2025/12/08 - 2025/12/16
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しみったかさん
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ランカウイからフェリーでタイ南部の街、トランに移り、バンコクを経由してラオスに抜けました。
犬に追いかけられて泣きっ面になったりしました?
でも、タイってやっぱりいいなぁ。
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タイ南部、サトーン県の「タマラン桟橋」からタイに上陸。
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イミグレを終えると、小さい施設のなかに売店や両替所があった。
私が見た限りでは、ATMとSIM売り場は無し。
Grabは使えるが捕まらなかった。
ぼったくりトゥクトゥクにつかまりたくない一心でGrabをサーチしていたうちに、人気がなくなっていった。
結局、居合わせた地元のおじちゃんのスクーターの後ろに載せて貰った。
80B。現金払い。
※つまり、入国後にローカルSIM購入とクレジットカード引き落としができない&入国早々に移動のための現金が必要になるので要注意。 -
20分くらいは知ってもらっただろうか、サトーンバスターミナルに到着。
人はまばら。ご飯屋さん的なものは無かった。まだフェリーターミナルの方が選択肢があったように思う。
バスのスケジュールぽいものが壁面に貼られている。 -
長距離バスと思しきものだけ、英語表記。
私の今日の目的地「トラン」には、バンコク行きの長距離バスで行けそうだった。
(ここまではGoogle mapの写真を全部みて確認済み)
が、発車時刻はあんまりよくない… -
結果、トランまで乗り合いバンで移動した。
バイクに載せてくれたおじちゃんが、バスターミナルに着くと親切に、「トラン、ここ」と教えてくれた。
ターミナル内に日本でいうところの「田舎のタクシー詰め所」みたいなカウンターがあり、そこで20分後発のトラン行きの案内をして貰えた。
120B。バスなのかバンなのか、あるいはまさかのトゥクトゥクなのかわからなかったが、まぁいいやと割り切った。
結果、乗り合いバン(ハイエース)だった。 -
東南アジアあるあるの途中乗降車は何度かあったが、遠回りしている感は少なかった。
3時間少々でトランバスターミナルに到着。 -
トランバスターミナルからGrabで、トラン駅前至近の「チョムトラン」という宿に移動。
トランではここに2泊した。1階にミニ商店が入っていた。
2日後の夕方発の寝台列車に乗る予定だったので、レイトチェックアウトを交渉。
曰く、「午後2時までなら無料でOK。午後4時(寝台列車の出発1時間前)までなら300B、現金のみ」と言われた。
迷ったが、直前にシャワー&ジャージに着替えしたかったので、300Bで妥結。 -
宿の廊下。
OTAサイトに載っている写真よりは寂れている。
が、危険・不衛生というものでは無かった。
部屋はOTAサイトの写真と概ね同じ。田舎の民宿と思えば快適。 -
鍵は南京錠。
セキュリティーボックスは無かった。
ただし掃除は毎日している模様。湿気もそんなに溜まっていなかった。 -
宿の玄関のベンチより、今日のハードな移動をシンハーで振り返りながら、トラン駅を眺めた。
新幹線が開通する前の、在来線しか通っていなかった時の田舎の拠点駅って、こんな感じだったよなーと懐かしんだ。 -
駅前でナイトマーケットが開かれていた。どうやら毎日開催らしかった。
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バナナを押し焼きしたものを購入。
日本のどこかで食べた薄皮の焼き菓子に似ている…気がしたが、未だに思い出せていない。 -
トラン2日目。
タイに入ったので、この旅恒例(?)になったKFC改めを実施。
