【15】中国脱出31泊完遂！・ See you Bong・ハジャンの食事・全旅費用：27～31日目

2025/12/06 - 2025/12/10

中国脱出の最低必要日数は30日
出国日から入国日までカウントされるので
29泊30日が最低旅程となる
余裕を加味し31泊で脱出旅行を終了した

ハジャンは暖かくて過ごしやすかったが
道路沿いは、やっぱり土埃が舞っている

1度の登山と食事以外
11泊のほとんどをホテルの部屋で過ごした

退屈だったが、不思議なくらい欧米人が集まるBong Hostelというカオスを見れたのは貴重な体験だった


【 旅程 】(2025年)
11/09(日) 長沙→航路→昆明【泊】
11/10(月) 昆明→河口→Lao Cai→Muong Hoa【泊】
　　↓Chin Chin House/Muong hoa【泊】
11/20(木) サパ市街 Hai Dang Hotel【泊】
11/21(金) サパ市街 May Hon Hotel【泊】
11/22(土) 9km歩いてMuongHoa へ戻る
　　↓Chin Chin House/Muong hoa【泊】
11/27(木) →サパ市街 Sapa Centre Hotel【泊】
11/28(金) サパ市街 Mountain Restaurant【泊】
11/29(土) サパ市街 Mountain Restaurant【泊】
11/30(日) ハジャンに移動【泊】
12/01(月) ハジャン　【泊】
12/02(火) ハジャン　【泊】
12/03(水) 登山とビールとマッサージ【泊】
12/04(木) ハジャン　【泊】
　　↓
12/10(水) ハジャン　【泊】
12/11(木) ハジャン→ハノイ→長沙(中国)

エリア その他の観光地(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

帰国2日前(12月9日(火)) 16:00

スポーツバーでピザ・ビールしながら、ロビン達に連絡してみると…
20時まで仕事だと言う

よし！
ハジャンの最後に、Bongのカオスを全て見届けてやろう！

16:50
たくさんのバイクが既に戻っている
(昼間は、バイクも人もいない)

Bong Hostelのレセプションは道路沿いの1階

Bar、Loop後の受付(Tシャツを貰う)、男女共用トイレ兼シャワー、そして長距離バス待ちの人々は階段を降りた地階にいる
(道路沿いからだと地階だが、ここから外に出ると川沿いの路面)

既にごった返している

ロバートは1階レセプション

ロビンは地階受付で働いていた

この写真は18時頃で、客数はかなり少ない状態

17時過ぎから15分毎位で
『ハノイー！ハノイー！』
『ニンビンー！ニンビンー！』
『サパー！サパー！』
『カットバー！カットバー！』
…

と次々バス乗車の声がかかり、大きなバックパックを背負って欧米人が次々と外に出て行く

そしてこの時がメークドラマ…
彼らがここに集まる理由かもしれない

ホステルで出会った友人、Loopツアーで出会った友人、そしてこのバス待ちで出会った友人達とハグし、別れを告げて行くのだ…

この日見掛けたアジア系はたった2人
中国人男性(話して判明)と(話さなかったのでわからないが、日本人ではない)女性

見事に全て欧米かー！
ハジャンの欧米人は全てここに集まっているんじゃないかと本気で思う

私はネイマールと呼んでいた
彼もボランティアを経てハノイに旅立つ

左手の女性はハナ/ポーランド(ボランティア)
首に掛けている組み紐 の・ようなもの
彼女は10分で編み上げてしまう
日本好きで訪日1回、日本の田舎・白川郷がお気に入り

こうして、皆夜行バスで旅立って行くのだ

ハノイまで6時間、サパも6時間、ニンビンは7～8時間、カットバ島はバスごと船に乗るから12時間位だろうか…(もちろん私はニンビンもカットバ島も経験済)

でも何故？　何故夜行で行く？
深夜0時～2時頃到着だろう…
昼便で行く方がいいんじゃないか？
(私は9時発のハノイ行に乗る)

