2018/08/14 - 2018/08/16
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無人(muto)さん
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この夏の家族旅行は、フィヨルドがつくる絶景を見たくてノルウェーに行くことにした。
ラウマ鉄道でオンダルスネスまで行き、レンタカーを借り、南部のスタヴァンゲルまでドライブするという計画だった。
ソングダル到着までの旅については、「フィヨルド絶景のノルウェー 2018 その①」および「その②」として既に掲載している。本編「その③」では、第4日のソグンダルからリスタッドまでについて記載した。なお、以降の旅については「その④」は続編として掲載する。
旅程は以下の通り。
第1日 成田 → ヘルシンキ → オスロ空港 泊
第2日 オスロ空港 → ドンボース → オンダルスネス → ガイランゲル 泊 (その①)
第3日 ガイランゲル → ソグンダル 泊 (その②)
第4日 ソグンダル → アイフィヨルド 泊
第5日 アイフィヨルド → リスタッド 泊(本編 その③)
第6日 リスタッド → スタヴァンゲル 泊(以降 その④)
第7日 スタヴァンゲル → オスロ 泊
第8日 オスロ → ヘルシンキ →
第9日 成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日は、古い木造のスターヴ教会(stavkirke )に立ち寄り、ソグネフィヨルド(Sognefjorden)の風景を見て、アイフィヨルド(Eidfjord)までの約250kmを走る予定だった。
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Map data © Google Maps
走行ルートをマップ上に表示してみた。
*「その①」、「その②」にも記載したが、ノルウェーの道路は主に3種類があり、E、Rv、Fvに番号が付されていてわかりやすい。基本的に奇数番号が南北方向、偶数番号が東西方向になっている。この日はいくつもの道路を通ったので再掲しておく。
E○○ (欧州自動車道路)
Rv○○ (国内主要道路 Riksvei
Fv○○ (Fylkesveg 地方道63号線 ) -
まず、Rv5を東進、マンヘラー ー フォドネス(Mannheller-Fodnes)間はフェリーを利用。前のフェリーが出航したばかりだったらしく、次のフェリーの待機列では先頭に並んだ。
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ちょっと降りて最前確保の記念写真を一枚
フェリーは、20分間隔で出ていて、所要時間は約12分。乗っている時間は待ち時間より短かった。
フェリーを降りるとすぐに長いトンネルに入る。ラルダール・トンネル (Lærdalstunnelen)という24.5kmあるトンネルで世界最長の道路トンネルだそうだ。トンネルを抜けるとラルダール谷(Lærdalsdalen)へ出てそのまま走る。上掲のルートマップに示したようにボルグランドはE16との交差点から20kmほど東にある。案内標識に従い左折して進んでいくとボルグンド教会(Borgund)の駐車場がある。 -
ブルグンドのスターヴ教会(Borgund stavkyrkje)
スターヴ教会とは垂直に立った柱(stave)と鋏状の梁(Scissors Truss)を組み合わせて作られた木造の教会である。ノルウェーには、28のスターヴ教会が現存するが、このブルグンドのものが最も保存状態がよいらしい。建てられたのは1220年代とのこと。日本では、もっと古い木造建築がいくつもあるが、欧米では最も古い部類に入るようだ。
外壁が黒いのはタール(Tar)が塗られているからとのこと。
ちなみに、「アナと雪の女王」のエルサの氷の城のデザインは、この教会がモデルともいわれているそうである。ボルグンのスターブ教会 寺院・教会
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スターヴ教会の隣には、ブルグンド(新)教会(Borgund kyrkje)がある。スターヴ教会か手狭になったので隣に建てたそうだ。新しいと言っても1868年、明治維新の年に建てられたので十分古いのだが。こちらの教会は壁が赤く塗られている。
スターヴ教会を後にすると、来た道を戻り、Rv5との交差点で今度はそのままE16を進む。50kmほども走るとソグネフィヨルドが近くなる。 E16から外れてアウルランド(Aurland)の町を通り過ぎたところのジグザグ道を上ると展望台がある。 -
ステーガスタイン展望台(Stegastein)だ。
標高640mほどの断崖に突き出した幅3.3m、長さ31mの構造物は目立つ。ステーガスタイン展望台 建造物
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この展望台はアウルランドフィヨルド(Aurlandsfjord)を見下ろすためのもの。アウルランドフィヨルドは、ソグネフィヨルドの枝湾である。
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下にアウルランドの町が見える。
展望台から来た道を下り、アウルランドの町を通ってE16に戻って、アウルランドフィヨルドの奥方向へ進む。最奥部にある観光で有名なフロム(Flåm)をするっと通り抜ける。それからも風景を楽しみながらE16を西進した。世界自然遺産のネーロイフィヨルド(Nærøyfjorden)の最奥のグドヴァンゲン(Gudvangen)を通ったが停まりはしなかった。ボス(Vossevangen)という町の近くでE13に入り、南東へ進む。ハダンゲル橋(Hardangerbrua)を渡り、ハダンゲルフィヨルド(Hardangerfjorden)沿いを東進する。この日、宿泊するアイフィヨルドの町に着くが、まだ午後3時過ぎだったので、通り抜けてヴォーリング滝(Vøringsfossen)を見に行くことにした。ハダンゲルフィヨルドの枝湾のようなモーボーダレン(Måbødalen 渓谷)にある高さ182mの滝だ。17kmほど東進すると案内標識がでていて、駐車場は道路脇にあり、わかりやすいアクセスだった。 -
駐車場から少し戻ったあたりの崖の上の展望台から見た渓谷の対岸の眺望。
崖の上のホテルがなんか凄い。絵になる。フォッシルホテル(Fossli Hotel)というらしい。ホテルの前にも展望台があり、滝を見下ろせるようだがそちらには行かなかった。