宿の隣の建物に入っていた。
チキン1ピース45B、約230円。
日本より安め。 -
最小構成のセットを購入。
チキンはジューシーな肉質。今まで食べた場所(香港・シンガポール・マレーシア)よりも日本のそれに近いと感じた。
衣にほのかにサクサク感があり、ほんの少し塩気を強く感じた。汗をかくような気候だとむしろ旨かった。 -
前日に外から眺めていたトラン駅でしばし休憩。
バンコクから到着し、夕方にまたバンコクに発って行く始発の寝台列車が、丁寧に洗われていた。
派手に水洗いするのがタイスタイルなのだろう。
自分が翌日乗車する列車でもあったので、社内環境に期待が持てる光景だった。 -
水洗いが終わった車両のドアをよく見ると、ガラス窓の「自動ドア」の文字がひっくり返っていた。
日本からやってきた旧国鉄車両かな? -
寝台列車を先頭から。
この編成、「夜行列車」と書いたほうがより正確だと思う。
寝台車両と座席車両の混成であるため。
トラン駅発着の夜行列車は2往復。昼発・開放寝台のみのRapidと、夕方発・個室寝台併結のSpecial Explessがある。
写真の編成はSpecial Explessだった。こちらはトラン駅始発・終点。 -
機関車は中国製。
客車は先ほどの「自動ドア」の車両の他、韓国DAEWOO製の車両もあった。
日中韓の混成編成。 -
前述した昼発・開放寝台のみのRapidの終点・始発はトランではなく、もう一つ先のカンタン駅。
トラン駅からカンタン駅までは、3等車で片道5Bで乗車できた。
駅の窓口で「トラン」というと、有無を言わさず3等車の席が割り当てられた。
20分ちょっとのまったりした乗車時間を楽しんだ。 -
こんな感じの車窓が広がっていた。
牛さんは放牧されているわけではなく、繋がれていた。
タイ、どこに行っても犬は繋がれていなのに…
ネットをあれこれ調べていると、牛=所有物・財産、犬=仲間・地域の一員という感性らしい。仏教的な感性もあるとか。 -
カンタン駅に到着。
タイ南部路線の支線の終着駅。 -
線路はココでおしまい。
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古い駅舎&おしゃれな駅周辺はちょっとした観光スポットらしい。
大きなカメラを持った欧米人が複数人、楽しそうに撮影していた。
かの国のツアーっぽいお客さんはいなかった。 -
ちょっとシュールなモニュメント。
トラン滞在中はよく、ジュゴン(?)のモニュメントを見た。
乗ってきた夜行列車がバンコクに向けて経つまでの2時間、カンタン駅周辺の街を散策することにした。 -
道端でこの端末を何度か見た。
SIMにチャージする端末の様だった。SIMそのものは買えなかった。
ちなみにカンタンで3件の店舗に入り、外国人向けのSIMが無いか聞いたが、「ない」と言われた。
※翌日分かったのだが、プリペイドSIMでもタイのIDが無いと変えないものが多いらしい。 -
街はずれの岸壁まで歩いた。
ちょうど渡し船が出そうだったので、あてもなく乗船。
片道2B。往復分を買っておいた。 -
対岸に到着。ローカル感がぐっと強くなった。
-
あてもなく、少し歩いてみる。
緩い坂の上に、寺院っぽい屋根が見えたので、行ってみることに… -
人気のない寺、発見。
この写真を撮った直後、寺にいた大型犬3匹に追いかけられた。
来た道を必死に走って戻って3匹をやり過ごしたと思ったら、通りにいた他の犬のスイッチも入ってしまった。
この時点で半泣き状態だった。
「うわー」と言いながら、道沿い店先で談笑している人たちの中に飛び込んで助けて貰った。
おばちゃんたちがおそらくタイ語でなんか言ってくれていた。
が、私は日本語で「いぬ、こわぁ~ぃ」としか返せない始末。
居合わせたおばちゃんの一人に、渡し船の乗り場までバイクで伴走して貰いながら帰った。
【参考】後から調べたところ、ローカルの犬が居る場所にはむやみに侵入しない・目を合わせたりにらみ合ったりしない・走らないというのがポイントらしかった。
私はことごとく裏目の行動をしていたらしい。 -
