです。 -
旧市街の街並みにグリーンが似合います
-
清掃車が通った後のレプッブリカ広場
-
おはようございます、大聖堂
また後ほどです。 -
リカーゾリ通り (Via Ricasoli)
ずーっとまっすぐな道。
この先にアカデミア美術館、
そのさらに先にはサン・マルコ修道院があります。 -
グリーンの皮バッグが綺麗
だけれども…
いつの間にか、おしゃれより機能重視になりました。 -
9:10 アカデミア美術館に到着
アパートでのんびりしすぎて、少し出遅れてしまいました。
とはいえ、混んではおらずひと安心。
若者のグループはいるものの、チケットも並ばずに購入できました。
チケット 16ユーロ=3,200円
オーディオガイド 6ユーロ=1,200円 -
アカデミア美術館
●芸術学校に関わる施設として始まった美術館
1784年に美術教育の場として始まり、現在の美術館は1882年に成立。
学生たちが優れた作品を学ぶ場として始まった、「芸術を学ぶための美術館」という背景を持っています。
●『ダヴィデ像』がある美術館
ダヴィデ像のほかにも、ミケランジェロの未完の彫刻『奴隷たち』も見ることができ、作品が生まれていく途中を知ることができます。 -
コロッソスの間(Sala dei Colosso)
15世紀から16世紀初頭のフィレンツェ絵画を鑑賞できる部屋です。
この部屋に入ってすぐ、この彫刻に圧倒されました。
ものすごい存在感。
じっくり見ましょう。 -
フアン・デ・ボローニャ
『サビニの女たちの略奪』(1579~1583年頃)
若い男が女性を高く抱え上げ、その足元では年老いた男が身をよじる、劇的な構図の彫刻。
3人の人物が、ひとつの大理石から彫り出されているそうです。
こちらは完成作のために作られた準備モデル。
完成した大理石像は、シニョリーア広場のロッジア・ディ・ランツィに置かれています。 -
ボッティチェッリと工房
『トレッビオ祭壇画』(1495年頃)
『ヴィーナスの誕生』から約10年後の作品。
前列の人物たちが同じ方向に首をかしげていて、その姿が可愛らしく見えます。
ボッティチェッリは17歳頃にフィリッポ・リッピの工房で学び、その後独立して活躍しました。
なお、フィリッピーノ・リッピはフィリッポ・リッピの息子で、ボッティチェッリとも関わりの深い画家です。 -
フィリッピーノ・リッピ
『受胎告知』(1472年頃)
フィリッピーノ・リッピは、初期ルネサンスから盛期ルネサンスへと向かう時代に活躍した画家です。
父は、私も大好きなフィリッポ・リッピ。
幼い頃から父のもとで絵を学んで育ったといわれています。
けれど、幼い頃に母は修道院へ戻り、12歳頃には父とも死別。
その後はボッティチェリの工房に入り、画家としての道を歩みました。 -
フィリッピーノ・リッピ
祭壇画の両翼画(1497年)
左)『洗礼者ヨハネ』
右)『マグダラのマリア』
作者を見て驚きました。
フィリッピーノ・リッピが、こんなに暗く厳かな雰囲気の絵を描いていたなんて。
この2点は、もともとひとつの祭壇画の両脇を飾っていた作品。
中央には「十字架刑」が描かれていたそうですが、その部分は失われ、今は左右の聖人像だけが残っています。 -
フィリッピーノ・リッピ
ピエトロ・ペルジーノ
『十字架降下』(1503~1507年)
こちらは、もともとフィリッピーノ・リッピが制作していました。
けれど、1504年に彼が亡くなってしまったため、後をペルジーノが引き継いで完成させたそうです。
伝承では、フィリッピーノが画面上部を手がけ、ペルジーノがキリストの顔の一部や下部を完成させたとされています。
その違いがわかるくらいの知識を得たいものです。 -
ピエトロ・ペルジーノ
『聖母被昇天』(1500年頃)
ペルジーノは、ボッティチェリやギルランダイオとともに、バチカンのシスティーナ礼拝堂の壁画制作にも参加した画家です。
この美術館は照明が絵に反射してしまい、ちょっと見にくいと感じました。 -
リドルフォ・デル・ギルランダイオ
「祈る天使たち」(1505‐1508年)
左の天使がこちらに目を向けているようで、その表情がなんとも可愛らしい。 -
ドメニコ・ギルランダイオ
『聖ヤコポと聖ピエトロの間の聖ステファノ』(1493年)