この後は、アイフィヨルドのホテルへ戻った。山あり、谷ありの道を280kmくらい走ったのでこの日は早めにチェックインしてゆっくりすることにした。ヴォーリングフォッセン 滝・河川・湖
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宿泊していたクオリティ・ホテル・ヴォーリングフォスをでて、リスタッド(Rysstad)という小さな村のホテルまで260kmあまりを南下した。特に予定していた目的地はなく、景色がきれいそうなところに立ち寄ってみるという日だった。
ヴェーリングフォス ホテル ホテル
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Travel route (base map: Google Maps)
図示したルートのようにオッダ(Odda)の町まで70kmほどハダンゲルフィヨルド沿いを南進した。景色は良かったのだが、オッダの手前で工事中のため一時停止して片側通行しなくてはならないところがあり、1時間以上ノロノロとしか進めなくて、妙に記憶に残ってしまった。
オッダは、トロルトゥンガ(Trolltunga)へ行く拠点の町だ。トロルトゥンガは絶壁の上に張り出した舌のような岩で、とある縁で知り合いになった写真家の方が見せてくれた写真に「わぁー、ここ行きたい」となったのだが、自分にとっては超難度。なんせ往復10時間もトレッキングしなくてはならないとのことで、行くことを諦めている場所のひとつだ。
オッダを過ぎるとオッダダーレン(Oddadalen)という谷を進む。この谷は「滝ノ谷」と言われるくらい滝が多い。 -
多くの滝の中でよく知られたラテ滝(Låtefossen ラテフォッセン)
上流のロテ湖(Lotevatnet)から流れだす2本の川が滝となり、走っている道路(Rv13)にかかってる橋のところで合流する。 -
分かり易いように Google Earth の3Dの画像スクリーンショットを表示しておく。
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橋の下流のオストドロ川(Austdølo)と右側の滝
雨の影響で水量が多いのかと思っていたけど、調べて見ると年間を通じてほとんど変わらないそうだ。ロテ湖からすぐのところにあるからだろう。 -
左側の滝
滝の全高は165mあるが、垂直に落ちているところは52mが最大で他のところは多段に落ちている。
ラテ滝を後にし南下し、E134にぶつかると左に曲がり東に進む。狭い渓谷、湖沼などがあり、きれいな景色だった。ロルダル(Røldal)の町を過ぎる頃から、ハウケリ(Haukel)の村辺りまでの40kmほどの区間は、特にひかれる景色が続き、3ヶ所ほど停まってみた。 -
最初に停まったのは、グレーの岩と湖が印象的だったところ。ヴォンタ(Votna)という湖で、川が流れ込む河口に橋があり、駐車スペースもあった。水位が下がっているのか普段は水没しているのではないかと思われるグレーの層が見えているのが印象的だったんだと思う。調べて見ると発電用に水位調節しているらしく、水位が低いようだったのはその関係かもしれない。
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次に停まった水辺。
スタヴァトネ(Stavatnet)という湖である。海に繋がっていないが、細長い渓谷にできた湖とということでは、ノルウェー語の本来の意味の「fjord」といえるかもしれない。
*ノルウェー語の 「fjord」 は本来「水が深く入り込んだ細長い水域」という意味で必ずしも海である必要はなしらしい。2日前に通ったキョスネスフィヨルド(Kjøsnesfjorden)で知った雑知識。
ここには駐車スペースだけで、次の駐車スペースはトイレもある休憩施設になっていた。 -
スタヴァトネ湖の東端のあたりの湖側になにかの観光スポットがありそうな脇道が見えたので入ってみた。1kmほど進んだところにキャンピング用の駐車場があり、ハイキングコースもあった。この日は車に乗りっぱなしだったので少し歩いてみてもいいかと思って小高い丘に登ってみた。30分ほどだけど気持ち良い時間だった。
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ハイカーというか観光客はいたが、ちらほら。
言っても仕方がないことであるが、青空の下でランチをもってハイキングできればなぁと思ったことだった。
ハイキングを終えたら引き続きE134をハウケリ(Haukel)の村まで東進した。E134はこの村の名前から、ハウケリヴェーゲン(Haukelivegen ハウケリの道)と呼ばれるようなのだが、オスロの近くから大西洋岸まで延びる長大な道なのに、こんな小さな村の名前が冠されているのかちょっと不思議な気がする。
ハウケリまで来ると右折して南進した。この辺りは谷間ではなく高原というような感じだった。
約1時間走ると、川の流れと赤っぽい岩が見えたので停まってみた。 -
川縁まで降りてみると思ったよりも赤い。赤色砂岩か。氷河と流水によって削られ丸みを帯びたのだろう。
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ここも晴れていたら赤と青の対比でとても鮮やかな風景が見られたのであろう。
この川はオトラ川(Otra)といい、少し前から車の窓から見えていた川だ。この先もずっと並行して流れている。
*この場所は、Google Maps では「Otra stroom versnelling」と表示されているが、これはノルウェー語ではなく、地元で一般的な地名表記でもないようだ。少なくとも現地では見かけなかった。 -
赤い岩の場所から、20分ほど走ったところのオトラ川の風景。詳しい場所は記録していなかった。
更に20分ほどで、この日の宿 ソルヴガーデン ホテル(Sølvgarden Hotel)に着いた。まだ午後4時半頃だったが、交通渋滞のせいもあり疲れたので、ゆっくりと休んだ。
本編「その③」はここまでで第4日以降の旅行記は「その④」として別掲した。
*本文における地名等の日本語表記は、一般的な使用例や現地の発音を踏まえて表記しているが、公式な表記とは異なる場合がある。ソルヴガーデン ホテル & フェリエセンター ホテル
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