命からがら(笑)カンタン駅に戻った後、駅前の露店でソムタムを購入。
魚を使った調味料を二つ使うのがポイントらしい。
ひとつはナンプラー(魚醤)、もう一つは… -
これ。
google翻訳では「メーカムペーン」と出てきたが、お店の周りにいたタイの人たちは別の発音をしていたような…後日検索しても出てこなかった。
とにかく、これを入れないとソムタムは美味しくない…みたいなことを言ってくれていたのだと思う。 -
辛い。旨い。
日本でワクチンをがっつり打ってきたので、臆せず完食(笑) -
トラン3日目。
トランに来た目的は2つあった。1つは夜行列車に乗車してバンコクに北上すること。
もう一つは、タイ中華を食べること。
華僑系の人が多いらしく、トランは点心が旨いと、タイ政府観光庁のサイトにも書いてあった。
あれこれ調べて、人気のお店に行ってみた。
https://maps.app.goo.gl/GxFPEBZXcQGTvRhM8
宿から徒歩17分。朝だったので日陰を選んで歩けば暑さも平気だった。
前日に得た教訓から、大きな通りを選んで歩いた。 -
20分ほど待って着座。金属製のポットと陶器製の湯飲みが素朴で良い感じ。
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店内はきれいだった。
たくさんのお客さんでにぎわっていたが、空間も確保されていて、圧迫感無し。 -
シンガポールでハマったピータン粥を注文。うまし。
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その他、点心も注文。
全部で197Bだった。
どれも旨かった・香港の飲茶よりもあっさり目の味付けに感じた。 -
夕方の夜行列車に備えて、この日はSIMを探したり、水を買ったり、レイトチェックアウトにした宿でシャワーを浴びたりして過ごした。
市内のRobinsonのITショップに片っ端から聞きまくったが、外国人が買える短期のプリペイドSIMは無い、とのことだった。
おそらく空港等の限られた場所にしかないのだろう。
シンガポールで調達したSinglelの国際ローミング分3GBと楽天mobileSIMのおかげで通信は確保できていたが、容量が気になってきたのでAiraloのタイeSIMを追加購入した。
そんなことをしている間にいい時間になったので、夜行列車での食料を調達に行った。
駅前でなんと、鶏照り焼き/焼サバ with Japanese Riceなる弁当を作ってくれる露店を発見。
おばちゃんにごねて「鶏とサバどっちも弁当」を作って貰った。85B。 -
昨日トラン駅で見ていたSpecial Expressに乗車。
出発前に乗務員と駅員が整列して何かをしていた。
「ご安全に!」みたいな儀式? -
1等寝台個室の通路。結構ベテランな車両。
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寝台個室。
個室は定員2名。空いていれば&追加料金を払えば、占有可能だった。
タイ国鉄でオンライン購入できた。
バンコクまでの1泊&運賃と思って奮発。1976Bだったので、約10,000円。 -
天井から冷風が容赦なく吹いてきていた。
吹き出し口のつまみを回して止めた。
1か所つまみが回らなかった。また、つまみを回せた吹き出し口からもほのかに冷風が漏れていた。
つまみを回しても涼しめな室内だったので、長袖を着て調整。 -
古いがシャワーも併設。
床がビチャビチャになるので、要サンダル持参。
明け方に軽く浴びたが、その時もお湯は十分出た。 -
出発早々、車掌(?)さんが巡回して手早くシーツを敷いてくれた。
出発前に敷いちゃってれば楽なのにと思いつつ、目の前でクリーニング袋を破いて敷いてくれるのを見れる安心感はあった。
車両は古いが、衛生的に感じた。大切に使っているのが伝わってきた。 -
乗車前に買っていた「鶏とサバどっちも弁当」。
肉厚で脂ののった、焼き加減絶妙なサバが、めっちゃおいしかった!