サン・ジミニャーノ大聖堂で『聖フィーナの物語』を描いた画家。
あの作品がとても印象に残っているので、いつかもう一度じっくり見に行きたいです。
ドメニコ・ギルランダイオは、若き日のミケランジェロが最初に学んだ画家としても知られています。 -
奴隷のギャラリー(Galleria dei Prigioni)
「奴隷」たちは、教皇ユリウス2世が自身の霊廟のためにミケランジェロへ依頼した彫刻群の一部。
けれど計画は何度も変更され、当初の壮大な構想は完成しないまま終わりました。
この一連の仕事は、ミケランジェロ自身が「墓の悲劇」と呼んだとされるほど、長く複雑なものだったそうです。 -
ミケランジェロ
『目覚める奴隷(Schiavo che si ridesta)』
高さ267cm
眠りの中から、今まさに目覚めて起き上がろうとしているような姿。
石の中に閉じ込められていた身体が、少しずつ現れてくるように見えます。
未完の4体を順に見ていくと、大理石がどう彫り進められて身体の形になっていくのか、ほんの少し想像できるのが面白いです。
私は、まず全体を大まかに彫ってから細部を仕上げていくのだと思っていたので、実際の彫りの進み方を感じられるのがとても興味深く思えました。 -
ミケランジェロ
『パレストリーのピエタ』
ミケランジェロが生涯に制作した4点の「ピエタ」のひとつとされてきた作品。
けれど最近では、ミケランジェロ本人の作ではないという見方が有力になっているそうです。
それでも、四角い大理石の塊から、これほど複雑でやわらかな表現を彫り出せることに驚かされます。
人間てすごいですね。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ
『ダヴィデ像』(1501-1504年)
旧約聖書の英雄ダヴィデを表した、ミケランジェロの代表作。
高さは約5.17メートル(土台込み)、彫像本体だけでも約4.10メートル。
重さは約5,660キロです。 -
ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)
13歳頃に芸術の道へ進んだミケランジェロは、画家ドメニコ・ギルランダイオの工房に入ります。
ギルランダイオは当時、メディチ家ともつながりの深い画家でした。
そうした環境の中で、ミケランジェロはやがてロレンツォ・デ・メディチにその才能を見出され、若くしてメディチ家の保護を受けることになります。 -
ダヴィデ像制作の経緯
ダヴィデ像は、もともとサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の高い場所に置く予定で、若き日のミケランジェロに制作が依頼されました。
当時のフィレンツェは外敵の脅威にさらされており、都市の自由と誇りを象徴する像が求められました。
知恵と勇気で巨人ゴリアテに立ち向かうダヴィデは、市民の理想像として選ばれたのです。
ミケランジェロはこの依頼を受け、17歳から取り組んでいた石の修復経験や彫刻技術を駆使し、わずか26歳でこの巨大な像を完成させたそうです。 -
ダヴィデ像の設置場所
本来は大聖堂の高い場所に設置される予定でした。
しかし完成後、その出来栄えの素晴らしさから、高所ではなく人々の目に触れる場所に置くべきと考えられます。
そこで選ばれたのがシニョーリア広場、ヴェッキオ宮殿の前でした(フィレンツェ共和国の政治の中心だった)。
のちに風雨による劣化を防ぐため、1873年にアカデミア美術館へ移されました。
現在、広場にあるのはレプリカです。
大聖堂に設置されなかったおかげで、私たちはこんな間近で見られるのですね! -
ダヴィデのトリブーナ(Tribuna del David)
ここはダビデ像を飾るために設けられた展示スペースです。
建築家エミリオ・デ・ファブリスにより、360度どこからでも見られ、自然光が上から降り注ぐように設計されたそうです。 -
ダヴィデ像の人体表現
ダヴィデ像は、古代ギリシャの「カノン」(理想的な人体比率)を受け継ぎつつ、それを超えて力強い精神性と緊張感を表現した彫刻です。
片足に重心を置いて立つ姿勢は、古典彫刻でも見られるコントラポストの技法。