ロビンと話してみた…
『深夜でもチェックイン出来るホステルを予約していると思う。夜行で1泊費用を浮かせる気かもしれない』

だが…

Bong Hostelでの長距離バス価格を聞いてみると
ハジャン→ハノイ(Cabin)：400k

私のホテルでは350kで売っているのだ…


Bong Hostelはドミも個室も私のホテルより高い

なのに、世界中からこんなにもバックパッカーが集まってくる

彼らは、値段でBongに来るわけじゃない…

20時
夜行バスの出発も終わり
彼らの本日の業務が終了した

そして、20時～21時がハッピーアワーだという
一般的にハッピーアワーは夕方早い時刻だが

これはもう彼らボランティアのためのハッピーアワーと言えるだろう^_^

buy 1 get 1
彼らは10kで2本ゲット
私はちゃんと20k払う

21時～
ロバートが『プール(バー)に行こう』という

私はてっきり2階にビリヤード台があるんだろうと思い、10分程オーバーしたハッピーアワーを頼み込んで2本ゲットしたのだが…

なんと、別の店に行くのだ

ずっと話していたハナの他に
女性(ボランティア)2人も加わった

名前や国も聞いたのだが…
忘れてしまった…(-_-)

私は既に、夕方16時からスポーツバーでピザ・2ビール
17時頃～
Bongで5本、ここに持込みで2本
合計9本飲んでいた。。。

23時半…
彼ら若者の宴は続くが、私は帰る

ハジャン…
多分、もう来ることはないだろうが
記憶に残る旅だった

ハジャン11泊で見つけた私のお気に入り

【1：Beer】
ベトナム渡航10回、述べ66日(今回の31泊を除く)で
初めて出会った気がするのが

『GOLD STAR LIGHT(alc4.3％)』

サパとハジャンでは、13店の飲食店に行ったが、あったのは
『Bong Hostel』のみ(20k)

これはうまい！　私の好みだ

light系・IPA好きにはおすすめ

【2：Seafood】(4回利用)
『HAI SAN HAI PHONG』

私のお気に入りは
「手長海老/Grilled」

重量秤り売りで、5匹で126kの時↑↑と

5匹140kの時があった↑↑

「Seafood pottage(粥)」(70k) もおすすめ
結局3回食べた

具(海鮮)だくさんで全体量も多い

『Seafood Fried Rice』(100k)は大食漢向け

ここまでパラパラにする必要あるか？　ってほどのパラパラで具(海鮮)だくさん

量は日本の2倍はある

【3：Local food】(7回利用)

ここが一番多く通った店
『DT Quan』

「Rice Noodle Soup」(35k)
シャキシャキもやしは好きだが…

実は私は練り物が好きじゃない
出て来たら仕方なく食べるが
(おでんとか)自ら頼むことはない

「Nem Lui」(90k)

普通…だな
ビールのアテには量が多過ぎる

この店のコーヒー(ブラック)はこれだけ…(20k)

これじゃ私はビール(20k)を選ぶよな

ベトナムはコーヒー、ティー、ジュースよりビールが安いのだ

この店のメニューはこれだけ

「Rice Noodle Soup」は前述の通り、練り物や肉がたくさん入ってる

練り物・肉無しのNoodle Soupが食べたくて

写真右下の
「Rice Noodle Veggie」(30k)
を頼んでみた

肉無しの Pho だと思ったのだが…

これだった…(-_-)

あちゃ～、私は汁ものが好きなんよ…


ところが、これがうまかった！！

この店でうまい！　
と思ったのは実はこれだけだ

米麺に細かく刻んだ具(豚肉等)が乗って、その上に玉子焼きが被せてある

一緒に来た黒いスープ(甘じょっぱくて酸味もある)をかけて混ぜて食べた

冷やし中華の感じ、これは私の好みだった

特段、好みの物があるわけでもないのに、朝に夕に7回も通った理由は、このプリンセスたち

かわいいよなあ、無駄なお喋りしなくていいし
一度はケーキ🍰も渡して手懐けてるし
(事前に子供達にケーキ買ってきていいか？とお父さんに確認して)