鶏も良い感じだった。
というか、日本で弁当買うよりおいしかった! -
毛布&シャワー用バスタオル。清潔。
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クルンテープ・アピワット(バンコク)駅に、定刻より30分くらい遅れて到着。
14時間半の快適な旅路でした! -
クルンテープ・アピワット駅の構内はとても広かった。
円借款で建設されたらしい。将来的には高速鉄道のプラットフォームが設けられる計画らしいが、現在は長距離在来線とバンコク郊外を走るレッドラインのみ発着。 -
将来計画の一部のみの利用のためか、使われていない空間が結構あった。
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駅5番出口付近のトイレに、シャワーブース発見。
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20Bで10分のシャワートークンが買えた。
シャワーブースは、空港ラウンジのそれに似たレイアウトだった。
ただし水シャワーのみ。アメニティの類は無し。 -
シャワー近くにロッカーもあった。
キャッシュレス決裁のみ。クレジットカードで利用できた。 -
説明書き。日本語も併記されている。
操作画面も日本語が選択できた。6ケタ暗証番号を設定して、施錠。 -
レッドライン。
こちらも円借款で整備されたらしい。2020年の日立製作所製の車両だった。
加速度抜群! -
カンタンで犬に追いかけられた直後に、日本から持参した骨伝導イヤホンが動かなくなっていた(因果不明)。
バンコク市内のショッピングモールで、手頃な代替品を探した。
逸れっぽいものを発見。699B(約3500円)。
※購入から数日、いまのところ壊れていない。 -
タイ国鉄の長距離線には、eチケットのプリントアウトの他、アプリ画面・eチケットPDFで乗車できるらしい。
「紙チケット必須」という情報があったので準備していたが、時代は変わる。 -
変わると言えば、長距離列車の発着駅であるクルンテープ・アピワット中央駅が、とにかくデカい。
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大きな道路を挟んで、バンスー駅(元からあった駅)も健在。
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バンコクからラオス国境の街ノンカーイまで、またまた寝台移動した。
こちらも個室。
でも中国製の新しいやつ。 -
No.25列車、ノンカーイ行。
この列車のあとに発つ夜行列車のみ、ラオス国境を越える。
私は先のこの列車でノンカーイに向かい、乗り換えることにした。
実は乗り換え手配でちょっと焦っていた話は、noteに書きました。
https://note.com/shimittaka4152/n/nf3ef213ba574 -
個室貸切!
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静かに発車。
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大都会バンコクの夜景を遠くに観ながら北上。
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出発してすぐに、きれいなシーツを敷いてくれた。
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この車両もシャワー付きだが、昨日の車両に付いていたバスタオルは無かった。
ちなみに私は駅の水シャワーで行水済みだった。 -
シャワー専用のブース付き。
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ノンカーイ駅に定刻から20分遅れで到着。
こじんまりとした駅で、小さな売店とコーヒーショップがあるのみ。
ここで後続の国境越え列車を2時間待った。
だいぶ暇すると思っていたが、通信が繋がらなくなってしばらく焦っているうちに、時間が潰せた。
さて、新型寝台の感想をば。
部屋はとても快適だった。
ただし走行中ずっと、低周波の共鳴音が鳴りっぱなしだった。
(金属疲労とか大丈夫だろうか、、、)
車両から身体に伝わってくる類のものだったので、耳栓も「しないよりはまし」程度だった。
私は歩き疲れていたため寝落ちしたが、気になる方は要検討です。 -
ようやく通信復旧したので、乗車前に買っておいたバナナ2本と、コーヒーショップで買ったエスプレッソで朝食。
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乗ってきた列車着いたところ同じホームに、国境越え列車専用のイミグレがあった。
手続が始まる前に撮影(この先は撮影禁止)。 -
国境越え列車の2等寝台に乗車。
30分弱なので座席で構わないのだが、理由があって。
見覚えがある方もいるかもしれない。
この車両、旧国鉄の開放寝台です!
(シートが赤いファブリックに替えられている) -
こんな感じ
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この車両の「自動ドア」は向きが合っていた
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座席はこんな感じ
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ビエンチャン(カムサワート)駅に到着。
ここで入国カードを記入し「謎の20B」を払って入国した。
事前に20Bのことは情報収集していたが、何の20Bなのかは分からなかった。
【留意事項】
駅はビエンチャンの郊外、駅の周りには何も無し。
必然的に出待ちの乗り合いバンとかを利用するか、バスを待つことになる。
いずれも現金のみ、かつ両替所無し!
ただし、乗り合いバンはバーツが使えました!
鉄路での入国に際しては、少額のラオスキープ、もしくはタイバーツの少額紙幣を数百バーツ分持っておくと良いです。
なお、中老鉄道のビエンチャン駅は別物。
GooglemapやローカルライドシェアLOCAでVietiane Rail Stationと入力すると、中老鉄道のビエンチャン駅が検索されるので注意です。
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