静止しているのに、次の動きを予感させる、生き生きとした身体表現が印象的です。
このポーズは、ダヴィデがゴリアテに立ち向かう直前の一瞬を捉えたもので、力と冷静さ、そして決意が同時に表現されています。
ただの美しい肉体ではなく、精神の強さまでも伝わってくるのが、この彫刻の魅力だそうです。
緊張感というより、優雅で自信にみなぎった状態に見えるかな。 -
右手に握られた石
ダヴィデの右手には小さな石が握られています。
右前腕に血管が浮き出ていて、石をぎゅっと握る力まで伝わってくるようです。
しかし、こんな石が当たっただけでやられてしまう身長3mのゴリアテ。
悪い奴ですが、ちょっと可哀そう。 -
右足の支え
ダヴィデ像の右足にからまるように見える部分は、木の幹をかたどった支え。
巨大な大理石像を安定させるための補強としての役割を果たしているそうです。
重さ5トン以上ですから、倒れたら粉々ですね。 -
アンドレア・デル・サルト
『ピエタのキリスト』(1525年頃)
もともとは壁に描かれていたものが、のちに保存のため壁から移されたフレスコ画です。
オーディオガイドを聞き、デル・サルトとフレスコ画にとっても興味が湧きました。 -
パオロ・ウッチェロ
『テバイド(修道生活の寓意)』(1460年頃)
テバイドとは、古代エジプトの都市テーベ周辺の砂漠地帯のこと。
3~4世紀ごろ、この地には俗世を離れて祈りと修行に生きる隠者や修道士たちが集まり、キリスト教の修道生活の理想の地と考えられました。
祈る人、瞑想する人、動物とともに暮らす人、修行する人……と、さまざまな物語があちこちに散りばめられていて、見ていて飽きません。
ウッチェロは遠近法や空間表現に強い関心をもった画家だそうです。 -
聖ベネディクトが修道士たちに説教している様子
修道士たちが可愛らしい。
まるで小人のようです。 -
左:聖ベルナルドゥスが聖母マリアの幻視を見る場面
中央:洞窟の中にいる二人の僧侶と一人の尼僧
厳かなテーマの絵ですが、私はこの作品がいちばん面白く感じました。 -
ジョヴァンニ・ディ・セル・ジョヴァンニ
『アディマーリ家のカッソーネ』(1440年頃)
1400年代のフィレンツェ貴族の婚礼行列を描いた作品。
当時の結婚式の華やかな雰囲気や、街を行き交う人々の様子が表されています。
とくに目を引くのは、美しく描かれた衣装や装飾の細かさ。
実際にその場面や本物の衣装を見てみたくなる絵でした。 -
楽器博物館に向かいます
もとは「聖マタイ病院」だったそうです。
なんとなく病院ぽいような気がします。 -
楽器博物館(Museo degli Strumenti Musicali)
楽器博物館には、メディチ家やロレーヌ家が集めた17世紀~19世紀の希少な楽器が約50点展示されています。
両方ともストラディバリ。
これは誰にも弾かれることなく、ずっとこのままなのかな。 -
アントニオ・ストラディバリ
「テノール・ヴィオラ」(1690年)
― メディチのストラディヴァリウス ―
メディチ家の大公子フェルディナンドのために作られた、ストラディバリ作のテノール・ヴィオラ。
メディチ家の紋章が残されています。
しかも、世界で唯一、オリジナルの姿を保ったまま現存するテノール・ヴィオラだそうです。
ストラディバリは、メディチ家から認められるほど、当時から一流の名工だったのですね。 -
ヘビみたいなのは、どのように持って吹くのだろう
-
鈴の楽器の演奏風景を見てみたいです
-
ハーディ・ガーディ(Hurdy-gurdy)
中世ヨーロッパから使われている民族楽器。
ハンドルを回すと内部の木製ホイールが回転し、弦をこすって音を出すという、変わった仕組み。
演奏動画をYouTubeで見てみたら、思っていたのとはまったく違う弾き方でびっくり。
楽器の仕組みも音色も、とても個性的でした。 -
ドメニコ・デル・メーラ
『アップライトピアノ』(1739年製)
世界で最初に作られたアップライトピアノの一つだそうです。
(隣のピアノだったかもしれません) -
『入浴するヴィーナス』
特別展示場のメイン展示だったようですが、詳細わからずです。 -
アレッサンドロ・アッローリ
『受胎告知』(1578~1579年)
大天使ガブリエルが、まるで雲に乗って舞い降りてきたかのような場面。