せっかくのツルパワー折り紙教室
でも、妹は？
妹は調理場の床で毛布に包まって寝てました

いつもビール(20k)を2～4缶飲む

つまみが欲しいがたくさんは食べられない

それで
3回はNem Luiの半量(つくねと紫蘇のみ)を半額(45k)で出して貰っていた

【4：Bún Chả Tân Sơn】(4回利用)

ここは、あのフランス組が「行こう」と言わなかったら、私が行くことはなかった店だ

計4回行った

1度目はフランス組と行って
『Bun Cha』を食べた

スープに入っているつくねがとてもうまかったので、私は再訪して、つくねスープをお代わりした

この2回はいずれも夕方17～18:30頃だった
(電気が消え、人気・やる気のない店内)

3度目は平日11時に行ってみた
スープ鍋がぐつぐつ湯気を上げ、店頭の調理場も活気があった

私の顔はもう覚えられている
英語は通じないので、壁のBun Cha つくねの写真を指差す

お母さんが白い米麺を手にして
「これはいるか？」
と手話で聞いてきた
前回私はつくねスープを2杯食べて、米麺は食べなかったからだ

今日は朝食なので「食べる！」と手話で返す


すると？

出て来たのがこれ…(-_-)

あちゃ～、なんでこうなるの？

私は、つくねBun Chaが食べたかったのよ


ところが、これがめちゃくちゃうまかった！！

あえて、掘り返した写真がこれ

Bun Chaはつけ麺だから、どうしてもスープ温度が下がってぬるい

一方、これはラーメンのように煮込んであるからアツアツ！(これは高得点)

一口大の具(豚肉、つくね、野菜、トマト…)がたくさん入っている
ホロホロに煮込んだ骨付牛肉も入っていた

この店の肉は、何故こんなにおいしいんだ？

いや、日本のように普通においしいのだ

中国やベトナムの肉は、硬くて匂いが強い時があるので私は好きじゃない(だから、濃い目の味やスパイシーで匂いや味をごまかしていると思う)

そして、なんと、メンマ(写真)が入っていた！！

これは感動ものだったわ(T_T)