漫画の一コマのようにも感じられて、
「このあとどうなるのだろう」と続きが見たくなる作品でした。 -
アレッサンドロ・アッローリ
『受胎告知』(1603年)
マリア様、びっくり。 -
1200,1300年代の間(Sale del Duecento del Trecneto)
13世紀のルッカの画家
『聖母子と二人の天使』(1240‐1250年)
平面的な絵、大好きです。
ルネサンス以前らしい、象徴的で少し不思議な表現に魅力を感じます。 -
マエストロ・デッラ・マッダレーナ
『悔悛のマグダラのマリアとその生涯の8つの物語』(1280~1285年頃)
過ちを悔いて新しい生き方へ向かうマグダラのマリアを描いた作品。 -
パチーノ・ディ・ブオナグイダ
『生命の樹』(1310~1315年頃)
13世紀の神学者ボナヴェントゥラの著書『生命の木』をもとにした作品で、キリストの生涯と教えを表しています。
キリストが磔刑に処せられた十字架は一本の木として描かれ、その木が根を下ろす岩は、殉教の地であるゴルゴタの丘を象徴しているそうです。 -
『生命の樹』の一部
バンコクの寺院で見た、
仏陀の一生を描いた壁画を思い出します。
物語を追いながら、ずっと見ていたくなりました。 -
1800年代の間(Salone dell’Ottocento)
この部屋には、19世紀を代表する彫刻家バルトリーニやパンパローニの石膏模型が展示されています。
石膏模型は、彫刻家にとって立体の設計図のようなもの。
大理石は一度削ると元に戻せないため、まず模型で形やバランスを確かめてから本制作に移ったそうです。
また、これらは学生たちが名作を学ぶための教材でもありました。
アカデミア美術館が、もともと美術学校の学びを支える場だったことがよくわかる展示です。 -
ロレンツォ・バルトリーニ
『デミドフのモニュメント』(1828年頃)
ニッコロ・デミドフ伯爵を讃えるモニュメントのために制作された石膏模型。
完成した記念碑は、現在もフィレンツェのニコラ・デミドフ広場に置かれています。
片足重心ですね。 -
ロレンツォ・バルトリーニ
『愛・悪徳・賢明の寓意』(1845年)
メトロポリタン・ミュージアムにある大理石作品の石膏模型。
見に行きたいです! -
ロレンツォ・バルトリーニ
『レオン・バッティスタ・アルベルティへのモニュメント』(1838~1848年)
ルネサンスを代表する建築家・人文主義者を記念するために制作されたモニュメントの石膏模型。
この部屋では、彫刻の作成過程に関する映像も流れていました。
椅子があれば、かなりの時間ここにいたと思います。
こういう「完成品の手前」が見られる展示の面白さに気づきました。 -
フィレンツェ1370-1430年の間(Sale Firenze 1370-1430)
この部屋には、後期ゴシック様式の絵画が展示されています。
ルネサンス直前のフィレンツェ絵画を見られるエリアで、金地背景や優美な人物表現など、この時代ならではの作品がたくさんあります。
2階まで足を運ぶ人はあまり多くないようでしたが、とても面白い展示でした。
見応えがあるのに、見過ごされているようでもったいないなあと感じます。 -
ジョヴァンニ・デル・ビオンド
『受胎告知』(1380~1385年)
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の礼拝堂に飾られていた祭壇画。 -
ロッセッロ・ディ・ヤコポ・フランキ
『聖母戴冠』(1420年)
昇天した聖母マリアが、天の女王として冠を授けられる場面。
聖人たちや天使たちがその栄誉を祝福する、華やかな多翼祭壇画です。
とくに天使たちの楽団が個性的で惹かれました。 -
楽器を奏でる天使たち
聖母マリアの戴冠はとてもおめでたい場面。
足元では天使たちが楽器を奏で、祝福の音楽を響かせています。
「聖母戴冠」はとても人気のある主題のひとつ。
次の旅では、絵の中の「天使楽団」にも注目してみたいと思います。 -
マエストロ・デッラ・マドンナ・ストラウス
《受胎告知》(1395~1400年)
アカデミア美術館ではさまざまな「受胎告知」を見ることができて、とても嬉しかったです。 -
美術館のショップ