とにかくうまかった
スープもぜ～んぶ完食～＼(^o^)／


いくらだろう？
店員のおばさんが手話で45と示した

すると、横のお母さん(オーナー)が、○○○○○

店員は50k札を私に示した

Okay 50kを払う

たーくさん具が入っていたから、もしかすると5k分プラストッピングだったのかもしれないし、まあ外国人価格だろうか

それにしても、これは何という食べ物なんだ？

4回目は、朝9時に行ってみた

昼時と同じく具材もたくさん並んでいる

私はお母さんに前回の写真を見せて

『これこれ！』

『オッケー』

スープもぐつぐつ熱々だ
骨付牛肉が横に取り出してあった

豚骨スープの匂いはしないので、牛骨スープだと思う

客も多い

…と運ばれて来たのは

明らかに、具材サービスし過ぎだろう？

やっぱりうまい！…

少女の胃の私にはキツかったが完食


私はこの日、2つの疑問を解決した

(お母さんの)娘さんがいて、英語を話せたのでこの名前を聞いたのだ

『ブンチャコン』だと言う

（Bun Cha Con）かな？

もう1つの疑問は、この野菜

いつも付け合わせには
紫蘇、レタスとこの野菜が付いてくる

よ～く観察しても、よ～く味わってもわからない

知らない野菜なのだ…

でもシャキシャキしてとても好きだ

娘さんが、これだと教えてくれた

これは日本人は知らんよな

『ラオバナナ』と言っているが…

グーグルレンズで調べると
これはバナナの花の部分で内部は筍のようになっていることがわかった

下記サイトに花や内部の写真が載っている（日本語ブログ）

https://grapee.jp/1927511


これにて、中国脱出旅行は終了

明日(12月11日)はハノイに行って、そこから長沙行の中国南方航空に乗る

入国カードにON LINEも導入されたようだ

まあ、それよりも入国時だな
13日(土)が近いし
金曜日中に、こうあんで再入国手続きを終えたい

【30泊脱出用の所持物】
微信・VISA・UNIONデビットカード
中国元cash(3,500元/ 70,000円)
米国＄cash(500＄/ 77,500円)
ラオス・タイの少量cash

【中国国内：1泊】
長沙→昆明 航空券：494元/9,880円/微信
空港→市内交通費：25元/500円/微信
昆明ホテル1泊：75元/1,500円/微信
昆明食費：50元/1,000円/微信
昆明→河口北高鉄：96元/1,920円/微信

------------合計（1）＝ 746元/14,920円

【ベトナム国内：31泊】
（元→VND 11/10時公定ﾚｰﾄ:3,690）
1500元→5,625k(11/10 河口国境ﾚｰﾄ:3750)
2,000元→7,286k(11/20 サパ銀行ﾚｰﾄ:3643)

（＄→VND 11/28時公定ﾚｰﾄ:2,633）
100$→2,630k(11/28 サパ両替屋ﾚｰﾄ:2630)
100$→2,680k(12/03 ﾊｼﾞｬﾝ両替屋ﾚｰﾄ:2680)
100$→2,680k(12/07 ﾊｼﾞｬﾝ両替屋ﾚｰﾄ:2680)

-------------両替合計（2）↓
3,500元/70,000円+300$/46,500円=116,500円
（ベトナム出国時残高=1,341k/7,937円）

ハノイ→長沙 航空券（3）：21,957円/VISA

【中国1泊・ベトナム 31泊 総合計】
(1)＋(2)＋(3)＝153,377円
（VND残高=1,341k/7,937円）


【在中国・在他国 履歴】
2015 中国16・他国349(335,14)
2016 中国125・他国240(198,2,6,20,14)
2017 中国220・他国145(117,7,21)
2018 中国279・他国86(15,6,44,18,3)
2019 中国336・他国29(9,5,15)
2020 中国343・他国22(22)
2021 中国365
2022 中国365
2023 中国336・他国29(12,17)
2024 中国333・他国32(12,20)
2025 中国306・他国59(11,16,32)
★連続出国30日以上は、2025年の32日となった

【総括】

ChinChinHouse(76k)の宿泊費は別格として
Ha Giang(159k)の宿泊費は、Sapa、Lao Cai、Dien Bien Phu、Bac Ha、Cao Bangに比べても圧倒的に安く居心地もいい

更に
Beer：Sapa,Black Muong/30k、Ha Giang/20-25k
Pizza：Sapa/200-250k、Ha Giang/100-220k
Pho：Sapa,Black Muong/45k、Ha Giang/30k
Massage/Full Body oil 60分/90分：
Sapa/300k/450k、Ha Giang/250k/350k
（Ha GiangはHot Stone付、技術も上）

気候：(最高気温)
Sapa：標高1600mでとても寒い11～15℃
★市街～南部(黒モン族村方面)へ行く道は建物・山肌工事中だらけで酷い土埃が舞っている(マスク必須)

黒モン族村：標高(100m) 16～20°C
11/10-15は霧/少し寒い
11/16-11/22は曇・雨1/寒くない
11/23-11/27は晴/ぽかぽか

Ha Giang：標高(80m) 19～24°C
11/30-12/5は晴/ぽかぽかで暑いほど
12/6は曇一時雨/寒くはない
12/7-12/10は曇/寒くはない
★サパほどではないが幹線道路は土埃が舞っている(マスク使用がbetter)

【結論】
チュー公さえいなければ、黒モン族村ChinChinHouseが一番よかったね