小さなダヴィデ像が欲しかったですが、
いいお値段で… -
12:20 ありがとう、アカデミア
アカデミア美術館は、もちろんダヴィデ像だけの場所ではありません。
絵画も彫刻も見応えがあり、また必ず再訪したいと思いました。
今度はもっと彫刻を勉強して、またここに来たいです。 -
サン・マルコ広場
広場の中央には、マンフレド・ファンティ将軍の記念碑が立っています。
ファンティ将軍は、イタリア統一に貢献した人物で、軍制改革でも大きな役割を果たそうです。 -
カヴール通り
右の建物はサン・マルコ修道院。 -
自転車はそれほど見かけませんでした
-
12:25 スカルツォの回廊(Chiostro dello Scalzo)
サン・マルコ広場の近くにある、小さな回廊。
もともとは、洗礼者聖ヨハネの信心会の礼拝堂の前庭として使われていたそうです。
「スカルツォ(Scalzo)」は、“裸足の”という意味。
宗教行列の際に裸足で十字架を担いで歩いたことから、こう呼ばれるようになったそうです。
5ユーロ=1,000円
こちらは有料になったようです。
それでも、アカデミア美術館で気になったデル・サルトをここで見られると知り、入ってみることにしました。 -
壁全面に描かれたフレスコ画
アンドレア・デル・サルトとフランチャビージョによるフレスコ画。
1509年から1526年にかけて描かれた、洗礼者聖ヨハネの生涯を主題とするモノクロームのフレスコ画です。 -
アンドレア・デル・サルト
『慈愛』(1513年)
フレスコ画:
壁に生乾きの漆喰を塗り、それが乾かないうちに水で溶いた顔料をのせる技法。
乾く過程で、絵の具と壁と一体化します。
けれど、漆喰が乾く前に描き終えなければならず、書き直しや修正ができないため、非常に高度な技術が必要だそうです。 -
アンドレア・デル・サルト
『ヘロデ王の宴』(1523年)
フレスコ画が気になったので、制作工程を紹介する動画を見てみました。
漆喰が乾く前に描かなければならないため、
ほぼ一発勝負!
しかも、その前の下準備にもかなりの手間がかかっていて驚きました。
ただ「壁に描かれた絵」として見るのではなく、どうやって描かれたのかを知ると、フレスコ画の見方がぐっと変わりますね。
次回は、サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会にあるデル・サルトのフレスコ画も見に行きたいです。
彼はその教会に埋葬されているそうです。 -
お菓子屋さん
こちらで、お土産のチョコレートを買いました。
チョコレートがすんごい高くてびっくり。
いろいろ7点買って、
合計27.95ユーロ=5,550円でした。
お土産だから…と思いつつ、なかなかの出費です。
お土産を卒業したい。 -
13:15 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
ドゥオーモに入ります。
今回は、無料で見学できる範囲だけ。
このときは並ばずに入れましたが、荷物チェックがありました。
前回も入ったのに、まったく記憶にありません… -
内部は装飾が少なく、すっきりとした空間
これは、ルネサンスの調和や均整を重んじる考え方によるもので、過剰な装飾よりも空間そのものの美しさが大切にされたためだそうです。
また、ブルネレスキの巨大ドームを際立たせるため、あえて装飾を抑えているとも言われています。
天井画の存在感が際立っています。 -
大理石の床もとても印象的
広大な床は、白・緑・赤の大理石による幾何学模様で構成されています。
すっきりとした内部空間の中で、足元の装飾がいっそう美しく見えました。 -
天井画『最後の審判』
ジョルジョ・ヴァザーリが構想し、その後フェデリコ・ズッカーリによって完成された大作です。
ジョルジョ・ヴァザーリ(1511~1574)
ルネサンス後期に活躍した画家・建築家・美術史家。
特に有名なのが、芸術家たちの生涯をまとめた『芸術家列伝』。
レオナルドやミケランジェロなど、多くの芸術家について記録を残し、美術史の基礎を築いた人物として知られています。
また建築家としても活躍し、ウフィツィ美術館の設計に関わったほか、アルノ川をまたいでピッティ宮殿へと続く「ヴァザーリの回廊」も手がけました。 -
大聖堂の主祭壇
主祭壇は、意外なほどシンプルな造り。
これは大聖堂全体と同様に、空間の調和や祈りの場としての静けさが重視されているためだそうです。
祭壇の地下には、ドームを設計したフィリッポ・ブルネレスキのお墓があります。 -
大聖堂、満足です
今回のフィレンツェ旅の主役は、やっぱり美術館。
あちこち欲張って見てしまうと、一つひとつの印象が薄くなりそうなので、大聖堂はこれにて終了。
十分楽しめたので、次はランチへ向かいます。 -
フィアット124 ベルリーナ
1967年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した名車だそうです。
やさしいピスタチオ色がとても可愛い。
見ていたら、ピスタチオのジェラートが食べたくなってきました。
今日はジェラートを食べなければ。 -
14:00 ランチに来ました
白トリュフ押しみたいです。
おいくらなんだろう… -
お店の雰囲気も満足!
-
何を食べようかな
迷うけれど、前回の旅でピッティ宮近くのお店で食べたラザニアが忘れられません。
今回もどこかで食べたいと思っていたので、ここではラザニアを注文してみることに。
サン・ジミニャーノで食べたピチがとても美味しかったので迷いましたが、今日はラザニア! -
自家製ラザニア
私が知っているラザニアは、何層にも重なった四角い形のもの。
なので、運ばれてきた一皿を見て、思っていたのと違う形にちょっとびっくりしました。
トマトクリームのようなソースはとても濃厚。
さらにチーズをたっぷりかけると、こってり感が増します。
塩味はやや強めでしたが、美味しくいただきました!
ファンタが600円、奮発しました。
ラザニア 16ユーロ
ファンタ 3ユーロ
オーナーさんに教えてもらって来たと伝えたからか、
会計は18ユーロ=3,600円におまけしてくれました。
グラッツェ! -
14:50 ヴェッキオ宮殿
14世紀初頭に建てられたヴェッキオ宮殿は、かつてフィレンツェ共和国の政治の中心だった建物。
現在もなおフィレンツェ市庁舎として活躍しています。
入口右側の、ミケランジェロが彫ったと言われる「男性の横顔」があるそうです。
見たかった! -
ミケロッツォの中庭
中庭のフレスコ装飾は、ジョルジョ・ヴァザーリ。
中央の噴水を飾っているのは、ヴェロッキオの『イルカを抱くキューピッド』のレプリカ。 -
今回は無料部分だけ見学
前回見た中では、「500人の間」と「ダンテのデスマスク」が印象的でした。
インフェルノに登場したヴェッキオ宮殿の場面、ハラハラしました。 -
シニョーリア広場のダヴィデ像
この像は、アカデミア美術館にある本物を移す際に、正確な複製を作るため型取りが行われたそうです。
当時は、像の表面を傷めないよう保護したうえで、石膏を用いて細部まで写し取る方法が一般的。
現在では、複製制作にはレーザースキャンなどの非接触技術が使われることが多いそうです。
それにしても、本物のダヴィデ像に石膏を当てるなんて…
当時の職人さんたちは、ものすごく緊張したでしょうね。 -
ロッジア・デイ・ランツィ(Loggia dei Lanzi)
古代やルネサンス期の彫刻が並ぶ、野外彫刻展示場。
その名は、コジモ1世の時代にフィレンツェへ配属されていたドイツ傭兵ランツィケネッヒに由来するそうです。
彼らはメディチ家の親衛隊の一部で、この場所によくいたことから、この名で呼ばれるようになったのだそう。
アカデミア美術館のあとに訪れたので、彫刻がより興味深く感じられ、わくわくしながら見ることができました。 -
フィレンツェの象徴マルゾッコ(Il Marzocco)
ライオンは古くから、街の力・自由・守護を表す存在として親しまれてきたそうです。 -
ジョヴァンニ・ダ・ボローニャ
『ヘラクレスとケンタウロスのネッソス』(1599年)
妻を連れ去ろうとしたネッソスをヘラクレスが棍棒で打ち倒す瞬間。
半人半馬のネッソスの姿が生々しく、
本当にこんな生き物がいそうで怖い!と思いました。 -
『パトロクロスの身体を支えるメネラオス』
戦場で倒れた仲間の身体を支える場面。
古代ギリシャの名作をもとにしたローマ時代の複製だそうです。
本当に大理石?
と思うほど、身体の重さや緊張感がリアル。
今にもそのまま、地面に崩れ落ちそうでした。 -
ピオ・フェーディ
『ポリュクセネーの掠奪』(1865年)
トロイアの王女ポリュクセネーがアキレウスの息子ネオプトレモスに連れ去られる場面。
今まさに起きている出来事だけでなく、
この先どうなるのかまで想像してしまうほど、
人物たちの表情や動きがとても劇的でした。
迫真とはこういうことをいうのかな。 -
ベンヴェヌート・チェッリーニ
『メドゥーサの首を持つペルセウス』(1545?1554年)
ロッジア・デイ・ランツィの彫刻を見て、
彫刻って面白いな、好きになってきたかもと思いました。
ギリシャ彫刻やローマ彫刻をたくさん見たくなります。
そろそろ、
甘いものを食べに行こうかな。 -
マリトッツォ
食べません。
クリームたっぷり、
どう見ても夢のような食べ物です。 -
絵葉書を取りに、アパートに戻りました
ちょくちょく帰って来られて、本当に便利でした。 -
15:55 宮殿のような郵便局
絵葉書を出しに、立派な郵便局へやって来ました。
やっと順番が来たと思ったら、
窓口のお姉さんが申し訳なさそうに、切手を買う窓口はもう閉まってしまったと教えてくれました。
ヴェネツィアでも、フィレンツェでも、
切手購入はなかなか一筋縄ではいきません。 -
何度も通ってます、ヴェッキオ橋
-
夕暮れのアルノ川
この時刻から見るアルノ川が気に入りました。
ここも去りがたい風景です。 -
ベンヴェヌート・チェッリーニの胸像
ヴェッキオ橋の中央には、
金細工師であり彫刻家でもあったベンヴェヌート・チェッリーニの胸像があります。
1900年に、生誕400年を記念して設置されたものだそう。
宝飾店が並ぶヴェッキオ橋にぴったりの存在です。 -
宝飾店のウィンドウ
宝飾店のウィンドウには、
橋の上の景色がきれいに映り込んでいました。
ジュエリーだけでなく、
そのまわりのフィレンツェの風景まで一緒に飾られているみたいですね。 -
透けてる看板が好き
-
16:25 ジェラートを食べましょう
オーナーさんおすすめのジェラート屋さんへ。
店先の黒板の手書きが可愛くて、
こういうところにも、ひとつひとつ手をかけている感じが伝わってくる気がします。
ジェラートへの期待も高まります。 -
迷いに迷って…
どれも美味しそうでかなり迷いましたが、
選んだのは
ピスタチオ、マカダミアナッツ、ストロベリー。
3種盛り
5ユーロ=1,000円 -
アルノ川を眺めながら、いただきます
ピスタチオは間違いないです。
マカダミアナッツはチョコレートも大きくて、食べ応えあり。
ストロベリーはさっぱりしていて、いい組み合わせでした。
ジェラート激戦区。
オーナーさんのおすすめは間違いないですね。
大満足! -
16:40 散策スタート
ジェラートのあとは、のんびり散策。
ふと目に入ったこの階段が、なんだか気になる。
登ってみました!
ここから坂道、がんばって登ります。 -
雰囲気ある壁
アーチのように組まれたレンガ。
ところどころ、はがれ落ちた外壁。
左側の縦長に積まれたレンガは、かつて何かを塞いだ跡なのでしょうか。
この壁だけでも、
何百年もの歴史が積み重なっているのだろうと思います。
そんな昔のものが、今もこうして形あるものとして残っていて、見て、触れることができる。
そう思うと、フィレンツェには何度でも来たくなります。
ウフィツィがなくたって、きっと。 -
ガリレオ・ガリレイの家
坂道の途中で現れた、ガリレオ・ガリレイの家。
外壁には肖像や紋章も残っています。 -
ガリレオ・ガリレイはピサ生まれですが、
一家は彼が幼いころにフィレンツェへ移り住んだそうです。 -
どんどん先に進みましょう
-
ここ、どこだろう?
-
門が出てきました
あとで調べてみると、
「サン・ジョルジョ門(Porta San Giorgio)」という門だったようです。
門を通り抜けてみます。 -
立派な木がある道を歩いて…
-
人の姿が見えました
道もよくわからないので、
とりあえず後をついて行ってみます。 -
17:10 行き止まりでした
柵の向こうは、ボーボリ庭園…?
暗くて、いまひとつよくわかりません。
近くにいた若いお二人にも聞いてみましたが、
どうやらわからないみたいです。
でも、そういうよくわからない感じも含めて、なんだか面白い時間でした。
少し引き返して… -
歩いていると、立派な壁が現れました
あとで調べてみると、
ここは「ベルヴェディーレ要塞」だったようです。
星形の要塞だそうです。
函館の五稜郭みたいですね。
中からはトスカーナらしい景色がきれいに見えるそうで、これは昼間に入ってみたかったです。 -
戻りましょう
とてもいい雰囲気。 -
ひっそり静かな坂道
動くものが何もなく、
まるで私ひとりだけの空間のようでした。
時間が止まっているみたいで、
ただ歩いているだけなのに、なんだか特別な気分になります。 -
下り坂の途中、細い脇道を発見
こういう道を見ると、
ちょっと入ってみたくなります。 -
奥は暗闇
その先が気になるのに、
さすがにこの時間に進む勇気はありません。
昼の自分なら、間違いなく進んでいました。
少しだけ名残惜しく思いながら、
また元の坂道へ戻ることにしました。 -
車のヘッドライトに照らされる街角
だいぶ下まで降りてきました。
車のヘッドライトに照らされた街角に、
ひとり立っているお兄さん。
誰かを待っているのかな。 -
気になった道があれば、迷わず進みます
-
カーブの先に何があるのだろう
きれいに整った街並みよりも、
こんなふうに曲がりくねった道のある街に心が動きます。
先が見えないぶん、
歩いているだけでわくわくしてきます。 -
先ほど登った階段
知らない坂道を気の向くままに歩いて、
気づけばまた出発地点へ。
何かを目指していたわけではないのに、
ただ彷徨っているだけで満たされるような時間でした。
この階段は下りずに、
もう少しだけ坂道の続きを歩いてみます。 -
わぁ、可愛いKISS
-
明るいところに出ました
人のいる場所に戻ると、
ほっとする気持ちと、
さっきまでの静かな時間が終わってしまったような気持ちが、少しだけ混ざります。 -
こちらはピッティ宮殿につながる通り
-
17:35 CONADOスーパー
パンを買います。
1個は多いので、切ってもらいます。
手で「このくらい」とジェスチャーしてみると、
お兄さんがうまく汲み取って、切ってくれました。 -
無塩のトスカーナのパン
0.68ユーロ=136円
明日の朝、いただきます! -
パンと肉を買いました
レシートは紛失してしまいましたが、
肉はたぶんかなり安かったと思います。
そして、エコバッグを忘れました。
生肉をそのまま持ってヴェッキオ橋を渡ります。 -
20:00 肉を焼きました
-
20:20 アパートで夕飯
今夜も、見た目はちょっと恥ずかしい夕飯ですけれど…
スーパーで買ったお肉が味が濃くて美味しい!
そして、ブッラータチーズとトマトの組み合わせはやっぱり最強でした。
ジェラートの余韻が残っていたため、ティラミスは食べられず。
なかなかなくなりません、ティラミス。
計画性がないので、買いすぎたり、
逆に欲しいものを買わなかったりの毎日です。
でも、うまくいかないのが旅ですね。
明日はピッティ宮殿へ。
毎日こうして、素晴らしい芸術品を見られるのは本当に幸せです。
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